はじめまして 介護ラボ・kanalogのカナです。 社会人経験を10年以上経て、現在介護の専門学校に通う2年生です。 介護にかかわるあれこれを書いていこうと思っています。 よろしくお願いします♪
【①ケーススタディ7:空き家・空きビルの福祉転用】福祉転用が注目を集めている理由 vol.778
1.福祉転用とは。現在、全国各地で使われなくなってしまっている空き家が急増しています。このような貴重な地域資源を福祉用途に転用することは、高齢者や障害者の生活環境の改善に大きな期待が出来ます。しかし、福祉転用は簡単なことではなく、多くな課題が存在します。そこで、福祉転用の概要や実際の進め方についてまとめていきます!!
【❹ケーススタディ6:地域共生社会】生涯活躍のまち、輪島KABULETの4棟 vol.777
(1)交流拠点棟:交流拠点棟は、温浴施設「三の湯・七の湯」のある建物で、民家2棟に木造、鉄筋造の増築部分を加えて交流の核を形成しています。 この棟は、温泉施設、足湯、食事処(障害のある人の就労の場として活用されている)、放課後デイ、住民自治室、生活介護などがあり、地元住民から観光客まで、様々な人を受け入れています。建築基準法上は、公衆浴場(鉄筋増築部分)、事務所(木造3階建ての3階部分)、
【❸ケーススタディ6:地域共生社会】生涯活躍のまち輪島KABULETの特徴 vol.776
1⃣生涯活躍のまち、輪島KABULETの取組み。地域での支え合いは、高齢者や障害者など、立場の違いを超えて広がろうとしています。(1)地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律。2021年(令和3年)4月施行の『地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律』では、地域住民の多様な支援ニーズにきめ細やかな対応を行うため、従来の「子どども」「高齢」「障害」「生活困窮」
【❷ケーススタディ6:地域共生社会】認知症高齢者が地域活動を行う際の4つの要件 vol.775
1⃣認知症高齢者の活躍。地域の支え合いの担い手は、要介護の高齢者にも広がり始めています。よく知られた実践としては、男性の認知症高齢者が有償ボランティアとしてデイサービス時間中にカーディーラーで洗車をしたり、地域でチラシのポスティングなど…社会参加活動に取り組む例として、東京都町田市の「DAY BLG!」:期間限
【❶ケーススタディ6:地域共生社会】介護予防・住民主体の支え合い vol.774
1.介護保険の介護予防・日常性生活支援総合事業。今回は、事例として「地域共生社会・支え合いの地域づくり 」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣介護保険の介護予防・日常生活支援総合事業による住民主体の支え合い、2⃣認知症高齢者の活躍、3⃣生涯活躍のまち、輪島KABULETの取組み①
【⑥ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】活動を継続するためには? vol.773
1⃣まとめ。川上さん(愛甲原住宅で住民参加福祉を主導していく人物)は、地域の人から相談を持ち掛けられ、自分に何ができるのかを真剣に考え、ネットワークを駆使して、必要とされる活動や事業の基盤整備を行いました。「なるべく大勢で関わってつくる」参加型福祉を実践するため、まちづくりの勉強会を立ち上げて住民で知恵を出し合
【⑤ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】「風の丘」の機能や特徴 vol.772
1⃣地域密着型複合施設「風の丘」は、戸建て住宅地に溶け込む木造2階建てで、内装も気をふんだんに用い、あくまでも普通の住宅らしい雰囲気を大切にしました。玄関の石碑には、この土地を提供してくれた津﨑納子さんの、「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたい」という言葉が刻まれています。
【④ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】住民から土地の提供を受ける vol.771
1⃣経緯3:「風の丘」開設に向け(1)「信頼できる人とこの地で暮らしたい」と住民から土地の提供を受ける。前回の「デイ愛甲原」のオープンから1年後、利用者の家族が、「知人が沢山いて、母が喜んで通っているデイ愛甲原に、小規模多機能ホームを作って欲しい」と、資料を持って川上さん(愛甲原住宅で住民参加福祉を
【③ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】通所介護事業の開設 vol.770
1⃣「デイ愛甲原」開設(通所介護事業所):福祉のまちづくり勉強会で実施した住民アンケートで、「このまちで最後まで暮らしたい」という意見が出されました。川上さん(愛甲原住宅で住民参加福祉を主導していく人物)は、ミニデイサービスの利用者や、介護が必要になって愛甲原住宅を出て行かれる姑の知人の様子を見て、みな同
【②ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】住民主導の福祉 vol.769
1⃣住民主導の福祉の胎動(1)「伊勢原ホームサービス」を立ち上げるまで:川上さん(愛甲原住宅で住民参加福祉を主導してきた)は、子どもの幼稚園入園を契機に夫の両親と同居するため、高森台に移り住みました。その時、姑から「ここでは、ご近所付き合いは挨拶程度にして、上がり込んでのお茶のみはなしね、立ち入らないこと。ただし、
【①ケーススタディ5:地域密着型・有料老人ホームの開設】対象ケースの概要 vol.768
1.地域密着型有料老人ホームの開設。今回は、事例として「地域密着型有料老人ホームの開設」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣対象ケースの概要 2⃣経緯1:住民主導の福祉の胎動、3⃣経緯2:「デイ愛甲原」開設、4⃣経緯3:「風の丘」開設に向け、5⃣地域密着型複合施設「風の丘」、6⃣まとめとなっています。今回は、
【❼ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】開設までのスケジュール vol.767
2.まとめ:2009年(平成21年)の厚生労働省告示の改正により、それまで知的・精神障害者のみが対象とされていた「障害者自立支援法」(現「障害者総合支援法」)に基づくグループホームに、身体障害者も入居できるようになりました。 しかし、本ケースが示す通り、身体障害者には、浴室、脱衣室、トイレなどに特別の配慮が必要であり、入居可能なグループホームかどうか、
【❻ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】ヘルパーの確保と食事の課題 vol.766
1⃣評価と新たな課題(1)開設直後の状況と問題点:工事は2006年(平成18年)1月から始まり、同年5月には竣工、竣工とほぼ同時に開設しました。入居者は、開設後ただちに毎日グループホームで過ごすということにはならず、初めは週に数日間、その後毎日グループホームで過ごすというように、徐々にグループホームでの生活に
【❺ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】資金計画(設備資金/内訳) vol.765
2.課題への対応31⃣用地決定まで:要望の取りまとめと平行して、グループホーム用地選定が本格化しました。都内で土地を購入し建物を建設する場合、一般的には多大な費用負担が生じます。そのため、まず行われたことが借地探しです。この過程で非常に条件の良い候補地が見つかり、他の候補地探しと並行して半年ほど協議・
【❹ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】設計に求めた3つの要望 vol.764
2.課題への対応21⃣開設者が設計に求めた3つの要望。グループホームの建築に際し、介助の面からOさんが建築士に求めた要望は次の3点になります。(1)浴室。入居者には脳性麻痺の症状の1つである、手足の不随意運動が強い人もいるため、手足が突っ張った状態でも入浴できる、十分に広い浴槽が求められました。
【❸ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】入居者・設計士の選定 vol.763
2・課題への対応1⃣制度の概要。これから、東京都における「重度身体障害者グループホーム」の概要について書いていきます。東京都の「重度身体障害者グループホーム」 は国制度(法律)ではなく、東京都の独自要綱によるもので、運営は東京都により支払われる年間約1,400万円の運営費によって行われます。
【❷ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】東京都の設備基準 vol.762
1⃣3つの課題の検討(1)課題1に対する対応:介助者の不在。親と離れた場所で、ヘルパーによる介助を利用しながら暮らす訓練のため、2001年(平成13年)より、自宅近辺に2LDKのアパートを借り、Kさんと同じ作業所に通うLさんや知人・友人を含めた4組の家族で、障害を持つ子どもたちとヘルパーとの体験生活を開始しました。
【❶ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】3つの課題 vol.761
1.重度身体障害者・グループホームの開設。今回は、事例として「重度身体障害者・グループホームの開設」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣対象ケースの概要、2⃣課題の把握、3⃣課題の検討、4⃣課題への対応1・2・3、5⃣評価と新たな課題、6⃣まとめとなっています。今回は、「1⃣対象ケースの概要」と「2⃣課題
【④ケーススタディ3:脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修】今後のフォローアップ vol.760
1⃣評価と新たな課題(1)改修後の結果。Fさんは、居間の一角の畳スペースを大変気に入り、よく友人に来てもらうようになりました。Fさんを1人ぼっちにさせずに、友人にも来てもらえる部屋を設けたことで、昼間に寂しい思いをすることもなくなりました。また、週に2回通っているデイサービスでも友達ができたようで、家族が一番心配していたFさんの精神面での落ち込みは、解決することが出来ました。
【③ケーススタディ3:脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修】介護保険制度の利用 vol.759
1⃣課題への対応(1)建築会社・工務店との折衝。福祉住環境コーディネーターとして、大方のプランニングができた段階で、実際に工事をしてもらう工務店の人と現場に同行してもらい、「できること、できないこと」の確認をしました。幸い、和室とダイニングキッチンの間仕切り壁は問題なく撤去できるらしく、スムーズな動線の確保はできることになりました。
【②ケーススタディ3:脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修】4つの課題と対応策 vol.758
1⃣課題の把握2(1)主な4つの課題。前回に書いた、ヒアリングを行ったことにより見えてきた主な課題のポイントは下記の4つになります。◉課題1:居室の雰囲気の維持:1階にある部屋は、ダイニングキッチン以外には1部屋のみで、ベッドを置いてしまうと病室のようになってしまうことをFさん自身が躊躇しています。居間の雰囲気を
【①ケーススタディ3:脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修】ヒアリングで課題の整理 vol.757
1.脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修。今回は、事例として「脳梗塞による障害を持つ高齢者の住宅改修」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣対象Fさんのケース概要、2⃣課題の把握1・2、3⃣課題の検討、4⃣課題への対応、5⃣評価と新たな課題、6⃣まとめとなっています。今回は「1⃣対象Fさんのケース概要」と
【❺ケーススタディ2:障害者の転居先の改修】工事結果の7つの評価 vol.756
1⃣評価(1)転居先住宅の工事の実施。設計・工事監理と各職種間のコーディネーションは建築士Eさんが行いました。既存住宅を改修した工務店は、マンション改修の経験も豊富で、一級建築士、一級建築施工管理技士と福祉住環境コーディネーター1級を併せ持つ人が施工管理を行いました。高齢者、障害者を対象
【❹ケーススタディ2:障害者の転居先の改修】改修の6つの問題点 vol.755
1⃣課題への対応2。設計士Eさんによる複数案が提案され、検討がすすめられました。(1)転居先住宅の改修❶改修の6つの問題点:床材がスラブ直接施工で、かつ、防音フローリングになっているので不陸(凹凸がある、水平でないこと)があり、床暖房の敷設には既存床材を剥がす必要がある。新規床下地に床暖房と床材を張ると、
【❸ケーススタディ2:障害者の転居先の改修】制度の利用(日常生活用具給付等事業) vol.754
1⃣課題への対応1(1)制度の利用。日常生活用具給付等事業の小規模住宅改修をトイレ1の改修に、屋内移動設備をリフトの設置にあてることになり、給付申請を行いました。(2)PT(理学療法士)、CW(ケースワーカー)の対応:PT・理学療法士は、車椅子の判定を行い調整をメーカーに依頼しました。
【❷ケーススタディ2:障害者の転居先の改修】プランニングのポイント vol.753
1⃣課題の検討。一般的に築年数が長い木造住宅はリフォームや改修を行うとき、床下や壁を剥がすと思わぬところで雨漏り・水濡れや腐食・蟻害などが発見されることがあり、工事範囲の確定が難しいケースが多いです。Cさんと母親は、この住宅に長くは住み続けられないことを理解していて、いずれは建て替えるか、
【❶ケーススタディ2:障害者の転居先の改修】築45年の戸建住宅からマンションへ vol.752
1.築45年の戸建住宅からマンションへ(障害者の転居を見越した改修及び転居先の改修)。今回は、事例として「築45年の戸建住宅からマンションへの転居」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣対象Cさんのケース概要、2⃣課題の把握、3⃣課題の検討、4⃣課題への対応、5⃣評価、6⃣まとめとなっています。今回は
【④ケーススタディ:住宅編(脳性麻痺のある子ども)】リフト設置後の2つの課題と3つの変化 vol.751
1⃣評価と新たな課題。リフトの助成制度の申請が済み、新築工事が着工されました。その後順調に工事は進み、約半年後、いよいよ新居の引っ越しが決まった前日にAさんは誤嚥性肺炎にかかり入院してしましました。約1週間の入院後、退院時には夜間のみ人工呼吸器を使うことになりました。また、入院中に胃ろうの増設の手術を行ったため
【③ケーススタディ:住宅編(脳性麻痺のある子ども)】リフト設置計画における3つの配慮 vol.750
1⃣課題への対応(1)建築会社、リフトメーカー代理店への指示。前回、Aさんの母親は、プラン①の「1本レールシステムによる空間移動プラン」を選択しました。その後、福祉機器センターで相談し、約3か月後、自宅付近に土地を見つけることができたAさんの両親は、さっそく建築会社と打ち合わえを行いました。福祉住環境コーディネーター
【②ケーススタディ:住宅編(脳性麻痺のある子ども)】課題の検討・3つのリフト案 vol.749
1⃣課題の検討。介助用のリフトは、車椅子からベッドへ乗り移る移乗の時や、浴室の洗い場から浴室に入る時など、主に移乗時の負担を軽減するための福祉用具なります 今回は、Aさんの実情を踏まえたリフトの導入に関するプランニングのポイントとプランの選定結果、理由について書いていきます。◉転居前の状況・環境
【①ケーススタディ:住宅編】脳性麻痺のある子どもがいる家族の転居 vol.748
1.脳性麻痺のある子どもがいる家族の転居。今回は、事例として「脳性麻痺のある子どもがいる家族の転居」について書いていきます。全体の流れとして、1⃣対象Aさんのケース概要、2⃣課題の把握、3⃣課題の検討、4⃣課題への対応、5⃣評価と新たな課題、6⃣まとめ となっています。今回は「1⃣対象Aさんのケース概要
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