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介護ラボ・kanaglog@日日是好日 https://kanalog-kaigo.com/

はじめまして 介護ラボ・kanalogのカナです。 社会人経験を10年以上経て、現在介護の専門学校に通う2年生です。 介護にかかわるあれこれを書いていこうと思っています。 よろしくお願いします♪

カナ
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2020/07/25

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  • 【障害者のADL】リハビリテーションの段階と障害受容について vol.170

    1.障害を持った時期に起因した特性。障害には様々な種類があり、障害によってADLの問題が異なるほか、障害そのものに対する認識やリハビリテーションの内容も異なってきます。これから、障害者の身体的・心理的特性をまとめていきます。1⃣先天的障害と後天的障害❶先天的障害、生まれる以前の胎児の段階、及び周産期(妊娠満22週から出生後満7日未満の期間)に生じた障害のことを言います。・原因を特定できる場合

  • 【健忘と認知症の違い】高齢者の危機感を和らげる3つの方法 vol.169

    1.高齢者の心理。高齢者は、身体的に機能が低下しているだけではなく、精神的な機能も変化しており、福祉住環境整備を考えるうえでそれを知ることは大切なことになります。これから高齢者の心理及び精神特性をまとめていきます。1⃣高齢者と中年者の心理の違い❶50歳~64歳の中年者・良いライフイベント:自分の昇進や再就職、子どもの入学・就職・結婚、孫の誕生、子どもとの別居など。・悪いライフイベ

  • 【廃用症候群】老化とは?高齢者の身体的特性について vol.168

    1.加齢に伴う身体的特性。高齢者は、加齢に伴う身体的特性の低下により、様々な疾患障害を持つようになります。福祉住環境整備を考えるうえで高齢者の身体的特性をまとめていきます。1⃣生理機能の低下。加齢に伴う心身の生理機能の低下を「老化現象」といいます。一般的には、次項のような機能の低下がみられます1⃣腎・肺機能などの低下:30歳代を100%とした場合、糸球体濾過率は80歳代で約60%

  • 【地域包括ケアと地域リハビリテーション】IL運動とは?? vol.167

    1.地域包括ケアとは。高齢者や障害者が住み慣れた地域において、充実した自立生活を送れるようにするための「地域包括ケア」「地域リハビリテーション」についてまとめていきます。1⃣「ケア」の意味❶狭義:「介護」、すなわち「身の回りのお世話」の意味である。❷キュア(治療)の対語:生活習慣病など慢性疾患や障害を持って生きている人たちに求められる「病や障害と付き合いながら生活していくためのケア」

  • 【QOL】高齢者リハビリテーションの3つのモデルと自立支援 vol.166

    1.疾病や障害の予防。高齢者や障害のある人が地域で「主体的な生活」を送れるように支援するために必要な、状況に応じた適切なリハビリテーションの基本的な考え方とその進め方についてまとめていきます。1⃣1次予防「1次予防=健康増進と疾病の予防」日本人の死因の上位を占める、「がん」「心臓病」「脳血管障害(脳卒中)」の対策とこれらの原

  • 【②聴覚・言語障害3つのタイプ】原因疾患と日常的な対処法について vol.165

    1.言語障害とは。言語の動きの1つはコミュニケーション手段であるため、言語に障害が生じる人との意思疎通に不自由が生じます。昨日に引き続き、「見えない障害」である言語障害の特性をまとめていきます。話し手の脳の中で言葉を組み立て、脳から発生発語器官へ運動が指令され、発生発語器官が動いて発語する過程と、発声が空気を伝わって聴き手の耳に入った言葉が脳に伝えられ理解される過程の2つがあります。 言語障害は、

  • 【①聴覚・言語障害とは?】特性の理解と生活上の不便不自由なこと vol.164

    1.聴覚障害とは.聴覚とは?空気の振動によってできた音波が耳で受容され、蝸牛で電気信号に変換され、聴神経を通って大脳に伝えられ、音として知覚される感覚のこと。この経路のどこかに機能低下が生じると、聴覚障害(難聴)が起きます。聴覚の経路は、音の振動を蝸牛に伝える「伝音系」と、音を電気信号に変えて脳に伝え認知する「感応系」に分けられ、前者の障害による難聴を「伝音難聴」、後者を「感音難聴」といいます

  • 【②視覚障害の3種類】視野障害と福祉住環境4つの整備 vol.163

    1.生活上の不便・不自由。視覚障害は全盲の人と思われがちだが、残存視力のある人が多いです。視覚障害者の不自由を理解し、全盲の人への配慮と同時に、残存視力の有効活用にも十分配慮した福祉住環境整備についてまとめていきます。1⃣視力障害。文字を書いたり、読んだり、また人の顔が分からなかったりすることに不自由さを感じます。また、照明の暗い場所やコントラストの小さいものは見えにくくなります。

  • 【①視覚障害とは?】視力・視野障害の原因疾患4つについて vol.162

    1.視覚障害とは。視覚とは、光を感知し、外界の物体の形や色、明るさ、動き、位置などを認識する感覚です。外界からの光は、角膜→瞳孔→水晶体を通って硝子体に入り、網膜の黄斑で像を結びます。これを電気信号に変換、視神経から大脳後頭葉の視覚中枢に伝えられ、連合野を介して情報処理され、視覚情報として認識されます。この経路の一部が障害や損傷を受けて生じた視力低下や視野欠損などを「視力障害」といいます。

  • 【③内部障害】肝臓機能障害、内部障害の在宅療法と医療機器 vol.161

    1.肝臓機能障害1⃣特徴と原因。肝臓は吸収した栄養分の分解・合成・解毒作用など生命維持に欠かせない働きをしているが、その肝臓の機能が障害を受けて正常に機能しなくなった状態を「肝臓機能障害」という。肝臓は再生力の強い臓器の為、治療や治療が可能なことが多いが、重症化すると難しくなる。さらに強い全身倦怠感や有痛性痙攣により、日常生活に影響が出てくる。

  • 【②内部障害】腎臓機能障害、小腸・直腸・膀胱障害、HIVについて vol.160

    1.腎臓機能障害 1⃣特徴と症状。腎臓は生体内で生成された老廃物を体外に排出する器官で、血液を濾過してその老廃物を尿として生成することで、血液を一定の状態に保つ働きをしています。「腎臓機能障害」とは、何らかの原因によって腎臓がその機能を失い、生態の恒常性を維持できなくなった状態で、急速に生じた場合を「急性腎不全」、数カ月ないし数年かけて持続性の機能不全に陥ったものを「慢性腎不全」と言います

  • 【①内部障害】心臓機能障害、呼吸器機能障害について vol.159

    1.内部障害とは。身体障害者福祉法による定義では、内部障害とは、「心臓、腎臓、肝臓、呼吸器、膀胱もしくは直腸、小腸又はヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能障害」の7つの障害の総称であり、日常生活が著しく制限されると認められるものをいう。内部障害は、ADL(日常生活動作)もIADL(手段的日常生活動作)も、時間をかければ1人で出来る人が多いため、外部からは分かりにくいが、対象者は不安や

  • 【③認知・行動障害】知的障害の4段階、精神障害の3分類について vol.158

    1.知的障害1⃣知的障害とは(4段階)❶知的機能が明らかに平均より低く(知能指数(IQ)70以下)、適応技能に問題、18歳以前に発症という3つの特徴がある。❷知的障害の程度は、「軽度」「中度」「重度」「最重度」の4段階に分類される。❸知的障害の原因としては、染色体異常(ダウン症候群など)、先天性代謝異常、出産前後の感染症、異常分娩、出生後の高熱の後遺症などがある。しかし、原因不明の場合も多い

  • 【②認知・行動障害】発達障害(AD・ADHD・LD)とは? vol.157

    1.自閉症(AD)1⃣自閉症の3つの特徴。社会性の能力の障害➡対人・社会面で適切で相互的な関係を作ることが困難。コミュニケーション能力の障害➡言葉の理解が遅れ、相手との相互的な意思疎通を図ることが困難。想像力の障害とそれに伴う行動障害➡思考や行動の柔軟性の発達が未熟で、こだわりが強い。自閉症のとらえ方とは?かつては親の育て方の問題と言われていたが、近年は脳の機能障害と捉えられるようになった

  • 【①認知・行動障害】高次脳機能障害とは?福祉住環境の4つのポイント vol.156

    1.高次脳機能障害とは?大脳が担う機能のうち、「注意」「言語」「思考」「認知」「推論」「学習」「行為」など複雑な精神活動を高次脳機能と言い、脳血管障害や交通事故などによる外傷性脳損傷、低酸素脳症、脳炎、脳腫瘍などが原因で脳に損傷を受け、それらの機能が障害された状態を高次脳機能障害という。1⃣9つの症状。高次脳機能障害の9つの症状とは❶注意障害・1つのことに長時間集中できず、気が散りやすい

  • 【ユニバーサル社会とは?】少子化・高齢社会の影響について vol.155

    1.少子化と高齢社会の影響。急速に進んでいる少子高齢社会がどのような意味を持っているのかをよく理解することが大切である。1⃣少子化の影響❶生産年齢人口の減少。少子化の進行により将来的に生産年齢人口が減少した場合に、経済的な生産能力への影響は避けられない。❷個人・地域への影響。個人が結婚や出産を希望してもその実現が難しくなり、地域では担い手・後継者不足により地域社会の維持が難しくなる。

  • 【人口減少社会の4つのポイント】高齢社会対策大網3つの考え方 vol.154

    1.人口減少社会から見た社会構造の変化。少子高齢化とは?高齢者人口(65歳以上)の増加と年少人口(0~14歳)の減少とが、同時並行で進む現象のことを少子高齢化という。1⃣人口減少社会の到来の4つのポイント。4つのポイント❶我が国の総人口。2017年に1億2.671万人となり、2016年(1億2.693万人)に比べて、約22万7千人減少した。以後も減少傾向が続くものと推定されている。❷年齢別構

  • 【高齢期の暮らし方】ライフスタイルの多様化と家族形態の変化 vol.153

    1.家族形態の多様化1⃣多世代同居の大家族。我が国の伝統的なライフスタイルの代表格。第一次産業(農林水産業)を営む家族に多くみられ、都市部では二世帯住宅も見られた。産業構造の変化に伴い、家族のライフスタイルは多様化し、かつての大家族の一体感は薄らぐ傾向にある。ライフステージとは?「幼年期」「児童期」「青年期」「壮年期」「老年期」などのそれぞれの人生の段階のこと。「新婚期」「育児期」

  • 【介護保険で利用できる6つの住宅改修】妊婦・子供に対する配慮 vol.152

    1.清掃・洗濯。家事動作は日常生活を円滑に維持していくために必要な生活行為であるが、高齢者や障害者には身体的負担も大きく十分に出来ない場合もある。加齢の進行や障害などによって意欲が低下した場合には、住環境整備を検討する。雑巾などでの拭き掃除は、長柄付きのペーパーシートを用いるなどして、立ったままで出来る拭き掃除に変えるだけでも掃除動作が容易になる。大きな洗濯籠を持って階段を昇降するこ

  • 【❸ADL ・福祉住環境整備】キッチン・居室・寝室について vol.151

    1.キッチンの整備1⃣配置❶長時間の立ち仕事や無駄な移動をしなくて済むよう動線に気を付け、流し台・調理台は、出来る限りコンパクトにまとめる。❷キッチンと食堂は、壁や建具で仕切らず、ハッチやカウンターにすると、適度に視線を遮り作業も座って出来る。ハッチとは?壁の両側から物品の受け渡しが出来るよう設けられた小開口などをいう。2⃣調理台。寄りかかっても支障がないように、寄りかかりバー

  • 【150日(記事)達成!】前回の100記事から変わったこと vol.150

    1.ブログの毎日投稿。ブログを始めたのは、2020年6/14、そして今日11/10、150日経ちました(^▽^)/ブログを見に来てくれる皆さん、ありがとうございます。 始めてから丸5カ月、今日は150日(150記事)という節目なので、いま思うこと等をまとめていきたいと思います。1⃣毎日投稿続けていますブログは6/14から始めましたが、それから毎日投稿ずっと続けています。正直に言うと

  • 【❸ADL ・福祉住環境整備】キッチン・居室・寝室について vol.150

    1.キッチンの整備1⃣配置❶長時間の立ち仕事や無駄な移動をしなくて済むよう動線に気を付け、流し台・調理台は、出来る限りコンパクトにまとめる。❷キッチンと食堂は、壁や建具で仕切らず、ハッチやカウンターにすると、適度に視線を遮り作業も座って出来る。ハッチとは?壁の両側から物品の受け渡しが出来るよう設けられた小開口などをいう。2⃣調理台。寄りかかっても支障がないように、寄りかかりバー

  • 【❸ADL ・福祉住環境整備】キッチン・居室・寝室について vol.151

    1.キッチンの整備1⃣配置❶長時間の立ち仕事や無駄な移動をしなくて済むよう動線に気を付け、流し台・調理台は、出来る限りコンパクトにまとめる。❷キッチンと食堂は、壁や建具で仕切らず、ハッチやカウンターにすると、適度に視線を遮り作業も座って出来る。ハッチとは?壁の両側から物品の受け渡しが出来るよう設けられた小開口などをいう。2⃣調理台。寄りかかっても支障がないように、寄りかかりバー

  • 【❷ADL】高齢者の水回り(浴室)9つのポイント vol.149

    1.浴室の整備。安全性と同時に、快適性にも配慮し、高齢者や障害者出来る限り自立して入浴できるよう設計することが必要である。高齢化対応のユニットバスを採用、または参考にするとよい。高齢化対応のユニットバスとは?高齢者や障害者向けにあらかじめ出入り口の段差解消や手すりの設置、排水処理の工夫などがなされたものが各メーカーから販売され、最近ではそれらを採用するようになってきている。様々な配慮がなされ

  • 【❶ADL】高齢者の水回り(トイレ・洗面・脱衣室)の安全対策 vol.148

    1.トイレの整備1⃣配置や環境。トイレ周辺の整備が不十分という理由で、安易にベッド付近のポータブルトイレで排泄行為を済ませると、生活空間がベッド周辺に限定され、寝たきりへ移行する可能性が高くなります。身体状況に配慮して、安全で快適な空間づくりを検討する必要があります。トイレと寝室の距離は、出来るだけ短くなるようにする。本人専用のトイレを寝室に隣接させることが出来れば理想です。

  • 【転落防止】高齢者や障害者の屋内移動(廊下や階段)について vol.147

    1.廊下の整備1⃣廊下の有効幅員。3尺モジュール(910mm)の大壁では、105mm角の柱を用いた大壁の場合、廊下有効幅員は最大で780mmとなる。伝い歩きや介助歩行時の場合 ▶ この幅であれば、やや狭く感じることもあるが、概ね使用できる。介助用車いす ▶ 通行は出来るが、廊下に面した居室の出入り口の有効開口寸法が750mm以上ないとは入れない。自走用車いすの場合 ▶ 廊下に面した

  • 【高齢者や障害者の外出】アプローチ・外構計画・玄関について vol.146

    1.アプローチ・外構計画1⃣通路面仕上げ。段差が5mmを超えるとつまずく危険性があるため、飛び石状にした敷石は避ける。アプローチは平坦なものとし、コンクリートの平面などを敷く場合にも、目地幅は出来るだけ小さくする。雨により地盤が緩み、踏み石がガタつくことがあるので、コンクリートで堅固に仕上げる。石張りにする場合は、表面を荒くして濡れても滑りにくい仕上げとし、歩行の安全性に配慮する。

  • 【心身の特性に合うインテリア】非常時の対応や経費について vol.145

    1.色彩への配慮と色彩計画。高齢者に適すると思われがちな落ち着いた色彩で住宅内全体をまとめると、変化に乏しく雰囲気が重くなります。居間や食堂などの大きな部屋は、壁にアクセントとになる明るく鮮やかな色を入れると雰囲気に変化が付きます。トイレや洗面・脱衣室などの小部屋は壁面全体を明るい色調で仕上げる。2.照明計画。居室への日照が十分でない住宅では、居間、寝室で高齢者が座る部分に高照度の

  • 【車いすやリフトでの移動】必要なスペースや家具・収納の幅 vol.144

    1.スペースの配慮。建築設計の基準寸法をモジュールと言い、木造住宅では、柱と柱の芯一芯を910mm(3尺)とするのが標準となっています。しかし、3尺モジュールの住宅内では、床走行式リフトや車いすや介助スペースが確保できない。このため、必要なスペースを確保するために、部分的な増改築では「壁・柱を取り外す方法」、新築や大規模改造では「モジュールをずらす方法」が考えられます。1⃣壁・柱を取り外す方法3つ

  • 【安全な歩行や移動】手すりと建具・福祉住環境整備について vol.143

    1.手すりの種類と取り付け1⃣手すりの種類・ハンドレール【階段や廊下に取り付ける】▶手を滑らせながら使用する。広い空間で使用する時には、ある程度の太さがある方が安定感がある。直径は32~36cm程度。・グラブバー【トイレや浴室に使用】▶しっかり把持した時に、親指と他の指先が軽く重なる程度の太さが良い。直径は、28~32cm程度。

  • 【安全な段差の解消】転倒・骨折を防ぐための福祉住環境整備 vol.142

    1.段差の解消法(1)屋外との段差。屋内外の段差をなくすためには、地盤面(G.L.)から1階床面レベル(1F.L.)の奥底差を、屋外アプローチの階段やスロープ、上がり框(がまち)の段差などにどのように振り分けるかを全体的に考える必要があります。床面レベル(1F.L.)とは?建築物の床面レベルのことで"Floor Level"の略。地盤面から1F.L.までを床高、1F.L.から2F.L.までを

  • 【福祉用具とは何か?】基本性能と導入のポイント5つ vol.141

    1.福祉用具とは何か?福祉用具とは、障害のある人や高齢者を対象に特別な配慮をした用具のこと。1993年に福祉用具法が制定されたことにより、「福祉用具」という用語が一般的にも使われるようになりました。福利用具は従来身体機能や障害を補う用具として発達。現在では、それだけでなく「QOLの向上」や「自立と社会参加の推進」、「人間としての尊厳の回復」まで期待されている。 福祉用具の定義とは?心身

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