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2020/07/13

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  • エネルギー

    (ターカ)طاقةコロナで神頼みは日本だけでなくエジプトも同じ。もっともイスラーム教の国なので、日本のようにアマビエさまが流行ったりするような現象は起きないし、大ぴらにおまじないをしたりはしない。古代からの神々の力やピラミッドパワーで、コロナがなくなると信じる観光客がきたらいいなと願っているエジプト観光業の人は少なくない。ファラオニック・パワーはアラビア語でターカ・ファラオネーヤ。「古代エジプトは永遠に我々を食わせてくれる」というエジプト人の友達の言い草に、言葉を失った。ピラミッドは永久に滅びず、お金を生むと信じて疑わないのだ。大事に保存し、環境を整えなければ、形あるものはいつか滅びる。もっともエジプト人が純粋に「ピラミッドは永久に壊れない」と信じている「パワー」も、ピラミッドを維持させている一因なのかもしれな...エネルギー

  • 消毒液

    كحول(クフール)顔にはマスク、手には消毒液のミニボトルを持って歩くのが定番になったエジプト。買い物したお釣などにもシューッとふきかけたりしてる。クフールはアルコールの意味。イスラームの国でアルコール?と思われる方もいるだろうが、問題とされているのはビールなどのアルコール飲料。医療などで使うことは問題ない。スーパーなどの大型店では入り口の警備員や店員に検温、マスクをちゃんと鼻まで覆ってつけることや手を消毒してから入店するように誘導される。飲食店では入店時、メニューを見たあと、食事が運ばれてきた時と、何度も消毒液を店員が吹きかけてくる店もある。大型の店や駅、バスなどの車両の消毒も定期的にしている。ジャブジャブかけるように消毒しているのを見ると「かければいいというものでもないのに」と思う。大型スーパーなどでは、電...消毒液

  • マスク

    كمامة(キマーマ)毎日コロナコロナで、世界が疲弊している。毎日の感染者数が1000を下回らない(2020/6/8)エジプトでは、夜間外出禁止令や、公官庁や大型の店舗、銀行などではマスクの着用が義務づけられている。長年エジプト人を見ていて、人々がマスクをしているのを見るのは、実に2011年の革命以来だ。2011年の革命から2013年の軍が政権を取り戻すまでの間は、催涙弾がデモ隊に投げられたりして、この時はマスクに縁のなかった人々がマスクをした。とはいえ、それはカイロの地下鉄利用者が主であった。このたびはエジプト全土でマスクをしている。当時マスクは1ポンド(約20円)で、「マスク1ポンド!」と、行き交う人の間で物売りが売っていた。それまで、日本人観光客が、エジプトの砂埃や排気ガスに閉口してマスクをしているのを見...マスク

  • フラフラ散歩、オーストリアへ

    10月、気温30度のエジプトからもう冬突入のオーストリアはウィーンへ!気温は7℃前後で雨もしとしと。飛行時間3時間半とは思えない気温差に体がついて行かない。今年はエジプトのネット回線速度がものすごく緩やかで、あらゆるブログへのアクセスが非常に困難であった。運が悪いと、アクセス時間が長すぎてパスワード確認が追い付かないのだ。まあ、しょうがないよね。神がお望みじゃないんだからと思うよりほかにない。エジプトでは最近自転車に乗る人が増えてきた。とはいえ道路は整備されていないし、おしゃれな自転車はぜいたく品。都市部以外ではまだまだ女性が乗る乗り物ではない。対してウィーンは、自転車道が整備され、駐輪ポイントもたくさんある。渋滞緩和に非常に役立っている。エジプトがここまで来るにはあと何年かかるだろうか?うらやましく思いつつ、...フラフラ散歩、オーストリアへ

  • エチオピアでナンパをすすめる

    散歩に出たきりどこをほっつき歩いているのか?見限らないで遊びに来てくださる方々に感謝。なんと、エチオピアを散歩する機会がありました。人生何があるかわかりません。エジプトから日本に帰るのに、格安航空券を探していたら、エチオピア経由で帰るのが一番安かったのです。こんな機会でもなければ、エチオピアに行くこともないでしょう。今回日本へは、約4万年前に日本でナウマンゾウを狩って暮らしていたと思われる野尻湖人とその狩場を探す発掘をするための帰国でした。エチオピアではルーシーという、350年前のお嬢さん(?)に会うことができます。お嬢さんにそっとささやいてみました。「年下の彼氏を探しに一緒に日本に行かない?」「そおねぇだいぶ若いわね…」と、返事が返ってきたような気がしたのは気のせいでしょうか?エチオピアはアムハラ語という謎の...エチオピアでナンパをすすめる

  • ナツメヤシ

    تمر(タムル)/بلح(バラハ)エジプトは今、ナツメヤシの仕込み?の季節。エジプト各地で真っ赤になった実がたわわに実っているのを見ることができる。地域や畑にもよるが、デルタ地方(カイロからアレクサンドリアにかけての地域)では、真っ赤に実った木とまだ青い実をつけている木が交互に植えられているのを良く見る。ナツメヤシは実がまだ赤くなりきらない、オレンジ色のうちに収穫し果物屋に並ぶ種類もある。これは食べると渋柿を食べた時みたいに、口の中の水分を奪われて、シブシブになってしまい、私などはできるだけ食べたくない。この生のナツメヤシを出荷する地域は、収穫時期が異なる種類を交互に植えている。写真は階段ピラミッドにほど近い、メンフィスのナツメヤシ畑。ここで収穫した実は10日ほど天日で干し、巨大な籠に入れ寝かせる。出荷するのは...ナツメヤシ

  • 同じものを見ていても…

    同じものを見ていても、同じことを思っているか感じているかといえば、まったく違うのはよくあること。時には「え!」と仰天するような事を、隣の人が思っていたことを知ることもある。地球散歩は、他のブログでは発見することがしにくい、そういう視点を重要視してきた。住んでいる人、ツアーで訪れた人。気に入って何度も通った人…同じ道を歩き、同じものを食べ、同じ気候の時に訪れても、その人達が同時に、同じ場所に居合わせても、絶対に見ているもの、感じたことは違うのだ。イタリア散歩は唯一、地球散歩のコンセプトで成功している。住んでいた人が二人、旅した人が一人書いている。今回旅人がもう一人、旅の記憶を記したい。住んでいたミブーさんの貴重な情報のおかげで知った、日本では有名らしい、頬に指をあて、グリグリしながら「ボーノ」と言うのはちょっと恥...同じものを見ていても…

  • 知らないは怖い、見えないは闇

    「どうして逃げ出さないのかしら?」「なぜ帰ってこないのかしら?」それは被災地や戦火の地にいる人たちに向けられる疑問。あなたの今いる土地は、本当に安全で安心なところですか?どんなに素敵できれいな場所よりも、誰が何と言おうとも、自分の家が一番安心ではありませんか?どんなところでも、自分が生まれ育った、慣れ親しんだ環境が最高なのです。「エジプトは大丈夫?なぜ帰ってこないの?」私にとって、エジプトは慣れ親しんだところです。エジプトよりも、はるかに地震の方が怖いのです。さて、私は痛いのも、怖いのも、窮屈なのも嫌いです。今いるところにその気配を感じたら、また旅に出るか、生まれ育ったところに帰るでしょう。エジプトの市場ハンハリ―リにある、フセインモスクのお祭りは今夜。数日前から、ひっそりと祭り会場の準備がそこかしこで進められ...知らないは怖い、見えないは闇

  • 腸詰

    أنديل(アンディール)未年なので、羊について書こうと思っていたのが、エジプトで使われている腸詰の腸は、牛の物であるようだ。今年も最初からずっこけているあたりは、私らしいということで初笑いにしてほしい。2007年に「米」で書いたモンバール(ご飯の腸詰)家庭でもよく作られていた。エジプトでマハシ(野菜の中にご飯を詰めたもの)は必ず二種類以上作らねばならならない決まりがある。その時々によるが、茄子とズッキーニとか、キャベツとブドウの葉とか、中に入れるご飯の味付けは同じだが、外側の野菜は二種類以上と決まっている。モンバール(ご飯の腸詰)もそのひとつのようで、モンバールとマハシがセットででてくる。中のご飯は同じである。エジプトにもソーセージはあるが、豚の濃厚ソーセージに慣れている日本人にチキンなどの淡白なソーセージは...腸詰

  • سحابة(サハーバ)エジプトで天気はガッワ。ガッワ・ワヘシな季節がやってきた。(天気が悪い)寒い日が多く、朝も暗い。雨が降ると、排水設備がなっていないので、道と言う道がバハル(海)になる。かつて私は夏にしかエジプトを訪れたことがなく、雲はほとんど見たことがなかった。日本人の癖で旅には折り畳み傘。スーツケースに傘を発見した友だちに大笑いされた。「エジプトに傘を持ってくるなんて!」夏はそうでも、1月などは傘が手放せない。雲も深く垂れこめた日が多く、気分も憂鬱になる。職を変えて今度は冬にしか来られなくなると、毎日雲を見るようになった。私のエジプト初期の旅の写真は真っ青な空ばかりであるが、だんだんと雲が多くなってくる。写真のような空と景色を見て、カイロだとすぐわかる人があまりいない。「どこの国へ遊びに行ったの?」と聞...雲

  • 地中海文明を散歩する

    私がギリシャを訪れたのは、一昔前の五月。時折降るスコールが冷たかった。アテネ中を歩き回り、小さな博物館を片っ端から回ったが、肝心の考古学博物館が休館中という残念な時だった。あそこへ行っていたら、あそこで私は壺絵を好きになっていたに違いない。残念ながら、ギリシャの神々は私に壺絵を好きにさせるチャンスを与えなかった。「ほかにも壺なんかたくさん、ごろごろしているでしょう?」ええ、もちろん。しかし、私の見たい、必要な図柄は、どこにもなかったのだ。もっとも、シンタグマの駅構内にはド~ンとあったので、神は私をお見捨てにはならなかったとも思った。さて、ある日私は頼まれた図を仕上げて、師匠のところに持っていくと「はい、よろしい。百点。では「おじい」が散歩しているような構図を考えてみて」と言われました。おじい…?ピタゴラスが散歩...地中海文明を散歩する

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