ライトノベルの感想・レビューを書き綴るブログです。たまにコラムも書きます。 毎日更新! 興味がある作品、他の人の感想が気になる作品があればぜひ、読んでいってください。
『ソードアート・オンライン』(以下『SAO』)は、ライトノベル業界では他に類を見ないほど売り上げを伸ばした、メガヒットタイトルだ。メディアミックスも多数行っている。コミカライズをはじめ、アニメ化、ゲーム化、映画化、……さらに、ハリウッドでの実写ドラマ化も決定している。また、時雨沢恵一、渡瀬草一郎といった大御所によるスピンオフ作品まで出版されており、『SAO』世界の広がりは留まるところを知りらない。 アニメは3期まで放送され、『劇場版ソードアート・オンライン―オーディナル・スケール―』は第90回アカデミー賞長編アニメーション部門の候補対象作にも選ばれている。メディアミックスでは失敗しがちなゲーム…
誰かを誰かと判断するとき、僕らはなにで判断しているのでしょう。容姿でしょうか、話し方でしょうか……。僕らは相手の心のうちまで見ることができません。もし、相手の容姿が劇的に変わったとき、僕らは果たしてその人に気づいてあげられるのでしょうか。そんなことを考えてしまいます。 というわけでどうも、にまめです。今回は、『リベリオ・マキナ4』の感想を語っていきたいと思います。 オートマタコンテストがもたらしたもの。それは圧倒的敗北と喪失だった。 水無月、桜花、全てを失ったその夜。リタの導きにより、カノンは密かにイエッセルを脱出。アルプスの山村で待ち構えていた吸血鬼王・ローゼンベルクから、彼女は驚愕の提案を…
機械に感情は存在しうるのか。仮に存在するとするならばどうなるのか。そんなテーマを扱ってる作品というと、『イヴの時間』が僕の中では思い出深いです。描きやすいテーマなだけに、描き切るには難しいですね。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『リベリオ・マキナ3』の感想を語っていきたいと思います。 仮初めの平和が終焉した。波乱のオートマタ博覧会と、ハウエルズによる軍事用オートマタ《HW式》の発表から一週間。首都・イエッセルは反吸血鬼感情に支配され、軍のオートマタ部隊は罪もない吸血鬼たちを弾圧。国を二分する対立は、加速度的に悪化の一途を辿っていた。 そんな中、大公家からカノンに告げられたのは、とある人…
俺の妹がこんなに可愛いわけがない あやせif 【感想・ネタバレあり】
好きなヒロインの属性はなんですか? と聞かれれば、食い気味でヤンデレと答えます。殺されるまでは許容範囲です。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない あやせif』上下巻合わせての感想を語っていきたいと思います。 高校3年の6月。俺はあやせから、相談を受ける。「お兄さん、桐乃のことでご相談があります!」あやせは妹の親友で、俺のことを嫌っている……これからもそのはずだった。 なのに相談に乗っているうち、「わたし、お兄さんにずっとひどいことを――」誤解は解け、俺とあやせの距離は急速に縮まっていく。「……へ、部屋で二人きりだからって変なことしないでくださいね?」「やっ…
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2【感想・ネタバレあり】
天使のような女の子――残念ながら、僕の高校生活にはそんなクラスメイトはいなくて、いつも二次元女子ってかわいいなあと思っていました。こうして僕は、オタクへの道を一歩一歩進んでいくのであった。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2』の感想を語っていきたいと思います。 自堕落な一人暮らしの周と、“天使様"とあだ名される学校一の美少女・真昼。関わりのなかった二人だが、ふとしたきっかけから交流が始まり、食事をともにするようになっていった。 年越しを一緒に過ごし、初詣に赴き、バレンタインの煩わしさを受け流していく日々。不器用ながらも温かい周の態度、周の…
かわいい女の子との過去の約束。憧れませんか? 一つくらい持っておきたいですよね……望んだって手に入るものではないですが。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『幼なじみが絶対に負けないラブコメ4』の感想を語っていきたいと思います。 骨折した俺のために、白草が泊まり込みでお世話にやってくる……! 初恋の美少女と家で一晩中二人っきりとか、何も起こらないわけがない! 動かない右腕の代わりにご飯をアーンとか、ふ、風呂もあるよな。あとは寝る時に……みたいな妄想を繰り広げていたが――。黒羽や真理愛が白草の独走を許すはずもなく、3人日替わりで俺を看病することに。あれ、もしかしてこっちのほうが美味しい状況な…
ポンコツキャラって愛せますよね。現実にしろフィクションにしろ、隙を見せてくれる人には好感を持つことができます。いいことなのか悪いことなのか…そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『幼なじみが絶対に負けないラブコメ3』の感想を語っていきたいと思います。 沖縄でMV撮影ってマジ!? 女子たちの水着姿を見るチャンス到来か……! ヤバい、ハンパじゃないラブコメの波動を感じるぜ……! って、空港に現れた白草の雰囲気がいつもと違うんだけど!? ダメだって。節操なさすぎるって。私服姿を見ただけでトキメキすぎだろ俺。 でもでも? 黒羽とは喧嘩中だしー? またしても俺に嘘をついた黒羽が悪いんだしー?? いや、…
バカ舌ヒロインと言えば、彼女のメシがマズい100の理由などを思い出しますが、志田ちゃんはベクトルが違い過ぎて面白いですね。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『幼なじみが絶対に負けないラブコメ2』の感想を語っていきたいと思います。 幼なじみの黒羽に告白し、見事玉砕した俺。死にたい。フラれるってこんなに辛かったのか……っていうか、あそこまでいったら普通OKするだろ! 笑顔で「ヤダ!」ってなんだよ! マジで女子の気持ちわかんねー。でもまてよ、白草は俺のことが好きなんだよな……今ならイケる……?のか……いやいやいや、ダメでしょ。もしまたフラれたらと思うと怖すぎるし。 そんなモヤモヤ爆発の俺のもと…
出版編集者って憧れますよね。昔よくバクマンを見て、編集ってかっこいいなと思っていました。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『三角の距離は限りないゼロ5』の感想を語ってきたいと思います。 僕と君と君の恋。どちらも選べない僕は、危険な場所に踏み込んで――。 一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。それは「二人に同じだけ恋する」ということ。デートで、部室で……次々と交わされる、胸を焦がすような甘いやりとりに、僕はおぼれていく。でも……心のどこかで警報が鳴っている――このままでは、いけないと。 焦って空回った僕は、憧れの大人達と触れ合っ…
本気で泣いた経験ってありますか。悔しくて悔しくてたまらなくなって、どうしようもなく負けたくないと、心の底から思ったことはありますか。もしそんな経験があるのならば、それはきっとかけがえのないもので、あるいは呪いのようなものになるのでしょう。わかりませんが。 そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『弱キャラ友崎くんLv.8.5』の感想を語っていきたいと思います。 “本編級”短編集、ふたたび。 文化祭が閉幕した翌日。2-2の面々は、打ち上げ兼クリスマスパーティを開催する。 各所で盛り上がるなか、友崎は、ふたりで話す日南と菊池さんの姿を見かける。あいまいに誤魔化されるも、友崎はその内容がやけに気にな…
忘れたい思い出ってありますよね。辛かったり恥ずかしかったり、切なかったり。未練や後悔というのは本当に消えないもので、振り切るために劇的ななにかが起こることを願うばかりです。そんなわけでどうも、にまめです。今回は『キミの忘れかたを教えて2』の感想を語っていきたいと思います。 感動の声多数。WEBで話題となった大人の青春物語、第二弾。 好きな人と永遠に結ばれる。そんな迷信が噂されるスノーランタンフェスに参加することになった修たち。フェスを企画してくれた三雲さんは過去、その迷信に想いを寄せた一人で……。 奏でる音楽が再び奇跡を起こし、様々な気持ちを紡ぐ――。『かつて、才能を持った幼馴染の女の子から無…
探偵と言えば、シャーロック・ホームズや工藤真一を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、僕はうさみちゃんが出てきます。伝われ。どうも、にまめです。今回は、『探偵はもう、死んでいる。2』の感想を語っていきたいと思います。 これは、探偵が"まだ死んでいなかった"頃の一幕。 高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。シエスタを失ってから一年が経ち、夏凪や斎川と出会い、シャルと再会した俺は、ある日、彼女たちとともに《シエスタ》に誘拐される。そこで語られるのは俺が『忘れている』らしいシエスタの死の真相。探偵と助手の長くて短い旅の記録。地上一万メートルの上空で始まる少年と少女の冒険譚だった。「君…
スイカ割りで本当にスイカを割ったことはありますか? 僕はないです。スイカ割りしようとしたらプールに落とされたからです。なぜだ。青春イベントカムバック。どうも、にまめです。今回は、『友達の妹が俺にだけウザい4』の感想を語っていきたいと思います。 「センパイ……。じゃあ、センパイは、私のこと……」 『縁結びの儀式』で山奥の祠に閉じ込められた明照と彩羽。二人きりでのゼロ距離ウザ絡みを前に、難攻不落だった明照にある変化が訪れる。 一方、真白と“秘密"を共有した菫は、影石家の秘密を探るなかでひとつの決意を固めていた。《5階同盟》の誰もが予想すらしていなかった菫の決断とは――。 そして、巻貝なまこの担当編…
教師属性ってあるじゃないですか。最近は表ではクールだけど裏はポンコツっていうのが流行りなのでしょうか。売れているラブコメを見ているとそんな気がします。どうも、にまめです。今回は、『友達の妹が俺にだけウザい3』の感想を語っていきたいと思います。 待ちに待った夏がやってきた! 「ってわけで夏休みはよろしくお願いしまーっす!」 「カノジョの権限、どんどん使うね」 夏休みの間は通学せずに効率的に《5階同盟》の作業ができると喜ぶ明照をよそに、 部屋に入り浸る気マンマンの彩羽と彼女ヅラで押しまくる真白の猛攻は留まる気配を見せるどころかますます加速していく。 そんななか、とある事情から明照が《紫式部先生》と…
普段はウザいけど、時たま見せる主人公への好意がいじらしい、なんて後輩女子が現実にもいればいいのに。どうも、にまめです。そんなわけで、今回は『友達の妹が俺にだけウザい2』の感想を語っていきたいと思います。 青春など人生の無駄。そう切り捨て効率的な日常を送りたい俺・大星明照は、無駄の塊のような陽キャ女、友達の妹・小日向彩羽にあの手この手でウザ絡みされる日常を送っていた。だがそんなウザくも平穏な日々は、俺の従姉妹にしてニセの彼女・月ノ森真白によって破られる。 真白が起こした波紋に揺れる俺達。そこに、さらに新たな危機が訪れた。「大変だ、アキ。巻貝なまこ先生のシナリオが――浄化されてる! 」同盟の要・巻…
こんにちは、にまめと申します。今回は、個人的注目作品の続編。ひねくれた杖職人見習いイクスと褐色美少女の魔法学生ユーイの新たな冒険、第二弾についての感想について語っていきます。 王都の護りの要「杖壁」が何者かに解かれた。魔法杖職人見習いであるイクスは、姉弟子のラユマタに半ば押し付けられるかたちでその犯人の調査に臨むことになる。 調査の協力者は、竜の杖を持つユーイと同級生のノバ。わずかな手がかりをもとに調査を進めていくうちに、3人はとある村にたどりつく。 その村で自らの出生を知るイクス。「善い」杖を携え、生き方に迷うユーイ。そして、村外れの森に住むという不死の魔女。各者の思惑が交錯するなか、村の収…
「ブログリーダー」を活用して、にまめさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。