しばらく体調が不安定だったこともあり、14日ぶりの撮影、16日ぶりのブログ更新です。しばらくのブランクを払しょくするには月の撮影に限ります。月齢は11.9。クレーターなどの凹凸を見るにはうってつけです。
50代男性が、天体ショーの情報を発信します。管理人の天体観測は全くご無沙汰ですので、天体ショーの情報を発するブログを開設しました。出来る限り新しく楽しい情報を発信していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【天体観測】いて座球状星団M22を撮影してみた(夏のDSO撮影制覇)
天文ガイド付録ポスターに記載されている夏のDSOの撮影のラストです。最近残り3個残っていた時は焦りましたが、何とか撮影制覇目前に来ました。大ラスにふさわしい作品にしたいと思いました。しかし、白黒になってしまうというトラブルに見舞われました。
【天体観測】2022年9月28日、雲越しに土星を撮影しました
雲の切れ間から、目標天体が顔を出したり隠れたり、霞み空の向こうの弱弱しい光であったり。これ、天気予報では晴れ、もしくは、晴れ時々曇りと表現されます。ですので、朝、夜の天気予報が晴れになっているので喜ぶのですが、夜を迎えるとがっかりすることがとても多いのです。
天気が良かったので、いつものように望遠鏡をベランダに出して、撮影基地を設営しました。多分今回は霞空ではなくクリアだったと思います。そして今回はSharpCapのみで撮影しました。これからはSharpCapにシフトします。AutoAlignの機能があればなあ。
【天体観測】M6「バタフライ星団」スタックできない問題の一部改善
M6のスタックできない問題、一部改善できました。結論としては、ケアレスミスでして、取得する星の数を150に設定していたところ、72に減らしたら、一応スタックに成功できました。初歩中の初歩で誠に申し訳ございません。しかし、問題は残されました。
【天体観測】さそり座M6「バタフライ星団」撮影に再トライ、失敗しました。
#post_contentM6が3枚しかスタックされなかった件、何とかして良い成果を出したかったので、昨夜もプチ遠征を行い、撮影を再トライしました。結果としては、やはり前回ピントが合っていなかったことが分かりました。新しく撮影したフレームでコンポジットを試みましたが、失敗でした。
天文ガイドの付録ポスターに掲載されている夏のDSOの全撮影、期限は9月です。昨夜のプチ遠征のターゲットは、残りの天体、いて座球状星団M22、さそり座散開星団M6すべてです。この記事ではM6の撮影について掲載します。
【天体画像振り返り】2022年8月24日以降撮影した木星を振り返りました
昨夜はものすごい雨で心配しましたが、我が家に被害はありませんでした。台風シーズンは本当に嫌ですね。4日間天体観測をしないだけで、禁断症状がおこりそうです。寂しさを紛らすために、ここ1カ月程度の間に撮影した木星の画像を振り返りたいと思います。
【天体画像振り返り】9月10日以降撮影した月の画像を振り返りました
今年に入って、いや、この夏に入って、月の撮影の楽しさを知り、月が出ている時は、撮影しようと思っています。ごつごつの山や谷、クレーター、海の模様、一つたりとも面白くない物はないです。今回は、最近の月の画像を振り返ることにします。
【管理人の夏休み】屈折望遠鏡の歴史 その11 フランホーフェルの功績
フランホーフェルは、バイエルン科学アカデミーの会員となり、数学者のC.F.ガウスをはじめとする多くの名士と知り合いになりました。さらに、1824年、ミュンヘンの名誉市民に推薦されました。これまでの功績が認められたからです。
東海地方は昨日台風一過だったので、夜は澄んだ空気の空に期待していました。夜は、爽やかな風が吹いていましたが、空模様というと、スッキリせず、また薄曇りでした。そんな中でも、何とか光る、木星と土星が見えました。思い切って撮影に踏み切りました。
【管理人の夏休み】屈折望遠鏡の歴史 その10 フランホーフェルの略伝
1976年にフランホーフェル没後150年記念祭が開かれましたが、そのパンフレットの前書きには、次のようなことが示されています。「フランホーフェルの望遠鏡によって、天文学上の著しい知見が得られた。彼はドイツにおける光学工業の基礎を構築した」
【管理人の夏休み】屈折望遠鏡の歴史 その9 光学ガラスの研究始まる
19世紀のヨーロッパと光学ガラス製作の芽吹き19世紀初頭のヨーロッパは、フランス大革命のショックで揺れ動き、ナポレオンの進行を恐れたイギリスは、オーストリア、ロシア、プロイセンと同盟を組み、対抗し、戦火を交えていました。このような、ヨーロッ
【天体観測】2022年9月17日未明の月と火星を撮影しました。
9月16日から17日の夜は霞んでいたのですが、霞が晴れた時間帯がありました。もう木星や土星の撮影は終わってしまっていましたが、まだ空には月と火星が残っていました。もう一息楽しもうと思い、撮影基地を再構築し、月と火星を撮影しました。
【天体観測】2022年9月16日の土星、9月17日未明の木星を撮影
やっとすっきりした晴れた夜がやってきたと思い、21時頃から張り切って天体観測を始めました。しかし、月が昇ってきたら、霞んでいたことが判明。折角の天体観測日和でしたが、霞み越しの撮影となりました。どうりで土星が暗いと思いました。
【管理人の夏休み】 屈折望遠鏡の歴史 その8 ドロンド父子商会の屈折望遠鏡
眼鏡師のドロンド父子は、カットガラスを容易に、そして安価に調達できたので、これを研磨して凸レンズにしました。当時色消しレンズは庶民の手には入らないほど効果でしたので、ドロンド父子のカットガラスから作成された色消しガラスはとても付加価値の高い製品でした。
【管理人の夏休み】屈折望遠鏡の歴史 その7 色消しレンズの発明・工業化
D.グレゴリーは、人間の目はレンズ状になっていて色消しが出来ているのにガラスレンズでできないわけはないのではないかと主張しました。この考え方に従って、イギリスの弁護士C.M.ホールは色々なガラスを組み合わせをして色消しレンズを発明しました。
【天体観測】2022年9月12日の木星を撮影して色を付けてみた。
FireCaptureで木星を撮ると、縞模様以外の部分は白くなります。最初にホワイトバランスをしっかりとればよいのかもしれませんが、うまくいかなくて・・・SharpCapで撮影すれば自然な感じになるんですが、今回は撮影後に色付けしてみました。
【天体観測】2022年9月11日の木星と、9月12日の土星を撮影
ここのところ、何とか天体観測ができる天候が続いています。天候に対してもろいのはDSOです。少しでも霞んでいると撮影できません。雲の切れ間を狙って撮影できる月や惑星が、不安定な天候には適しています。そこで、ここ数日で、木星と土星を撮影しました。
【天体観測】さそり座の散開星団M7「トレミー星団」を撮影してみた
天文ガイドの付録ポスターに記載されている夏のDSO撮影制覇のため、ベランダからでは撮影が難しい、さそり座周辺のDSOを撮影することが目的です。 高度が思ったより低く、中でも高度が一番低い、M7「トレミー星団」を昨夜の天体としました。
【天体観測】プチ遠征して中秋の名月をモザイク撮影・合成してみた
昨夜の月は、中秋の名月でした。これまで天候などに恵まれず、望遠鏡で撮影したことがありませんでしたが、昨夜はぎりぎりで雲の切れ間があり、そして今はモザイク撮影の技術があります。そこで、昨日、他の惑星・DSOの撮影も狙って、プチ遠征しました。
【天体画像編集】WinJUPOSで土星をデコンボリューションしてみた(再チャレンジ)
WinJUPOSで土星をデコンボリューションする時の方法の続きです。訪問者さまが助け舟を出してくれました。大変助かりました。これから火星や金星もデコンボリューションする可能性があります。その時はまた苦労しそうです。
天文ガイドのバックナンバーを見ていたら、一昔前は、Wavelet処理を経てステライメージなどの画像処理ソフトに渡していたけれど、今では、WinJUPOSによるデコンボリューションという処理をかませるのが普通と書いてありました。管理人も挑戦です。
【天体画像編集】Wavelet処理はどこまで施すと見ずらくなるか
概要 惑星シーズン真っただ中に入り、画像処理をする機会も増えました。いつも思うのが、Wavelet処理はどこま惑星シーズン真っただ中に入り、画像処理をする機会も増えました。いつも思うのが、Wavelet処理はどこまで施して良いのかということです。もっとも、どこまで施しても良いのですが、どこまで施すと見ずらくなるか試してみました。
今回は、バーニア目盛、六分儀、十字線の発明について歴史のエピソードを述べようと思います。十字線の発明のきっかけに驚きです。人に歴史ありと言いますが、十字線にも歴史があったんですね。
【管理人の夏休み】屈折望遠鏡の歴史 その5 カシニとへべリウス
カシニカシニは、土星の衛星、イアペトス、レア、テティス、ディオーネの四つを発見し、いわゆるカッシーニの空隙を見つけた、17世紀のイタリアのスゴい天文学者です。この方はとても大胆な方で、これらの発見をした時には、11mから44mもの長さの空気
【天体観測】こと座M57「リング状星雲」に再チャレンジしました(成功)
天文ガイドの付録ポスターに掲載されている夏のDSO撮影制覇の一環でもあるのですが、メインは、露出とGAINのバランスのとれたリング状星雲を主焦点で撮影することです。これまでも何度かチャレンジしてきていますので、今回こそは成功させたいです。
【天体観測】天文ガイド付録に掲載されている夏のDSO12個の撮影、途中経過
天文ガイドの付録ポスターに掲載されている夏のDSOの撮影制覇の状況のご報告をいたします。惑星の撮影に夢中になっており、すっかりサボっておりました。考えてみると、もう9月ということは秋ですね。期限は9月中と決めました。
【天体観測】2022年9月1日、土星を撮影しました(ミス続き)
8月31日も土星を撮影でき、運が良かったのですが、GAINの設定を間違えたせいで、土星の姿はイマイチでした。意外にも9月1日にも土星を撮影するチャンスがあり、再チャレンジしました。21時半、雨雲が来る前に、とにかく急いで撮影基地を設営しました。
夜に晴れているので、このチャンスを生かさないとと思い、9時頃から撮影基地をベランダに設営して、まずは、土星の撮影をしました。残念ながら、土星の撮影を終えて、眼視で土星を楽しんだりしておりましたところ、急に雨が降り始め、木星の撮影・観測は無理でした。
【天体画像編集】DeepSkyStackerの正しい設定が分からなくなりました その3(とりあえずの成果)
DeepSkyStackerの設定をいじって実験をしていたら、元の設定に戻れなくなってしまい、スタック後の色がおかしくなってしまった件。訪問者さまから、保存の問題ではないか等ご意見をいただき、実験してみたところ、条件付きで成果がありました。
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しばらく体調が不安定だったこともあり、14日ぶりの撮影、16日ぶりのブログ更新です。しばらくのブランクを払しょくするには月の撮影に限ります。月齢は11.9。クレーターなどの凹凸を見るにはうってつけです。
フラット補正については、訪問者さまから助け舟がありまして、光が見えました。ただし、この日は、貴重な晴れの日のため、通常の撮影を楽しむことにしました。ターゲットは、りょうけん座の渦巻銀河「ひまわり銀河」M63です。
SVBONY社の鏡筒SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーで、広がりのある天体を撮影してみたいと思いました。球状星団を実験台に使うことにしました。ターゲットはM3。結果は、周辺減光?のようなカブリのようなものが発生しました。
SVBONY社SV193フラットナー・レデューサーでM51を撮影してみました。まずまずの能力を発揮してくれました。周辺減光やケラレ、中央に当たる光もなくなりました。
先だって届いた、SVBONY社SV193フラットナー・レデューサー。鏡筒SVBONY SV503 102EDの専用品です。昨夜は、薄曇りでしたが、ファーストライトを決行しました。目的は、天体を観測してピントが合うか、周辺減光は出ていないかのチェックです。
やはり、センサーサイズ4/3″汎用のレデューサーは使えないことが分かったので、管理人のメイン鏡筒SVBONY社SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーSV193を購入しました。取り付け方を備忘録的に記事にしておきたいと思います。
4/3″のセンサーのASI294MCに、フォーカルレデューサーを装着して撮影して失敗しました。ケラレがひどいのは、総スリーブ長が長いものが原因ではと思い、薄いアダプターを買いました。M42おす・M48めすのアダプターです。SVBONYさんのよりも圧倒的に薄い。
せっかく画角の広いASI294MCを使っているので、周辺の器具の2インチ化を進めています。訪問者様のアドバイスもありがたいです。最終の目標は、ASI294MCと2インチのデュアルナロウバンドフィルター、×0.5レデューサーの組み合わせを実現することです。
管理人の家のベランダから、今、一番狙いやすいしし座。昨夜もしし座のDSOを狙いました。名前が面白いのがありまして。「スライスオニオン銀革」多重の銀河でしょうか。見てみたい衝動にかられました。
訪問者さまから、デュアルナロウバンド系のフィルター(以下フィルター)は一つは持っていたほうが良いというアドバイスもあって、購入の検討を始めました。問題はASI294MCに、フィルターを装着する方法です。
月が公園の木立に隠れていた故、昨夜が月夜であることに気づかずに、DSOの撮影に臨みました。選んだのは、方位、角度ともに撮影しやすくなっているしし座のDSOです。過去に撮影したことのある、しし座3重銀河を狙いました。
Skull and Crossbones Nebulaと呼ばれる、とも座の散光星雲です。散光星雲は、撮影に成功することが少なく、常にチャレンジングなのですが、あえてチャレンジしました。望遠鏡を向けられる、ぎりぎりの方位と高度にあります。
昨夜はきれいな月夜でした。撮影するはずだったDSOを諦めて、ターゲットは月にしました。月の全景と、欠け際を撮影しました。シーイングが悪かったのか、僕のピント合わせが未熟だったのか、拡大撮影はシャープさに欠けるものになってしまいました。
昨夜は、金星と木星が0.5°まで大接近した日でした。我が家からは、どうやっても望遠鏡を向けられない位にあり、かといって、プチ遠征するには事情があり、とても残念な思いをしました。
テスト
一昨日、エスキモー星雲の撮影に、ピントが甘かったりいろいろな要因で失敗しました。このままでは悔しいので、撮影にリトライすることにしました。雲一つない夜空、そこそこ高い気温、良いシーイング、リトライの条件は整っていました。あとは管理人の腕が一番問題ですね。
うちのベランダから撮影しやすい角度にあることから、久しぶりにエスキモー星雲を撮影したくなって、撮影基地を設営しました。まだかなり寒かったけど、パックマン星団の時よりはましでした。過去にエスキモー星雲を撮影した時には、まずまずの出来でした。さて、今回の出来は?
かに座に、パックマン星団という散開星団があります。かわいらしい名前ですね。メシエナンバーもついています。M67。昨夜はとても寒かったのですが、撮影に臨みました。晴れているのに撮影しないともったいなくて。
久しぶりの、小さな散開星団シリーズです。散開星団は、色々な形があって好きなのですが、今回小さすぎて、どこが散開星団なのか分かりませんでした。Astrometry.netと照合してもはっきり答えが出ませんでした。多分これ、程度の特定です。
かに座の位置が良いところにあり、いつものエアコンの室外機との干渉が避けられたので、3時間という長い露光を確保できました。その割には少し星が少なめなのですが、奇麗な星団でした。前から興味は持っていたのですが、色々な物への干渉の関係で、この時期を待っていました。
フラット補正については、訪問者さまから助け舟がありまして、光が見えました。ただし、この日は、貴重な晴れの日のため、通常の撮影を楽しむことにしました。ターゲットは、りょうけん座の渦巻銀河「ひまわり銀河」M63です。
SVBONY社の鏡筒SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーで、広がりのある天体を撮影してみたいと思いました。球状星団を実験台に使うことにしました。ターゲットはM3。結果は、周辺減光?のようなカブリのようなものが発生しました。
SVBONY社SV193フラットナー・レデューサーでM51を撮影してみました。まずまずの能力を発揮してくれました。周辺減光やケラレ、中央に当たる光もなくなりました。
先だって届いた、SVBONY社SV193フラットナー・レデューサー。鏡筒SVBONY SV503 102EDの専用品です。昨夜は、薄曇りでしたが、ファーストライトを決行しました。目的は、天体を観測してピントが合うか、周辺減光は出ていないかのチェックです。
やはり、センサーサイズ4/3″汎用のレデューサーは使えないことが分かったので、管理人のメイン鏡筒SVBONY社SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーSV193を購入しました。取り付け方を備忘録的に記事にしておきたいと思います。
4/3″のセンサーのASI294MCに、フォーカルレデューサーを装着して撮影して失敗しました。ケラレがひどいのは、総スリーブ長が長いものが原因ではと思い、薄いアダプターを買いました。M42おす・M48めすのアダプターです。SVBONYさんのよりも圧倒的に薄い。
せっかく画角の広いASI294MCを使っているので、周辺の器具の2インチ化を進めています。訪問者様のアドバイスもありがたいです。最終の目標は、ASI294MCと2インチのデュアルナロウバンドフィルター、×0.5レデューサーの組み合わせを実現することです。
管理人の家のベランダから、今、一番狙いやすいしし座。昨夜もしし座のDSOを狙いました。名前が面白いのがありまして。「スライスオニオン銀革」多重の銀河でしょうか。見てみたい衝動にかられました。
訪問者さまから、デュアルナロウバンド系のフィルター(以下フィルター)は一つは持っていたほうが良いというアドバイスもあって、購入の検討を始めました。問題はASI294MCに、フィルターを装着する方法です。
月が公園の木立に隠れていた故、昨夜が月夜であることに気づかずに、DSOの撮影に臨みました。選んだのは、方位、角度ともに撮影しやすくなっているしし座のDSOです。過去に撮影したことのある、しし座3重銀河を狙いました。
Skull and Crossbones Nebulaと呼ばれる、とも座の散光星雲です。散光星雲は、撮影に成功することが少なく、常にチャレンジングなのですが、あえてチャレンジしました。望遠鏡を向けられる、ぎりぎりの方位と高度にあります。
昨夜はきれいな月夜でした。撮影するはずだったDSOを諦めて、ターゲットは月にしました。月の全景と、欠け際を撮影しました。シーイングが悪かったのか、僕のピント合わせが未熟だったのか、拡大撮影はシャープさに欠けるものになってしまいました。
昨夜は、金星と木星が0.5°まで大接近した日でした。我が家からは、どうやっても望遠鏡を向けられない位にあり、かといって、プチ遠征するには事情があり、とても残念な思いをしました。
テスト
一昨日、エスキモー星雲の撮影に、ピントが甘かったりいろいろな要因で失敗しました。このままでは悔しいので、撮影にリトライすることにしました。雲一つない夜空、そこそこ高い気温、良いシーイング、リトライの条件は整っていました。あとは管理人の腕が一番問題ですね。
うちのベランダから撮影しやすい角度にあることから、久しぶりにエスキモー星雲を撮影したくなって、撮影基地を設営しました。まだかなり寒かったけど、パックマン星団の時よりはましでした。過去にエスキモー星雲を撮影した時には、まずまずの出来でした。さて、今回の出来は?
かに座に、パックマン星団という散開星団があります。かわいらしい名前ですね。メシエナンバーもついています。M67。昨夜はとても寒かったのですが、撮影に臨みました。晴れているのに撮影しないともったいなくて。
久しぶりの、小さな散開星団シリーズです。散開星団は、色々な形があって好きなのですが、今回小さすぎて、どこが散開星団なのか分かりませんでした。Astrometry.netと照合してもはっきり答えが出ませんでした。多分これ、程度の特定です。
かに座の位置が良いところにあり、いつものエアコンの室外機との干渉が避けられたので、3時間という長い露光を確保できました。その割には少し星が少なめなのですが、奇麗な星団でした。前から興味は持っていたのですが、色々な物への干渉の関係で、この時期を待っていました。
一昨日、昨日と、とても月が奇麗だったので、月を撮影することにしました。気温もちょうど良いくらいになり、天体観測日和でした。撮影においては、ホワイトバランス、また露出やGAINを少しずつ動かしながら、月の姿がどう動くか観察しました。