徳島県から。昔(2011.6)、うずしおを見に行きました。 1924(大正13)年7月22日芥川龍之介が軽井沢へ創作のため訪れました。 その時の印象が文献(峠を越えて)にありました。 -------- 芥川は第一印象を、「町には西洋人が多い故中々ハイカラである」と軽井沢から...
徳島県から。昔(2011.6)、うずしおを見に行きました。 1924(大正13)年7月22日芥川龍之介が軽井沢へ創作のため訪れました。 その時の印象が文献(峠を越えて)にありました。 -------- 芥川は第一印象を、「町には西洋人が多い故中々ハイカラである」と軽井沢から...
飯山市(2013.5.2)から 飯山市には変わった古い地名(諸説あり)があります。 たとえば戸狩(とがり)=鳥狩で狩場の意、秋津(あきつ)=日本の古名である蜻蛉洲(あきつ)に由来など。 また、小佐原(こざわら)の地名は、付近を流れる皿川(さらがわ・一級河川)の字名たる小皿が...
長野市豊野町の「つつじ山公園」から ヤマツツジが約1万株あり、その規模は長野県の北信地区最大です。積雪地帯のため木が斜上しています。 140年前の明治時代前半(1884年)、鳥居川の山沿いにつつじ山の整備がされました。 文献(豊野町の民俗と地区誌)によると文豪田山花袋がつつ...
小諸市の小諸城跡から 石垣と八重桜のコントラストがいいですね。また、立派な石の大きさに驚きました。 河川の読み方がわからないことがよくあります。 昔、中野市の美沢川(よしざわがわ)や佐久市の鹿曲川(かくまがわ)の読み方を聞かれてわからず、恥をかいたことがありました。 土砂災...
松川村から 水田に逆さ北アルプスが写っていて少し驚きました。田植え前だったからでしょう。 湯福川(ゆぶくがわ)のはん濫について古い記録(江戸時代から)が文献(長野市郷土史研究会機関誌・引用)にありました。はん濫の推移をみると善光寺一帯は湯福川の扇状地ということを再認識させら...
飯山市北竜湖(2013.5)から 飯山市へ行った際、笹寿司を買って帰ることがよくあります。笹寿司は笹の上に酢飯を敷いてその上にクルミ、ゼンマイ、シイタケ、ショウガなどの具材をのせたもので、飯山市及び新潟県上越地域に郷土料理として伝わります。飯山市富倉地区は新潟県妙高市と接し...
飯山市菜の花公園から 先日、長野市市街地の町名の由来に関する郷土史を読んでいたら「岩石町(がんせきちょう)」についての記述がありました。昔、おそらく大きな岩があったのだろうと思っていました。 文献(長野復刻昭和47年度)によると下記記述があり、納得しました。 「岩石町=岩石...
飯山市菜の花公園から 現在、長野市で一番地価の高い場所は長野駅前付近ですが、戦前は善光寺周辺であったことが文献(長野市誌)に記述されています。 ------- 大正十四年(一九二五)当時、各町の最高地価は大門町(だいもんちょう)・後町(ごちょう)・元善町(もとよしちょう)・...
長野市(2016.4.20)から [平賀源内1]で紹介した白土の小市(こいち)地区を含む安茂里(あもり)地域は古くから花火とのかかわりをもっていました。 実際、それを裏付けるいくつかの事象や資料も残されています。 たとえば安茂里(差出北)出身で1889(明治22)年生まれの...
小川村表立屋(2015.4.27)から 先日、引札(ひきふだ)の歴史が書かれた文庫本(広告世相史)をパラパラめくっていたら平賀源内についての記述に目が止まりました。引札はちらしや広告の意味です。 江戸時代に嗽石香(そうせきこう)なる箱入り歯磨き粉があったことに驚きました。 ...
長野市安茂里小市(あもりこいち)地区の沢沿いの山(2006.4)、白土と言われるのもわかります。 写真を整理していたら昔(2006年)、白土について興味がわき、安茂里小市地区の山へ行ったことを思い出しました。この辺、航空写真でも白く写っています。 。 最初、白土は陶土用に使...
小川村(2015.4)から 昔、農家住宅地に隣接する作業所(農産物処理加工施設)敷地の固定資産税評価額が非常に安いので驚いたことがあります。登記地目は宅地ですが、農家住宅の敷地評価額と大きな差がありました。後に作業所敷地は農用地の農業用施設用地であったことを知り納得しました...
小川村(2015.4.27)から 先週、固定資産税評価における地方公共団体の固定資産評価事務取扱要領に、宅地、雑種地のほか農業用施設用地も高圧線下地補正(所要の補正)の対象になると記載されていたので少し驚きました。 高圧線下地には中高層の建物が建てにくい、又は建てられない建...
小諸市のだんご石(2018.3) 周囲約22m・高さ約5mの巨石 江戸時代(寛保2年・1742年)、寛保の洪水(戌(いぬ)の満水)と呼ばれる超豪雨により長野県小諸市で土石流が発生し、城下町を襲いました。そして大水がおさまったある日、千曲川近くの畑の中に巨石が突然現れて、村人...
新潟県上越市板倉区にある人柱供養堂の地すべり資料館(2012.9)から 800年前の大規模な地すべりで、押し倒されたまま地面に埋没した埋もれ木が展示されていました。この埋もれ木は1990(平成2)年、ほ場整備現場から発見されたそうです。 鎌倉時代末期、長野県から一人の旅僧が...
長野市(2012.10)から 写真は長野市中条日下野の臥雲院(がうんいん・1328年建立)にある”臥雲の三本杉”のようす。斜め45度に傾いています。この杉は、長野市天然記念物に指定(S55.5.1・旧中条村指定)されています。指定理由が現地看板にありました。 「この杉は地上...
白馬村(2017.2)から 前に山奥にある山林の所在を探していて、公図をつなぎ合わせても見つからないことがありました。ほとんど分筆をしていない、もしくはしてあっても1番イ、1番ロといった明治時代に行われた筆しかない場所でした。結局、飛地にあったのでわかるまでに公図を20枚く...
飯田市(2018.3)から 先月、地価調査基準地(2023.7.1)の地価データをダウンロードしてQGISに取り込みました。しかし、小さな点が表示(●)されているだけなので見逃すおそれがありました。そこで●の上に「長野9-2」の表示がしたいと思い、QGISのラベル結合を勉強...
東京都大田区(2015.3)の多摩川堤防付近から 撮影地からほど近い所で若い頃(23歳)、アルバイトをしていたので懐かしくなって2015年3月に訪れました。資格試験を何年も勉強中の孤独な若者でした。 堤防を歩いていたら洪水や地震に強いと言われる高規格堤防特別区域の看板があり...
東京都江戸川区(2015.3.25)から。 昔(2015年)、河川下に駐車場があるというので驚き、東京へ行ったついでに訪れました。 東京都江戸川区を東西に流れる新川の地下には、新川地下駐車場があります。長さ484m,幅18.4mの規模で200台を収容する日本初の河川下駐車場...
麻績村(2013)から 地名に関する文献を読んでいると「〇〇田」という地名が多くみられます。 用水開発者の名前をつけたり(例:権兵衛田)、地形や地質の特徴を表したり(例:狭間田)することがあります。 文献(佐久地方の地名と語源)によると〇〇田には下記の説明があります。 神田...
小川村(2013)から 仕事で最寄りのバス停を確認することがありますが、郊外や山間部のバス停が乗合タクシーの停留所に変更されていることがあります。乗合タクシーは電話予約が必要で通常のバスと異なり、不定期なのが特徴です。 前に文献を読んでいたら下記記述に驚いたことがあります。...
長野市大岡(2013.5)から 樹木図鑑をみていたら「イヌコリヤナギ」に下記記述があり、面白い名前の付け方だなと感じました。 「近縁のコリヤナギは枝の皮をむいて柳行李(やなぎごうり)」をつくるが、本種は行李づくりには使われず役に立たないために「イヌ」を冠して名づけられた。」...
須坂市(2018.4)から 前回の続き 上田市の大名(5万2千石)の献上品(括弧文献引用)は次のとおりです。 「参府献上は御太刀・錦二十把・金馬代・御暇拝領は巻物五である。 時献上は、正月三日御盃台文様松竹梅、同月干鯛、六月御薫袋(においぶくろ・麝香《じゃこう》などの香料を...
山ノ内町(2021.4)から 前回の続き 飯山市の大名(2万石)の献上品(括弧文献引用)は次のとおりです。 「以下、武鑑掲載順を追って解説する。(略) 年始八朔御太刀…(略) 時献上は、正月三日御盃台。これは盃を載せて客に薦める台である。(略) 五月串海鼠(いりこ・干しなま...
長野市(2014.5)から 昔、郷土史研究会の文献をみていたら江戸時代の信州諸大名が将軍に献上した品に驚いたことがあります。 文献(括弧が引用)によると 「安政六年(1859)刊の『武鑑』(ぶかん)によって、信州諸大名の、献上・拝領の品を調べてみた。(略)図版2は参府(参勤...
写真は長野市若穂牛島(わかほうしじま)にある蓮生寺の鐘楼(しょうろう)門前から。 鐘楼とは釣鐘(つりがね)をつり下げてつき鳴らすための建物をいいます。1階は出入口、2階は釣鐘がつり下がっていないので、近所の方にお伺いしましたがわかりませんでした。 この寺は現在、牛島区及び信...
飯綱町(2021.4.21)より 下記サイトの調査報告書(個人住宅の新築工事費に関する調査・研究)を見ていると時代の流れを感じます。 この報告書は個人住宅(戸建て住宅)の新築工事費に関する調査結果を掲載しています。私は仕事でよく参考にしています。 ・エネルギー供給方式はオー...
山ノ内町(2021.4)より 長野市七二会(なにあい)谷原には”割り上げ岩”と呼ばれる大きな岩があります。長野市誌に掲載されている写真から推定すると高さは2.5mくらいありそうです。昔、現地へ行ってみましたが場所はわかりませんでした。 同市誌に”割り上げ岩”の下記説明があり...
小布施町(2010.4.28)から。 立地適正化計画を調べていると浸水想定区域の全部又は一部を居住誘導区域内に含める市町村と含めない市町村があることに気づきます。また、浸水想定区域内を含める市町村でも家屋倒壊等氾濫想定区域を除外していたり、浸水する時間や避難所からの距離とい...
上田市(2010.4)から。 昨年、実家から将棋盤(足付盤)を持ってきました。小学生の頃、親に頼んで買ってもらったもので約50年経ちます。材質はカヤが最高級で値段も非常に高かったので、安いカツラにしました。 今、プロ棋士の将棋名人戦が行われていますが、タイトル戦で使う将棋盤...
飯山市(2021.4)から。 昔からソメイヨシノとサクランボの木は、同じ桜なのにサクランボの木は実がたくさんなるのが不思議に思っていました。 下記サイトによると ・ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種と推定されていて江戸時代末期に江戸染井村(現・東京都豊島区)の植...
飯山市(2009.4)から 全国の大規模盛土造成地マップが公開されています。 重ねるハザードマップ~災害リスク情報などを地図に重ねて表示~ https://disaportal.gsi.go.jp/index.html 最初、上記サイトのどこにあるのかわからず探し続け、やっ...
飯山市(2009.4.27)から。 先日、長野市誌を読んでいたら下記記述がありました。 「弥生時代の遺跡は屋地を中心とした一帯にあり、弥生式土器は蛭川と藤沢川の二つの川の扇状地の扇端部から出土する。「ヤチ」の地名の示すように川の出口の湿地帯であり、湧き水に頼った水田耕作がお...
安曇野市(2009.4)から。 廃線跡は遊歩道として整備されています。 昔、鉱泉地(源泉)に係る相談を受けたことがありました。 固定資産税評価の鉱泉地とは文献(固定資産評価基準解説)に下記説明があります。 「1 鉱泉地の意義 鉱泉地とは、「鉱泉(温泉を含む。)の湧出口及びそ...
長野市から(2009.4) 最近、自転車用ヘルメットをネットで購入。普通の帽子風なデザインのものを選びました。 車で走行しているとき、写真のような道路に緑色のグリーンベルトを見かけます。 ふと、自転車はグリーンベルトを走行してもいいのかなと疑問に思い、調べてみました。 下記...
小川村(2011.4)より 今日は専門的な話になります。 前に、不動産調査で水道配管図を取ろうとしたら”埋設管はありません”と言われました。対象不動産は行き止まり道路沿いに倉庫が点在する郊外の住宅地域にあり、近くの市道沿いに水道埋設管はありますが、前面道路に給水管や埋設管が...
白馬村(2010.4)から。 前に買ってあった下記本の超難解な詰将棋を解いてみようと思いました。 「詳解 詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 2004~2019」2020/2/25,マイナビ 詰将棋作家として著名な若島正氏が全問解説しています。 本書案内によると 「詰将棋解答...
小谷村(2011.4.8)から。 雪国では、主に飲めない井戸水をくみ上げて道路の路面に埋め込まれたパイプを通じて水を散布する装置(散水融雪システム)をみかけます。道路に積もった雪を地下水で溶かす役割を果たしています。最近、不凍液を利用した方法もあるようです。 しかし、散水し...
小川村から(2011.4.28)。立屋の桜として知られています。 今年の桜は早いようです。桜をみると父を思い出します。 不動産調査をしていると上水道や簡易水道でない「井戸水」を利用していることがあります。井戸水は水道法による規制を受けませんが、年月により水質の変わることがあ...