難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。
ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!
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こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《17》】から続きます。 kimamaneko.com 愛車への感謝 事故に遭ってもわたしを守ってくれた、NBOX。 6年前、息子たちの成長を見越して、室内空間の広いこの車を買ったのでした。 お迎えに行き、中で汗びっしょりの服を着がえるときも、立ってできて、とても便利でした。 毎日ハードなクラブで、お疲れの子どもたち。 後部座席でぐっすり眠り込んだりしても、十分広くて助かりました。 わたしと一緒に、子どもたちの成長を見守ってくれました。 『今の車を売って、新しい車を買ってもいい?』と主人に相談したら、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《16》】から続きます。 kimamaneko.com することリスト 9月に入院して、第1週に手術。 そう決まってから、7月、8月は、怒涛の忙しさでした。 わたしがしばらく思うように動けなくなることが、わかっているからこそ。 動けるうちに、できることをしなくてはいけない。 システム手帳と、スマートフォン両方に《することリスト》を作り、ひとつずつ確実にこなすようにしました。 《することリスト》に用件を書いて、終わったらチェックを入れる。 するとどんどん消えていくので、爽快感があります。 『やったぞ〜!…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《15》】から続きます。 kimamaneko.com 息子たちのかわいいバックアップ 長男に話したことで、とても気持ちが楽になりました。 長男は、そのあと買い物や手荷物など、すっと持ってくれたりするようになりました。 次男には、確かなことは伝えませんでしたが、もともと、気遣い屋さんで優しいので、『まかせとけ!』ていう感じで、いつもやってくれていました。 次男に、要らない気苦労はさせたくなかったので、言わなかったのですが、あとで聞いたら怒りそうですね(笑) 『なんでぼくには言ってくれなかったん!』 3…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《14》】から続きます。 kimamaneko.com 温かい友情に包まれて 『難病』のために手術をしなくてはならないことを、ぶち子と輪ちゃんに話しました。 さすが長いお付き合いの2人。 いつもと変わらない笑顔で、接してくれました。 いたわりすぎたり、特別に扱うこともない。 根ほり葉ほり聞くわけでもない。 なんだか安心して、心を預けることができました。 背中から、ふわっと抱きしめられているような気がしました。 『大丈夫だよ。心配しなくていいよ。』 2人の空気が、そういってくれているような気がしました。…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《13》】から続きます。 kimamaneko.com 師範試験 己書の師範試験の日程が決まったと、私たちの師範から告げられました。 11月の中ごろの日程でした。 9月は入院、10月はどうなるかわからないわたしは、師範に 『輪ちゃんとぶち子は今回受けて、わたしだけ、次回の師範試験に回してもらえますか?』 と頼みました。 師範は、きょとんとした顔をされて、わたしが自信がないと思われたのか、 『大丈夫よ!喜満満猫ちゃんなら。心配しないで、みんなで受けよう!』 と励ましてくれました。 同期受験の仲間 わたし…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《12》】から続きます。 kimamaneko.com 手術の時期 先生は、『いつごろがいい?』と言われました。 急な症状とかではないから、気をつけていれば、時期はいつでもいい、ということでした。 しかし、いざ、時期を考えると難しいものがありました。 今年は、次男の高校受験の年。 受験生の夏は、とても大事です。 そんなときに次男に大変な思いをさせたくないです。 とにかく、夏休みの間はやめようと思いました。 少しでも一緒にいる時間を大切にしたい。 クラブも引退して、勉強はしなくても、一日中家にいますしね…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《11》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ決意のとき 2018年7月の診察日。 先月、初診のとき、先生は『究極の2択』を提案しました。 ずーっと(日本テレビ系列の)テレビだけ見て、 動かず、すべての家事を誰かにしてもらって、 誰かに肩をたたかれることもなく、 少しも蹴つまずくことなく、 残りの人生を生きていくか。 手術するか。 どうする? というものでした。 わたしがひとり、気持ちがばたばたしているだけで、本当に手術が必要かどうかは、誰が考えてもわかることです。 残りの人生を、じ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《10》】から続きます。 kimamaneko.com 主人の心強いバックアップ 主人は、わたしと違って、あまり多くを語るタイプではありません。 わたしは、何に対しても、感情を重視してしまいますが、主人は、しっかり周りを見て考える理論派です。 そのときの流れで考えるわたしと、主人とは、まったく性格の違う夫婦です。 ちなみに体型もまったく違います。 ⇑⇑まるで上の写真のようです(笑) そんな主人は、わたしがつらいとか痛いとか何も言わなくても、しっかり様子を見てくれていて、さりげなくフォローしてくれました…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑨】から続きます。 kimamaneko.com 己書の師範になる修行 わたしたち3人は、己書の師範試験を受けることを決めました。 師範の先生は、 『師範を目指すのであれば、みんなと同じようにではなく、厳しくそれなりにいきますよ。』 とおっしゃって、表情を引き締めました。 お題も、今までは好きなものを書いてきました。 ですがこれからは、師範になるべき技術力を持つようにと、段階を踏んでいきます。 絵の具を使ったり、薄墨で水墨画のような絵を描いたりしました。 己書のキャラクターは6体のお地蔵さまですので、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑧】から続きます。 kimamaneko.com 10数年ぶりのご縁が再燃 先日開かれた高校の同窓会で、久しぶりに会った4人の仲間。 話が盛り上がって、ほぼ徹夜の近況報告会をしました。 そのとき、ふとした話の流れで己書を始めたことを話したわたし。 1人の友だちが、ずっとそんな何かをやりたかった、ぜひやってみたいと目を輝かせました。 彼女に頼まれて、己書の体験に連れて行くことになりました。 彼女の名前を輪ちゃん(仮名)とします。 わたしにとって癒される大事な人 わたしを最初に己書に連れていってくれた親友…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑦】から続きます。 kimamaneko.com あらためて考えてみた あらためて考えると、わたしが交通事故に遭ったのは偶然に偶然が重なっています。 《たまたま1年に一度のスケート教室の日だった。》 《隣県に行くために交通量の多い国道を通らなくてはならなかった。》 《たまたまその日は、いつも行くバスではなく、腰痛をかばって自分の車で行った。》 《いつも送迎してくれる主人は、家族の体調が良くなかったため、家にいてくれることになった。》 こういうときは、何かすらっと流れないものであると、肌では感じていたの…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑥】から続きます。 kimamaneko.com 決心して紹介状を書いていただいた 2年半もお世話になった病院を去るのは、とても心苦しかったのですが、主治医の先生は替わられて、初診からスタートになってしまいました。 同じ初診からスタートなら、と心を決め、紹介状を書いてもらいました。 息子の通う隣県の整形外科病院に、月に1度診察にみえていた先生は、わたしに『僕の病院においで』と言ってくださいました。 その先生は、隣県の医療センターの副院長をされておられます。 いきなり行っても、なかなか診てもらえないのが…
こんにちは。喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑤】から続きます。 kimamaneko.com 玄関は己書の癒しギャラリー 親友とふたり、癒されながらのんびりペースで月に1度、己書を習っていました。 最初にご縁をつないでいただいた師範は、己書の普及のため全国展開されることになり、お弟子さんに私たちを託されました。 新しい師範は女の方で、少しお若いけれど同年代でした。 わたしは、楽しく着実に、さまざまな作品を描いていけることに心が満たされていました。 幸座(レッスン)のあと、描いた作品を家族は心待ちにしてくれるようになりました。 ほめてもらい、玄関に…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火④】から続きます。 kimamaneko.com 己書を続けようと決めた 己書の体験をして、親友とわたしは、何だか理由はわからないけど、すごく楽しかったのでした。 2人とも、今後も続けていこうと決めました。 ただ、1ヶ月に1回の決まった日程ですので、2人の予定が合えば無理なく参加していこうという感じでした。 元来のんびりして気の合う私たち、 『今月は無理だね〜』 『来月にしようか〜』 といった風で、楽しく無理なく参加していました。 一方リハビリと通院は続く あの交通事故から2年以上過ぎても、経過観察し…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火③】から続きます。 kimamaneko.com 大きな転機①~己書体験 ~ その日、親友と二人で向かいました。 己書体験レッスンの会場となっているのは、市街地のはずれにある自家製ハーブのお庭がある喫茶店。 そこでは、ワンドリンクをオーダーする代わりに場所を提供してくれているのです。 4~5名の女の人たちがスタンバイして師範を待っていました。 私たちもかしこまり、緊張しながら待っていました。 くまさんみたいな師範 すると、入ってみえたのは大きな体のくまさんみたいな男の人でした。 えっ、『書』を教えてく…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【心を決めたあの夏の城崎の花火②】から続きます。 kimamaneko.com リハビリと通院の長い長い日々が続きました 100対0の事故のため、相手さまの保険会社さんとも直接交渉になり、神経をすり減らす毎日でした。 手のしびれと脱力感は変わらず、箸を持っても落としてしまったり、つかめなかったりしました。 料理をしていても、混ぜたりするのも、揚げ物を揚げたりするのも、食材を持つのも辛くなっていました。 足の力も入らないときがあり、歩いていて膝がガクッとなることも。 階段も手すりを持ちながら利用していました。 買い…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【心を決めたあの夏の城崎の花火①】から続きます。 kimamaneko.com なぜわたしが手術をしなくてはならなくなったのか、お話ししたいと思います。 手術からさかのぼること、さらに3年。 喜満満猫は、1年に1日だけ、ほぼボランティアで、子どもたちにフィギュアスケートを教えていました。 自治体主催で、バスに乗って約30人ほどの子どもたちと、隣の県のスケートリンクに行くのです。 大学生のときに、クラブの練習のかたわらスケート場主催のスケート教室のお手伝いをしていましたので、子どもたちがよちよちとかわいく滑っている…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 喜満満猫、人生最大の決意をした夏のお話をしたいと思います。 実は、このお話をするかどうか、とても迷いました。支えてくれた主人、家族にとっても大事なことでした。 ですが、今まさに苦しみの中にいて、もがいている、暗闇の中から光を探している人たちの、いちるの希望になれたら。 少しでも癒される人たちがいてくれたら。 そう思い、決心しました。 何部作になるかわかりませんが、連載したいと思います。 さかのぼること、2年。 わたしは脊椎を14〜5cmにわたり観音開きに割る手術をしました。 ですから、わたしの首から背中にかけてフ…
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