メガソーラー発電所が全国で森林破壊を進めている。その中でも、森林文化都市・飯能市が推進する阿須山中メガソーラー発電所開発計画を中心に解説する。
「自民県議団」による反社的発議 当サイトでは、飯能市議会と同様に、ボス議員、多数派が強権・恫喝支配する地方議会として、埼玉県議会にも注目している。 埼玉県議会において発議された埼玉県児童虐待条例の一部を改正する条例案(令和5年10月4日付)については、結局は、取り下げられて、成立しなかったものの、多くの県民国民を恐怖と不安に陥れて、反社会的条例とも呼ばれた。 発議した埼玉県議会自民県議団全58名のうち、議案書に連名の52名と名を連ねていない6名を次に示す。 提案者52名 No. 氏名 選挙区 1 田村琢実 南第6区 さいたま市見沼区(定数2) 2 齊藤邦明 北第2区 本庄市・神川町・上里町(定…
利権プロジェクト運営に影響大か 飯能市元幹部が新井重治現市長をさいたま地方裁判所(川越支部)に提訴した。住民訴訟である。 住民訴訟は住民監査請求前置主義をとっているため、原告人は、住民監査請求結果(却下または棄却)を受けて提訴前60日間を経ずに、訴状提出、受理されたことになる。 原告人は、元飯能市幹部であり、新井市長の強い支持者であった。 この人物が今回の提訴に至ったことは次の点で市庁内だけでなく、事業者、阿須山中利権プロジェクト全体に大きなインパクトを与える。 「元幹部しかも建設部長」市政に熟知しており、なおかつ、阿須山中で問題になっている都市計画法脱法行為等周辺領域についても事情を知る人物…
前提 阿須山中市有地が不適正な貸付料で特定の事業者に貸し付けられていることは既に事実として断定できる段階となっている。 飯能市は現貸付料10万円/月の法的根拠あるい「近傍類似地を参考にして」示すことが出来ず、しどろもどろの回答を繰り返す様は見苦しい。 地目では同じ山林とはいえ、西武池袋線飯能駅からわずか3キロメートルの阿須山中市有地に対して、同駅から20キロメートルも離れた条件の劣悪な遠隔地を基準地とした公募時最低貸付料月額72,660円である。これに27,340円を増額して事業者が提案した月額10万円を適正な貸付料としている。 飯能市は、市民からの質問、市議会での一般質問に対して法令を根拠と…
謎の立て看板 2つの法律に抵触の可能性 無許可設置の場合 道路法に定める道路占用許可を得ている場合 道路法 第32条第1項および施行令第7条 道路交通法に定める道路使用許可を得ている場合 道路交通法 第76条 謝辞:しろたま様に画像を提供いただいた。感謝申し上げる。 謎の立て看板 阿須山中メガソーラーの間を通る市道に、画像の立て看板が設置された。 表示された内容は次の通り。 阿須山中地内市道に設置された立て看板/撮影:しろたま様 この先、私有地に付整備された道路は通り抜けできません。 管理者 実に奇妙な内容である。 この画像では正確な地番が特定できないが、阿須山中メガソーラー全開発面積18.8…
阿須山中土地有効活用事業最優秀提案事業者の一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミーが建設した阿須山中サッカーグラウンドが「BOCA専用グラウンド」として登録された。 早速、コメントと質問の書き込みがある。 必要に応じてここでコメント、質問が可能である。 ただし、誹謗中傷、名誉毀損などの問題発言は控えることをおすすめする。 goo.gl
飯能市は2020年7月下旬~8月初旬に掛けて、「阿須山中土地有効活用事業について」と題するA4版8ページの小冊子を飯能市内全戸に配付した。 その中に、市側が最優秀事業者運営ユースクラブの実力に関する説明がある。 最優秀提案事業者である一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミーのプロフィール紹介部分。同事業者がいかに最優秀にふさわしいかをアピールしている。ディエゴ・マラドーナを輩出したアルゼンチンBOCAジュニアーズのブランドとノウハウを有すること、他の有力ユースクラブへの入団を果たした優秀な選手を育成したこと(註:時期等の客観的事実は不明)と併せて、令和元年埼玉県クラブユースのU-…
疑惑の総合商社「阿須山中土地有効活用事業」 あくまで、仮に疑惑が違法と認定され、有罪となった場合として公訴時効をまとめた。当該プロジェクトは、2014年6月11日に某市議が阿須山中とメガソーラー開発を初めて市議会で結びつけた日を仮のスタートとすると、既に8年以上を経過しているため、時効を迎えた事案もあり得る。掲載は、今後、時効を迎えると考えられる事案に限った。 実力行使可能な第三者機関として、さいたま地検・埼玉県警・警視庁・国税当局の活躍に期待したい。 時効完成時期が早い順で掲載した。また、違法行為の主体の説明を省いた。 公訴時効一覧表 項目名 時効完成時期 起算時期 内容・起算時期・時効年数…
検証報告書は、公募の公正性の強調を自画自賛に言うだけで、その根拠は示されない。 当ブログでは、4回にわたり、公募の検証を行っている。その中でも、奇異な飯能市の不正行為を挙げる。 広報はんのう&地元紙掲載が募集締切後 「広報はんのう」への掲載が、参加表明書締切後3週間以上を経た2017年12月号であった。また、地元紙文化新聞への掲載は同締切後4日後であった。 公募名 阿須山中土地有効活用事業者公募 担当部署 財務部 管財課 公募要領公表及び参加表明書受付開始日 2017年10月13日 同受付締切日 2017年11月6日 広報はんのう 募集告知 なし(締切日の約3週間後配布2017年12月号掲載)…
前市政から引き続いて幹部を担う者だけでなく、退職した前・元幹部らが今もって阿須山中メガソーラーに反対する市民・議員らを敵視する理由のひとつと考えられる。 地方公務員法15条 (退職をした者の退職手当の返納)第十五条 退職をした者に対し当該退職に係る一般の退職手当等の額が支払われた後において、次の各号のいずれかに該当するときは、当該退職に係る退職手当管理機関は、当該退職をした者に対し、第十二条第一項に規定する政令で定める事情のほか、当該退職をした者の生計の状況を勘案して、当該一般の退職手当等の額(当該退職をした者が当該一般の退職手当等の支給を受けていなければ第十条第二項、第五項又は第七項の規定に…
【検証内容の検証 2】「貸付金額は妥当」不適正(2)妥当・適正な貸付金額を当該地で検証すべき
新井重治市長が座長をつとめた「阿須山中土地有効活用事業検証委員会」の検証報告書は、事実にもとずく検証をせずに是認する杜撰な検証内容であった。 適正な貸付料は現行貸付料の数十倍 阿須山中土地有効活用事業での市有地17haの貸付料10万円(公募時最低賃貸借料72,660円)は、不当に安価である。適正金額との差額の公金が流出していることになる。 当ブログでは、飯能市が基準地とした「飯能市炭谷日影」は極めて不適正な選定であるとした。 適正な貸付料(月額)の金額を過去に投稿したエントリーで示す。 公有地買い戻し金総額20億円で試算した場合 700万円 【公有地不正貸付 1】算定対照表 - 飯能市メガソー…
4つの近傍類似地と貸付料試算 概算484万円~1059万円 公社からの買戻金 公社所有地簿価 送電線路鉄塔敷地補償料 仮設送電線路補償料 現行貸付料:阿須山中市有地 試算方法 試算表 公社からの買戻金 公社所有地簿価 送電線路鉄塔敷地補償料 仮設送電線路補償料 4つの近傍類似地と貸付料試算 以下は、飯能市土地開発公社事業決算報告書のデータから試算した阿須山中公有地170,162m2の月額貸付料に換算して比較するために、近傍類似の土地の貸付料を算出した。 概算484万円~1059万円 現行貸付料の48倍~106倍 公募時最低賃貸借料の67倍~146倍 公社からの買戻金 789万円 公社所有地簿価…
設立3年未満でも応募可 阿須山中土地有効活用事業の最優秀提案事業者は2017年10月の公募開始時点で設立2年3ヶ月であり、公募要領の「事業者の資格要件」を満たしていない、として飯能市は自ら定めた公募要領に反する事業者選定を行ったとする批判が上がっている。 しかし、公募要領では「設立から3年未満は応募資格がない」とは言えない。以下、説明する。 公募要領では、「4.事業者の資格要件(3)応募の制限」として、欠格事項を挙げている。ア項~オ項までは、破産等の申立、指名停止中、税金滞納、反社会的勢力関係者、団体規制法対象者等一般的な項目が挙がる。 カ項は経営健全性にかかる基準項目である。 カ 経営が健全…
詐術の学び舎 阿須山中土地有効活用事業には、詐術と考えられる多くの工夫が満ちている。 当該事業最大ポイントのひとつ土地賃貸借料も例に漏れない。 この貸付料が成立する仕組みは既に解説している。 azx.hatenadiary.com 今回は、貸付の偽装の仕組み、さらに、「では、何故に市民はだまされたのか?」についても解説する。 この問題については、すでに、2年前から一部の市民は疑問を抱いていたものの「貸付料は国土交通省のデータと市条例に基づいて算定されている。安いように見えるが適切に算定されているようだ」との判断でそれ以上の追及が停止していたようだ。 以下より、心ある市民をだます欺しのテクニック…
検証報告書を検証する 1 「貸付金額は妥当」は誤り (1)検証内容を「添削」
「貸付年額120万円は妥当」ではない 最重要項目「賃貸借料が年間 120 万円となることの根拠について」の検証内容を掲載し、誤りを赤字で示し、青字で修正した。 2 検証内容等について ⑴ 事業者選定及び太陽光発電事業の経緯について ① 賃貸借料が年間 120 万円となることの根拠について阿須山中土地有効活用事業者公募要領(土地賃貸借による有効活用事業)(平成 29 年 10 月 飯能市財務部管財課作成。以下「公募要領」という。)の「3 提案に当たっ ての基本的な考え方」、「(6)土地賃借料」において、最低賃借料を月額 72,660 円と して公募を行った結果、最優秀提案事業者であるアカデミーが…
新井重治市長を座長とする阿須山中土地有効活用事業検証委員会による検証報告書が、飯能市ホームページで公開された(公開日2022年5月24日)。 阿須山中土地有効活用事業の検証について|飯能市-Hanno city- 「検証内容の検証作業」の利便に供するために、以下に転載する。 ※目次は各項目にリンクしており、全体を把握した上で各項目に即時にジャンプすることができる。 なお、同報告書の内容に関する当ブログの見解は後日投稿する。 阿須山中土地有効活用事業検証報告書 令和 4 年 5 月 23 日 阿須山中土地有効活用事業検証委員会 <目次> 1 はじめに 【検証事項】 2 検証内容等について ⑴ 事…
概要 1.適正対価なき市有地貸付 2.適正対価なき伐採木無償譲渡 3.補足情報 飯能市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例 対象物件等 対象取引 参考 地方自治法 関連条項 「適正対価なき市有地貸付」資料 「適正対価なき伐採木譲渡」資料 概要 飯能市阿須山中土地有効活用事業は、市有地(山林)17haの事業者に対する貸付事業である。賃料は年120万円。土地賃貸借契約は2年ごと最長30年の更新が可能。 市有地17haに選定後事業者取得民地1.8haを加えて全開発面積18.8269ha。付帯施設メガソーラー17.85haは全開発面積の95%。資金の大部分はこの「付帯施設」建設・…
不健全経営でも応募&審査通過 応募前の経営健全性評価がゆるすぎる 欠格事項 「応募の制限」 経営健全性評価表(例) 経営健全性評価ゼロでも審査失格回避 低い配点で経営健全性を軽視 大項目で唯一の失格対象外 提案審査「大項目」配点&失格除外表 参照 「公募」関連の投稿 不健全経営でも応募&審査通過 いわば「経営健全性がゼロ」でも、審査通過となり得る仕組を述べる。 経営健全性については、公募では次の通り、飯能市による2度の認定が行われた。 応募前。公募要領「応募の制限」に示された欠格事項に該当しなければ、応募が可能となる。その条件は緩く、とくに、グループ応募では構成法人のうち1社あるいは2社以上が…
広島市では横領事件に発展 伐採木問題比較検証表 広島市恵下処分場伐採木問題資料 事業概要 住民監査請求関連(広島市HP) 市民活動 新聞記事(見出しのみ) 謝辞 広島市では横領事件に発展 公有地伐採木の処分にかかる不正あるいは不適正問題は、飯能市以外でも起こっている。 広島市が2001年の新埋立地選定作業着手から2008年の建設工事決定・環境アセスメントを経て、2022年内の供用開始をめざして進めている佐伯区湯来町の恵下処分場建設工事である。この事業では、市が伐採木の廃棄処分を依頼した事業者が契約に反して、市場に直売し、本来、市が得るべき売却益等を得たとして、事業者および社員ら5名および2社が…
算定対照表 「飯能市行政財産の使用料に関する条例」に基づく土地使用料(月額賃貸借料)の算定は次表の通りに行われたと考えられる。 阿須山中土地有効活用事業では、土地価格を阿須山中市有地より大幅に低価格の土地を基準地として算定。大幅な値引きを実現した。 本来なら市の収入となるべき差額を市収入とせず、流出させたことは背任行為と言わざるを得ないのではないか。 土地賃貸借料算定対照表 注1.阿須山中市有地価については、周辺の土地取引サンプル数が少ないため、取得価格を地価として算定した。したがって、値引率は推定の概算であるため誤差が生じ得る。 参考資料 飯能市行政財産の使用料に関する条例 土地賃貸借契約書…
契約は無効 事業中止が適当か 前投稿 「土地賃貸借料は適正か 」では、土地賃貸借料が不適正に安価であることを解説した。基準となる「飯能市行政財産の使用料に関する条例」に定められている「当該土地の適正な価格」を賃貸借対象の当該市有地ではなく、その100分の1程度と考えられる遠隔地の土地を基準として、その価格を基準として賃貸借料を決定しており、これは明らかに不適正で条例違反と考えられる。 これを根拠に、飯能市・阿須山中土地有効活用事業にかかる土地賃貸借契約が無効となる疑いがある旨、説明したい。 市有地等の市有財産は市民共有の財産であり、道義的にも「適正な対価」で貸し出すことは当然であるが、法律では…
公募時最低賃貸借料の根拠 算定 土地賃貸借料は不適正に安価 基準地詳細 「飯能市行政財産の使用料に関する条例」適用は適正か 関連投稿 参考資料 公募時最低賃貸借料の根拠 まず、阿須山中市有山林17haの公募時最低賃貸借料の算定基準、基準地等を検証する。 飯能市は「平成29年度地価調査価格(林地)」並びに「飯能市行政財産の使用料に関する条例(平成17年 条例第 46 号)別表」を参考に算出した、としている。 算定 まず基準地の土地単価に事業用地面積を乗じる。次に「飯能市行政財産の使用料に関する条例 別表」に定める料率を乗じて最低土地賃貸借料72,660円を算出した。 算定は次の通り。基準地は当ブ…
市有林伐採木問題にかかる条項 資料画像 飯能市阿須山中市有林伐採木問題(不適正処分)に関しては、次の2つの契約書等がその根拠となる。 土地賃貸借契約書 令和元年(2019)12月10日締結 (現状変更の承認)第9条 乙は、貸付物件の現状を変更しようとするときは、あらかじめ甲の承認を得なければならない。伐採した立木の取扱は甲乙協議の上、決定する。 土地賃貸借契約書の細目に係る覚書 令和2年(2020)9月15日締結 3 乙は、立木の伐採、伐根、搬出、加工、処分等(以下「伐採等」という。)に係る費用を負担するものとし、伐木の売払いによって生じた利益については、乙が負担した伐採等に係る費用に充てるこ…
事業計画中止か。認定情報リスト非掲載に 青梅市議会での質疑応答 国会に登場 【資料】青梅市議会2020年12月定例会 ひだ紀子一般質問抜粋 事業計画中止か。認定情報リスト非掲載に 1年前に投稿した 「加治丘陵南辺 青梅市今井に新メガソーラー計画 - 飯能市メガソーラー疑惑」について、その後の状況に触れておく。このメガソーラー予定地は、飯能市阿須山中メガソーラー開発区域より数百m程度という近距離にあると考えられる。 結論から言うと、当該事業計画は、その後、「固定価格買取制度に基づく事業計画の認定情報」に非掲載となった。資源エネルギー庁による認定取消あるいは、事業者の取り下げ申請により、事業化は実…
希望の森(仮称) 「希望の森(仮称)」藤田桃仙作。
市長は「1円の支出もない」と主張 大久保勝前市長は阿須山中土地有効活用事業の支出に関して、2020年11月に地元テレビ局飯能日高テレビ(※1)で、次のように主張している。 年間120万円(注:土地賃料10万円/月)ですが、市にお金が入る。そして、市は1円もお金を掛けないで、あの施設(※)ができる。 ※地方創生に資するとして公募選定され、現在建設中のサッカーグラウンド0.97haとその11倍の面積をもつ「付帯施設」メガソーラー等施設。 飯能市支出(流出)金額の試算 本当に、1円の支出(流出)もないのか。当該事業にかかる市の支出額を試算した。なお、本来は市の収入とすべき市有地伐採木売却代金について…
林地開発許可から一年が経過した 飯能市阿須山中土地有効活用事業の最優秀提案事業である「飯能の未来を託す子どもの育成環境整備と地方創生のためのシティプロモーションの実現」のためと称するサッカー場建設0.97haと付帯施設とされる発電容量6.4MWのメガソーラー建設が進行中である。 合計の開発面積18.8ha(うち市有地17ha)に対する林地開発許可が埼玉県から事業者(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに対して通知されたのが、昨年、2020年9月25日であった。 azx.hatenadiary.com 「申請内容の虚偽」は取消条項に抵触 しかし、住民説明会における事業同意書が虚偽であ…
2つの事業同意書 阿須山中土地有効活用事業と、飯能市が常々別事業であると主張する「阿須山中アミューズメントロード事業(公文書名:AZU-YAMANAKA AMUSEMENT ROAD)」(※)の事業同意書の作成手法が相似である。 すなわち、説明会参加者名簿を事業同意書の同意者名簿として利用している。これら説明会議事録は、飯能市が公文書として保存しており、開示されている。 文書形式やフォント、項目名まで相似であり、同人物、同グループによる作成が類推できる。 次表に主要項目を対比してまとめた。議事内容詳細についてはここでは省略する。 ※県道218号線の赤峰神社南側から進入して阿須山中に続く市道に接…
阿須山中土地有効活用事業における虚偽同意書 阿須山中土地有効活用事業の住民説明会で、参加者名簿を利用した事業同意書の作成が2件、判明している。 該当する住民説明会は2019年7月28日と同年8月10日の2回開催された。 このうち、8月10日については、住民が同意していないにもかかわらず、参加者名簿が同意者名簿として使用されており、事業者と自治会長連署による虚偽文書が成立していると思われる。有印私文書偽造ともいえる。 次の「概要」は、公文書として飯能市に保存されている当該議事録および同意書からまとめた。議事内容詳細についてはここでは省略する。 ※7月28日については自治会長と自治会役員向けであり…
面積求積表 工事名:阿須山中土地有効活用事業 2020年9月25日林地開発許可後 許可後の面積求積表 サッカーグラウンド用地面積0.9768haは、開発区域全体18.8269haの5% である。「付帯施設」の太陽光発電所用地が全体の95%と大部分を占める。 サッカー場は、調整池底地のグラウンドとわずかな路地敷のみを開発面積に参入して、都市計画法の開発許可を免れている。 ※土地利用計画平面図の面積求積表を画像に変換 土地利用計画平面図 工事名:阿須山中土地有効活用事業 2020年9月25日林地開発許可後 許可後の土地利用計画平面図
回覧文書概要 当初、2022年3月までを工期としていた、阿須山中土地有効活用事業だが、大和リースから阿須住民に回覧された文書(※)(2021年8月吉日付)によると2022年9月30日に6ヶ月延長となっている。ソーラー発電の運転開始時期を過ぎ、FIT契約期間の1年短縮となる可能性が高まってきた。さらに、同文書は、 太陽光発電所建設工事:2021年11月〜2022年7月 サッカー場建設工事:2022年2月〜2022年6月 と述べている。パネル設置工事開始を阻止すべく市民運動の活発化が予想される。さらに、メディアへの露出、内偵の進展が予想される。(注意)阿須山中土地有効活用事業では、旧大久保・上旧市…
概説 飯能市が阿須山中地内の市有地伐採木売却代金を最優秀提案事業者である一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに得させたことが2021年6月16日飯能市議会一般質問の中で明らかにされている。 一特定事業者に多額の利益を供与した理由については、市議の質問に対して次のように述べている。 [長谷川議員] ところで伐採した木の取り扱いについて市民より昨年10月28日に飯能市に対して質問が出ていました。 それに対して飯能市は12月14日にこう回答しています。飯能市は、立木を売却可能とするための伐採、搬出加工等にかかる費用を見積もったところ、伐木の売り払いによって生じる見込みの利益を大幅に…
2021年7月4日告示、7月11日(日)投票の飯能市長選挙の結果は次の通り。 過去2回の選挙との比較、市議選との比較データを掲載した。 2021年7月11日飯能市長選挙結果 [当選]新井しげはる・新人 14054票(得票率53.6%) 大久保まさる・現職 12177票(得票率46.4%) 有権者数67,956人 投票率39.63% 有効投票数26231票 比較:市議会議員選挙(4月)と市長選(7月)の投票率 2013年 50.32% 57.60%2017年 50.30% 42.76%2021年 47.09% 39.63%(今回) 飯能市長選挙結果推移(3回分) ( )内は得票率 2013年 7…
盛土は崩れやすく危険である 阿須山中造成土量を熱海市伊豆山崩落土量で割ると、 35.0万立方m÷5.4万立方m=約6.5倍 崩落土量=大半が開発による盛土、と静岡県が発表している。 あの津波のような土石流の概ね6.5倍もの土量が阿須山中メガソーラー開発用地では切土盛土される。盛土は切り土と比較して、ふかふかで軟弱な状態が長期にわたって継続するため、土砂災害を発生しやすく危険である。多くの住民市民は年々大規模になる大雨・集中豪雨による災害可能性を不安視している。 【根拠】熱海市伊豆山の土石流で崩落した土量を静岡県が次のように発表した。 静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流を巡り、県は4…
7月3日に発生した静岡県熱海市の土石流は甚大な被害をもたらし、人命が失われ、現在も、救出活動中である。 今後、再発防止のために、発生原因の特定と防止策の策定が急がれる。 さて、この土石流災害と発生現場の近隣、山頂上付近にはソーラー発電所が設置されている。いまのところ、今回の災害との因果関係は不明である。 固定価格買取制度事業者計画認定情報を調べたところ、これは、低圧分割案件(※)であることが見て取れる。 「熱海市伊豆山」でFIT認定番号を取得している、低圧分割案件は3社ある。1社のみが「運転開始前」となっておらず、稼働しているものと思われるが、実際の稼働状況が不明のため、単独事業か、2社以上の…
【飯能市議3氏の当選効力審査開始】 埼玉県選挙管理委員会より報道発表資料公開 「飯能市議会議員一般選挙における当選の効力に関する審査の申立てについて」https://www.pref.saitama.lg.jp/e1701/news/page/news2021062501.html 飯能市議会議員選挙投票日2021年4月25日(日)が迫る4月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり、飯能市役所玄関前駐車場で、大久保勝市長が野田直人氏、武田一宏氏及び加涌弘貴氏の3候補に対して応援演説を行った。このとき、約40名の市幹部、職員が列を成して、市長および候補者の方向に向かって拍手をもって応援の意思を…
この投稿は正確を期するため今後更新する。 【目次】 土地賃貸借契約書 市有林(伐採木)に関する条項抜粋 土地賃貸借契約の細目に係る覚書 伐採等費用負担および伐採木売却益取扱条項抜粋 飯能市収受の伐採木関連見積書 説明 財務部長答弁 市議会2021年6月16日 説明 土地賃貸借契約書 土地賃貸借契約書 土地賃貸借契約書テキスト文(読みやすい。当ブログ記事) 市有林(伐採木)に関する条項抜粋 (現状変更の承認)第9条 乙は、貸付物件の現状を変更しようとするときは、あらかじめ甲の承認を得なければならない。伐採した立木の取扱は甲乙協議の上、決定する。 土地賃貸借契約の細目に係る覚書 土地賃貸借契約書細…
長谷川順子市議 一般質問 書き起こし 阿須山中土地有効活用事業に関して
飯能市議会令和3年度6月定例会 6月16日 長谷川順子議員(※)の一般質問のうち「阿須山中土地有効活用事業」(阿須山中メガソーラー)に関する市側との質疑応答を録画中継より書き起こした。時間にして約34分。 長谷川順子議員 ※無所属・2021年4月初当選。市民団体「加治丘陵の自然を考える会・飯能」代表 議長:中元太(公明) 答弁した飯能市幹部 企画部長:新井洋一郎 財務部長:青田精一 産業環境部長:細田幸二 見出しは、当ブログで独自に付した。 議会における常套句「答弁は以上です」「ご答弁申し上げます」、議長への呼びかけ(「議長」等)、質疑内容に関係のない議長注意(「答弁できる形式に言い直すように…
強力なレバレッジ効果が可能 このような資金調達スキームは、一般化できないが、条件が揃えば小資本の零細企業であっても強力なレバレッジを働かせ、数十億円規模で事業運営が可能である。しかし、完全に合法適法適正に実施することは困難であるので、諸分野での確認と熟慮が必要となる。 このスキーム例は、複数の市町村におけるPPP/PFI導入事例、実在する法人不動産登記情報等を確認した上で作成した。 実施手順例 前提条件 地方自治体所有の土地あるいは施設等が地方創生等を特定事業用途として民間事業者に貸し出される「土地等有効活用事業」であること。民間事業者は、自ら調達した資金により事業を行う。 事前に、公募結果、…
マンガが世論喚起に貢献 2021年5月27日参議院環境委員会 山下芳生議員(共産)の質疑資料に、漫画チラシ(※)が採用され、各委員、官僚、環境大臣等に配布された。 「これイラストのチラシですけれども、よく分かるチラシなんです」と山下議員が高評価。 この漫画チラシは、多くの住民、市民、企業・運動団体の問題意識を喚起したと言われている。 ※制作:加治丘陵の自然を考える会・飯能 質疑資料として配付
山下芳生議員による質疑 2021年5月27日参議院環境委員会・阿須山中関連全文書き起こし 埼玉県飯能市の阿須山中で進行中のメガソーラーの計画図であります。 もともと、阿須山中は自然が豊かで乱開発を防ぐ目的として飯能市が土地開発公社に購入させ、自然公園としてきましたが。ところが、サッカーによる地方創生を名目にした開発が進んで尾根を削って、谷を埋めて、10haに及ぶメガソーラーが建設されようとしています。 その右上、調整池として掘り下げられた場所に本来のメインとなるサッカー場は0.9ha計画されている。これ、大雨が降ったら水没するサッカー場と言うことで、これ、看板に偽りありと思っていますが、資料7…
2021年5月11日、埼玉県鳩山町の官製談合事件で関係者が逮捕され、同日に家宅捜索が行われた。鳩山町は、ここ埼玉県飯能市より北へ18キロ、クルマで30分のところに位置する。人口1万3千人。 2020年5月の鳩山町施設の工事発注に絡み、工事価格を町職員が、株式会社田中工業の前社長田中歳光容疑者に漏らした疑いが持たれている。町職員は官製談合防止法違反、前社長は公契約関係競売入札妨害罪の疑いで、県警捜査二課と西入間署の合同捜査班により逮捕された。 総合建設業の田中工業は、埼玉県内地元企業としてはメガソーラーの開発・施工を手がける新エネルギー関連企業大手。田中歳光容疑者は、田中工業の持ち株会社である株…
飯能市議会の保守系市議である野口和彦氏(写真)の同事業の正当性を主張する2つの動画を含む解説文がFacebook飯能会に投稿された。同会は飯能市関連最大のFBグループである。 推進派市議が自らか、市民に対して直接に阿須山中土地有効活用事業の「正当性」を主張することは希有なことである。その点は評価する。 同事業の「正当性」を市議選投票前に示して、推進派である自らの得票に繋げようとしたと思われるが、当初から彼の主張は論理破綻を来しており、感情と非論理性が暴走している。その一例を次に示す。 (例1)(市民説明会の開催を求める住民・市民の要望に市が応えないのは)「それを反対派の過激な方達が阻止している…
ひとつ前の投稿で書いたとおり、市幹部によって、憲法19条や地方公務員法36条に抵触しかねない特定立候補者応援指示が市職員に対してあったとしたら大問題である。 遵法意識に欠けるおそれのある飯能市である。市選挙管理委員会に対して特定候補者、とくに、阿須山中土地有効活用事業に反対する候補者を落選させることを命じかねない。 独立性が保たれるはずの選管だが、ここは飯能市である。 したがって、より多くの市民による開票監視が重要。 開票場所の飯能市立飯能第一小学校体育館では、4月25日(日)投票終了後の午後9時10分から一般人が入場して開票作業の見学ができる。 ぜひ、おすすめしたい。 www.city.ha…
市長独裁を思わせる異様な光景 2021年4月23日正午過ぎ、飯能市議会議員選挙候補者の加藤由貴夫候補(現職)、武田一宏候補(新人)が飯能市役所駐車場で演説を開始する前から、約40名の市職員が動員されて、整列。ほぼ直立不動で二人の候補者に視線を送り、演説が終わるたびに拍手喝采。途中で候補者それぞれに対して大久保勝市長が応援演説を行った。 その光景はさながら独裁国家のように異様。個人個人の自由意志で休憩時に行った行為とは考えられない。 職務時間中であっても、休憩時間中であっても、これは、憲法19条に定めた思想・良心の自由を侵害、さらに、地方公務員法36条に抵触しかねない業務命令をその上司たる市長あ…
埼玉県飯能市が進行管理する「阿須山中土地有効活用事業」。 政治の私物化、特定事業者への便宜供与、開発反対派市民・市議に対する市幹部、市議会中心人物らによる違法脱法行不適正行為による弾圧を我々はつぶさに見てきた。 阿須山中は踏み絵だ。開発を推進、許容してきた議員は、市によるこれらの行為を是認しているとみなす。新人にあっても同様。彼らは落選してしかるべきだ。 飯能市議会議員選挙(投票4月25日(日))。 この事業を阻止すべく行動して来た現職議員の再選を期待する。共産党の金子としえ、滝沢おさむ、新井たくみ、の3氏である。 新人では長谷川じゅんこ氏の当選を期待する。 氏は、土地賃貸借契約締結を市が2ヶ…
調整期間中(2021年1月6日〜2021年4月5日)の阿須山中問題に関する出来事は、後日、投稿する。
飯能市産業環境部長の「問題答弁」(※)が「飯能市議会 録画中継」にアップされた。この答弁が1市民団体及び代表者に対する名誉毀損行為にあたるか否かの検証材料が、公式に入手可能となった。 〈アクセス〉下記URLより「令和2年」→「12月定例会」→「12月15日一般質問」→「大津力議員」の「再生」ボタンを押す。 大津市議:30分32秒からの一般質問に対して、青田部長:30分57秒より答弁http://www.kensakusystem.jp/hanno-vod/index.html(約2分30秒) ※概要「阿須山中土地有効活用事業用地内で、希少種コクランの移植作業中、発見者である市民団体自らがコクラ…
【動画】産業環境部長の虚偽答弁/飯能市議会2020年12月15日
名誉毀損罪はもとより、部下が虚偽の報告書を提出したならその部下は「虚偽公文書作成罪」、作成後に、改ざんされたなら、「公文書偽造罪」が成立し得るだろう。 (見解を後日追加する)
2020年12月15日の飯能市議会での議場を利用しての、名誉毀損事件(※)関連部分を文化新聞(2020年12月18日付)記事より再録した。 ※阿須山中土地有効活用事業に関する一般質問への答弁で、市幹部が職員現場報告との体裁を取りつつ、一市民団体が移植立会時にコクランを踏み付けたとの虚偽を答弁し、名誉毀損を行った。 以下、抜粋。 大津議員=11月20日にコクランなどの移植を行ったというレポートがあった。どのように実施され、今後の管理について伺う。また、加治丘陵の自然を考える会・飯能のブログでは、会は移植に断固反対ということが書かれていたようだが、いかがか。 青田産業環境部長=移植当日の詳細はあえ…
発生時期と場所・状況 2020年12月15日、飯能市議会12月定例会一般質問。午前の部。大津議員の市執行部に対する阿須山中土地有効活用事業進捗状況についての質問に対して、青田精一産業環境部長の答弁の中で、阿須山中メガソーラー開発計画に反対する「加治丘陵の自然を考える会・飯能」の名誉を毀損する発言が行われた。概要は次の通り。 虚偽答弁概要 青田部長「(2020年)11月20日に行われたコクラン移植の際、加治丘陵の会が立ち会ったが移植中もいろいろ問題のある言動が目立つ中、極め付けに職員の静止を振り切り、生息地に入り込んで信じ難いことにコクランを踏みつけた」 ※この答弁については、「部長は部内あるい…
【引用】TBS テレビ「噂の!東京マガジン」全文(3)飯能市長の主張&まとめ
【引用元】TBSテレビ2020年10月25日放送「噂の!東京マガジン」のコーナー「噂の現場」タイトル「 地方創生で自然破壊!?サッカー場計画に賛否真っ二つ」約19分 CA:キャスター、NA:ナレーター、団体:加治丘陵の自然を考える会・飯能。【但書】著作権法違反を避けるために、「再録」ではなく、リポートの引用としてテキストを扱っている。 疑問に答えない市長 「土地賃貸借料が安いのでないか」→市長「高いかどうかわかりません」 「どういうことで地方創生になるのか」→市長は全く答えず。「(メガソーラーは)音も無く、夜も粛々と活躍もしないんですけども」意味不明。 大久保勝市長の支離滅裂さが、阿須山中土地…
【引用】TBS テレビ「噂の!東京マガジン」全文(2)事業者の主張、公募への疑問
【引用元】TBSテレビ2020年10月25日放送「噂の!東京マガジン」のコーナー「噂の現場」タイトル「 地方創生で自然破壊!?サッカー場計画に賛否真っ二つ」約19分 CA:キャスター、NA:ナレーター、団体:加治丘陵の自然を考える会・飯能。【但書】著作権法違反を避けるために、「再録」ではなく、リポートの引用としてテキストを扱っている。 事業者代表の主張 事業者一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミー(代表理事 木下聡一郎氏)は、莫大な建設費用がかかることを、付帯事業メガソーラー発電の理由としているが、その費用の大部分はメガソーラー建設に費やされる。メガソーラーなしの普通のサッカー…
【引用】TBSテレビ「噂の!東京マガジン」全文(1)住民の声
【引用元】TBSテレビ2020年10月25日放送「噂の!東京マガジン」のコーナー「噂の現場」タイトル「 地方創生で自然破壊!?サッカー場計画に賛否真っ二つ」約19分 CA:キャスター、NA:ナレーター、団体:加治丘陵の自然を考える会・飯能。 【但書】著作権法違反を避けるために、「再録」ではなく、リポートの引用としてテキストを扱っている。 経緯 冒頭では、森林を活かしたテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の成功例をあげ、なぜ、阿須山中では、森林文化都市・飯能市が森林を破壊してまでサッカー場&メガソーラー開発に邁進することになったのか、疑問を投げかけている。 小島CA「豊かな森林を活かしたムーミン…
前稿では、事業案の中心であるユースクラブ専用サッカー場が、ボカ飯能HPでは、クラブハウスや駐車場があり、広々とした、いかにも快適そうな整備されたサッカー場が掲載されているが、実際に進行中の開発計画では「上下水道・駐車場・観客席の無い、しかも、調整池の底という、大雨時には溺れるかもしれない、とんでもない代物」であることを示した上で、ボカ飯能HPの掲載内容は明らかに、実際とは全く異なり、優良誤認を消費者に与えかねない表示で、景品表示法に抵触する、と書いた。 しかし、ここ数日の調査により、これは消費者(ボカ選手を希望する子供の保護者など)向けでは無く、彼らの開発計画の根本を担うある存在に向けて作成さ…
選手募集パンフ&HPと開発計画を見比べる 最優秀提案事業者である(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーのボカHP、PDFパンフレットに示すユース専用サッカーグラウンド場は2022年6月に完成するという。グラウンドには、クラブハウスを併設。屋上には観戦スペースが設置。駐車場完備。また、グラウンドの周囲は、広々として、すがすがしさを強調しているように見える。 クラブハウスと駐車場。他パース図は当ページ下端HPご参照。 一方、同事業者が計画・建設を進めている阿須山中サッカーグラウンドはスリバチ状の調整池底面の平面部分とその平面に通じる路地敷だけが開発面積0.97haに参入されるため、事業…
噂の東京マガジン問題(3)地方創生研究者の見解は覆されたのか
飯能市は研究者の見解を覆した? 飯能市長、副市長ら幹部と議会有力者を中心とする推進グループは、阿須山中土地有効活用事業の問題点を指摘する一般市民、市議、専門家を反社もどき扱いしてきたし、反対討論で熱弁を振るう市議「職員を罵倒した、恫喝した」として、謝罪を強いて、さらに、問責決議にかけて採択するなど、議場まで利用しての反社もどき行為を繰り返してきた。また、「阿須山中土地有効活用事業について」との8ページにわたる小冊子と縮小版の広報への度重なる掲載等、多額の税金を費やし、当該事業の「メリット」ばかりを強調して、優良誤認を謀ってきた。商品にたとえると、景品表示法違反の不当表示の繰り返しである。 下記…
TBSからの回答書テキスト版 令和2年11月9日 飯能市長 大久保勝様 株式会社TBSテレビ 情報制作局情報三部「噂の!束京マガジン」 プロデューサー 王堂健一 番組への抗議及び要請に対するご回答 この度はTBSテレビ「噂の1束京マガジン」の取材に対し、市長はじめ市職員の皆様 にご協力頂き感謝申し上げまず。また、市職員の方々には、わざわざ弊社にご足労頂き、 ありがとうございました。 貴市より、令和2年lO月25日に放送した番組内容について、 『噂の!束京マガジンへの抗議及び要請について」を受領し、内容を拝見いたしました。 貴抗議文に対し、下記の通りご回答申し上げます。 記 ① 10月25日放送…
飯能市がTBSテレビに対する抗議文提出を報告 飯能市が問題としたのは、2020年10月25日放送のTBSテレビ「噂の!東京マガジン」の地域問題解説コーナー「噂の現場 地方創生で自然破壊!?サッカー場計画に賛否真っ二つ」放送時間約19分。 「大変困惑するとともに憤慨するような内容」であったことを理由にして、飯能市長から株式会社TBSテレビ社長あてに抗議文が発出された。 TBSテレビへの抗議文テキスト版 2飯地創発第38号 令和2年11月5日 株式会社TBSテレビ代表取締役社長佐々木卓様 飯能市長大久保勝 「噂の!東京マガジン」への抗議及び要請について 令和2年10月25日に放送された貴社の番組「…
【進言】この情報は資源エネルギー庁・固定価格買取制度事業者計画認定情報2020年7月31日の更新情報に基づいている。情報の誤り、変更等があれば、事業者のご指摘をいただきたい。 →情報提供フォーム。 メガソーラー事業については、近年、住民と事業者の間のトラブルが多く見受けられる。早期の情報開示と、円滑なコミュニケーションをはかり、双方ともに納得できる開発が望まれる。 青梅市今井メガソーラー計画 飯能市阿須山中メガソーラー開発区域の南西、最短数百メートルに、あらたな開発計画が存在する。東京都青梅市今井1丁目、加治丘陵の南辺、霞丘陵の今井林道と七国峠尾根道の間の区域。 発電事業者の親会社は、メガソー…
【飯能市長の弁解】地元テレビで拡散。「噂の!東京マガジン」の放送を受けて
TBS「噂の!東京マガジン」(2020年10月25日放送)で「常設トイレも観客席も駐車場もない民間事業者のユースクラブ専用公式サッカー場1面に62億円の民間資金導入(実はメガソーラーが主目的)」との疑惑を全国的に拡散された大久保勝飯能市長が、地元局に依頼して、「弁解」を放送させた。 市長「飯能市が、とんでもないことをやっている、というような思いに駆られた市民の方も多いというふうに思います。」 市民の疑念を、さらに深める内容である。 放送は、飯能日高テレビ「ほっとトピックス」の中で11月6日まで、1週間にわたり1日3回繰り返された。7分28秒。
開発行為の目的は「サッカーグラウンド及び太陽光発電所の整備」 阿須山中サッカー場&メガソーラー建設用地に掲出された林地開発許可標識である。 場所は、県道から市道を進み、ラジコンサーキット場の手前、唐沢川の南側。着工後、最初に伐採の手が入り、現在、唐沢川を埋めて、重機が作業を進めている現場付近。 ただし、飯能市と公募最優秀提案事業者(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーが2019年9月30日に締結した基本協定書には次のような条項がある。 土地有効活用事業に関する基本協定書 (乙の責務)第3条 乙は、土地有効活用事業の実施に当たっては、関係法令を遵守するとともに、市民からの間合せ等に誠…
【要約:阿須山中土地有効活用事業】500字 1分05秒 埼玉県飯能市阿須山中の20億円で取得した市有地を市長と懇意な一民間事業者にただ同然で貸し出し、大和リースなど大和ハウスグループらが62億円を拠出。希少種豊かな山林を造成して大規模太陽光発電所を建設。事業者は大和ハウスGからリースを受け、売電収入年間2億円超(飯能市試算)。飯能市は、事業目的を「地方創生と国際交流のためのユースクラブ専用公式サッカー場」と称して広報、WEBで市民をだまし続けて、大規模太陽光発電(メガソーラー)の危険性、環境への影響はひたすら矮小化。サッカー場の実態は「上下水道、駐車場、観客席なし」で公式サッカー場としては機能…
【再掲/放送予告】TBS「噂の!東京マガジン」10月25日(日)
テレビ番組&放送予定概要 (本日、2020年10月22日、Twitter番組アカウントで告知があったので、10月16日投稿した後、削除したものを加筆修正して投稿する。) 「噂の!東京マガジン」は放送開始1989年の長寿番組。その中で「噂の現場」は、主に地域問題にフォーカス、行政や事業者の問題点を指摘する。 テレビ局:TBS 番組名:噂の!東京マガジン 放送日時:10月25日(日)午後1時~(約1時間)。地域により異なる。 コーナー名:噂の現場(約20分間) テーマ:地方創生で自然破壊!?サッカー場計画に賛否真っ二つ キャスター:森本毅郎 噂の現場レポーター:山口良一 スポンサー:ミサワホーム他…
Facebookの、とある飯能地元グループ(会員数で最大規模)で、飯能市が推進する阿須山中土地有効活用事業に対する批判投稿の多さに心痛めたことを理由に会員2名が退会した。着工日10月14日の前日から当日に掛けてのできごとである。 グループの運営側は、政治的偏りのある投稿は削除するとして、当該事業に対する批判を牽制し、会員に対して、いわば「中立」を求めた。また、事実を事実として、そのまま投稿することは問題ないとの見解だ(批判なく、という意味に解釈できる)。 この日以来、当該事業に対する批判投稿は途絶えた。
番組名:TBSテレビ「噂の!東京マガジン」 放送日予定:無期限未定(←予定日10月25日(日)午後1時) 取材テーマ:(仮)飯能市・阿須山中土地有効活用事業 【参考】事業概要説明(文責:当ブログ) ●地方創生&国際交流のためのユースクラブ運営法人専用サッカー場1haは上下水道駐車場観客席ナシ。調整池兼用でグラウンド水没可。20億円で飯能市が取得した公有地に大和ハウスグループが設計監理施工資金62億円を投じる。不自然過ぎる開発計画。 ●真のメイン事業は1事業者を支えるため、と称する太陽光発電10ha。月間売電2億円超(飯能市試算)
着工後に疑惑はもっと増加する 10月14日着工との情報は、飯能市、事業者(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミー(以下、アカデミー)が10月11日開催、参加対象を絞りに絞った住民説明会で告知された。 既に外見上は「林地開発許可標識」がラジコンサーキット場の唐沢川対岸に掲出されていて、いつでも着工可能のように見える。伐採目印の赤や黄色のテープが張り巡らされる数も増える一方。 メガソーラー(と形ばかりのサッカー場)の建設のために血税20億円で取得した公有地を年120万円で1民間事業者に貸し出し、大和ハウスグループ(主に大和リース)が設計施工監理、62億円を投じる。市試算で売電収入は年間2…
「阿須ソーラー丘陵」と呼ばれかねない事態に イーゲート社が阿須山中の近隣でメガソーラー計画中 でお知らせしたイーゲート株式会社による埼玉県飯能市阿須地区のソーラー発電計画の場所の詳細が判明した。下図に緑色で示す2カ所。阿須山中メガソーラーから300m~400mの距離。 阿須山中活性化推進委員会発注の「取付道路」(※)が阿須山中、山王塚、孫治山3つのソーラー事業で共用される。この取付道路がなければ、県道から阿須自治会館・長澤寺前を通る市道では4mに満たない区間があり工事車両の進入は困難。孫治山ソーラーの固定価格買取制度の新規取得日が阿須山中メガソーラーと同一であり、一体計画が疑われる。※阿須山中…
(本日、2020年10月9日付の地元紙「文化新聞」に掲載されたことから当ブログでも情報公開することとした) 怪文書は県を騙る 9月中旬、阿須山中土地有効活用事業太陽光発電所(メガソーラー)開発用地を流れる唐沢川下流と県道の交差するあたり、赤城神社周辺の住宅に、県の林地開発許可担当部署の名を騙る出処不明の文書が配布された。A4両面カラー。印刷所で印刷されたと思われる品質でポリ袋に一枚一枚封入されていた。 県の林地開発許可担当部署名を騙る出処不明の悪質な行為であり、危険をあおり過ぎるきらいはある。しかし、内容を精査すると、通常、開発実務関係者しか知り得ない最新の施工関連情報が盛り込まれており、一般…
2020年9月25日付で、飯能市阿須山中土地有効活用事業公募の最優秀提案事業者である一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミーに対して、川越農林振興センター所長より林地開発行為について許可が出された。さらに、同日付で、「林地開発行為の許可について」の2つの通知が同所長より発出された。 合計3つの文書となる。 事業者あて許可書 事業者あて通知書 飯能市長あて通知書 1.事業者あて許可書 埼玉県で条件付き許可は異例中の異例。 次の通り、19の条件が付けられた。 条件1 以下の条件に従って開発行為を行わない場合はこの許可を取り消すことがある。2 開発行為は申請書及び添付書類の内容に従って行…
メガソーラー開発で知る人ぞ知るイーゲート株式会社(東京都渋谷区)が、飯能市阿須山中メガソーラー開発用地の隣地でメガソーラー開発を計画している。 住所は飯能市阿須孫治山459-1。阿須山中との正確な位置関係は調査中。この地番内の面積そのままの9975平米=1ha未満なら林地開発許可不要。 発電出力約2MW。1,998KWで、あと2KWで特別高圧連系となり大幅なコスト上昇となるところをぎりぎりのところで抑えている。 阿須山中メガソーラーとFIT「新規認定日」が2019年3月29日で同一である。これをもって一体開発とすることはできないものの、事業の関連性を想像させる。 ※下表はFIT事業計画公開情報…
やむを得ない答申 2020年9月24日付で、埼玉県森林審議会会長より埼玉県知事に対して、8月24日に審議されたいわゆる「飯能市阿須山中メガソーラー&サッカー場」について、次の答申が提出された。標準処理期間40日目の9月2日を大幅に超えての答申である。 本文には「(許可については4つの許可条件が揃っているので)やむを得ない」との見解が示されている。 林地開発行為の許可について(答申) 今後は、この答申を受けて、許可処分決定までの間に、法令上の違法行為や不適正が見つかる場合を除いて、川越農林振興センター所長が許可処分を決定し、県知事により許可される見込みである。 要望の連絡先 実際に許可処分の事務…
不採算事業に見えるが 飯能市阿須山中メガソーラー(上下水道も観客席も駐車場もない調整池兼サッカー場付き)の資金計画61億7000万円が埼玉県森林審議会(2020年8月24日開催)の「林地許可の概要」で明らかになった。 売電収入の試算が事業者側から提示されていないが、1億~1億5千万、工事関係者が2億円と示したとの情報もあるが、確認できていないため、仮に1億5千万円として、試算してみる。 土木建築関係では「見積金額」は定価であり、実際は値引き後金額のNET価格が契約価格となる。資材や外注費などで異なるものの5掛け(50%)から資材によっては2掛け(20%)となるとの情報を得た(信頼筋より)。 こ…
疑惑を象徴している 飯能市は阿須山中土地有効活用事業最優秀提案事業者の選定委員の名簿を情報開示した。 モリカケサクラなどの国会審議で、よく見る黒塗りのり弁状態である。 委員会は、委員長と副委員長が各1名、委員が9名、合計11名で構成。各自が職名と氏名を有する人間(猫や犬ではない)であることが推察できる。 阿須山中土地有効活用事業最優秀提案事業者選定委員会名簿
埼玉県・大野元裕県知事に再度の提案 (以下、2020年9月15日、埼玉県HP「知事への提案」メールフォームで送信した ) 日夜、県民のために、環境行政、農林行政につきまして、ご努力を傾けていらっしゃることに敬意を表します。 さて、飯能市阿須山中土地有効活用事業最優秀提案事業にかかる、許認可のうち、県は当該事業者からの林地開発許可申請について、現在、事務処理中です。 また、許認可ではありませんが、は、県野生希少動植物種保護条例により阿須山中開発予定地内に発見された県内希少動植物種に指定されているコクランの保全措置を実施しない限り開発はできないことになっています。これについては、環境部長は林地開発…
「知事への提案」制度を利用して、埼玉県の大野元裕知事に対して要望書を提出。内容は、飯能市が推進する阿須山中土地有効活用事業のメガソーラー開発計画について、都市計画法・開発許可制度上の逸脱行為が認められるので、飯能市に対して、地方自治法245条第6項に基づき、是正改善措置勧告を行うように求めた。 この要望書に対して、知事からの回答メールが届いた。 知人が当ブログを参考に提出したものへの回答。 XX XX 様 飯能市内でのメガソーラー建設に対して、飯能市が都市計画法上、不適切な事務処理を行っているので、県知事として地方自治法に基づき是正勧告するべきではないかとのお話をいただきました。 当該事業は阿…
阿須山中サッカー場とは この阿須山中土地有効活用事業は、飯能市が20億円で取得した山林を一事業者のためにただ同然年120万円で貸し与えて、大和ハウスグループから引き出した資金62億円で建設を行う開発事業である。サッカー場の着工は2021年、開業は2022年を目指しているが、複数の法令許認可で飯能市指南の脱法もどき行為が発覚し、さらに、8月24日の埼玉県森林審議会では大部分の委員が反対を表明。県は林地開発許可の「4つの条件」は揃っていると表明しているものの、それさえ、危うく不許可もありうる。許可となる場合でも「厳しい条件」が付される可能性がある。 コンセプトである「世界に羽ばたくサッカー選手を育…
「知事への提案」制度 知事への提案とは、県政に関するご提案・ご意見などを、県民の皆さんから、直接知事にお寄せいただく制度です。 皆さんが県政について日頃感じていることや、お考えになっていることなど、埼玉県をもっと良くするための前向きで建設的なご提案をお待ちしています。 提案は、知事がすべて目を通した上で、担当する部局でよく検討し、政策への反映を進めていきます。 この制度を利用して、阿須山中メガソーラー反対のための要望を直接、知事に出すことが出来る。メールフォームを利用するのが簡単で早い。 文案を次に示すのでご活用を。 文案は、サッカー場が林地開発許可の前提条件である「都市計画法・開発許可制度」…
1)資金計画62億、FIT単価18円他から不採算事業と見込まれる。(詳細は後日) 2)近隣説明の事実に明白なウソが県担当者の証言で判明。実態は、地主グループ「飯能阿須山中活性化推進委員会」が県道からの「取付道路工事」の説明を自治会に行ったに過ぎず、メガソーラーについては行われていないことが市議や市職員の証言で判明。「飯能市阿須山中土地有効活用事業」「委員会」と称して市の事業と見紛う団体名からは計画的不適切行為が推察できる。なお、委員長は、事業者幹部に公募開始の1年前に事業を持ちかけた地元老舗造園&建設業の社長と兄弟関係。近隣への説明は、許可申請の前提条件。 3)サッカー場事業用地1.5haで都…
都市計画法に詳しい方へ 8月24日の県森林審議会での諮問事項「林地開発許可の概要」を見ると、サッカーグラウンド事業用地が1.4629haとあり、第二種特定工作物(1ha以上)に十分該当すると思われる。 にもかかわらず、都市計画法の事務処理権限を県から移譲されている飯能市は、開発許可制度による審査を怠り、開発計画の脱法状態を放置していると思われる。 建築や土木関係で都市計画法に詳しい方のご見解をお聞かせいただきたい。 コメントではなく、メッセージでのご連絡もOK。市に必ず確認し、(あるいは、関係者に確認してもらい)市の見解をお返ししたいと考える。 情報提供者の方の個人情報を市・県、利権グループに…
「でっち上げられた恫喝」に問責決議案可決(0分14秒~0分30秒に注目) 「滝沢修議員が市職員に対して恫喝した」と、議会有力者・野田直人議員が断じた場面は部長答弁の直後0分14秒~0分30秒頃。恫喝されたにしてはその後の市職員の答弁は至って普通でおびえも、恐れもない。義憤を抑えつつ、少し強く発言した程度。 民主主義が崩壊状態の危機に瀕している埼玉県飯能市議会では、このように、多数派有力議員による理不尽な少数派いじめが頻発している。ここのところは、子供用サッカー場建設を隠れ蓑にしたメガソーラー事業が議事に絡んでの「事件」が目立つ。 【説明】 埼玉県飯能市議会2020年6月17日定例会で、飯能市長…
「趣味は運転手付きレクサスでお買い物」が共通の3人(実在しません) アニメ、実写でも、テレビドラマでもOK。 議会多数派&執行部が繰り出す奇想天外な仕掛けにはいつも驚き、呆れる。 シナリオとキャストを吟味すれば、ヒット間違いない。面白い。 とくにアレは、アフォーか天才か?絵になるやつだ。 原子力ムラと表裏一体のメガソーラーはテレビ、映画化は困難とも。 もちろん、飯能市政、議会中心人物にはなんの関係もないと思うが、社会学者、ルポライターにはそれぞれの立場で、「利権マネーの研究」を書き上げてもらいたい。 どのように、利権プロジェクトが生まれ、どのように利権マネーが発生して、具体的にどのような形で還…
速報/コクラン移植問題:県環境部が事業者の届出に例外規定適用&県議関与は否定
市民団体が発見した希少種コクラン 加治丘陵の自然を考える会・飯能が阿須山中で発見した埼玉県野生希少動植物種保護条例で指定された「県内希少植物種」(トップランク)のコクランは会の再三の要望にもかかわらず、飯能市は動かず。県の指導により、県、市、事業者、会の合同調査が実施された。現在、保全措置検討段階だが、移植の可能性が高まっている。 飯能市、県保護条例を脱法し移植実施を企図か 8月13日市民団体からの阿須山中コクラン移植中止要請で面談した埼玉県環境部長小池要子氏、担当者の発言で明らかになったことを伝える(信頼筋より)。 ●保護条例に定める採取移植の届出が8月6日に事業者より提出、収受した。(部長…
最悪のケース 阿須山中メガソーラー開発で、飯能市側(公募応募グループ構成員、関連事業者&市議利権グループ)が今後取り得る最悪のケースは次の通り。 ユースクラブ専用サッカー場建設地を阿須山中以外に変更。2021年3月廃校の名栗中学校跡地を予想。 メガソーラー発電所は計画通りに建設する(2020年8月12日現在、県林地開発許可と希少種保護条例のクリアが残っているが、あくまで、最悪のケース) 売電収入は予定通りに大手デベロッパー&リース会社と応募グループ代表法人が手に入れる 飯能市と事業者側のメリット (1)脱法状態の解消 開発計画の大幅な変更の第一義の理由でもある。飯能市側の開発計画で主要施設とさ…
メール誤送信事件 この事件について、広く市民が知ることとなったのは、2020年6月24日付文化新聞である。 事件は、今年5月に起こった。文化新聞社ベテラン記者S氏は、メガソーラー開発計画に反対する市民団体・加治丘陵の自然を考える会・飯能の代表に送信するはずのメールを、公募採用された応募グループ中心人物(とされる)X氏に誤送信してしまった。そのメールには、S記者の開発計画に対する疑問と市民運動に対する共感を示す表現があった。 これを受け取ったX氏は、文化新聞に抗議し、S記者はX氏に出向き謝罪したが、許されず。結局は、文化新聞の経営難と相まって、経営陣は、6月にS氏を退職に追い込んだ。推進プロジェ…
市長絶賛のサッカー場だが 飯能市阿須山中土地有効活用事業公募(※)で選定されたとされる最優秀提案事業者の事業計画のコンセプトは次の通り。 ※市民向けの公募告知がなく、審査基準、プロセスに不公正不明瞭不自然な点が多く、随意契約が疑われる。 ≪提案内容≫ 「飯能の未来を託す子どもの育成環境整備と地方創生のためのシティプロモーションの実現」 ・サッカー強豪クラブである「ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)」の育成プログラムを取り入れたトレーニング施設を設置し、世界に通用する選手を飯能から輩出 ・市内外からプロサッカー選手を目指すキッズ、ジュニア、ユース世代の選手を迎え入れ、交流人口を増加 ・再生エネル…
飯能市(以下「甲」という0)とxxxxx(以下「乙」という。)とは、甲が実施した阿須山中土地有効活用事業者の公募(以下「公募」という。)において最優秀提案とされた事業を乙が実施することに関し、下記のとおり協定(以下「本協定」という。)を締結する。(事業の実施) 第1条 乙は、市が所有する別記1の土地において、次に掲げる事業(以下「土地有効活用事業」という。)を行うものとする。 (1) 事業種類及び概要 事業種類 概要 サッ力一事業 サッ力一グラウンドの整備、サッ力一スク一ルの運営、イべントの開催、サッカ一事業に係る施設の管理運営に関すること。 サッカ一事業に附帯する太陽光発電事業 太陽光発電施…
賃貸人飯能市(以下「甲」という。)と賃借人xxxxx(以下「乙」という。)とは、甲が実施した阿須山中土地有効活用事業者の公募(以下「公募」という。)において最優秀提案とされた事業を、乙が実施するにあたり、次のとおり士地賃貸借契約(以下「本契約」という。)を締結する。(貸付物件)第1条 甲は、飯能市土地開発公社(以下「公社」という。)と共有する別記1の物件(以下「貸付物件」という。)を乙に貸し付け、乙は、これを借り受ける。(使用目的)第2条 乙は、貸付物件を別記2の事業(以下「土地有効活用事業」という。)として使用し、その他の用途に供しないものとする。(貸付期間)第3条貸付物件の貸付期間は、本契…
飯能市は、阿須山中土地有効活用事業公募最優秀提案計画案に基づく開発計画について、7月6日付けで、担当の川越農林振興センター森林部が林地開発許可申請書を受理したとの報告を公式サイトで公表した。 併せて、市民団体「加治丘陵の自然を考える会・飯能」の独自の調査により発見された埼玉県希少植物コクランについて、県の指導のもと、事業者と県指定調査会社による詳細な調査が行われ、移植等(※)の保全措置を行うことも報告された。 ※コクランは繊細な植物であり移植により保全が成功した例はない、との専門家の指摘あり。 阿須山中土地有効活用事業の進捗状況について(令和2年7月10日) https://www.city.…
(旧)メガ問研(めがもんけん) (新)阿須山中メガソーラー(あずやまなかめがそーらー) 従来通り、埼玉県飯能市が加治丘陵の一角、阿須山中(地名)で進行管理するメガソーラー開発事業にかかる問題を解説。
ほぼ強要の不当な謝罪要求 飯能市阿須山中土地有効活用事業(サッカー場&メガソーラー計画)の白紙撤回の請願を「加治丘陵の自然を考える会・飯能」が市議会議長に提出。市議会定例会では、2020年6月11日~19日に、この請願を含む議案の討論と採決がなされた。請願は15対4で予想通り否決された。 この議場で、推進派(市執行部と議会多数派グループ)の一般市民と反対派議員に対する不当行為が行われた。以下、地元紙「文化新聞」の2020年6月24日記事をたたき台として解説する。まずは大見出し。 阿須山中問題で共産、謝罪 職員への威圧的発言、制止せず この「謝罪」の理由は、一般市民をいわば「不当要求行為者あるい…
取り扱いの違いが鮮明 「サッカー場調整池付きメガソーラー事業計画案」が採用された飯能市の阿須山中土地有効活用事業者公募と同時期に、同じく市有地活用のための民間事業者提案制度による公募がもうひとつ存在した。トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園飲食店運営事業者公募である。この2つの土地は、いずれも、過去に飯能市土地開発公社が取得したもの。 あらためて、阿須山中土地有効活用事業者公募の異様さが浮き彫りになった。2つの公募を比較した。 公募名 阿須山中土地有効活用事業者公募 トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園飲食店運営事業者公募 担当部署 財務部 管財課 建設部道路 公園課 対象物件 山林(土地…
県林地開発許可は申請前 2020年5月29日付で、飯能市記者発表資料「阿須山中土地有効活用事業の進捗状況について」が公開された。 これによると「1 進捗状況について 森林法による林地開発許可申請の手続について、事業者において、埼玉県と、引き続き事前相談を進めています。本市では、事業者と連携をとりながら、事業の進行管理を行ってまいります。」とある。 まだ、埼玉県林地開発許可は申請することさえできない「事前相談段階」となっている。事業者公式サイトには、華々しく公式サッカー場と小さめに描かれたメガソーラーのイメージ図が「2019年完成予定」として、少なくとも2020年2月までは掲載されていたが、いつ…
直近3年間の財務指標制限を素通り 「応募の制限」カ 経営が健全性を欠く(直近過去3年間の決算が債務超過、純損失、キャッシュフロー赤字の全てに連続して該当(応募グループの場合は応募グループを構成する法人の全てが該当)する状況)と認められる者 飯能市の阿須山中土地有効活用事業公募で、最優秀提案事業者に選定された事業者の法人成立日(登記申請日)は平成27年(2015)7月1日である。事業提案書締め切りが、2018年1月26日。最長でも法人成立日より概ね2年4ヶ月しか社歴がない。会計年度の開始日と一致する必要はないが、大きくズレることもない。 このことから、当事業者の決算書等財務指標は創業からの二期分…
本文「経緯」「考え方」「現状」に入る前に、前文を解説する。 前文の全文を引用した。市側の要注目文言に下線を付した。 本市では、飯能市土地開発公社が先行取得した阿須山中の公共用地約17haについて、令和4年度の土地開発公社の解散に向け、平成24年度からの10年間で約20億円をかけて買い戻しているところです。 阿須山中公共用地の利活用方策については、暫定的に自然公園としながらも、買い戻し後10年間のうちに検討することとしており、飯能市議会においても、様々なご意見、ご提案等をいただいていました。 「利活用方策については、暫定的に自然公園」とあるが、これは、議会で採決されたものではなく、また、公社健全…
君の勇気は報われる 市民のため! 合格通知を得て 意気揚々と 双柳の市庁舎が輝く あふれる郷土愛 このまちの事を語った 夜明けの飯能河原 だが、今、 心は泥沼に沈む 自然公園整備目的 森林文化都市宣言 歴代市長の志は 打ち捨てられた 阿須山中の豊かな森 生命と、人智を超えた知性に溢れる 殺したくないと君は言った 「森林保全」は 「森林破壊」に 地方創生の御旗と国際交流 名ばかりサッカー場 メガソーラー調整池 最初から決まっていた 恫喝の嵐 市民への裏切り 知り過ぎた よく言った 私が君を守る 夜明けは近い
飯能市メガソーラー問題注目度が急上昇 今、飯能市では、阿須山中土地有効活用事業によるメガソーラー建設に対する反対の声が高まる一方だ。 市民団体「加治丘陵の自然を考える会・飯能」に寄せられた反対署名は1万2千筆を越える。毎日、東京、朝日、赤旗、文化(地元紙)など新聞報道は既に多数。在京テレビ局も、「森林文化都市による大規模森林破壊&関係者の癒着」「総工事費(概算)の99%がメガソーラーなのに、少年チーム育成用サッカー場が活用目的の中心という異様さ」に興味を持ち、動き出しているという。 このままでは、飯能市政はじまって以来の大疑惑、大疑獄、大事件になりかねない事態に、私の憂いは大きい。 市長の反撃…
メガソーラー建設予定地周辺 加治丘陵の自然を考える会・飯能 ブログ より
資料 汚職の罪(e-GOV) 入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律((e-GOV) 公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律(e-GOV) 行政財産を貸付け又は使用許可する場合の取扱いの基準について(財務省) 農地価格・田畑価格・林地価格(賃借料含む) 調べ方案内 国立国会図書館 雇用生まないメガソーラー、自治体「利益模索」に本気(日経クロステック) 太陽光発電の定格容量と実際の出力量の違い(スマラボ) 事業用太陽光発電施設等に対する地方自治体の条例等の制改訂状況の調査報告(PV-Net) 団体 認定NPO法人太…
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