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2020/05/16

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  • クリムト「接吻」が名画と呼ばれる3つの理由 3/3

    名画と呼ばれる理由③ 深い精神性 「接吻」が名画と呼ばれる三つ目の理由は、絵に込められた深い精神性にあります。 この絵のモデルは、クリムトと、クリムトの最愛の女性エミーリエだという説が濃厚です。単純に考えると「愛し合う男女」というシンプルなテーマのように見えます。 しかし、実はエミーリエとはプラトニックな関係であったと言われています。多くのモデルたちと肉体的な関係を持っていたクリムトがなぜ・・という疑問が浮かびます。 複数の研究者の見解によると、クリムトの中には「エロティックな女性の肉体を愛するクリムト」と「女性を精神的に崇拝するクリムト」が独立して存在していたという可能性が考えられています。…

  • クリムト「接吻」が名画と呼ばれる3つの理由 2/3

    名画と呼ばれる理由② 官能美 「接吻」が名画と呼ばれる二つ目の理由は、女性の官能的な美しさにあります。 クリムトは、「女性の画家」「エロスの画家」と呼ばれ、限りなく「女性」を追求した画家でした。 アトリエに複数の女性モデルを「裸」で待機させており、現存する3000点を超える素描の大半は彼女たちを描いたものでした。油彩の制作に疲れると、息抜きでもするかのように女性モデルたちをデッサンしていたようです。 クリムトにとって女性は、男性よりも「精神的」で「神秘的」な存在だったのではないかと考えられています。 「接吻」をご覧ください。 接吻(グスタフ・クリムト/1907-08) 男女を描いた作品ですが、…

  • クリムト「接吻」が名画と呼ばれる3つの理由 1/3

    今回の名画は、グスタフ・クリムトの「接吻」です。 この絵がクリムトの最高傑作と呼ばれる理由 ①超現実 ②官能美 ③深い精神性 について解説していきたいと思います。 【タイトル】接吻(The Kiss)(1907−1908) 【作者】グスタフ・クリムト(オーストリア 1862−1918/享年56) 【様式】アール・ヌーヴォー/黄金 【サイズ】180cm × 180cm 【所蔵】ベルヴェデーレ宮殿(オーストリア) 黄金のベールに包まれた男女が抱き合い、男性が女性の頬に口づけをしています。そして、女性はそれを受け入れ、官能的な表情を浮かべています。しかし、恋愛の歓びに没頭している男女が描かれているの…

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