2016年8月(47歳)で上顎洞癌(ステージ4)の告知。それからの治療(重粒子線/外科手術/化学)と生活の日々の記録。
2016年9月5日(告知から17日目)、大学病院で受けられる処置について説明を受けました。放射線治療・化学治療については、病気の進行度と腺様嚢胞癌であることから治療方法として適当ではないとの事でした。残るは外科手術となりますが、左頬の腫瘍部はもちろん、左眼球・上
2016年8月19日、この日に職場近くの耳鼻科専門医でガン告知を受けました。近くにある総合病院の紹介状を持たされ、悪夢の中にいる気持ちで帰った事を覚えています。翌20日、早速総合病院へ紹介状を持って出向きました。この日は特に何もせず、これまでの経緯の説明と今後の見
今日は3回目のパクリタキセル投与を受けてきました。投与前の血液検査で、WBC(白血球)の値が「2.6」と出ました。WBCの基準値が3.3~8.6のため、基準値を下回る結果となりました。パクリタキセルの副作用だそうです。免疫低下し、感染症リスクが高まることになります。日常
これは重粒子線治療の費用の請求書です。私の場合は一括314万円でした。入院翌日にこの請求書を渡されました。(支払い期限は一週間以内でした。)もちろん、覚悟というか同意しての治療でしたので、クレジットカードですぐに支払いました。とにかくガン告知から入院まで忙し
重粒子線治療前のMRI画像です。次の図は重粒子線治療終了後3か月後のMRI画像です。撮影した病院が違うため、全く同じように比較できる画像はありませんでした。それでも治療前の画像で白く発光した左上顎洞の腫瘍が、治療後の画像ではほとんど見えなくなっていることがわかり
この図は私の重粒子線治療の照射範囲を示したものです。言葉で説明すれば「左頬から鼻と口の間」という事になります。治療中は、照射した部分の皮膚にもダメージがありました。特に花と口の間は腫れて皮膚が裂けるような状態になりました。出血するため毎朝シーツを汚してい
図はインフォームドコンセントの資料の抜粋です。重粒子線照射の内容が記されています。私の場合は、16回で64Gy(RBE)の照射計画で、計画通りに実施しました。「64Gy(RBE)」は照射量としては多い方だったと思います。後から聞いた話では、照射量が少なくても16回に分けるとの
今日は抗がん剤(パクリタキセル)の2回目の投与でした。私の通う病院では、外来での抗がん剤投与は次のような流れで行われます。11:00 胸部レントゲン撮影、採血(たまに採尿も)12:00 主治医診察、11:00の検査結果などをもとに問診を行い、問題なければ投与決定13:00 抗
この画像はインフォームドコンセント資料の「重粒子線治療の有効性」について記載されていた部分を抜粋したものです。資料の説明の時に「70-80%と書いてあるけど70%と考えてください」と言われた記憶があります。その時は70%という数字が高く感じられ希望を持ちました。その
私が重粒子線治療を受けた時の治療費用は「一括314万円」でした。腫瘍の大きさから外科手術は無理と言われていたため、「一括314万円」を支払う以外の選択肢はなく、貯金を崩して費用を工面しました。先進医療(先端医療)保険に入っていれば、保険で支払えたお金でした。し
2016年08月19日 上顎洞ガン発覚2016年09月21日 重粒子線治療 開始2016年10月19日 重粒子線治療 終了~3年弱の幸せな時間~2019年08月07日 上顎洞ガン再発2019年09月03日 外科手術=画像検査の結果、ガン残存=2020年03月04日 オブジーボ投与 開始2020年04月30日 オブ
下の図は重粒子線治療前(2016年9月12日)に受けたインフォームドコンセントの資料に記載されていたもの。中段の「cT4aN0M0」については、https://gan-senshiniryo.jp/standard/post_1990 を見るとわかる。stage4Aに加え希少ガンと言われる腺様嚢胞癌の診断。絶望を超えてポ
少しグロいけど、ガン発覚当初(2016年9月1日)のMRI画像です。画像上部右側の白い発光部がすべてガン。当時の自覚症状は、鼻水がひどいたまに鼻血が出る少し左頬が腫れているといったもの。もともとアレルギー鼻炎や蓄膿症を患っており、どこまでいってもその類だと思ってい
今日から毎週水曜日、抗がん剤=パクリタキセルの投与を受ける。アルコールが入っているとの事で、投与後の車の運転は不可。実際にやってみると、少しだけお酒を飲んだ時のような状態になる。まずは、アレルギー反応もなく、無事投与できてよかった。
オブジーボを、3月~4月にかけて合計5回投与。その後にMRI検査。結果はオブジーボ効果なし。期待していただけに残念。今週から抗がん剤投与を行う。それとは別に遺伝子パネル検査も依頼済み。
2016年8月にガン告知を受け、重粒子線治療外科手術化学治療(オブジーボ)と色々な治療を経験しました。その治療と生活の日々を記録します。
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