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精神科×産業医 https://baron-medical.com/

精神科医と産業医を主な業務として行っている医師です。一般向けの情報提供などを行ってまいります。

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2020/05/07

1件〜100件

  • 感染後出勤判断のためのPCRは必要か

     感染が爆発しており、感染後職場復帰のタイミングに入っている人も多くなっています。 会社によっては出勤前に抗原検査やPCR検査を行ってから出勤するようにと言われているようです。陽性になり自宅待機期間終了しているのにいつまでたっても出勤できな

  • ギフテッドの支援

     ウェブニュースでギフテッドが話題になっていたので、これについて少し考えてみます。ギフテッドとは wikipediaの定義の一部を抜粋しています。 一般的な人々と比較して先天的に顕著に高い知性や精神性、共感的理解、洞察力、独創性、優れた記憶

  • 発達障害を職場にどう伝えるか

     「発達障害と診断された。首になっちゃうのではないか。」 「障がい者手帳を取得すると業務内容に制限がかかるのでは」 「上司や関係者にはどう伝えればよいのだろうか」 発達障害をめぐる問題はさまざまです。芸能人が病名を公表すると、それに対して反

  • クラスター発生時の会社の処遇

     感染が7月に入り急増し、国からの制限もない影響かイベントでの発生も増えています。2-3年ぶりに開催されるイベントに皆気合を入れて参加したり、一生に一度の思い出になる日を職場の人と過ごしたり…その中で感染するのは仕方ないことですし、会社とし

  • 報道と医療職としての職業倫理

     NHKで精神科医師の取材を一方的に流したことで、様々な反響を呼んでいます。 安倍元総理の暗殺と言うことで、様々なメディアが犯人の背景を取り上げようとしていますが、国営放送を名乗っているのであれば本人の話を聞かずに推論で話をしたものを流すの

  • クラスター追跡と一般企業での対応

     2022年7月に入り、感染者が急増しています。ワクチン3回目を打った医療関係者の同僚も「動くのがつらい」「かかってはいけない病気だ」とSNSで苦しさを伝えてきており、改めて「ただの風邪ではない」ことを感じさせられます。後遺症の問題もあるの

  • 仲介業者とは

     派遣業というのは本当に必要な仕事なのか?虚業ではないかと最近は考えることが増えました。医師の派遣は禁止されていますが、医師の紹介業者というのは増えており、そこの質を考えてみます。 私自身の転職にも紹介業者を利用していましたが、自分が転職者

  • 「職場ガチャ」に対する考え方

     新人が研修を終わると各現場に配属されますが、配属が決まった時点で辞めてしまうこともしばしばみられます。 身体不調となって健康相談に来る人の中には、配属への不満が根底にあるケースも少なくありません。配属で不調に陥った、「職場ガチャ」が外れた

  • 薬を飲まず回復したケースの復帰判定

     職場復帰の面談では、療養中の経過を本人からお聞きしています。 その際に「薬を飲まずによくなりました」と話される方がいます。 治療を適切に受けていたのか、何が変わったのかなどを聞いていきますが、薬を服用しない場合はどのようなことが考えられる

  • 何を伝えてよいか、何を言ってはいけないか

     メンタルヘルス支援で職場からの相談で取り上げられるのが、「何を言ってよいのか」「何を言ってはいけないのか」ということです。 労務提供ができていない、と職場側が困っていても「そもそも仕事自体を振られていない。腫物扱いにされている」という話を

  • SNSを休むと心身の調子は良くなるか

     患者さんの携帯電話のロックが開かないとのことで操作すると、私より年上でも多くのSNSを入れており、私より気持ちは全然若いんだろうなと感じさせられてしまうことがあります。 昔はmixi、facebookを経て今はtwitter、友人との連絡

  • 自殺報道を社会の動きで変えるには

     有名人の自死が次々に報道され、いい加減にしてもらいたいものです。 いのち支える自殺対策推進センターも再三の呼びかけをしていますが、11日朝の報道がひどい公正だったため、だめな部分を赤で強調して書き出しています。ここまでしないとわからないの

  • 1回面談での復帰判断

     復職面談で、2回面談だと1回目に面談し必要条件が満たされていれば課題を出し2回目の面談に進みます。2回目で課題ができていれば復帰可、という流れになります。 1回の面談で判断するのは非常に難しいことも多いです。実際にどのように動いたのか、出

  • 「学びの場」としてのデイサービス

     通って学べるデイサービスは需要にマッチしています。選択肢が増えるのは良いことですね。  デイサービスの多様化は2010年前後でも患者さんの家族からよく話を伺っていました。デイでカジノを運営する、ハードな筋トレを行う、などはよく耳にしていま

  • 薬物使用のきっかけ・行動への影響・復帰

     ねこくんというyoutuberの方が逮捕されたようです。 ゲーム実況者とのことで、若い方への影響が大きいので二次的な影響が心配されます。 このニュースで気になる部分はいくつかあり、取り上げてみます。 高知東生さんも回復への手助けになるよう

  • 職域での抗原検査の意味

     企業のトップ判断になっていますが、出社前に全員抗原検査をやる企業もあるようです。 私自身が産業医であれば「やめとけ」の一択になります。 有症状であれば出ない。無症状であれば出る。いたってシンプルです。 ここで抗原検査をやりたいという意味は

  • 地上波ニュースの見方

     「ヘルパーさんにうどんが食べたいと言ってお願いしても、コンビニで売ってないみたいで。麺はのどごしが良いので食べやすいからよかったんだけど、困ったわ…」 訪問診療をしていると、日常生活の変化を高齢者から教えてもらうことが多いです。認知症の診

  • セクハラ対応

     セクハラはどこの会社に所属しても相談があります。 「どこの会社」と言う通り、就職偏差値に関係なく起こります。産業保健はハラスメント対応とは別部署なので、実数はもっと多いのかもしれません。会社風土で容認されているところもあれば、スキルが高い

  • ジョブ型雇用の職場復帰への影響

    年齢より職務で賃金が決まる ジョブ型雇用、大企業で導入広がる 最近ジョブ型雇用の契約が増えているようです。業務委託契約も増えていますが、この流れを精神科クリニックは少し注意したほうが良いかもしれません。ジョブ型雇用とは 仕事の内容が明確な雇

  • ラインケア研修の望ましい形とは

     「ラインケア研修を計画したいが、どのように進めていけばよいのか。」 新興企業で休業者や退職者が多く、退職をめぐるトラブルが多発している場合にどのように進めていけばよいのか考えてみます。 メンタルヘルス休業と退職対応は一連の流れで考えたほう

  • 低カリウム血症

     定期的な採血を行うと電解質異常が発見されることも多いです。特に精神科での定期採血でアルコールの問題を指摘しているうちに起こることも少なくありません。不整脈は致死性となるため、薬剤を使用する際は定期的にチェックが必要です。低カリウム血症の定

  • 衛生委員会を盛り上げるには

     「先生を迎え入れて衛生委員会を活性化させたいのですが…」 産業医契約をするときに、よく企業側から言われる言葉です。委員会は30分ないし60分ほど行う場合が多いのですが、産業医から仕掛けるケースと相手方の質問に答える形のほうがよいケースがあ

  • リーダーに何が起こったのか

     ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、病院などへも見境なく攻撃を行っています。断じて許されるものではありません。 今回の侵略は問題がある一方で、ニュースを見ていると戦略や情報戦では稚拙さ・あらが非常に目立ちます。人口や武器などで圧倒する

  • ベッド上での演技は男性への配慮から

     女性はベッド上でも着飾るということでしょうか。 女性の喘ぎ声は「嘘なんじゃないの?」と言ってしまった男性が愚痴をこぼしていたことがあり、その後男性は降られてしまったようです。演技は男性への気遣いだったのでしょう。相手のやさしさや気遣いを感

  • パワハラの後始末

     大津市民病院の外科の先生方が退職勧奨と受け取られるようなふるまいをされ、管理との対立が生じて外科のほとんどの先生が退職するようです。 背景はさまざまですが、依頼先を変えるのは退職勧奨されたと受け取られても仕方ないかもしれません。事件から何

  • 産業保健での記録による職場支援

     私自身としては、産業保健でもカルテと同じようにメモを記載していますが、病院やクリニックから移ってきたときに何を注意すればよいのか、をよく確認されることがあります。 個人のプライバシーの問題があり、流出すると会社の危機に陥ることがあります。

  • 感染発生後の消毒実施について

     感染後の消毒は必要なのか、ここにきて改めて考える必要が出てきています。 掃除を入れたり、自分たちで当番を決めて掃除するなどの衛生維持が前提となりますが、感染者が出て消毒を個別に入れるかどうかを聞かれることも多いです。 日本の場合は消毒に業

  • 新型コロナウイルスでの企業での出社基準は(2022年2月10日)

     感染が増えてしまうと、事業継続できるか否かの段階に陥ることもあります。 決算期だと出社が必須になることが多く、医療機関ではレセプト時期に相当することになります。また、他の業務でも出ざるを得ない業務の場合、出社をせざるを得ない人も多いです。

  • 帰れる人は早めに帰ろう。

     関東は大雪の予報で、帰れる人は早めに帰りましょう。 この呼びかけには、雪の日の救急搬送は非常に多いからということがあります。会社の災害報告を見ても、先月の降雪のときに転倒し、通勤災害が多かったようです。 さらに問題になるのは、救急の限界が

  • 新型コロナウイルス罹患後症状への配慮

     新型コロナウイルスが発生した2020年以降、職場配慮で一番悩まされるのは罹患後一定症状を有する場合の配慮です。どこまでが感染の影響があるのか、心理的不安によるものか、職場周囲への影響などを考慮しながら適切に配慮を検討しています。 厚生労働

  • ワクチン3回目接種の効果

     新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を政府は進めていますが、政府全体の動かなさから疑念ばかりが私としては生じています。菅総理は叩かれていたものの、結果は出していたので侍でした。現在の政府はパフォーマンスに終わらなければよいのですが…首相

  • グリコピア・イースト

     コロナで感染対策を十分に行ったうえで工場見学を実施している、埼玉県北本市にあるグリコピア・イーストを見学しました。プリッツやポッキーの工場です。 大型トラックが走り輸送の動脈になっている国道16号を少し入ったところに工場はあります。 入口

  • 少量の酒が健康に良い、わけがない

     アルコールの少量使用は健康によい、というのを学生時代に聞いたことがあります。そのため、健康教育でも強く言い切れなかったというのが正直なところです。 一方、アルコールの精神や社会的影響は大きいため、精神科的には断酒の一択を示しています。減酒

  • ネット炎上の研究

     ネット炎上は外から見ていると「どうでもいいこと」がきっかけで炎上するすることが多いように見受けられます。 最近では前述したマイメロディママが炎上しています。現在残ったのが両極に残った人たちと、炎上や議論に耐えた人たちということで、炎上を起

  • 転倒事故防止対策

     職員専用通路で足滑らせ骨折、病院側に300万円賠償命令…水たまりで「安全に通行できず」 転倒事故防止のために、雨の日に傘を事務所内に持ち込まない、などの対処を行っている企業は多いです。特に廊下で濡れてて転倒してしまい、大腿骨頸部骨折を受傷

  • 在宅医療の弔問について

     埼玉の立て篭もり事件で、まだまだこれからの先生が犠牲になりました。ご冥福をお祈りいたします。 私も非常勤で10年ほど在宅医療に携わっていますが、弔問についてはクリニックの方針=事務長や院長など上の意向によって決まるようです。 上層部が最期

  • 電車で喫煙トラブルでできる対策は?

     電車内で高校生が喫煙を注意したところ、犯人が逆上し暴行を受けてしまい、大けがをしてしまったようです。周囲は我関せずだったようで、受傷された方も含め加害者以外は心苦しい思いをしたことと思います。その場で何ができるのか、まずは考えてみます。正

  • オミクロンは”質より量”の問題

     今回の感染はかなり身近になっており、いつ診察ができなくなるか私自身も不安に感じています。東京都の感染者数は1日1万人を超えており、数で圧倒されている状態です。 数が多くなれば重症化しにくいとはいえども一定数は重症化するため、重症者は多くな

  • 入社時に不調者を選ぶのは可能か?

     どの企業にいても入社時に面接でどのように面接すればよいか、医療者の立場から相談に来るかたも少なくありません。 原則として、病気について聞くことはできません。 さらに、会社としては配慮を行う上で本人が申告しなくてもそれに応じた配慮を行うこと

  • グリコピアchiba

     グリコの工場は工場見学を積極的に受け入れているようです。大阪・兵庫や埼玉、近年では千葉で工場見学を受け入れています。ここはパピコやアイスの実を作る工場です。 工場は物流の良い場所に建てられており、近隣には物流倉庫や工場などが立ち並びます。

  • 工場見学は面白い

     新型コロナウイルス感染が拡大し、今はどこの見学も閉鎖しているようですが、今回の感染が落ち着いたら工場見学にまた行きたいものです。 産業保健の視点でみると、電源コード等安全に配置されているか、温度管理が適切で熱中症対策をしているか、感染対策

  • オフィス縮小に伴う出社人数制限

     コロナの影響で都心の高価なオフィスを引き払い、在宅勤務を推し進める企業が少なくありません。戦略的に進める企業がある一方で、オフィス賃料のほか通勤費など固定費削減のためにオフィスを削減している企業もあります。 オフィス縮小により、通常時の出

  • マイメロ騒動は本当に問題だったのか

     一方の思想により他方の思想を排除することは、言論の自由がうたわれる日本において、あってはならないことです。 マイメロディのお母さんの言動で炎上を起こした一部の方の影響で、グッズ販売が急遽中止になりました。多様性の許容がうたわれる中で、排除

  • 子供は誰が育てるのか

     「子供は社会で育てるべきだ」 この論調を強く語る社会学者もいますが、この意見自体は理解できます。実際にどう対応するかの声が聞かれないのが悲しいところです。 精神科をやっていると妊娠をどうするかが若い女性とのやりとりでは必ず出てきます。<万

  • 5類感染症やまん延防止の議論

     新型コロナウイルスは年明けから感染者数が増えているようです。以前に5類への変更の話が出た時にはワクチンもない、薬もない状態でしたが、今後はどのような扱いをするのがよいのか、企業はどう対応するか2022年1月6日の時点で考えてみます。5類変

  • ATM盗難事件から対策を考える

     競艇で作った借金があるためにATMから現金を盗み出す。ギャンブル依存で起こりうるよくあるパターンではあるものの、このニュースで気になる点がいくつかあります。メンテナンス先のATMから1億円窃盗容疑警備保障会社勤務1人業務の際に金銭を盗んで

  • 薬剤による高血圧への影響

     二次性高血圧の可能性を考えて抗うつ薬を処方するか検討することがありますが、他科の薬剤を含めて薬剤性高血圧を気にするようにしています。 40代でうつ病に罹患し通院を開始、症状の改善なく抗うつ薬を開始したところ血圧が上がってきた、とのことで抗

  • 長時間労働をしない工夫

     元朝日新聞の記者の方が、朝日新聞社に労働基準監督署が入ったとのことでブログを書かれていました。事故が起きた後調査が必要な場合は会社の業務内容や思想に関係なく入ると思われます。産業医として私が勤務している企業での長時間労働はほとんどなくなり

  • 問題社員の正しい辞めさせ方

     「社員をやめさせるのはハードルが高い…先生から何とかなりませんか?」 産業医を長くやっていると、このような発言を管理職の方からよく聞きます。ですが、やめさせる立場というよりは働ける最低条件を満たしているのかを判断するにすぎず、人事労務や現

  • 自殺報道に見るメディアの未熟さ

     大手マスメディアはここでも成長のなさ、視聴率優先の姿勢が変わらないことにがっかりしています。確か2000年代後半にはマスメディアの自殺報道に対して「やってはいけないこと」に記載されていたはずなので、報道姿勢は10年以上変わらないことになり

  • 事務所職場巡視での防災対策

     年末に差し掛かってクリニックでの火災があり多くの方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。 今回のような故意のものだけでなく、実際に火災が起きた際に適切に行動をとれるのか?延焼しないか?逃げ場がないときの対策は?など課題が多く

  • 新型コロナウイルスと労務問題

     仕事の関係で複数の職場に在籍していると、感染対策も様々です。中には職場に張り紙があり、「一. 繁華街に行くべからず 二.コンサートや大規模フェスへの参加するべからず」とべからず集が貼られているところや、陽性を会社に報告を隠して厳重処分が下

  • 交代勤務睡眠障害

     病院だと医師は当直、看護師は2交代もしくは3交代制を敷いており、交替勤務が普通に行われています。企業だと残業への規制が厳しくなっているため夜勤は減っているものの、勤務に影響する睡眠障害が時折見受けられます。 Circadian Rhyth

  • デュアルモニターを使った業務効率化

     IT関係の産業医をしていたころ、モニターを2台使いしている方をよく見かけます。パッとみるだけだと「仕事のできる男」感が出て頼もしく思えます。 発達障害の方でもこのデュアルモニターを利用することで業務の工夫に使える場合があります。職場の異動

  • なぜオーバードーズに傾いたのか

     女子高校生が亡くなった事件で、未成年者誘拐の疑いで男女が逮捕されました。このニュースを最初から追うと、高校生は孤独だったのでは、ということをまずは感じました。注射痕や抵抗した跡がないとすると自身で過量服薬を行ったという男女の陳述は間違って

  • うつ病と適応障害で何が違うのか

     診断書が出て職場の上司からよくある相談で「うつ病なのか?適応障害なのか?」と聞いてくる方もいます。原因が職場の場合は相談することもありますが、プライベートで自分から理由を話さないところに産業保健側から原因をしゃべってしまうと本人との信頼関

  • 自殺企図後の職場での対応

     昔は境界性パーソナリティー障害の対応として、ボーダーラインシフトや限界設定を決めておき、医療機関で受け入れられる限界を伝えていました。この解釈の仕方は医療機関によっても変わるようで、リストカットをする場合は診ない、と患者さんに公言するクリ

  • 攻めの健康管理・守りの健康管理

     攻めの健康管理、守りの健康管理。嘱託で複数の企業の顧問産業医をしている先生がよく使う言葉ですが、聞いてもあまりよくわからないのが実際のところです。自分は攻めなのか、守りなのか。 企業に入ったばかりで様子見の段階から持論を展開すると、ただの

  • 「死にたい」社員との面談の注意点

     生きていれば我々も手を差し伸べられる。 この言葉は希死念慮がある方で回復に差し掛かった方や入院を説得する際に用いています。師匠の受け売りですが、タイミングには注意しています。 企業であれば産業医面談につなぐことが多いですが、嘱託医で面談設

  • 海外渡航時感染症

     旅行の際に水や食事が合わずに下痢をする、ということはよくあります。生活スタイルが変わることでのストレスも重なり、一番多い症状です。 現在は新型コロナウイルス感染症のためビジネス渡航の件数はかなり限られていますが、ビジネスのみ再開している企

  • 中年男ルネッサンス

     最近、山田ルイ53世氏にはまっています。一発屋ですがいつ見ても変わらぬ面白さ。中年に差し掛かったころの苦悩が男性学の田中俊之先生との対談形式で語られています。 気分障害は20代と50代に山がある、と言われますが、それぞれの年代で理由が異な

  • 釈明や皮肉発言は必要なのか?

     古市憲寿氏の五輪に対するダブルスタンダードの意見で本人から反論を出しているようです。このような発言を聞いて、周囲の人はどう解釈すればよいでしょうか。 氏の発言は時折yahooニュースやメディアでは取り上げらえていますが、社会学者の発言にど

  • 企業はメンタルヘルスとどう向き合うか 経営戦略としての産業医

     40代のメンタルクリニックの院長の著書。大学卒業して大企業勤務を経験し改めて医学部に入り直して医師になったようなので、人生経験はストレートで医師になった先生よりもありそうです。 書物としては基本的な対処法が書かれています。基本に忠実にやら

  • 3管理の考え方

     労働衛生を学ぶと必ず出てくる3管理という言葉があります。専属でやっていると作業環境管理が最初に検討され、次に作業管理、最後に健康管理という対応順になるのは分かってきます。 なぜこの順になるのか、新型コロナウイルス対策での対応が非常にわかり

  • 我慢して働くよりは…

    新卒3年以内の退社が3割 yahooニュースからの引用になります。新卒入社をどこも絞っているようですが、アフターコロナ後の経営方針が立ったところから採用枠を昨年度より増やす企業も出てきています。 私もこの2年間の転職組になりますが、自宅待機

  • 残業圧縮の工夫

     月45時間の時間外労働上限は年間6回まで、ということでこれ以上の残業は疲労蓄積の原因になるうえ、夜間勤務で交感神経の刺激から血糖値や血圧上昇と生活習慣病のリスクにもなります。  残業時間を減らせ、とだけ言う上司がいますが、業務量を減らせな

  • 健康診断結果による就業判定

     定期健康診断を受診後、就業に支障ない状態もしくは受診し治療開始しないと危ない状態かを判断し、本人に判定結果を返しています。 就業制限を多く出すと業務に支障が出るものの、放置してしまうと会社の問題が問われてしまうため、判定基準は企業の部署・

  • ホームシック

     人間関係は問題ない、けど実家に戻りたい。 仕事を始めて仕事自体は何とかこなせるけど…でも楽しくない。話を聞いてみると理由はなんとなくわかる。何かできるものでもないが… このような相談が来た場合、職場でできることは何かあるのでしょうか。なぜ

  • 発達障害と職場配慮

     「私、○○なんです」 テレビで精神疾患や発達障害の公表が一般的になり、珍しくなくなっています。会社の産業医面談でも同様のことを面接で報告することが増えています。 振り返る中で具体的なトラブルや調子が悪くなった経緯を振り返らず、いきなり障害

  • パワーハラスメント対策

     比較的新しい会社ではパワハラ問題は少ないものの、昔ながらの老舗にはハラスメントの気風がまだ残っています。ハラスメントが横行している企業は若い人がいつかなくなり、上層部と若手のみで中間層がごそっと抜ける、ブラック企業のリンゴの芯型の人口ピラ

  • 薬物中毒死の増加

    米の薬物中毒死、初めて年間10万人超える コロナ禍で悪化 アメリカでは薬物中毒死がコロナを機に増加しています。年間10万人をこえるとなると、交通事故同様の大規模な対策が必要になりそうです。 日本ではきちんとした統計はなさそうですが、コロナを

  • プロセスを重視する

     産業保健ではプロセスを重視する機会が増えた気がします。 産業医がプロセスを感じるのは以下のようなときでしょうか。主治医が「復帰可能」の診断書を作成してくれない自宅に閉じこもってしまい連絡が取れない休職を繰り返し役職に応じた仕事ができない 

  • 復職面談で聞くこと・聞かれること

     産業医面談はよくわからないし、主治医の先生と何か違うことが聞かれるのでしょうか。何か言ってはいけないことはあるの?本を読んでもよくわからないので、これまでの私自身の聞くことから面談の予行をやってみましょう。予習しなくても自分の知っているこ

  • 産業医は会社の何なのか。いい産業医論

     産業医は会社の手先なのでしょうか。 youtubeに挙げられている動画で、評論家のひろゆき氏が語っており、根拠は「会社からお金をもらっているから」ということでした。 給料を会社からもらっているのは間違いはないものの、かといって会社の言いな

  • 長期化したうつの職場対応

     「うつは心のかぜ」と、2000年前後のフレーズで精神科はメンタルクリニックと名を変えて通院者が急増し、現在はうつ病100万人時代に突入し、通院者は一向に減らない状況が続いています。 およそ20年前に起こったフレーズで、職場ではどこまで配慮

  • 過労自殺を防ぐ職場でのポイント

     精神科領域での労災は、自殺とうつ状態特に自殺が問題となります。発症から自殺までの期間が6日以内ということで、悪化時したらそのあと自死に動く可能性を考えて周囲も動く必要があります。 時間外労働が一定時間以上を越えると産業医面談と法律でも決め

  • 健康診断のチェックで虚偽の報告をしたら…

     今年度は会社の健康診断が予定通り行われたところと、緊急事態宣言期間にか買っていた場合は期間が延期になっていることでしょうか。 健診の後産業医や保健師による「保健指導」という、生活習慣の確認や指導が行われます。これは労働安全衛生法第66条の

  • スケープゴート

     集団に新たに人が入ると、その人の影響で集団の変化が生じます。 一人「扱いづらい」人が入ると、その人の排除に動く人が出てきます。大抵動く人はその集団でも影響力があり、その人自体をうっとうしいと思う人もおります。 扱いづらさが発達障害が絡んで

  • 無茶苦茶な要求か、合理的配慮か

     会社の気質にもよりますが、会社から見ると無理な要求なのではという配慮の要求や、会社はもう少し本人のために考えてあげればいいのに…と思う場面に遭遇します。 会社側が非常に面倒くさそうな姿勢を取ると、会社と本人の関係が非常に悪化します。あいま

  • 産業医の独立性・中立性について

     産業医は会社側の人間か、社員側の人間か。 以前いた会社で組合側に近い意見を出したこともあり、自分の立場に悩まされることはよくあります。専属産業医であれば企業との直接契約のため、企業に雇用されている立場です。そのため、会社に寄った意見をする

  • 薬剤による認知症

     薬剤による認知症は、問診をしていると被疑薬が分かることが多く、自分自身も処方により悪化することは常々注意しています。「状態がかえって悪くなるなら中止」と伝えた上で、特に高齢者では慎重に対応をしています。認知症を引き起こす可能性のある薬剤 

  • 「辞めてもらう」という相談

     産業医の仕事をしているうえで、「〇〇さんを辞めさせたいんですけど」という相談が来ることがあります。 できる限り適性を考慮したうえで、会社にとどめることを検討したいものの、適性が合わない場合、職種限定での契約の場合は退職という選択肢も出てき

  • 在宅勤務と会社風土

    「在宅勤務だとあまり困ることがないのに、出勤することになると遅刻したりものすごく調子が悪そうに見える。なぜ?」 感染者数が減少傾向にある中、出社再開する企業が増えたと思います。先週の地震後の通勤電車の影響が非常に大きく、ニュースで取り上げら

  • 軽減勤務の期限

     時間外労働は全国的に減っていますが、軽減勤務制度=1日4時間や6時間に短縮し勤務する制度を導入している企業は多いです。 負荷軽減が目的でしょうが、長く軽減勤務を続けてしまうといつまでたっても定時勤務ができず、ずるずる時間だけが経ってしまい

  • 退職年齢引き上げによる認知機能低下への影響

     仕事を続けるということは、脳に社会的な刺激を与え続けます。 こちらで取り上げる論文は、早期退職による認知機能低下の可能性を示唆しています。安倍政権での一億総活躍社会と、サントリー社長の45歳定年説の対極になる話が出ています。 45歳で定年

  • 近所トラブルと精神疾患

     ご近所トラブルには多くのケースがあります。 団地の張り紙で見ても「大音量でのゲーム禁止」「エレベーターをきれいに使うこと」「曜日以外の燃えるゴミ出しはダメ」など、何が起きているかがわかります。 本人が気にしない場合はこのような張り紙になり

  • 職場いじめの対応

     いじめによる自殺報道が流れると、心が痛む思いにさらされます。 報道を見ると、内容はほぼ性犯罪ではないかというものも少なくありません。一方で、健康度の高いじゃれつきもいじめと解釈されることもあり、いじめというものの輪郭を述べた上で、職場への

  • 精神疾患名公表へのもやもや

     小室圭氏と眞子さまの結婚会見とともに、眞子さまの複雑性PTSDが宮内庁から公表されました。病名公表に対するもやもやを自分なりに考えてみました。疾病公表の意味 会社で診断書が出された場合、つまり会社に診断名が公表されれば、それまで実施してい

  • 元の生活に戻すことはできるのか

     新型コロナウイルスのデルタ変異がピークを越え、明日以降から緊急事態やまん延防止措置は終了となります。 テレワークを全解除する企業もそれなりにあるようです。 ただ、ここからは会社のフットワークの軽さや時代をどう先読みするかで対応が変わってき

  • 鉄剤

     診察で鉄剤を処方することは少なくありません。働く年代の女性では定期健康診断で貧血を指摘されることも多く、自覚症状でだるさや胸苦しさを伴う方もいます。治療を行ってあとから「あれは貧血の症状だったのか」と気づく方もいます。適応疾患・鉄欠乏性貧

  • 鬼滅の刃に見る時代背景:結核の流行

     鬼滅の刃の映画無限列車編がテレビで公開されました。 無賃乗車等ネタも挙がっていますが、時代背景を的確に調べて描写していることが印象深かったです。刀を隠して汽車に乗る、といったこともですが。 良い夢を見させてほしい子が夢に入り込み、無意識の

  • テレワークうつを考える

     関東圏はここ数日で電車の込み具合が半端なくなってきました。感染者数は減少傾向ではあるものの、安全とはとても言い切れない状態です。飲み会はやはり論外です。 テレワークうつという言葉が叫ばれているものの、電車の込み具合から考えればテレワークよ

  • 無症候者への唾液PCRの有効性

     職場で「調査を行う前にPCRを行うのは感染予防の観点から効果があるんでしょうか。テレビで有名人が発症しているときに時々話を聞くので」という質問を少なからず受けます。 PCR検査は鼻咽頭から取るので、抗凝固薬を飲んでいる方は出血もありますし

  • 早期発見・早期治療が正しいとは限らない

     - 早く医療に乗せた方が問題が解決するのでは? 内科疾患は早期発見と早期治療により寿命を延ばすという目的が達成されます。 精神疾患ではどうでしょうか。精神科は現代では精神病圏の治療だけでなく、心が健康を保つために、という目的で「今の私の進

  • 食中毒

     新型コロナウイルス感染症、特にデルタ株の蔓延で手洗いの手技は徹底されているものの、食中毒は減っていないようです。日本医師会でも感染者数が減っていないことで日医ニュースでも取り上げています。食事の配送やテイクアウト店が増える中で、どのような

  • 急性心膜炎

     心膜に炎症が起こり、それに伴い症状が出現します。炎症の原因は8割以上が特発性で、ウイルス感染後に出現します。再発を起こす可能性は15-30%、そのあと再発を繰り返すのが2-5割とそれなりの頻度で再発します。10-60代の男性に多く出現しま

  • 情報を組み合わせて考える

     新型コロナウイルスの感染で連日東京の感染者数が増えている報道が続いています。 数字だけ追うとその通りなのですが、数字の他に以下のニュースがお盆に出ており、これを考慮すると数字の考え方が変わってきそうです。 東京都、濃厚接触者調査の縮小通知

  • 急に会社に行けなくなった時どうするか

     「朝から不安で会社に行けない!どうしよう…」 朝から会社に行けず自身がどうすればよいか分からないケースは少なくありません。調子が悪い兆候を相談できる上司や職場環境ならよいのですが、職場の雰囲気が悪く誰にも相談できない場合があります。連絡し

  • 通勤訓練の注意

     職場復帰準備に通勤訓練を課すことがあります。 現在コロナの爆発状態であるため、全例で行うわけではなく、ケースを絞って通勤訓練を行います。 通勤訓練は業務ではないため、自費でかつ通勤災害などの対象外となってしまうため、本人によく話をした上で

  • 救急要請の判断に必要な既往歴情報

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