chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
Amurin2019
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/04/27

arrow_drop_down
  • 竹中平蔵退任とロスジェネ世代

    パソナ会長の竹中平蔵氏の不可解な退任発表がネットをザワつかせているという記事があります。 竹中平蔵氏パソナ会長退任にネットがザワつく…安倍氏死去直後だけに"非常に不可解"の声も(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 時系列で言うと、安倍氏が亡くなった7月8日の10日後なので、その関連を疑う声もありますが、他方で、竹中氏がオリックスの社外取締役を6月24日付で退任(5月11日発表)しているところから、安倍氏の死とは関係なく、「身ぎれい」にしなければならない理由が何かあるのではないかという憶測もあります。現在、東京オリンピックにかかわる贈収賄容疑で捜査を進める東京地検の捜査情報を…

  • 2015年夏、下村博文・文科大臣の疑惑

    確か小学3年のとき、担任の先生が「このクラスには総理大臣が2人います」と切り出したのを覚えています。「えっ、誰のこと?」。みんなお互いの顔を見合いました。しばらくすると、先生はN君とI君の2人の名前を挙げて、「謎解き」をしました。N君は「博文」、I君は「勇人」、日本の歴史上に、伊藤博文(1841ー1909年)と池田勇人(1899-1965年)という二人の総理大臣がいたことを、このとき初めて知りました。以来、「博文」と「勇人」は、小生にとっては特別な名前になりました。この二人の名前を目にするたびに、親はきっと総理大臣にあやかって名前をつけたのでは、と思ってしまいます。安倍晋三氏と同じ年に生まれた…

  • Trending 追悼演説頓挫

    数日前に、8月3日に召集される臨時国会で、亡くなった安倍元首相の追悼演説に、自民党は甘利明前幹事長を立てる意向だ、という記事を見ました。ところが、今朝のニュースでは、追悼演説は先送りされそうだとのことで、その最大の理由は甘利氏を選んだことに安倍派からの反発が強まったからというのです。 仔細に見ていくと、まるで子どもの喧嘩か何かです。 新型コロナの感染は過去最多、全国では23万人超え、東京都も4万人を超えて、医療現場は逼迫しています。日本の新規感染者数は現在世界一だというのですが、こうなるわけだと思います。 そう言えば、日本が「国連公認の貧困国に認定された」というTweetも見ました(日本では7…

  • 「国葬」の記憶

    吉田茂元首相の国葬が行われた1967年10月31日の記憶は、小生にはありません。父親が生きていたら、何か覚えていたかも知れませんが、テレビは天気予報とプロ野球くらいしか見なかった人だし、そもそもこの頃、家にはまだテレビがなかったような気もします。 しかし、毎日新聞の論説委員で、報道番組でもおなじみの与良正男さんには、このときの記憶があるそうです。当時小学4年生だったという与良さんはこう回想しています。 毎日新聞7月27日付記事の引用です。熱血!与良政談:「吉田氏・国葬」の記憶=与良正男 毎日新聞……威張るような話ではない。それは、テレビではいつも見ていた歌番組などが休止され、吉田氏をしのぶ…

  • どっちがどっちに利用され……

    昨晩ぎりぎりで更新したばかりなので、今日はほんとうに短く。 東京地検特捜部が昨日(7月26日)東京オリンピック組織委・高橋治之(はるゆき)元理事(みなし公務員 電通)の家宅捜索に入りました。この汚職事件、紳士服メーカーAOKIの前会長が元理事側にコンサルタント料の名目で合計約4,500万円の資金を提供し、見返りに「オフィシャルサポーター」に選ばれ、日本選手団の公式制服や審判・技術役員の制服の製造を請け負ったほか、五輪エンブレム入りのスーツなどの商品販売が認められるなどの便宜がはかられたとされるものです。 高橋・五輪組織委元理事 「誰も逆らえない存在」「電通も持て余す」 毎日新聞五輪組織委元…

  • 政治家はカルトとの関係を断つ気があるか?

    父親の一周忌が近づき、自宅で法要をするので、昨日から庭木の剪定を始めたのですが、今日は朝から雨ぶりで気持ちを挫かれそうになりました。それでも、昼前に雨は上がったので、早めに昼ご飯を食べて、昨日の続きを始めました。夕方前には何とか終わり、ホッとしてニュースを眺めていると、岸防衛大臣が旧統一教会に選挙を手伝ってもらったと述べたという話が出てきました。 岸防衛相、旧統一教会メンバーと「付き合い」認める 選挙手伝いも 毎日新聞まあ、安倍晋三氏の実弟で岸信介の孫だけに、それはそうだろうなあと思いましたが、一人ひとり個別に「カミングアウト」(公表)して、矛先が拡散するよう仕向けるような姑息なことをしな…

  • ある「ジャーナリスト」のこと

    「ただ……なだけ」「ただ……したいだけ」なのに……という情緒的反論?(へ理屈?)をまた見た気がしました。議論や問題の核心を外して心情に訴え、同情を引く手法です。へ理屈の類いだけに普通の議論にはなりません。「思いは個人の自由だ」「考え方は人それぞれだ」式の「決め台詞」を使えば、相手はそれ以上、話をしてこなくなるという、誠に都合のよい「論法!」だと、自戒を込めて、思います。 フジテレビ上席解説委員の平井文夫という方は、確か、菅政権時の日本学術会議会員任命拒否問題で、「この人たち6年、ここ(日本学術会議)で働いたら、その後、学士院というところにいって、年間250万円年金もらえるんですよ。死ぬまで。み…

  • 国葬の「踏み絵」効果

    「二度目の梅雨明け」の炎天下に共同作業が入って朝からけっこう忙しかったです。今日も短く。 日本人は和を尊ぶとよく言われます。これが個性を押し潰す同調圧力のスローガンとしてよく利用されるので、あまり真に受けるわけにもいきませんが、百歩譲って、結果として、無意味な争いが避けられ、個々の命が守られるのであれば、一定程度認めるにやぶさかではありません。しかし、政治権力が国民に対立の種を撒いておいて、「和を尊べ」と言うのだとしたら、それは国民に「踏み絵」を迫ることになるのではないか。その結果、「和が尊ばれる」保証がなくなる危険性もあります。 亡くなった安倍氏の葬儀について、政権は危うい舵切りをしたように…

  • 勝共と売国

    今日は本当に短く。 昨夜のBS-TBSの番組「報道1930」にかかわるTweetを眺めていたのですが、これはちょっと衝撃的でした。本日(7月23日)10:00からYouTubeで放送の録画が見られそうなので、是非見ておきたい内容だと思っています。「現物」を見ていないので、Tweetで言及されていた範囲のことしかわかりませんが、驚いたのは、統一教会の教祖・文鮮明が1991年に北朝鮮の金日成と「義兄弟の契り」を交わしたという話です。無知だったとはいえ、これには仰天です。 統一教会系の組織のひとつに「勝共連合」という文字通りの反共産主義組織があります。1968年に文鮮明が立ち上げた組織で、日本にも、…

  • 安倍氏国葬とその先

    「PRESIDENT Online」の記事を2つ。 1つめは、『国葬の成立』(2015年)という著書がある歴史学者の宮間純一氏のもの。過去の国葬の事例を引きながら、安倍氏を国葬にするつもりの現政権の意図を考察する内容です。氏は、まず、大久保利通の葬儀と比べています。「維新の元勲」大久保利通は、1878年(明治11年)5月14日に暗殺され、その3日後の同月17日に、大規模な葬儀がとり行われました。大久保の邸に集まった者1,200名近く、費用は当時の額で4,500円余り(私的な計算では、米の値段(価値)で換算して現在のお金で1億9千万くらい)なので、「国葬(級の葬儀)」だったと解されます。氏はこう…

  • ボスなき「地元」

    安倍氏亡き後の政界地図は大きく塗り替わりそうそうです。自民党・清和会(安倍派)は当面「集団指導体制」でしのぎ、代表選出には至らないようですが、安倍氏の「地元」選挙区は今後補選もあり(来年4月?)、「現状のまま」というわけにはいきません。安倍事務所はどうなる(どうする)のか? この点で、先週7月15日付の「長周新聞」記者座談会の記事は非常に興味をひく内容です。統一教会と岸信介や高村正彦の関係など、「なるほど」と思う情報満載ですが、「地元」政界に関連する部分だけ以下に引かせてください。記者座談会 統一教会と自民の関係にメスを 反共右派として育てた為政者の罪 長周新聞代議士亡きあとの地元 ボス失…

  • 安倍氏の国葬問題

    朝日新聞の川柳が話題になっているそうです。本ブログでも引用した7月16日付の7撰ですが、全体として亡くなった安倍氏の国葬方針を風刺するもので、フッと笑うレベルの話だと思うのですが、人によっては笑うどころか激高しているというのですから、いやはや……。そういう方は時事川柳など見なければいいのに、と思います。もし、安倍氏がらみの話題で自分は昂奮しやすいたちだという自覚のある方は、安倍氏にタダ酒を提供することで知られるサントリーの胡麻麦茶でも飲んで、血圧を130以下に下げてから(CMコピー)ご覧になることをお勧め致します。朝日川柳も映倫のPGー12やR15+のような「信者鑑賞制限」が必要になる日が来る…

  • サニブラウン選手の記事を見て

    現在アメリカのオレゴン州で陸上の世界選手権が行われています。個人的には、東京オリンピックに関わる諸事件の記憶が尾を引いて、今でもスポーツの大会を冷ややかに見てしまう傾向があり、昔のように「純粋」には楽しめなくなっているのですが、それでもスポーツ全般の興味を失ったわけではありません。 16日(日本時間17日)には、男子100メートルでサニブラウン・ハキーム選手が決勝に進出し、7位に入賞しました。同選手が一時怪我や不調で、オリンピックの代表から外れたことを思うと、よくぞここまで頑張ったなあ、と思います。男子100メートルの世界大会で日本代表が決勝に残るのは、1932年のロサンゼルス五輪まで遡らない…

  • 「容疑者」の手紙を読んで

    安倍氏を銃撃した容疑者が事件前日にある男性に送ったとみられる手紙を読みました。すでに現物の写真やコピーがネット上に多数出回っているようですが、全文を掲載していたものが次々と削除され、異様な感じがします。ソウル・フラワー・ユニオン on Twitter: "山上容疑者の手紙が載った、今日の記事が軒並み削除されている。 https://t.co/OtxI58m4YU" / Twitter「私の一生を歪ませ続けた」 山上容疑者の手紙詳報 - 産経ニュース 手紙の文末に「安倍の死が……」という文言があるところから、一般には、氏の殺害を予告したものと受け止められていますが、その前には「苦々しくは思ってい…

  • 「クーリエ・ジャポン」の記事を読んで

    講談社のオンライン誌「クーリエ・ジャポン」には、外国の記事がいろいろと翻訳・紹介されていて興味深いのですが、読んでいると、彼我の記者の視線のちがいを感じることがあります。おそらく記者の背後に広がる社会が日本とはちがうからでしょう。それは社会と国家は別ものとする意識と言えばよいのか、あるいは、上からの集団化(団結圧力)と下からの社会的連帯の度合いと言えばよいのか、要は個々の人を社会や世間がどう支えているかのちがいによる気がします。 個人的な印象なのであてにはなりませんが、いくつかの例外を除けば、外国の記者たちは、概して、為政者が社会的弱者を守らない行為や発言をすると、厳しく批判する記事を書きます…

  • 奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』

    活躍中のロシア文学研究者の半生を綴った評判のエッセイを読みました。著者は研究者としては若手から中堅どころととらえるのがよいと思うので、「半生」という語はまだ適切ではないかもしれませんが、本の最後に「かつての自分といまの自分はまったく別人というくらい、私の内面は変わっていた。……私は確かにいま、新しく生まれたのだと」(258頁)と書いているように、自身の人生の節目、あるいは折り返し点を意識してこの本を書いた様子なので、文字通り「人生前半」の回顧録(ほぼ留学日記ですが)ということでよい気がします。 どんな研究者であっても、振り返れば、その「入口」にある種の「偶然」が作用しているものかと思います。著…

  • 安倍神格化と疑惑封じ

    昨晩テレビで岸田首相の記者会見を眺めていたら、亡くなった安倍氏の葬儀を、この秋、国葬の形式で行うと「宣言」していて、ちょっと驚きました。というのも、国葬にするかどうかについては国民のあいだで賛否がわかれているため、政府は慎重に判断するものと見られる、とか、中曽根康弘・元首相にならって自民党・内閣合同葬の方向で調整、などという記事を見ていたからです。「熟慮」「注視」の岸田氏としてはずいぶん思い切ったなあと、唐突な感じは否めません。【安倍晋三】安倍元首相の「国葬」は実施すべき? ネットで激しい賛否の応酬…内閣府の見解は|日刊ゲンダイDIGITAL しかし、ここ数日で、安倍氏当人はおろか自民党議員の…

  • 「教団国家」の「正統」と「異端」

    Twitterを見ていて共感したことばがが幾つかあります。 まず、岩下啓亮さんの昨日7月12日付のTweet。引用をお許しください。 https://twitter.com/iwashi_dokuhaku/status/1546546076949573633国が「納税しろ、納税は国民の義務だ、消費税減税などもっての他だ、もっと増税するぞ、年金も国保も削減するぞ」と国民に強圧メッセージを送るのはなぜか、この数日間でようやく腑に落ちた。つまり国はこういいたいのだ、「あなたの所有する財産を一つ残らず国に寄進しなさい、全部だぜんぶ出せ」と。優秀な学生を囲いこむ一方で、貧しい家庭から容赦なく搾り取る。政…

  • 選挙と政教分離原則

    今日は短く。 参院選は個人的には残念でした。結果として「改憲勢力」と呼ばれる四党が2/3を超えたのは確かにショックなことですが、これで一巻の終わりということはありません。岸田首相は、改憲案を詰めることに注力するようなことを述べていましたが、ここぞとばかりにあれもこれも変えようと思っても、自民党の改憲案自体が今の日本国憲法とは理念を異にし、そもそも「建付け」がちがうので、現憲法の条文をいくつか「改正」するくらいではとても済みません。憲法改定に賛成している人の多くにとって、おそらく、たとえば、憲法9条に自衛隊条項を入れることを是とする人がいたとしても、自民案のような人権が抑制されることにまで賛同は…

  • これは「民主主義への挑戦」なのか?

    8日に安倍氏が銃撃されて亡くなった件をめぐり、メディアや政治家たちから「言論の自由の封殺、民主主義への挑戦」という言説があふれていることには違和感をもっています。警察発表によれば、逮捕された容疑者の話から出てくる動機に、政治的意図を感じさせるものは見当たりません。どなたかが言ってましたが、もし政治的意図をもった行為であるなら、容疑者から逮捕後、もっと自己の正当性を主張する供述があってしかるべきです。確かに事件は、安倍氏が選挙の応援演説の最中に起こりましたし、安倍氏の思想信条を是としないに人は少なくありません。しかし、だからといって、この事件に主観的な政治の色を付けるのは短絡的で危うい感じです。…

  • 報道の暗中模索、五里霧中

    まだ、昨日の「余韻」をひきずったままです。 うまく表現できないのですが、一年前に父親が亡くなったときの得も言われぬ喪失感に似ています。あのときは夜中にかかってきた電話で「心肺停止」と言われ、病院に直行しました。応対した看護師に「大丈夫なんですか」と尋ねると、「先生から説明があります」と言われて、部屋に通され、程なく医師から「死亡宣告」を受けたのです。痛恨でした。何時何分死去という人の死は、医師の宣告によって決まることを改めて知りました。伝えられるところによれば、昨日、昭恵夫人が奈良の病院に着いたのは16:55頃で、安倍氏の死亡時刻は17:03です。ああ、同じだと思いました。 空を見上げれば、風…

  • 7月7日と8日のこと

    昨日は七夕。夜は雲が多くて天の川はよく見えませんでした。 昨日の昼前に妹が線香をあげに来て、話をしていたら「今日7月7日は旦那の誕生日なのよね」と言います。義兄として恥ずかいことに、初めて知りました。そこでお祝いに?と、人からもらったメロンやらビールに加え、庭の畑でとれた茄子やトマトなど、手提げ袋二つに「プレゼント」を詰め込んで持って帰ってもらいました。誰かが教えてくれないと分からないことは多いです。 夜、英国のジョンソン首相が辞任する意向だと伝えるテレビ・ニュースを見ました。前日には崖っぷちといわれつつ、辞任要求を突っぱねていましたが、閣僚たちの相次ぐ辞任をうけて、ついに「降参」したという感…

  • 「校内での政治的活動等は一切禁止」(生徒手帳)

    宮城県の高校生が自分で作った参院選の仕組みを説明するポスターを校内に貼り出すため、生徒指導部長の教員に認印をもらいに行ったら「政治的活動だからダメだ」と言われたそうです。 高校で参院選解説ポスター張った女子生徒に起きたこと 線引きどこに [参院選2022]:朝日新聞デジタル https://twitter.com/5HFnEtMHU1lyMuJ/status/1542009409353973760「教育基本法」は教育の「憲法」と言われています。だから、教員だったらみんな知ってんだろう、などと言われると、もう学校から離れた身とはいえ、小生も少々焦ってしまいますが、第14条にはこう書いてあります。…

  • 伊藤俊一『荘園』

    副題は「墾田永年私財法から応仁の乱まで」。荘園とその制度的変遷を追いながら日本中世史を一瞥した労作です。すでにかなりの人に読まれているらしく、今後、この方面の標準的テキストとして読み継がれていくのではないか、と人から言われたので、がんばって読み通してみました。 正直なところ、日本中世史固有の(専門)用語に慣れるのが大変な面はあります。しかし、この分野には、永原慶二さんとか、網野善彦さんとか、一般にも知名度の高い学者が何人もいて、彼らが巨峰のように聳え立っているわけで、これらいくつもの巨峰を登り、荘園をめぐる研究史を眺望するだけでも大変な仕事でしょうから、それを思えば、新書のこの分量で、よくぞ一…

  • 政治家の暴言を黙認する国

    「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられないんだって。違いますか。国もおんなじよ」――止めどなく続く麻生太郎・自民党副総裁の暴言。昨日のは特にひどかった。暴言もここに極まれりとさえ思います。メディアがいくら「選挙妨害」にならないよう批判的報道に慎重になっているとはいえ、発言内容を何のコメントもなく垂れ流すだけで、こういうことを公言する人間を、放置し、そのまま素通りさせてよいものか。自分たちはできないから、抗議でも何でも、あとは、読んだ人が勝手にやってくれ、というのは、メディアのあり方として社会的責任を放棄することにならないのでしょうか? 「弱い子がいじめられる、国も弱そうな国がやられる」自…

  • 小田原と吉祥寺 夏

    今度の日曜に投票日が迫る参院選。今、選挙戦たけなわですが、二つの演説の動画を見ました。短い場面が切り取られたものだということには留意しなければいけませんが、一方には、落胆、他方には、快哉です。 まず、アベシンゾーの元秘書官で、あの千葉県の加計大学の客員教授を努めたこともある、神奈川の井上義行・自民党候補の7月1日、地元小田原での演説の模様。HOM55さんのTweetに上がっているものです。引用させてください。 ※追記:7月1日ではなく、6月22日の出陣式での話でした。訂正します。 https://twitter.com/HON5437/status/1543152278357495808……今…

  • バカロレアの哲学の問題を見て

    日本の子どもたちは夏休みまであと3週間ですが、欧米の子どもたちの多くはすでに夏休み入っているようです。ということは、先月は年度の節目の試験期間に当たっていたはずです。フランスの高校生などは、最後の難関である修了資格試験バカロレアを受けないと卒業できません。今年のバカロレアは先月6月15日から始まり、50万人を超える高校生たちが受験したそうです。その最初の試験科目は、ご存じの方が多いかもしれませんが、哲学の論文試験です。日本の高校ではちょっと考えられませんが、これが日本とフランス、彼我の文化の違いを生み出す大きな理由のひとつだと思います。 いったいどんな問題が出されているのでしょう?トリコロル・…

  • ある講演 桑名・夏

    今日は短く。 自民党副総裁・麻生太郎氏が昨日(7月1日)三重県桑名市内で講演したそうです。発言の一部を知っていやーな気分になりました。 「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏 [参院選2022] [自民]:朝日新聞デジタル 以下は単なる当てつけの類いです。 ……昭和30年11月、自由党と民主党が合併してできたのが自由民主党。それ以来ずっと我々は憲法9条をかえるよう訴えてきた。普通の生活をしている時に、憲法9条のことを考える機会はあまりない。それは良いことなんですよ。 したり顔で、「(憲法9条のことなど)考えない方が悪い」という人がよくいるが、それは世の中が分かっていない…

  • 政権党に巣くう病

    先日の市民有志による参院選の政党別調査「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト-参議院選挙2022-」で、自民党の性的マイノリティに対する嫌悪感の一端を知りましたが、こうした感情の醸成に一役かっていると思われるのが「神道政治連盟国会議員懇談会」で、自民党の国会議員を含む多くの議員が参加しています。 今月開かれたこの議員連盟の会合で、ある冊子が配られたそうです。その内容が酷いというか、すさまじい。性的マイノリティの権利保障が一向に進まないのは、政権与党である自民党が、同性愛嫌悪やトランスジェンダー嫌悪など、性的マイノリティに対して差別的な認識を持つ「宗教」組織に支えられている実態があるからだと、…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、Amurin2019さんをフォローしませんか?

ハンドル名
Amurin2019さん
ブログタイトル
ペンは剣よりも強く
フォロー
ペンは剣よりも強く

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用