短答式試験の勉強

自分の受験が終わって早3年経ちますが、本日は弁理士試験の勉強法について書いていきたいと思います。 例年は5月末に行われる短答式試験ですが、皆さんよくご存じの通り9月以降への延期が決定しています。この時期は本来なら追い込みの時期なんですが、4か月以上先に

"CORONAVIRUS"まで商標出願？？

今日も専門外のネタです。商標の記事になります。 最近ツイッターで、商標の業界でおなじみの"日本で最も多くの商標を出願する人物"が、”ABENOMASK”という商標出願をしている、というのを目にしました。あまりにも気になったので、この方の最近の出願をJ-PlatPatでちょ

著作権第35条の運用変更

本日も専門外の著作権に関する話題です。 タイトルと話がリンクするのは最後ですので、じっくりと読んでください。 私には、小学2年生と年中の子供がいます。コロナの影響で、2人とも4月の2週目から私と一緒に在宅していますが、2人の勉強について悩んでいます。特

"読み聞かせ動画"の無断公開の問題点

今回は珍しく、著作権の話題をします。 弁理士の短答試験を勉強していた2015年ころまでは島並良先生の本を読んだりして、著作権も頑張って勉強していました。が、最近はネットニュースで著作権の話題を拾い読みしている程度の人間なので、間違っているところがあったらご

弁理士の勉強1

早3年経とうとしていますが、弁理士試験の勉強についてちゃんと振り返る場面がなかったので、これから数回に分けてブログに残していこうと思います。

新型コロナが知財部の定常業務に与える影響は？

この記事は、知財部のお仕事が、新型コロナウイルス感染症の影響をどのように受けているかまとめたものであり、同業者向け、もしくは自分向けにまとめたものになります。 まず、出願関係から。 日本の新規出願は、発明者からネタをもらっていないので暫くは完全に止まり

知財部の壁

この記事は、開発で発明をするよう企業からお願いされている（職務発明をされる）方に向けた記事になります。タイトルは最近はまっている「有吉の壁」にかけたものです。 私の主な業務の1つに、発明者からアイデアを聞き、それを特許事務所に説明して出願原稿を作成して

知財部の弁理士

この記事は、主にこれから弁理士を目指す方、知財への異動を考えている方に向けた記事になります。 私は弁理士資格を保有している未登録弁理士です（関連記事：「自己紹介その1」）。 現在、私は企業で特許技術者をしているわけですが、現在の仕事だけを極めるのであれ

明日、先方にする話は特許出願が済んだ内容ですか？

この記事は、他社とのアライアンスを考えている方向けの記事になります。 改めて文章にするまでもありませんが、技術開発のスピードを加速させる手段として、他社とアライアンスを組むことが日常的に行われていると思います。これは大企業のみならず、中小やベンチャー企

その発明、特許出願しますか？

この記事は、同業者、これまで出願をしたことのない企業・個人向けの記事になります。 前回は「なぜ特許出願をするのか？」という記事を書きましたが、今回は前回と少し関連ある内容になっています。 特許を出願して権利化するということは、その発明を独占的に使うため

なぜ特許出願をするのか？

この記事は、なぜ特許出願をするのか？という私の仕事の原点を確認するためにまとめたものであり、主に国内同業者、スタートアップ等で特許出願を考えている人たちに向けた記事です。 私は企業知財部に異動し、4年目となります。異動したときに、知財歴30年以上の再雇

令和2年度弁理士試験は延期

この記事は令和2年度の弁理士試験に関する記事になります。 予想されていたことではありましたが、今年の弁理士試験は延期することが発表されています。ソースは以下のURLになります。 https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-enki.html 現時点では9月以降とされ

企業知財部のお仕事

この記事は"知財"という言葉に興味があるけど、実際にどんな業務かわからないので知りたい！といった人向けの記事になります。 （主に就職活動をこれから迎える学生や、開発から知財への異動を考えている方、向けです） 企業における知財業務は様々あります。 まず、大

自己紹介その1

こんばんは、べんりんしゅん、と申します。 今までに自分が身につけたスキル、経験をいろんなひとに還元したいという気持ちが高まり、このようなブログを開設することにしました。 関東のメーカーの知財部に所属し、いわゆる特許技術者をしています。現在38歳ですが、