機動戦士GUNDAM GQuuuuuuXと極楽湯・RAKU SPAのコラボに行ってきました~。うちからだとRAKU SPA鶴見が一番行きやすかったので、レポです。無料送迎バス主要駅からの無料送迎バスが出ているかと思います。バスにもジークアク...
<<はじめから読む! <【25】 「レイ。これはここにやっていいのか?」 「あ、えーと。それはサム爺に……サム爺! これってどうするの?」 ある秋の日、レイナールはジョシュアとともに、庭に出ていた。一角を整備してもらい、レイナール専用にし
<<はじめから読む! <【23】 帝国には、過去、白金の王族が送り込まれていた。レイナールは、帝国にもヴァイスブルムの伝承が残っていることに賭け、皇帝に手紙を送った。 帝国の歴史について、遠く離れたヴァイスブルム出身のレイナールが知るこ
秋といいつつ、10月~12月の3か月に読んだ本です。 図書館で集中して書き、本を借りて帰ってくるサイクルはやはりいいですね。 「獣神様とは番えない~アルファの溺愛花嫁さま~」(村崎樹) 我らがたつるん先生の獣人モノオメガバース。 運命の番っ
<<はじめから読む! <【22】 冬の風が吹く。首筋がひやっとして、レイナールはぶるぶると身体を震わせた。短く切りそろえた白金の髪は防寒には頼りなく、カールが差し出したストールを、ぐるぐると巻きつけた。 「まだいらっしゃいませんよ。家の中
<<はじめから読む! <【21】 ジョシュアが旅立って、三日経った。 アルバートが手の者をこっそりとつけているので、一行があと二日で国境を抜けるという情報が入ってきていた。本当なら、とっくに隣国に入り、帝国まで続く街道をひた走っている頃
<<はじめから読む! <【20】 ジョシュアが旅に出るまでの日々、レイナールは彼と睦み合った。言葉を交わせば、「行かないで」「ひとりにしないで」と縋りついてみっともなく泣いてしまいそうだった。 肉体の交わりは、レイナールから意味ある言葉
<<はじめから読む! <【18】 「十日後、ここを立つ」 疲れた顔のジョシュアが、重々しく告げたのは、年が明けてすぐのことだった。 新年の祝いもほとんどせず、周囲の貴族の挨拶も断っていた。軍閥貴族と言われる家系は、ジョシュアの置かれた立
<<はじめから読む! <【17】 以降、何度もジョシュアはレイナールの部屋を訪れ、話し合いをしようとしたけれど、応じる気になれなかった。アルバートが来たときには、さすがに扉を開けたけれど、ただそれだけ。彼の話を聞いても、聞き入れようとは一
産みの親と育ての親が違うのは、まれによくある。 積極的には言わないけれど、親密になるにつれて、打ち明け話をするようになる。一般家庭の子には同情され、腫れ物扱いされる場合もあるけれど、「実は……」と、お互いの秘密を共有する友人もいた。 人
<<はじめから読む! <【16】 ジョシュアの言う「今度」は、なかなか訪れなかった。 すっかり回復したボルカノ王が、軍を振り回しているせいで、ジョシュアは家に帰ってこられない日が増えた。朝も早くに出ていくため、朝食の時間くらいしか、話す
<<はじめから読む! <【15】 夜会の日から五日、ジョシュアは家に帰ってこなかった。 彼が先頭に立って、医師団と連携を取り、腹痛の解明に挑んだ結果、食中毒であることがわかった。夜会の前に、側近中の側近である貴族を集めての晩餐会があり、
<<はじめから読む! <【14】 城を見上げるのは、二度目だった。 一度目は、自分の命を守ることだけを考えていた。母国にとっては、レイナールが生きようが、この地で死のうが、どちらでも構わなかった。死ねば開戦、生きて根づけばそれはそれで使
<<はじめから読む! <【13】 レイナールの初めての恋は、六歳の頃だった。 すでに王家に入ることが決まっていたから、残りわずかな親子の時間を、ことさらに実父は大切にしていた。 当時はまだ大臣の地位になく、実務に携わる外交官であった父
<<はじめから読む! <【12】 夜になって、レイナールの部屋のドアを叩く音がした。 「はい」 俺だ、と聞くやいなや立ち上がり、出迎える。扉を開けると、冷気がスッと入り込んできて、身が縮こまった。 ジョシュアはレイナールの姿を見て、少
<<はじめから読む! <【11】 「レイナール様、少しよろしいでしょうか」 和解したとはいえ、カールはやはりどこかよそよそしい。残るふたりが友好的すぎるだけなのだが、レイナールは彼が話しかけてくると、嬉しいと同時に、背筋が伸びる。 読ん
<<はじめから読む! <【10】 ジョシュアにとって、丸一日の休みは珍しいことだ。軍だけでなく、王都における侯爵の仕事もこなさなければならない。領地は祖父に守ってもらって、現在は仕官しているが、そう遠くないうちには、領地に戻る予定だから、
<<はじめから読む! <【9】 その夜、ジョシュアはレイナールの部屋を訪れた。 入ってくるなり頭を下げたジョシュアに、面食らってしまう。慌てて顔を上げさせるべく説得するが、彼はなかなかに頑固で、最敬礼の角度を崩さなかった。 「ジョシュア
<<はじめから読む! <【8】 ジョシュアの天然すぎる一面を見た翌日、「もう大丈夫だろう」と、アルバートは領地へと帰っていった。一週間あまりの滞在だったが、なんだかもうずっと一緒に暮らしているかのようで、寂しい。レイナール自身が、ボルカノ
<<はじめから読む! <【7】 ふたりで酒を楽しんだ夜以降、ジョシュアは別人のようになった。 第一の変化は、早めに帰ってくるようになったことだった。食堂で一緒に夕食を摂るようになった彼を、アンディたちは「支度が一度で済んでラクになった」
<<はじめから読む! <【6】 寝る支度をすべて済ませたレイナールは、蝋燭と窓から差し込む月明かりの下、机に向かい、筆を走らせていた。 白い便箋は、瞬く間に埋まっていく。実父とリザベラに向けた手紙は、書き上げたところで、投函するわけにも
<<はじめから読む! <【5】 「お祖父様!」 夜になり、ジョシュアが帰宅した。 夕食の時間には間に合わなかったが、食後の茶を楽しんでいるところに、食堂に乗り込んできた彼は、開口一番、大きな声を上げた。 高貴な人間は大声を張り上げたり
<<はじめから読む! <【4】 結局、レイナールがジョシュアと再び顔を合わせたのは、三日後のことであった。 目の下に隈をつくり、表情は一層険しい。疲労がそうさせるのか、それとも仕事で気に入らないことがあったのか、レイナールは尋ねようとし
<<はじめから読む! <【3】 見送りの神官は、ごくわずかだった。 寝食をともにしたところで、白金の王子を友と呼んでくれる人間はいない。崇拝の目を向けられる生活は居心地が悪かった。 ボルカノでも宗派は違うものの、同じ神を祀っている。英
<<はじめから読む! <【2】 レイナール・アーノンが王家の養子になることは、産まれてまもなく、定められた。決して、己や父が望んだことではなかった。 母は産後の肥立ちが悪くて亡くなり、彼女を深く愛していた父親は、息子を手放したくないと抵
<【1】 グェイン侯爵の領地は、南の国境線に面した広大な土地であった。 歴史上、戦争が頻発していたこの地域では、いまだに様々な小国が小競り合いをしていて、周辺では飛びぬけた国力を持つボルカノ王国にも、時折飛び火する。 森を抜ければすぐ
「面おもてを上げよ」 想像していたのとは異なる声に、レイナールは一瞬、反応が遅れた。 母国で見た、ボルカノ国王の肖像画を思い出す。すらりとした威厳のある男だった。もっと若い頃は美形であったのだろうと推測できる。 彼の口から、怪鳥の鳴き
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<<はじめから読む!<(13)「駒岡さーん」 スマートフォンで「もうすぐ帰るよ」とメッセージを打ち込んでいた雪人は、一度目の呼び出しをスルーしてしまった。「駒岡雪人さーん」 フルネームで呼ばれ、ハッとして立ち上がる。「あ、はい! います!」...
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<<はじめから読む!<(11)「改めて、鳥飼とりかいつばさです」 名刺と交互に、彼の顔を見た。鳥飼。駒岡じゃなくて。籍を入れない事実婚の関係なのだろうか。 雪人の疑問は、表情にありありと浮かんでいたようで、つばさは笑ってつけ足した。「旧姓は...
<<はじめから読む!<(10) 士狼は次の日も休んだ。「おはよう」 自分以外の同僚たちにかけられる朗らかなあいさつに、雪人は反応を示さず、ただひたすら自分の前にあるパソコンに向き合った。「休み、ありがとう。何か変わったこと、あった?」 話し...
<<はじめから読む!<(9) 本格的な失恋に打ちひしがれても、朝はやってくる。仕事は待ってくれない。たとえ、まともに手をつけられなくても。 どんな顔をして士狼と仕事をすればいいのか、わからなかった。ぐるぐると脳内でこね回した結果、「そういえ...
<<はじめから読む!<(8)「ここか……」 看板を見上げて、スマホの地図を閉じた。 リラクゼーションサロン「セレネ」。士狼が手伝っている店だ。 周辺には、もっと直接的な名称と刺激的なデザインの看板の店舗がある。挿入側の人間を顧客とする風俗店...
<<はじめから読む!<(7)「あ、駒岡先輩……」 出勤中、士狼の後ろ姿を見かけた雪人は、声を上げた。それほど距離が離れていない。これまでならば、彼はすぐに気づいて、「おはよう」と並んで歩いてくれた。営業部エースの雑談力を遺憾なく発揮して、会...
<<はじめから読む!<(6) それから二ヶ月が経過しても、ふたりの関係は変わらなかった。変えられなかったのは、雪人自身の性格の問題である。 職場では雪人をフォローし、週末は食事に行く。発情期で店に予約を入れれば、必ず士狼が来てくれた。 数度...
「なんで美術部は、男が入らんのかね」 本人も美大出身の男である顧問の先生は、美術室の鍵を手渡しつつ、ぼやいた。「さあ、なんででしょう」 とぼけるけれど、理由は明白。見学に来た男子たちを放っておいて、女子だけで固まって、ひそひそと話をし続けて...
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<<はじめから読む!<(4) 金曜日の会社終わりに、約束どおり一緒に食事に行った。 半個室になっている店は落ち着いた雰囲気で、居酒屋といえば学生時代に行ったチェーン店しか知らない雪人は、物珍しくきょろきょろと見渡した。 そわそわするのは、オ...
<<はじめから読む!<(3) ヒート明けの出勤日。 毎月恒例の課長や同僚たちからのからかいも気にならないほど、雪人はぼんやりしていた。 あの日、家にやってきた士狼とセックスした。前後不覚になるほど貫かれ、揺さぶられ、とにかく満たされた。 そ...
<<はじめから読む!<(2) 休暇初日、雪人はひとり暮らしのアパートで、緊張しながら来客を待っていた。 ヒート中の過ごし方は、人によってまちまちだ。軽度のオメガは、ひたすら部屋にこもってやり過ごすが、たいていは誰か相手を見繕って、性交に耽る...
<はじめから読む! ペーパーレスがどうのこうの、ビジネスニュースでは有識者が議論しているが、雪人ゆきとの務める会社には無縁の言葉であった。 毎月の申請をオンライン上でできるようにして、人事が直接決済してくれたらいいのに。普通の有休だって、そ...
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「……新入生代表――」 高校一年、入学式の主役といっても、それは入試の成績が一番で、挨拶を任された子だけだ。 自分で考えたのではないだろう(ついこの間まで同じ中学生だったのだから、「ごべんたつ」なんて言葉、人生で初めて使ったに違いない)、誰...
職業柄、背中にも目がある。「こら、そこ。今持っているものを出しなさい」 できる限り穏やかな声で注意する。まだ振り向かない。こういうのはタイミングが重要だ。 正確な位置はわからないが、ぴりりと教室全体の空気が緊張したのが伝わってくる。 二年生...
1月のBL小説は、現代モノ2冊でした。1冊目のレビューはこちら現代モノとひとくくりにしても、昨今はオメガバースやDom/Subユニバースなどが流行っているので、純粋な現代モノってなかなか探せないのですが(特に新人作家さん)、キャラ文庫はやっ...
<<はじめから読む!<(13) 千秋楽を終えたばかりの楽屋は、冷めやらぬ熱気に包まれている。そこかしこで労いの抱擁が交わされていた。「桃治さん」 桃治も、年下の先輩劇団員に求められ、まずはぎゅっと手を握り合ったのち、互いの背中にひしと腕を回...
ゲ謎コラボの映画村に行くために、京都へ行きました。が、あいにくの雨(と体調不良)だったので、来年絶対にリベンジしようと思います。 来年リベンジしたい場所 ①源氏物語ミュージアム 雨じゃなければ、雨でももうちょっと小降りで体調が悪くなければ、
ゲ謎にはまって、久しぶりに遠征を決めました。10年ぶりの太秦映画村・・・・・・ですが、10年前は、キョウリュウジャーのショー&キャストトークショー目当てだったし、ここから猛ダッシュで和歌山のアドベンチャーワールドまで行ってショーのはしごをし
コナンのスタンプラリーをこなしつつも、美味しいものも食べてまいりました~。 羽田空港 ①ラーメン だいたいAIRDOを使うので、第二ターミナルで時間を潰します。ここ数回、「らぁ麺 鶏だし屋」でラーメンを食べている気がする。今回はカレーうどん
四泊五日で帰省しました。大きな目的はふたつ。ひとつは父の三回忌。法事の日程は決まっているので、そこに合わせての帰省です。父が亡くなったのも、函館で桜が咲き始めた頃でしたが、今年の春も桜の季節(平年よりもだいぶ早い)に帰省が叶いました。 もう
濃い灰色の雲が、重苦しく立ちこめる朝だった。鶏が鳴いても、太陽が顔を出さない。春とは名ばかりの、肌寒い日。 暖炉に火をつけるかどうか、姑と夫は軽く言い合いをしていた。 数日前、もう暖房は必要ないだろうと結論していたため、夫は火を炊くこと
ゲゲゲの謎コラボカフェ@渋谷モディに行ってきました。予約抽選発表日は、どこもかしこも外れた! の悲鳴が上がっていましたが、 ・ど平日 ・真っ昼間 ・ひとり の条件で第一希望当選したので行ってきました。 一番乗りで並んできました。外からの撮影
五月の連休が明けても、時折肌寒い日がある。名残の桜がひらりと舞い落ちるのを後目に、俺は校門を急ぎ足で一歩踏み出す。 「川崎かわさき、お前、本当に部活やらなくていいのか?」 中学の部活は必修じゃない。転校以来、先生がしつこく誘ってくるのは、
九月の夜。東京と比べて涼しいと見越して長袖を持参したが、必要なかったかもしれない。 店内は冷房が稼働しているにもかかわらず、宴会場の襖を明けた瞬間に、熱気がこちらへと向かってきた。 「今日の主役がようやくお出ましだぞー」 長い大学の夏休
ゲ謎応援上映@チネチッタに行ってきました~。 川崎は3つでかい映画館があるのですが、利用頻度でいうと、 109>チネチッタ>>>>>TOHOシネマズ って感じ。でも同じ映画を複数回通ったというと、断然チネチッタ。なぜならば、 「ウルトラマン