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もののaware https://monono-aware.hatenablog.jp/

とある福島県民の雑記ブログです。 テーマはローカル・自然・ふるさと・教育・働き方・職人・まちづくりetc… 福島には「ほんとの豊かさ」があると信じています。

tamayosu
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高山市
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福島県
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2020/03/15

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  • ジェネラリストよりスペシャリスト寄り

    スペシャリストが特定の分野に精通した専門家であるのに対し、ジェネラリストとは広範な知識や経験を持つ人物のことを指す。3つの分野がある場合、それぞれの分野に対する理解の比重はスペシャリストなら「8:1:1」、ジェネラリストなら「3:3:4」といった具合だろう。 ざっくり言えば「狭く深く」か「広く浅く」ということになる。ただし実際にはこのような極端な2種類には分けられず、この2つの円が混じり合う部分も当然存在するだろう。 僕の人生で言えば、前職時代はジェネラリストだった。そして僕にはジェネラリストとしての生き方は合わなかった。 2年から3年単位で人事異動が行われ、多くの場合、分野の全く違う部署で全…

  • 続・浜通りに原子力の学校ができる!

    先日、東北大学が福島県の沿岸部(浜通り地方)に、廃炉や放射線医学を学べるキャンパスを設置する構想を立てているというニュースを紹介した。 (過去記事はこちら↓) monono-aware.hatenablog.jp この続報が入ってきた。仮称「福島浜通り国際キャンパス」を設置すると正式に公表されたのだ。めでたい! (以下、河北新報オンラインへのリンク先) https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200428_73018.html キャンパスで学べる分野は、廃炉、放射線医学、ロボット、環境・エネルギー、産業、災害科学の6分野。各分野に教授等が3人~…

  • 休日の夜にゆっくりと聴きたい曲 3選

    新年度が始まってもうすぐ1か月。新しい生活に慣れてきたと同時に、溜まっていた疲れが出てくる時期だろう。せめて休日はゆっくりと過ごしたい・・・そんな夜のお供にぴったりの曲をご紹介。 1.Be Happy / Mary J.Blige (1994年) 「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」ことメアリー・J・ブライジの代表曲のひとつ。静かに、しかし力強く迫ってくるこの曲は、聴けば聴くほど染み込んできて癖になる。Life is too short to be tryin' to play some games. Be Happy メアリー・J. ブライジ R&B/ソウル ¥255 provided …

  • ミスは忘れたころに返ってくる

    先週から、僕と同期の何人かで、とある1種類の製品を先輩の指示を仰ぎながら作っている。材料の段階から約2週間で納品というスケジュールの中で、ようやく製品の塗装までこぎつけた。一時は終わるのかと不安になったが、何とかなりそうだ。 もちろん、一つ一つの品質や作業の速さに関しては、先輩方には遠く及ばない。当然失敗も多く、けっこうお叱りを受ける。 特に自分自身、注意しなくてはならないと強く感じたことは、ミスは挽回できるときに挽回しておかないといけないということだ。一つの製品を一貫して担当すると、ミスは巡りめぐって未来の自分に返ってくるということが痛いほどわかった。 例えば、製品のパーツの加工時にできた欠…

  • 優秀な人ほど目立たない

    プロスポーツ界においては、優秀な審判員ほど目立たないと言われている。 彼らは一つの試合の中で下す何十回、何百回というジャッジの中で、一つのミスも許されない。正しくジャッジして当たり前という職業だからだ。 今や世界中のプロスポーツをインターネットを介して視聴できる時代。たった1回でも誤審をしようものならば、その姿は瞬く間に世界中へ配信され、「疑惑の判定」とささやかれ続ける。大舞台の試合ならなおさらだ。審判員の方々のプレッシャーや心労は相当なものだろう。円滑な試合進行に感謝である。 ところで、優秀な人ほど目立たないというのは、様々な世界に当てはまることだと思う。 というよりも、数少ない失敗ばかり取…

  • 建築は芸術だ!

    現在住んでいるシェアハウスには、自分と同じ工房で修行をしている同期がいる。 彼は大学で建築を学び、木工の世界へやってきた。将来的には、建築家やデザイナーと組んで仕事が出来ればいいなと語ってくれた。 ちなみに僕にとって建築とは、難解な世界というイメージ。というのも、大学で僕は木材の物理的性質や木造住宅について研究をしていたのだが、日々木材の耐久試験と物理計算に追われ、物理学が大の苦手な僕にとってそれは苦行でしかなかったからだ。 (少し脱線するが、ではなぜそんな道を選んだのかというと、森を理解し、その魅力を多くの人に伝えていくためには、森の恵みの最たるものである木材のことを理解しないことには始まら…

  • 退職してから変わったこと

    前職を退職してから2週間が経ち、少しずつ自分の生活リズムが出来つつある。 新生活のドタバタもほぼ落ち着き、いくらか心にも余裕が出てきた。 今回は現時点で感じている心や体の変化をまとめてみた。 ①睡眠の質が良くなった 前職のデスクワーク生活と比較して、モノづくりの生活はハードだ。基本的に立ちっぱなしの作業で、座るのは昼食時のみ。木工の世界ではこれが普通なのだが、運動不足でなまった体にはなかなか堪える。おかげで帰宅後、横になれば即、眠りに落ちる。そして朝まで目が覚めることはない。 思えば、前職時代はパソコンとにらめっこしてばかりで眼だけが疲れて体は疲れない生活だったため、はっきり言って眠りの質は悪…

  • ついに浜通りに原子力の学校ができそう

    福島に、待望の学び舎誕生なるか。 東北大学が、浜通りに廃炉や放射線、防災について学べるキャンパスを設置するかもしれないという。 (NHKニュースリンク↓) https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200410/6050009738.html 以前、「浜通りに原子力の学校を!」という記事を書いた。いつか出来たらいいなと思っていたが、話は水面下で進んでいたようだ。 monono-aware.hatenablog.jp キャンパスは構想段階だが、寄宿舎や研究のための宿泊施設、病院も設置したいとのことで、研究者や学生が集中して研究に取り組むことが出来る環境が整…

  • 職人の手

    木工機械の使い方を教わるときは、教えてくださる先輩の手元を見る。もちろん、機械に対する体や刃物の位置関係、木材の挙動など、見なくてはならない物はたくさんあるが、最終的に目が行くのは「手」だ。 1週間前、木工を始めたとき、僕の手には傷がなく、柔らかい「綺麗な手」だった。そんな手が木工作業に耐えられるはずもなく、今では内出血や切り傷ができ、全体的に赤くなり、皮が剥けていたりする。 一方、先輩方の手は硬く、重厚感がある。僕たちが扱う木材は、ささくれ立っている、トゲの塊のような材料だ。木工機械への巻き込まれの恐れがあるため、手袋は着用しないし、手の平は敏感かつ優秀なセンサーであるため、素手で触れること…

  • 木工生活7日目(割としっかり叱られる)

    木工生活を始めて1週間が経った。今日は初めてしっかりとお叱りをいただいた。叱られたことをブログに書くだなんて子供か!?と思われそうだが、この経験はとても大事なことので備忘録として書いておこうと思う。内容はずばり安全関係だ。 木工機械で製品の部材となる木材を切断中に、あわや骨折、運が悪ければ指が飛びかねない作業をしてしまったのだ。ここ半年は碌に運動していなかったため、体もなまっていたようだ。やや筋力を使う作業だったのに加え、時間帯は午後3時前。小休憩を控えていたこともあって、集中力が途切れていた。 すると、一瞬手が緩んだ瞬間に、木材に入る刃の角度が変わってしまった。問題はこの後。ヤバい!と思って…

  • 山菜採りに行けなくなるということ

    格安データSIM+ルーターの組み合わせで、良心的な値段でインターネットを楽しめるようになった。値段もそうだが、山間部で繋がらないポケットWiFiと比較して、スマホの電波が届くところならどこでも繋がるのが利点だ。今回は、ネットやスマホとは無縁だった実家にインターネットを持ち込んだ時の話。 僕の父は、同じ町内の、今の場所とは別の山間部で生まれ育った。今の場所に移り、僕が生まれてからも、たびたび山菜やキノコ採りに行っていた。 (父の、僕のルーツについてはこちら↓) monono-aware.hatenablog.jp そんな我が家も、原発事故以来、山菜取りには行けなくなった。事故直後だけではない。当…

  • 木工生活2日目(実質初日)

    昨日4月3日は、実際に現場に入ってのモノづくり。同じ作業を何百回、何千回と繰り返す。 人によってはつまらない、面白くないと感じるかもしれない。実際、思い描いていたモノづくり生活ではないという理由で辞めていく人も多い。ただ、それは面接などいろんなところで説明されているし、木工を勉強できる場所はほかにもたくさんある。 しかし、僕は辞めない。森林や林業の大切さ、木材を利用することの重要性なら、もう十分学んだ。今の自分に必要なのは、能書きに説得力を持たせるための技術と経験だと思っている。 ある職員の方は、ここでの修業は、毎日素振りをすることだとおっしゃった。プロ野球選手になるという夢に向け、毎日自分を…

  • 木工生活1日目(オリエンテーション)

    今日から木工の勉強スタートだ。果たして2年後にどんな自分になっているか、楽しみだ。 といっても今日は主にオリエンテーション。自己紹介や今後の流れや必要な道具の確認などを行った。 そして明日からは、もう本番。手と頭をフル回転させて、思いっきり頑張ろう。 同期の方々は年齢もバックグラウンドも様々。共通しているのは、みんな本気でモノ作りがしたいということ。たくさんの価値観を吸収できそうだ。同期の一人が自己紹介で、2年後も全員で笑って卒業できるよう頑張りましょうと言っていた。まだ会って数時間だが、ここにいるみんなでやり遂げたいと僕も強く思う。 入校式では、目指す自分から逆算して、今の自分にできること、…

  • 木工職人0年生

    令和2年3月31日をもって、新卒から4年間務めた職場を退職し、岐阜県高山市に木工修行にやってきました。プロフィールには木工職人(見習い)と書いておきながら、実際は見習いのスタートラインにも立っていなかったということ。詐欺みたいなものだな。 公務員から職人へ。明日4月2日は早速修行の1日目。なのに頭の切り替えが全くできていない…30日、31日と手厚い送別会(組織的な会ではなく、個人的なやつです。念のため)があり、若干睡眠不足。正しい文章が書けているか不安です。 シェアハウスの部屋は引っ越し荷物で散らかったまま。年金や健康保険の切り替え手続きもできていない。もう少し、旧生活と新生活のバッファーゾー…

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