リタイアして半年ほど経過したころ人恋しくなったこともあり、昨年暮あたりからいくつかのサークル・講座に参加している。いろいろな人と出会いがあり、中には親しく交友させていただいている方もできたのだが、その中で最も強烈ともいえる出会いは、それはS氏との出会いであ
60歳で定年、その後4年程再雇用で働きましたが無念の中途退職。40年間働いてきた独居老人が仕事を辞めるとどういう境遇、心境になるのか等を中心に語りたいと思います。生活の基本は読書なので、忘備的にその簡単な感想も書いていきたいと思います。
(バリ島にて)コロナ前、現役のサラリーマン時代であれば、この時期年末年始の休みを利用して、ほとんど毎年海外を旅したものだ。しかし、コロナも過ぎ去り、リタイアして365日何をしても自由になった今、そして気が付けば65歳という高齢になった今、皮肉なことに海外
リタイアしたら、社会と断絶してしまうことが多いという声を聞く。仕事仲間との愛憎入り混じった交友ともおさらば。私みたいな独居老人は、たちまち孤独な生活を余儀なくされる。しかし、私はそもそも若い時から「孤独」が好きだったのだ。ある人たちにとっては、人の輪に囲
今年6月に不本意ながらも仕事を辞め、何とか暑い夏を乗り越えてきた。そして、1年で最高の季節である秋は、大したこともせずにあっという間に過ぎ去り、あっという間に寒い冬がやってきた。地方によって違うと思うが、わが町内では「♪ゆ~きやこんこん、アラレやこんこん」
(東大寺の夕暮れ)【4日目】〇春日大社~ささやきの小路~新薬師寺~百毫寺~ならまち散策~東大寺(南大門)「ささやきの小路」は、いにしえからの春日大社神官の由緒ある通り道だったというが、京都の「糺の森」などと比べれば少し神秘性や異界性が感じられない。「新薬
(奈良・吉城園の紅葉)【1日目】〇福岡から奈良へ福岡市から奈良までは、ピーチで関空まで(往復で18,000円程)行き、関空から奈良までは、南海~JRで移動。宿はJR奈良駅付近に取った。夕方、ホテルに到着。夕食はどこで取ろうかと思い、付近をうろつくが、外食はどこも高
2024.11奈良の旅①再起をかけてのリタイア後初の本格的旅行
(奈良・若草山にて)今年6月末で不本意な中途退職を決断したのだが、体調不良や猛暑の影響もあり、せっかくの365日何もやっても自由なはずのリタイア生活が、結局は家で引きこもりの日々が続いてしまった。若い時、まだ元気な時に、リタイア後のことを考えるとき想定し
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リタイアして半年ほど経過したころ人恋しくなったこともあり、昨年暮あたりからいくつかのサークル・講座に参加している。いろいろな人と出会いがあり、中には親しく交友させていただいている方もできたのだが、その中で最も強烈ともいえる出会いは、それはS氏との出会いであ
【旅5日目】丸1日を使える実質旅行最終日のこの日をどう使うか、とても迷う。本当は船釣りでもしたかったのだが、システムがよく分からない。それに昔沖縄本島で船釣りをしてボウズだった苦い経験もあるのだ。この旅で毎日のように何時間も海を見てきたが、そういえば海を
私はこのブログで度々「投資とはバクチに他ならない」という趣旨の記事を書いてきた。「資産運用」という言葉も、穏やかながらも同様にバクチであると私は思っている。仮に投資で儲かったとしても、今度は額に汗して働くことも、質素倹約に努めることもばからしく思えてくる
(吸い込まれるように美しい石垣島・川平湾の海)【旅4日目】昨日、疲れから電気つけっぱなしで寝入ってしまったので、眠りが浅かったのか、目覚めが良くない。体がだるいし、頭もカスミがかかっている様な感じだ。普通の人なら、「今日は休養日」と、ホテルでゆっくり静養
(チャリで博多駅に向かう途中で見た桜)前にも書いたが、リタイア後10カ月も経とうというのに、いまだにこのリタイア生活という異世界とも言うべき時空間にたゆたよっている感覚が不思議に思えてならない。ほとんど毎日、「今日も自由」、「今日も仕事しないでで済む」と
(由布島から西表島へ牛車で戻る。島唄がとても心地よい。)【旅3日目】今日は西表(イリオモテ)島に行こう。数年前にネコ好きになった私が、まさかイリオモテヤマネコが生息するこの「東洋のガラパゴス」を外すわけにはいかない。竹富島に比べたら面積も広大で、起伏のあ
(竹富島・西桟橋にて)仕事を完全に辞め、リタイア生活に入ったからには、どこに何日旅しようと全く自由な人生が手に入る。思いっきり世界を彷徨できる!・・と若いころは思っていた。少なくとも、58歳の時点ではそう思っていた。しかし、リタイアの時期が遅きに失したと
60歳で定年を迎え、その後再雇用となり、その(保証されていた)5年の雇用期限が今月(3月末日)である。何とか再雇用4年間を無事勤め上げ、最後の1年もその手慣れた仕事、悪くない職場環境で勤め上げ、何の心残しもないまま、この3月で「有終の美」を飾るはずであった
私は大学を卒業すると同時に就職し、その後職を変えることもなく定年後もしばらく再雇用として働き続け、延べ40年余りサラリーマンとして生計をたててきた。転職も副業もしたことはないので、確定申告などは全く無縁であった。32年ほど前に家を建てた時「住宅ローン控除
前の記事でタブレットが紛失したことを書いた。そのタブレットが思いもかけず無事戻ってきた。落としたと思える心当たりの施設、バス車内にはそれぞれ間をおいて2回ずつ確認したのだが、いずれも届はなかったという。一縷の望みを託して、気休めまでに警察に届を出していた
①テニスラケットのガットが切れる先週久しぶりにオートテニスに行った。私はそこの回数券を買っていて、その利用期限が迫っていたのだ。体調も比較的良好で、これならコイン5枚分(400球)何とか打てそうだ。しかし、いざボールを打ち初めて見ると調子が良くない。ブラ
ダンス教室で知り合ったAさん。私より10歳ほど年上であろうか。まだとてもお元気で、少なくとも私よりははるかに闊達にダンスを楽しんでいらっしゃる。ひとダンス踊った後、私なんか疲れて椅子に倒れ込むようにして休憩するのだが、Aさんは余裕綽々。休憩中にも立ちっぱな
ガス工事(13万ほどの出費)が終わったら、来る3月は2年に一度の車検である。年金生活に入り、その支給金額も徐々に確定しつつあり、通常の生活費は年金で賄える自信はついたのだが、こうしたイレギュラーな出費、忘れたころにやってくる大きな出費は、年金生活者にはと
昨年の9月ごろ2階台所までのガス管からガスが漏れていることが判明。それから数か月後の先日、やっとガス管工事をやってもらった。この謎と言えるほどの工事の遅さも、巷で喧伝されている人手不足の影響だろうか?この間、ガスレンジが使えなくなり、会社ガスから貸しても
サラリーマン生活をリタイアして、はや7カ月が経った。タイマーなしで、朝7時半ぐらいに自然と目覚めるのだが、依然として毎朝感じるのが「自分はリタイアしたのだ」という新鮮な気分である。仕事に行かなくても済むこと、ベッドでいくらでもグズグズできる自由な生活の「
リタイアしたら、家にいる時間が増える。サラリーマン時代であれば職場にいた時間を家で過ごすことになるため、その間の電灯光熱水費が不可避的に増えることになる。夏の暑さに比べれば、冬の寒さなど布団にくるまって本でも読んでいれば、まだまだ凌ぎやすいと思っていたの
私のブログは、元々は、その名の示す通り、旅というか世界を彷徨するという私が目指す人生スタイルを書き記すことを目的をして始めたものだ。ところが、その内下手な「読書感想文」や釣りの記事が加わり、更に近年は退職・リタイア生活・老後を巡るウダウダ日記がメインな記
私は元来計画的な男であった。資産管理、旅行計画、人生目標、一年の目標・・などなど、きっちりエクセルで計画案を立ててきた。ところが最近は、そうした計画性が薄れてきている。体調も思わしくなく(特に頭鳴りが酷い)、すぐ疲れるし、ああやはり「独身男性平均寿命67
リタイアして半年が過ぎ、寒さとともに心にも冷たい隙間風が吹き始めてきたのを感じ、私なりの「社会復帰」である、ダンス教室へ通い始めた。昨年末ごろから通い始めたダンス教室では、この一か月間あまり、深い・浅いはあったものの、サラリーマン現役生活ではおそらくめぐ
昨年6月末日にリタイアして、6カ月がたった。時間の経過というのは不思議なもので、それは「あっという間」であったとも言えるが、考え方によっては、「濃厚」な時間だったとも感じる。どちらかというと仕事を続けていたよりも「濃厚」だったようにも思う。今から思えば、
昨日4/26(金)、朝起きたらとても体がだるい。しかし今日午前中は外せない仕事があるのだ。例によってカウントナインで立ち上がるボクサーのようにベッドから立ち上がり、仕事に向かう。与えられた仕事を何とかこなした後、また仕事の方向性が掴めない虚無感が襲う。「
再雇用最終年で夢にも思わぬ驚天動地の人事異動。何とか自分をごまかしごまかし、爬虫類上司N氏のワニ・スペシウム光線攻撃をのらりくらりとかわしながら、4月分の異動後初の給料をもらった。この間、途中退職や高齢者雇用に関するYOUTUBEなどを随分見てきたが、(本当かどう
来年3月下旬までの再雇用期間最後の1年を迎えようとしている64歳のジイサンに対しての、明らかに異例な理不尽極まりない人事異動の言い渡し。その言い渡し直前まで、私のリタイアまでの道筋は何と見通しがよく、なんと平坦な道が連なっていたことであろう!残り1年、4年
発作的に「退職願」は書いたものの、これを何時提出したらいいかなかなかタイミングが掴みにくい。法律的には2週間前までとか、1か月間前とか、出来れば3か月間前とかいう情報もある。私の理想は9月5日で退職することだが、だとすれば3か月前の6月上旬に同日付けの退職願を
この新しい呪いのような職場に来て約1週間が経過した。時がたてば経つほど、早期退職の決意は固まる一方だ。この決断に至った要因は複合的なものである。しかし、たった一つの要因さえなければ、その他の理由を昇華して目をつぶって、もしかしたらあと1年頑張って、晴れて5
(ドナル・ライアン『軋む心』)4/1に新しい職場に初出勤。職場の近くに桜が咲いている。しかし、今年の桜ほど心ときめかないサクラは見たことがない。サクラの花は見ようによっては、寂しいものだ。それは、まもなく散ってしまうことを予感させる寂しさを裡に内包してい
(4年間、通勤で苦楽を共にしてきた自転車)私の理不尽極まりない人事異動の原因らしきものは分かった。もうこうなったら、転勤先で1年頑張りとおすしかない。何しろ私に与えられている雇用期限は、あと1年なのである。木曜日に転勤先の前任者から電話があった。最低限のすぐ
(今年は桜の開花が本当に遅い。3/27近くの公園でたった1本だけ花開いていた。)64歳の再雇用期間があと1年しか残っていないこのよぼよぼの老人に、なぜこの理不尽極まりない異動が言い渡されたのか・・この数日間胸塞がれる思いであった。心には、さまざまな疑念が
前の記事で「人事異動の荒波」について、第3者的立場で、サラリーマン人生の過ぎ去った回想として、やや上から目線で書いた。その「人事異動の荒波」が、まさかこの定年後再雇用4年を過ぎ、残り1年の64歳の老人を襲うことになるとは夢にも思っていなかった。職場の同僚の誰
多くの会社・組織が正に今、人事異動の季節に突入していると思う。我が職場も来月4月にかけて人事異動や昇任などの発表が控えているところだ。辛いことも多いサラリーマン生活で、私にとって特に辛い時期がこの人事異動の時期であった。サラリーマン生活も40年が過ぎようと
最近職場で驚いたことは、Y氏の突然の入院である。Y氏は私より1年先輩(65歳)、定年後5年の再雇用期間が今月末で切れる。そして以前書いたように、さる団体に再就職が決まっている。今Y氏は私と同じ短時間(週3日休)であるが、氏の再就職先はフルタイム勤務。「今更フ
あと1年と3週間ほどで定年後の再雇用5年を終え、晴れて仕事から解放されてリタイア生活に入ることができる。それを「解放」だと素直に感じるようになったのは、昨年ぐらいからだったと思うが、特に朝仕事に行くときにベッドから立ち上がるのが毎日とても辛く感じるようにな
私の職場では、60歳定年後65歳の年度末までの5年間は、普通に勤めていれば(1年ごとの契約更新はあるが)、再雇用がほぼ保障されている。しかし、それを過ぎれば全くのフリーとなり、こちらから何らかの行動を起こさなければ直ちに無職となるのである。私の場合、先日
ときどき私は同僚らに尋ねられることがある。「海外旅行で一番良かった場所はどこですか?」と。私は「ウイーンですかね」と答えることにしている。本当は「それはウイーン・中央墓地のベートーベンのお墓」と声を大にして言いたい所であるが、ベートーベンの本当の偉大さを
来年度も今の条件で働けることが決まった。再雇用最後の年、そしてサラリーマン人生最後の年になるのだが、振り返ってみて定年退職後この4年間、いったい私は何を成しとげてきたのだろう、・・という疑問に捕らわれることがある。家族がいれば、何らかのイベント・・例えば
働き方改革の一環として、事業者には65歳までの就労を保証する努力義務があるとされる。そして、4月からの新年度にその最後の65歳を迎える私に、事業者はその「努力義務」を果たし、気前よく仕事を与えてくるのか?何しろ1年ごとの契約である。「来年度も来てください」
ザジはフランスの田舎町に暮らしている女の子である。その子が、地下鉄に初めて乗ってみたくて伯父のガブリエルを頼ってパリにやってくる。何かというと「け〇食らえ」というお下品な言葉が少女の口から発せられる。勝手に伯父のアパートから抜け出して街に出るザジ。それを
「老人」、「お年寄り」には誰でもできればなりたくないはずだ。(笑)私も漠然とそういう思いであったが、高齢者の大方の定義である「満65歳」を、あとわずか7か月で迎えようとする今現在、急にその時を迎えるのが楽しみになってきた。前の記事で二つほど、「高齢者(満6
(福岡市花畑園芸公園へ梅を見に行く)人は誰でも「歳は取りたくない」と思っているはずだ。「早く歳を取りたい」などと思う人はほとんどいないだろう。しかし、今現在の私に限っていうと、早く「高齢者(満65歳)」になりたくてたまらないのだ。(あと8カ月ほど)この間、
作者はアイルランド人。2012年アイルランド最優秀図書章受賞作品。アイルランドといえば、一昔前は<アイルランドのような田舎に行こう>という詩にイメージするような、牧歌的な印象があったものだ。ところが、そんな国が2000年ごろ突然不動産バブルに沸き立ち、そ