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34年間の教員生活を通して https://05192659.at.webry.info/

小学校での34年間の勤務経験を通して見てきた現場の様子を、思いつくままに書き出してみました。

むかちゃん
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2020/01/29

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  • あいさつは自然発生を待つ

    あいさつの指導に関しては、私は少数派かもしれません。それは、あいさつ運動や、指導者に強制されたあいさつでは身に付かないと考えているからです。 例えば、給食の調理場の入り口を想像してください。担任か当番の児童の発声で、「いただきます」と声をそろえて入っていきます。私は、当番が全員そろって「いただきます」とあいさつすることを指導しません。しかし、私自身は大きな声で「いただきます」と、調理員さんに…

  • 使う前よりきれいに

    いろいろな学習活動で使った道具の片付け方、私は、2種類の片付け方があると思います。まず1つは、表題にもあるように「使う前よりきれいに」片付ける方法。もう一つは「元通りに」片付ける方法です。 学習活動で使用するものは、理科の実験器具や家庭科の什器のように、完全に元の場所に戻さないと次に使用する学級が困ることがあるものと、跳び箱のように、ほぼ元の場所に戻しておけばいいものがあります。 私は、後…

  • 高学年の歌声

    私は、転勤するたびに、着任式での新しい校歌の歌声を楽しみしていました。多くの学校では、低学年の元気な声が響き渡りますが、中には、高学年のきれいに澄んだ声が全体をリードするような学校もありました。 校歌に限らず、高学年が行事などの場で大きな声で歌うことができる学校は、どこもすばらしい学校でした。当然のことながら、高学年を担任することになれば、大きな声で歌を歌うことができるような学年経営を行いま…

  • 給食の消費量

    ここからは、34年間の教員生活の中で自ら体験したり、先輩から教えられたりしてわかったことの中で、特に守り通したかったことなどを中心に構成します。 「給食の消費量は、学級の活力と比例する」これは、私の信念でした。自分自身が食いしん坊なせいもあるのですが、とにかく、給食の消費量の多いクラスが好きでした。 なぜ、給食の消費量と学級の活力が比例すると考えたのか、その逆を考えると、答えは容易く見つ…

  • 保護者から連絡をいただいたとき

    保護者の方から担任に、ご連絡いただくこともよくあります。その方法も、連絡帳、電話、来校、場合によっては家庭訪問を要請される場合もあります。その手段と内容によって、対応する方法を考えなければなりません。 まず、連絡帳で何かの連絡をいただいたときには、内容をよく理解することが必要です。緊急性を伴うことなのか、ただ単に伝えることを目的とされているのか、何らかの解決策が必要なものなのかなどを慎重に判…

  • 担任から保護者への連絡

    学級担任をしていると、保護者と連絡を取らなければならない場面が、必ずやってきます。その連絡方法は、連絡帳、電話、家庭訪問などいろいろありますが、起こった事象によって、それらの連絡方法を適切に選ばなければなりません。 学校での生活の様子や学習にかかわることは、初めは連絡帳でお伝えするといいですね。指導を重ねても改善の様子が見られない場合には、電話などで、詳しくお伝えするのがいいでしょう。くれぐ…

  • 学級通信をうまく生かそう

    ワープロ専用機が一般的になった頃から、私は、定期的に学級通信を発行するようになりました。時代が進み、ワープロ専用機はパーソナルコンピュータに変化し、デジタルカメラで撮影した画像が入るようになり、高速プリンタが手に入ると、教室でカラー印刷をして配布できるようにもなりました。 基本的に、学級通信は学級経営上必須のものではありません。保護者の方には、あくまでも担任による保護者へのサービスであるとい…

  • 持ち上がり考

    私が2校目から3校目に異動して数年ですから、時代は21世紀を迎えようとしていた頃でしょうか。それまで、基本的に、奇数学年を担任したら、そのまま偶数学年に持ち上がることになっていました。しかし「それぞれの子ども達に、均等に教育を受けることができる機会を作るため」との理由で、単年度でクラス替え、担任も基本的に1年限りという状況に切り替わりました。 確かに、それは、学校規模が小さくなり、子ども達の…

  • 丸投げ

    私のような昔人間の多くは、まさか、在職中にコンピュータの使い方の指導をしたり、自分自身で英語の指導をしたりしなければならない時代がやってくるなんて、思いもしなかったに違いありません。けれども、各校にICT機器が配備され、高学年では外国語活動の時間の授業が行われています。このような時代を迎えたとき、昔人間達は、どのようにしてそれを乗り切ったのでしょう。 各現場では、これらの導入に向けて、教育委…

  • 転勤1年目はじっと我慢

    私が勤務した自治体では、初任校については6年、2校目以降は10年を限りとして異動するという申し合わせになっていました。さて、初任校の6年を終えて、2校目の1年目、そこには大きな落とし穴が待ち受けていることを知っていますか? 初任校の6年目、「新任」というレッテルもはがれ、校内事情もよくわかるようになり、そろそろ仕事もできるようになってきました。そして、6年間の経験を携えての転勤。ここまで順調…

  • 研修旅行

    毎年、夏季休業が近づいてくると、職場の研修旅行を思い出します。学校によって多少の違いはありますが、月3000円程度を積み立て、研鑽と修養も兼ねた一泊二日の研修旅行に出かけていました。しかし、「一部の大酒飲みだけが得する職員旅行」という批判や「何度も行ったことのあるところ」というマンネリ化から、参加者も徐々に減ってきていました。2000年頃から、研修旅行が土・日に実施されるようになり、費用も割高…

  • 飲むュニケーション

    校内研の打ち上げ、運動会の打ち上げ、卒業式の打ち上げ等々、みなさんの職場では、定期的に「飲み会」が開催されていますか。老いも若きも、女性も男性もが参加できている職場であれば、活気に満ちあふれ、教職員間の連携も密で、創造力に富んだ職場なのではないでしょうか。 我々が若い頃に経験した「飲み会」は、たばこの煙が充満した居酒屋やスナックで、管理職やベテランの先生を「よいしょ」したり、聞きたくもない愚…

  • 少数職種の職員

    学校という職場は、教員だけが勤めているというような単層構造の環境ではありません。管理職は別として、職場には単数もしくはごく少数の人数配当しかない職種があります。その中でも、特に教員から仕事の内容が見えにくいのが、学校事務職員の仕事です。私は、もっと日常的な部分で教員と学校事務職員が互いの職務内容を理解すれば、より一層学校運営がスムーズに運ぶと考えています。 例えば、特別教室の備品や消耗品の整…

  • 企業勤務経験を持つ教員

    ここまでは、教職員の待遇面を中心に書いてきましたが、ここからは、教員をめざす人や、現場経験の浅い人向けに、私の経験を通して感じた職場の在り方のようなものをまとめてみたいと思います。 学校の先生になる方法には、いくつかのルートがあります。最も一般的なのが、教員養成系の大学に進む方法です。一般大学で、教職課程の単位を取得する方法もあります。また、他大学で取得した単位を認定してもらう方法などもあ…

  • 宿泊行事の食費

    例えば、子ども達が林間学舎に出かけ、2日目のお昼の飯ごう炊さんの時間に、担任の先生が宅配のピザを食べていたらどうでしょう。修学旅行の楽しい夕食の時間に、担任の先生がカップラーメンを食べていたらどうでしょう。そう、宿泊行事に付き添う教職員には、検食との兼ね合いもあって、食事を選択することはできません。しかし、その選択できない食事の費用は、実は全て自己負担になっているのです。 確かに、自分が食べ…

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