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2020/01/16

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  • 味な湯宿「やすらぎ」

    味な湯宿「やすらぎ」は湯田中温泉街から少し離れた場所にあり、ご夫婦で切り盛りしている、全部で6室だけの小さな温泉旅館。この時期、毎年長野へリンゴ狩りに行くのだが、その時の宿だった。いつも宿探しをするに当たって、小さくて、食事が美味しくて、価格もリーズナブルなところ、と欲張って宿を選んでいる。そして、その条件に合ったのが今回見つけたのが「やすらぎ」だった。長野県の北部にある湯田中渋温泉郷は、温泉に入る野生のニホンザル「スノーモンキー」が有名で、特に海外からの観光客が多い場所。だからこの日の宿泊客は4組、そのうちの2組が海外組だった。小さな和風の宿ということでだったが、館内は広々としていた。玄関の隣には休憩室のようなスペースがあり、自由に飲めるコーヒーやウォーターサーバーなどが置いてあった。チェックインはこの...味な湯宿「やすらぎ」

  • タデアイ(蓼藍)

    ずっと長い間勘違いしていた。イヌタデと「タデアイ(蓼藍)」のこと。ウォーキング中に見つけたイヌタデと思われる花がいつも見ているものとはどこかが違っていると思った。何が違っているのかはすぐには分からなかったけれど、何となく違っている。この違和感は何だろうと・・・「あっ、葉っぱの幅が広いし、花房も大きいし、茎も太いような気がする」。要するに全体が大きい様な感じがした。調べたら、これは「タデアイ(蓼藍)」だった。別名は「タデ」とか「アイタデ」とか呼ばれている。染色には「藍」を使うことは知っていたけれど、どういう花なのかは全く知らなかった。そういえば、NHK大河ドラマ『晴天を衝け』で吉沢亮くん(渋沢栄一)がお父さんの代わりに近くの村々へ藍の買い付けに行っていたなぁ~。でも、その時には花の映像はなかったし・・・そう...タデアイ(蓼藍)

  • グラニースミス(リンゴ)

    長野県小布施町にある「お百SHOPおぶせ」で見慣れないリンゴを見つけた。「グラニースミス」という名前で、緑色にちょっと赤い色の入ったかわいいリンゴだった。このリンゴは元々はオーストラリア産で、今では欧米で最もポピュラーな青リンゴになっていて、ビートルズが設立したアップルレコード(正式名称はAppleCorpsLtd.)に使われていることでも知られているようだ。そして、これはジャムやアップルパイなどの加工用リンゴだとのこと。お店の人がジャムの作り方を教えてくれた。とても簡単だった。「皮をむいて小さく切って、電子レンジで10分くらい加熱する。かき混ぜて好みの分量だけレモン汁と砂糖を入れる」。早速作ってみたら本当に簡単だった。1個のグラニースミス(400g)でこれだけの量のジャム(250g)ができた。グラニースミス(リンゴ)

  • ヨルガオ(夜顔)

    通常は10月中には終わってしまう花、「ヨルガオ(夜顔)」が11月も中旬になっているのに咲いていた。この花は夏の間は夜から、秋は夕方から咲き始める一日花で、翌朝には閉じてしまう。見つけたのは朝早かったからなのか、まだ完全にはしぼんでいなかった。まだほんのりと甘い香りも残っていた。アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオとどれも名前に「カオ(顔)」がついている。花も似ているけれど、アサガオとヒルガオはほとんどの人が知っていておなじみの花だと思う。そこで、ユウガオとヨルガオを比べてみた。まず、ユウガオについて。ユウガオの実が「かんぴょう」の原料になっていることは良く知られている。だからひょうたんやウリのような形をした大きな実ができる。この実はウリ科の大きな特徴になっているので、ユウガオはウリ科の植物ということ。ユ...ヨルガオ(夜顔)

  • マユハケオモト(眉刷毛万年青)

    ちょっと珍しい花が咲いていた。塀の上から花だけが覗いていた。「マユハケオモト(眉刷毛万年青)」だった。塀の下から撮ったので、全体が見えないけれど、オモトににているといわれている分厚い葉っぱを持つ花で、一輪だけフワッと開いていた。この眉刷毛という名前で、化粧道具の筆をイメージできるような花。他の花は既に終わってしまったらしい。3日後に同じ場所に行ってみたら、花びらのみしか残っていなかった。短い命なのかな?「マユハケオモト」は、南アフリカ原産のヒガンバナ科・ハエマンサス属の花で、秋から晩秋にかけて咲く。そして別名では「ハエマンサス」と呼ばれている。それは、ハエマンサス属を代表する花だからだとか。でも、どこを見たらヒガンバナ科になるんだろう。雄しべを見てそうなるのだろうか?などと考えていて、思い出したことがあっ...マユハケオモト(眉刷毛万年青)

  • 洋風旅館 ぴのん

    石段を中心としてその周りに多くの宿が立ち並んでいる伊香保温泉は、古くからの温泉地。浴衣を着て湯めぐりをする和風のイメージの場所なのだけど、そんな温泉地で敢えて洋風の宿を選んで泊ってみた。「洋風旅館ぴのん」は石段街から少し離れ、大通りから坂を下った場所にある大正ロマンの雰囲気のある小さな洋風旅館。この宿は坂道を上ったところにある「ホテル松本楼」と姉妹館になっている。本館の伝統ある旅館「松本楼」とは別に居心地の良い宿を目指して「ぴのん」を始めたらしい。また、旅館と共に大正時代から続く洋食店もそのまま引き継いでいるので、昼間はレストランとしても営業している。建物は洋館風、外観もおしゃれで、センスの良さが感じられた。館内に入ると何となくイギリスの田舎のホテルといった雰囲気で統一され、ビートルズの曲が静かに流れてい...洋風旅館ぴのん

  • ヒメツルソバ

    冬も近くなってきたのに、「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」だけは元気に咲いている。小さなピンク色の花が野生化しているところもあれば、庭に広がっているところもある。葉は緑色でV字型の茶色い模様が入っているのが面白いし、秋以降は紅葉も楽しめる。塀から垂れ下がっていて、葉っぱが紅葉しているものもあった。この花はポリゴナムという名前で流通していることが多い。茎が這って延び、節(ふし)が土に接するとそこから根が出てどんどん広がっていく。あまり成長しすぎて困ってしまっている人もいるらしい。学名:Persicariacapitata、Polygonumcapitatum英名:Smartweed、Victorycarpet別名:ポリゴナム(Polygonum)科名・属名:タデ科イヌダテ属原産地:ヒマラヤ、インド北部花がソバに似...ヒメツルソバ

  • ハヤトウリ

    コンクリートの石垣に大きな葉っぱで白い花が咲いているものがぶら下がっていた。花も葉っぱも何かしらのウリの種類のように見える。ウォーキングコースの川沿いの道にはアレチウリが繁茂していたので、これもそのたぐいのものかと思っていた。でも、花は毛に覆われてなかったので「何だろう?」と思いながら様子を見ることにした。数日後、同じ場所を通ったら実ができていた。ハヤトウリだった。花の元の方が膨らんで、小さな実になっているものや立派な実になっているものもあった。石垣の上にある家から逸脱してきたのかもしれない。2~3本の木なのに、生育が旺盛なのか、数十個の実が生っていた。ハヤトウリは別名が「千成(せんなり)」と言われるほど1株に100~200個も実が生る。だから1株も必然的に大きなものとなる。大正時代にアメリカから鹿児島県...ハヤトウリ

  • タチバナモドキ(橘擬)

    返り咲きという言葉がある。これは、晩秋を迎えるころ、春に咲く花が時節でもないのにまた咲くこと。他の言い方では狂い咲きとか二度咲きなどと言うらしい。「タチバナモドキ(橘擬)」がひっそりと咲いていた。ポチポチとほんの数輪だけ、返り咲きの花だった。ほとんどの花が既に終わって、黄色~橙色の実に変わっているのに、これらの花だけが遅れてしまったのだろうか。でも、目を凝らすと新しい枝が伸びた先に新芽が出て、そこに花がたった一輪だけ咲いている。きっと春と間違えているのかもしれない。タチバナモドキはピラカンサの一種。花が終わると黄色っぽい実になる。[タチバナモドキの実][5月のタチバナモドキの花]以前い書いたピラカンサのこと----「ピラカンサ」タチバナモドキ(橘擬)

  • ウスベニアオイ(薄紅葵)

    ずっ~と信じて思い込んでいたことが、実は間違っていたということはよくある。今回の思い違いは「ゼニアオイ」のこと。夏に道端でよく見かけるゼニアオイの花、これがすべてだと思っていた。[ゼニアオイ]ところが、ウォーキング中、季節外れに咲いていた小さなゼニアオイに似た花を見つけた。ゼニアオイの矮性種かとも思ったが、ちょっと違っている。花の色が紫っぽいし、葉っぱの形がヤツデのように切れ込みが深い。やっぱり気になったら何でも調べるのが一番、それですぐに検索してみた。そうしたら、これは「ウスベニアオイ」、コモンマロウとも呼ばれているもの。でもこっちの方が本家本元で、ゼニアオイはウスベニアオイの変種なのだそうだ。両方ともよく似ていているし、野生化しているのも同じ。道端で見られるものの多くはゼニアオイらしいのだけれど、もし...ウスベニアオイ(薄紅葵)

  • センニンソウ(仙人草)

    秋も深まっているのに「センニンソウ(仙人草)」の花がまだ咲いているのを見つけた。「エッ、まだ咲いてるの?とっくに咲き終わったものだとばかり思っていたのに・・・」もう葉っぱは黄色くなりかかり、一部の花は既に実になって、白いヒゲが伸びているのに、まだ咲いていた。花の終わったセンニンソウは扁平で赤っぽい色の実が出来て、そこから白いヒゲが綿毛のように伸びてくる。だから花が咲いている時には花で、花が終わった時には綿毛で真っ白く見えることもある。この綿毛は雌しべの花柱なのだが、この綿毛がセンニンソウの名前の由来にもなっている。花が終わって数日経った時の様子。扁平で卵型のものが実で、そこからヒゲ(綿毛)が伸びている。9月初旬、花が真っ盛りの時様子。1つの花の大きさは2~3cmくらい。十文字形の4枚のものは、花びらのよう...センニンソウ(仙人草)

  • コバノフジバカマ(小葉の藤袴)

    紫(ピンク)と白、2種類の「フジバカマ(藤袴)」と思われるが咲いていた。この花の咲く時期は8月〜9月らしいので、少し遅い。でも、まだまだ蕾も多かった。最初はフジバカマだとばかり思っていた。ところが、記事を書くにあたって調べているうちに、現在は日本在来種のフジバカマは準絶滅危惧種として登録されていることを知った。それならば、そう簡単にはお目にかかれないわけだから、見つけたものは近縁種や交雑種なのではないのかと・・・それで更に詳しく調べてみたら、日本在来種のフジバカマ(Eupatoriumjaponicum)と園芸種として出回っているフジバカマ(Eupatoriumfortunei)は違うものだと分かった。「園芸品種の方は、野生の型に比べて葉の裂片が細く、上部の葉も全裂し、花序の枝がより急角度で斜上して紅色を...コバノフジバカマ(小葉の藤袴)

  • ミセバヤ

    鉢植えになっていた「ミセバヤ」を見つけた。ウォーキングコース途中にある家の門柱の上に置いてあった鉢から垂れ下がっていた。名前の由来は、この花を見つけた法師が、師の冷泉為久に「君に見せばや(見せたいものだ)」と文を添えて贈ったことからだというけれど・・・でも「ミセバヤ」は古来から別名で「玉の緒」とも呼ばれてきた。こちらの方が馴染み深くて、分かりやすいかもしれない。茎が長く伸びてその先に花が丸くなって咲いているので、玉の緒という名前が合うのじゃないのかな。また、新古今和歌集に収録されている式子内親王の、『玉の緒よ絶えねば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする』という歌。この歌は、小倉百人一首にもあるので、誰でも一度は目にしていると思う。この歌に出てくる「玉の緒」がこの花のことだともいわれているが・・・玉の緒...ミセバヤ

  • フジマメ(藤豆)

    マメを天ぷらなどにして食べる「フジマメ(藤豆)」は地方により名前が違っていて、千石豆やツル豆、インゲン豆などと呼ぶ地方もあるらしい。花が白くサヤが緑色のものと、花が紅紫色でサヤも紫色のものもあるようだ。今回見つけたのは紫色の方。そしてマメができる前の花が咲いていた。すでに花からマメになっているものも。紫色のフジマメは大きな葉っぱも紫色を帯びるのが特徴で、ツルがよく伸びて5m以上にもなることがある。花後は赤紫色で扁平、光沢がある、先端が尖ったマメができる。食用とするのはサヤエンドウなどと同様に若いサヤの部分が一般的で、完熟したマメ(種子)も食べられるが、これには毒が含まれているらしい。それを食べた場合、嘔吐、呼吸の問題、およびけいれん等を引き起こす可能性があるということだった。それでも、何らかの処理をすれば...フジマメ(藤豆)

  • タリクトラム・デラバイ

    ウォーキング中にオリーブの木に絡まっているように細々と咲いていた白い花を見つけた。こんな季節に?この花?1回聞いただけでは覚えられない、舌を噛んでしまいそうな名前の「タリクトラム・デラバイ」。タリクトラムはカラマツソウのことで、デラバイはフランス人のジャン・マリー・デラヴェ(JeanMarieDelavay)のこと。きっとデラヴェが関わっているからこの名前になったのだと思う。この花は初夏から夏に咲く花なのに、何で今頃・・・本来ならばもっと大きな株で花がいっぱい付いていてもいいのに、細々としている。きっと季節を間違えたのかもしれない。ちょっとした風でもフワフワと揺れて、どう見ても涼しげな花。長い雄しべと雌しべが花弁から出て、うつむいて咲いている様子や丸い蕾がかわいい。うつむいているので枝を持ち上げて撮ってみ...タリクトラム・デラバイ

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