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2020/01/16

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  • マリーゴールド

    『あいみょん』の歌のタイトルで一躍有名になった「マリーゴールド」だけど、この花はずっと昔からあって、渡来は江戸時代。子どもの頃住んでいた海辺の町には海の近くに松林があった。この松林の中にちらほらとマリーゴールドが咲いていた。今考えてみたら、その近くにあった大根畑に緑肥として植えてあったものが畑から脱出して松林に根付いたのかもしれない。当時、三浦大根で有名な三浦半島では、夏の間は畑でマリーゴールドを栽培し、緑肥にして冬の大根栽培に活かしているということが有名だった。大根畑の持ち主はそれを真似したのかもしれない。さて、マリーゴールドに話を戻すと、この花は大きく分けて3種類に分かれる。花壇でよく見かけるのがフレンチ種、花や株が大きくて切り花に向いているアフリカン種、葉が細く、小さな切れ込みが入っているのが特徴のメキシ...マリーゴールド

  • ジギタリス

    今日の散歩中に見つけた花---ジギタリス5月の終わりごろに近所の洋風の庭で見かけた「ジギタリス」。たまたま通ったら前よりも一回り小さくなっていたけれどもまだ咲いていた。ジギタリスって花は、よく見るとグロテスクに感じるのは私だけ?花の色が薄ければいいのだけど、ピンクの濃い色だと特にそう感じる。決して嫌いだとかいうわけじゃないのだけれども、花の中の赤紫色の斑点が何となくそう感じさせるのかもしれない。テレビドラマで殺人事件があり、そこでジギタリスの毒が使われていた。毒?ジギタリス?トリカブトやスズランなら知っているけれど、ジギタリスにも毒があるって初めて知った。調べてみると結構猛毒らしい。葉がコンフリー(鰭玻璃草・ひれはりそう)によく似ているので、間違って食べてしまって被害に遭ってしまった人もいるようだ。決して食べな...ジギタリス

  • ポーチュラカ

    「ポーチュラカ」は夏の定番の花、雑草で黄色い小さな花をつけるスベリヒユに葉や茎の姿がよく似ている。だからスベリヒユから作り出されたのではないかと思っている。3日前に取り上げた花、マツバボタンとポーチュラカの花もそっくり。両方とも学名、科名、属名が同じなのでそっくりなのは当然のこと。でも、それぞれの葉を見れば違いが分かる。葉が大きくて丸みのあるのがポーチュラカ、細いのがマツバボタン。学名:Portulacaoleracea英名:Portulaca和名:ハナスベリヒユ科名・属名:スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)3種類を比べてみた。ポーチュラカ

  • ペンタス

    「ペンタス」はもうすっかり日本の夏の花として定着しているような気がする。ペンタスは5枚の花弁が星型になっていて、多くの色がある、かわいい花。この花が日本に入ってきたのは明治時代末から大正時代初めにかけてで、当時はサンタンカ(山丹花)に似ていることから、クササンタンカ(草山丹花)と呼ばれていた。元々熱帯地方の花なので、暑さには強い。だから日本の夏には十分耐えられる。咲いている期間も夏から秋まで長いので、目にする機会が多くから親しみがあるのかもしれない。暑さには強いから冬はダメなのかと思っていたら、寒さにもそれほど弱くないので、鉢やプランターなど、室内に取り込めるようならば、冬越しもできるとか。地植えのものは無理かもしれないけど。それならば1年で枯らせてしまうのはもったいない。元々は多年草で、数年たつと枝が木のよう...ペンタス

  • ジニア

    「ジニア」というおしゃれな名前になっているけれど、この花は昔からよく知られているヒャクニチソウ(百日草)。ヒャクニチソウというと、昔ながらのお盆の花や供花のイメージが強いが、ジニアと言う名に変わると花壇やコンテナを彩るガーデニングの素材の花に変わってくるから不思議な気がする。まぁ、そういった人気の花にするために努力を重ね、様々な咲き方や色、小型化などの改良を進めたからかもしれない。それぞれの名前は分からないが、近所で見つけたジニア。学名:Zinnia英名:Youth-and-old-age和名:ヒャクニチソウ(百日草)、長久草(チョウキュウソウ)、浦島草(ウラシマソウ)科名・属名:キク科ヒャクニチソウ属原産地:メキシコ和名も英名も、すべての名の由来は長い間咲いているから。ジニア

  • マツバボタン(松葉牡丹)

    今日の散歩中に見つけた花---マツバボタン今日見つけたマツバボタンは大輪のものだった。花の大きさが6cm~7cmもあった。近年、園芸品店ではこのように大輪のマツバボタンがよく売れているらしい。これって3倍体のもの?最近では、植物に限って、染色体数の異なるものを交雑して新しい品種を作ることがあるとか。染色体が基本の4倍ある植物と2倍の植物を交雑して3倍のものを生み出す。こうしてできたものを3倍体の植物と言うらしい。一般的に3倍体になると大きくなり、生育も盛んになる。ただ、それでできたものは種ができないので、増やすのには挿し芽や挿し木などで増やすしかないようだ。種なしスイカなどがその例だとか。もちろん人為的でなく突然変異で3倍体になる場合もあるという。学名:Portulacaglandiflora英名:Rosemo...マツバボタン(松葉牡丹)

  • センニチコウ(千日紅)

    センニチコウ(千日紅)の種類は100種類もあると言われていて、それらは大きく分けて1年草のもの、多年草のものと2種類になっている。1年草のものをセンニチコウ(千日紅)、多年草のものをキバナセンニチコウ(黄花千日紅)と名付けている。開花期が11月までと長い間続くため、「1000日も咲き続ける花」ということからセンニチコウという名前になった。この「センニチコウ」って、花のように見える部分は、実は「苞(ほう)」もしくは「苞葉(ほうよう)」と呼ばれるているらしく、元々は葉だったものが変化したのだとか。それじゃ、本当の花はどこ?それは、「苞」の隙間にある、小さな黄色の部分。これがセンニチコウの、本当の花なんですって。「センニチコウ(千日紅)」「キバナセンニチコウ(黄花センニチコウ)」黄花と名が付いているが色は黄色ではなく...センニチコウ(千日紅)

  • ミソハギ(禊萩)

    お盆になると必ず名前が出てくるミソハギ。「ミソハギ」とは、お墓やご仏壇に供える花。ミソハギは漢字で「禊萩(ミソギハギ)」と書き、別名は盆花、または精霊花。どうしてこの花がお盆に使われるようになったのか?それは、この花が咲く時期が旧暦のお盆の頃で、水を注いで厄を払う「禊(みそぎ)」に使用される萩の花に似ていることから、「禊ぎ萩(みそぎはぎ)」からミソハギとなったらしい。花は全く萩には似ていないけど・・・それぞれの地方によってお盆の風習は様々だけど、水に浸したミソハギをお盆に作る精霊棚に置き、その花でお供物に水をかけたりする地方もある。これはミソハギが喉の渇きを抑える作用があるらしく、亡者の渇きを癒すためだとか。「みそ萩や水につければ風の吹く」一茶学名:Lythrumanceps英名:Loosestrife科名・属...ミソハギ(禊萩)

  • ヤマハギ(山萩)

    ハギ(萩)というと、秋を思い浮かべる人が多いと思う。それは、秋の七草の一つに数えられているから、そう思われるのかも。でも、実際には6月ごろから秋の初めにかけて咲いている。だから、夏の花なのだと思う。日本にあるハギの仲間は8種類ほどあり、単にハギと言うとヤマハギ(山萩)のことを指すらしい。古来から親しまれているヤマハギは、万葉集に一番多く詠まれているようで、ちょっと意外だった。最も詠まれているのは「ハギ(萩)」としてだけど。桜や梅でなくハギが一番とは。あまり派手さもなく、風に揺れる様子などを見ると風流だから、和歌や俳句なのど題材に特に好まれたのかもしれない。花の咲いている時期が長く、満開がはっきりしないまま咲き続け、いつの間にか花が散って消える。日本語には繊細な表現方法があり、花が散ることをそれぞれ「桜は散る」、...ヤマハギ(山萩)

  • カンナ

    「カンナ」は昔から夏になると良く見ていた花。子どもの頃、「カンナ」のことを「ダントク(檀特)」と教わったような気がする。だから檀特はカンナの和名なのだとずっと思っていた。その言葉を思い出したので、調べてみた。檀特はカンナ科の多年草、日本に入ってきたのは江戸時代。原産地のインドから渡来して、「ダントク(檀特)」という名前はインドのガンダーラ地方にある「壇特山」と言う山に生えていたからだとか。でも、当時入ってきた檀特はすでに見られなくなり、今では鹿児島県などの暖地に多少残っているとのことだった。「檀特」について、花の様子の詳細があった。元々カンナ科なので、全体の姿はよく似ているが、1本の茎に付いている花の量は少なく、地味に見え、花弁が細くシャープでキスゲやキツネノカミソリのようなもの、となっていた(画像がないので、...カンナ

  • クレオメ

    散歩中に見つけた花---クレオメ小さな公園に咲いていた「クレオメ」。じっくりと花をよく見てみた。花弁は4枚で風車の羽根のよう、中心から太く長い雌しべが出て、その周りから6本の細く、これも長い雄しべ伸びている。そのような花が固まってたくさん咲き、同時に開花前の蕾もある。蕾は雄しべの先端が花びらの中に包まれている。きっと雄しべが長すぎて納まりきれず、はみ出しているのかもしれない。別名は「セイヨウフウチョウソウ」、漢字では「西洋風蝶草」と書く。風の中に蝶が舞っているような姿から名付けられた。正にその通りだと思う。学名:Cⅼeomespinosa英名:Spiderflower和名:西洋風蝶草、スイチョウカ(酔蝶花)科名・属名:フウチョウソウ科フウチョウソウ属原産地:熱帯アメリカクレオメ

  • 八重のユリ(百合)

    この季節、どこに行ってもユリ(百合)の花が咲いているのが見られる。スカシユリ、オニユリ、テッポウユリ、野生化しているタカサゴユリなどいろいろと咲いている。数あるユリの種類の中には、オリエンタル・ハイブリッドと呼ばれるものがある。これは、ヤマユリやカノコユリなど、元々から日本にあるユリを改良して作られた品種。花の姿が美しく、香りもあり、5月頃から8月にかけて開花する。数日前、友人宅に行った時、このオリエンタル・ハイブリッドのユリが咲いているのを見た。一本の茎の上部にたくさんの花が咲いていた。バラによく見られるスタンダード仕立てのような感じだった。買い求めたときはまだ蕾も付いてなく、ただ「オリエンタル・ハイブリッド系」のユリだと聞いただけらしく、花が咲いてみて八重だったので驚いたと。今の世の中便利なもので、すぐに検...八重のユリ(百合)

  • クレロデンドロム・ウガンデス

    今回取り上げるのはちょっと珍しい花。小さな公園の隅っこには、既に花が終わってしまったらしく、放置されている鉢がいくつかある。その中で青紫色の花がちらほらと咲いている鉢が目に留まった。「まだ頑張って花を付けているのに放置しないで」と言っているようにも見えた。それが「クレロデンドロム・ウガンデセ」。ウガンダなど熱帯アフリカに生育する花で、まだ和名がないのでこの難しい名前になっている。ウガンデセは「ウガンダ産」と言う意味。南アフリカ原産の花は多いけれど、東アフリカにあるウガンダ産は珍しい。夏から秋にかけて咲くこの花の大きさは2cmほどで、外側に4枚のブルーの花びらと、中心に濃いブルーの花びら1枚があり、それが内側に巻いて袋状となっている。その様子がまるで蝶が羽を広げているようなので、アメリカではブルーバタフライって呼...クレロデンドロム・ウガンデス

  • リアトリス

    いつだったか、美瑛の「四季彩の丘」に行った時、一面のリアトリス畑を見たことがあった。四季彩の丘ではいつも様々な花々を見ているが、リアトリスは初めてだった。直線的なフォルムのためか、あまり派手な花ではないが、やはりたくさん並んでいると壮観だった。穂のようになっている花は一般的には下から上に向かって開いていくのだが、リアトリスは、逆に上から下に開花していく、珍しい花のつき方をする。[花は上から下に向かって咲く]北アメリカ原産のキク科の花。和名が麒麟菊、菊と言う名が入っているのはキク科だからと思うけど、姿、形から菊とは想像できなく、ちょっと無理やり付けた感もある。花の咲き方で2種類に分かれ、長い穂状に咲く槍咲き型と、かたまって咲く玉咲き型があり、切り花は仏花や生け花の稽古用の花としてよく使われている。学名:Liatr...リアトリス

  • ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

    昔からある懐かしい花、「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」、この花は写真を撮るのに苦労する。背丈があるので全体が納まらないし、並んでいる花は下を向いているので一つずつの様子が分からない。群れて咲いていれば全体の雰囲気が分かっていいのかもしれないが、単体で撮るのはちょっと・・・梅雨の季節から真夏にかけて、長い花茎に鮮やかなオレンジ色の花を並んで咲かせている「ヒメヒオウギズイセン」。明治時代に観賞用として渡来したらしいが、とても丈夫なので、今では野生化して群生しているところもある。英名:Montbretia学名:Crocosmia別名:モントブレチア、クロコスミア科名・属名:アヤメ科ヒオウギズイセン属原産地:南アフリカ佐賀県ではこの花の移入が県条例で禁止されているとのこと。この花以外にも18種の植物を指定されてい...ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

  • 銚子メロン

    銚子で思い浮かべるのはやはり魚、でも幻のアムスメロン「銚子メロン」もあるんです。ある時、友人から「銚子メロン」をいただいた。これがまた果肉はとろけるような食感でおいしく、本当に最後に皮だけ少し残すまで食べてしまった。それからは病みつきになってしまい、毎年、銚子まで買いに行っている。生産量が少ないので、あまり市外に出回っていないし、さらに販売期間は6月から7月と短い間しかない。そのため、幻のメロンと言われる程。今年も10日の土曜日に行ってきた。でも、今回は時期が遅くなってしまい、本当に最後のメロンだった。金糖度16度以上の金印のメロンで、生産方法は有機肥料を使用し、「ミツバチ交配」によるものらしい。他の種類のメロンもあるので、次は違う種類のものも買ってみようと思う。銚子メロン

  • セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

    なんてことでしょう今まで間違えていたのだった。最近あちこちで見かけるようになった、紫色が清々しく、空に向かっていっぱい付いている花。てっきりこれはブッドレアだとずっと思っていた。ブッドレアのことを書こうと思い、花の部分を拡大してみた。右のブッドレアと比べてみた。えっ、花が違う、雄しべが飛び出てる。何となく姿も違うような・・・ブッドレアの花は下向きか真横になっているが、これは上を向いている???すぐに「ブッドレアに似た花」で検索してみた。あった!これは間違いなく「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」だった。ブッドレアの花は中央がオレンジ色になっているらしいので、それで分かるとのこと。思い込みって怖いなぁ~学名:Vitexagnus-castus英名:ChasteBerry科名・属名:シソ科(クマツヅラ科とされるこ...セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

  • ボタンクサギ(牡丹臭木)

    まるで星のような花がいっぱい集まって咲いている「ボタンクサギ」。ちょっとインパクトのある色なので、遠くからでも良く目立つ。漢字で書くと「牡丹臭木」になり、ボタンのような花のクサギという意味。元のクサギはこの花を白くしたもので、山などに行くとよく見かける木、葉っぱをもんだりすると臭いニオイがする。それと同じで、この花も臭いのが玉に瑕、触らずに見ているだけの方が良い。でも、この花は蝶や蛾などが好むようで、蜜を吸っているのをよく見かける。学名:Clerodendrumbungei英名:Roseglorybower別名:ベニバナクサギ、クスダマクサギ、ヒマラヤクサギ、タマクサギ科名・属名:シソ科(クマツヅラ科とされることもある)クサギ属原産地:中国南部中国原産なので、中国名はそっくりそのまま「臭牡丹」。臭いのはどの国で...ボタンクサギ(牡丹臭木)

  • ムクゲ(木槿)

    韓国の国花として知られている「ムクゲ」は、真夏の暑さなど全く気にすることもないように、毎日次々と新しい花を咲かせている。ムクゲの花は1日花。フヨウ、タチアオイ、ムクゲは同じアオイ科の花なので、似ているのはしょうがない。その違いを以前に書いた。→タチアオイとフヨウとムクゲ丈夫な木なので、育てやすく、切った枝を土に挿してもすぐに根付く。扱いやすいのか、品種改良も盛んに行われていて、現在では数多くの園芸品種がある。学名:Hibiscussyriacus英名:Roseofsharon別名:ハチス、キハチス、モクゲ科名・属名:アオイ科フヨウ属原産地:中国ムクゲ(木槿)

  • マサキ(柾)

    今日の散歩中に見つけた花---マサキ散歩中に大きな石の間にちょっとした緑の葉っぱがあり、花が咲いているのを見つけた。この花がかわいくて、思わず写真を撮ってしまった。まさかこれが「マサキ」だとは思わなかった。マサキと言うと生垣に使われているものしか思い浮かばなかったから。今まで普通に見てきた木なのだけど、こうして花をじっくりと見ることがなかった。今回見つけたものは、地面から葉が出ているような背が低く、幹や枝が全くなかった。だからマサキとは気づかなかったのかもしれない。花をよく見てみると、4枚の丸い花びら、花盤があり、雄しべはその縁に4本付いていて、雌しべは真ん中にある。これってヤブガラシにそっくり。そこいら中にあり、特別に珍しい花ではないが、細かく観察してみると、新しい発見があって面白い。蕾も丸くてかわいい。学名...マサキ(柾)

  • ノウゼンカズラ(凌霄花)

    Wikipediaによると、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」は平安時代にはすでに日本に渡来していたらしい。名前のノウゼンは、古名の「ノウセウ(陵苕)」または「ノセウ」からで、つる性だからカズラ、合わせてノウゼンカズラとなった。最近では夏になるとどこでも普通に見られるが、最初にこの花を見たのは、もう何十年も前、古い家を緑の葉が覆い、その中に鮮やかなオレンジ色の花がたくさん咲いているのを見て驚いた。家が全く見えなくなるほど全体に覆いかぶさっていたから。緑とオレンジのコントラストが夏らしくて気に入り、さっそくその花を買い求めた。当時は小さな庭があったのでフェンスに巻き付ければいいと思い、植えてみた。ところがすぐに大きくなってしまい、フェンスだけでは間に合わなくなり、隣家にはみ出したり、そばにあった庭木など、どこにでも巻き...ノウゼンカズラ(凌霄花)

  • ヘクソカズラ

    以前にも取り上げたことのある花、「ヘクソカズラ」。屁と糞と2つもついていて、こんなにかわいそうな名前の花はないと。この花も命名者は牧野富太郎博士だった。古くからある花で、万葉の時代には「屎葛(くそかずら)」と呼ばれていた。それは葉や茎などを揉んだり、傷つけたりすると悪臭を放つということからだけど、博士はその上に更に屁(へ)と言う字をつけて、最高に臭いという名誉ある名前を付けてしまった。でも、それほどの臭いは感じないけど・・・学名:Paederiafoetida英名:stinkvine,skunkvine,chickenexcrementplant,flatulentvine別名:ヤイトバナ、カズラ、サオトメバナ科名・属名:アカネ科ヘクソカズラ属原産地:日本、東アジア万葉集に、たった一首だけ詠まれていた。もちろん...ヘクソカズラ

  • ヒルガオ

    初夏から夏の盛りにかけて咲く花の「ヒルガオ」。名前は朝から昼にかけて咲いた花が、夕方までにしぼんでしまうことから付いた。ヒルガオ科の花は約1,200種類もあり、多くの属に分かれていて、朝顔やサツマイモなどのサツマイモ属、セイヨウヒルガオ属、アメリカンブルーなどのエボルブルス属、そしてヒルガオ属などがある。ヒルガオ属には「ヒルガオ」、「コヒルガオ」、「ハマヒルガオ」がある。花はほとんど同じで見分けがつかないが、それぞれの見分け方として、ヒルガオ---つる性で、夏に朝顔に似た薄いピンクの花を咲かせる。コヒルガオ---ヒルガオと比べると花や葉が小さく、葉に特徴があり、葉はほこ形で左右の耳は直角に張り出し、張り出した部分は2裂する。花の下の茎に小さなひだがあり、触るとザラザラしている。ハマヒルガオ---海岸に生え、砂の...ヒルガオ

  • ミリオンベル

    サントリーフラワーズが「サフィニア」を開発して気を良くしたのか?続いて作った「ミリオンベル」。この花はペチュニアを小さくしたような感があり、色も豊富で、「簡単・キレイ・長保ち」という開発時のキーワードがそっくりそのまま生かされている。小さな公園の花壇に植えられていたのはこの4色だけど、作られたのは全部で19色もあるらしい。公園のこの場所では色ごとにまとめて植えたつもりだったのだと思う。でも、まだ蕾ができていない状態の時に植えたのか、ところどころに違う色の花が入っている。それもまた遊び心と思えば、ほのぼのとしていいのかも。「ミリオンベル」は、ナス科カリブラコア属の原種数種を元に品種改良したもので、サントリーフラワーズ独自の園芸品種。元になったカリブラコア属はペチュニアから分かれて独立した新しい属で、花もペチュニア...ミリオンベル

  • ムラサキツユクサ

    普段何気なく見ている花も、良く見ると何とも言えない繊細な作りになっているのが分かる。「ムラサキツユクサ」もそう。「ムラサキツユクサ」って紫だけじゃなくて白やピンクもあるものなのだ、などと何気なく思っていた。でも、花の作りをよく見てみると、雄しべの葯の下の柄(花糸)にフワフワの毛がたくさんあるのが分かった。それが、紫色の花は濃い紫、白い花は薄い紫になっていて興味深い。この毛は細胞が数珠玉のように、一つ一つ連なっているので、これを顕微鏡で観察すると細胞の様子が非常にわかりやすいと、理科の教材として利用されているらしい。学名:Tradescantiaohiensis英名:Commonspidewort別名:トラデスカンティア、コモンスパイダーウォート、インクバナ、蛍草(ホタルグサ)科名・属名:ツユクサ科ムラサキツユク...ムラサキツユクサ

  • ヤブラン

    今日の散歩中に見つけた花---ヤブラン夏から秋に咲く「ヤブラン」を見つけた。少し早いかとも思ったけれども、すでに7月になっているのだからそんなものかと・・・「ヤブラン(藪蘭)」は万葉集で「山菅(やますげ)」と歌われている花。でもこれには別の説もあり、カヤツリグサ科のスゲ(菅)じゃないのか、とも言われている。どちらにしても万葉集に登場するほど古くからあった花。蘭と言う名前は、葉が似ているだけで付いた。こういった古くからある花でも最近では英名での「サマームスカリ」とか「リリオペ」と言う名前が付いている。学名:Liriopemuscari英名:Summermuscari別名:リリオペ科名・属名:ユリ科ヤブラン属原産地:日本、東アジアヤブラン

  • コマチソウ

    この花を見ると夏になったと感じる。「コマチソウ(小町草)」と言うよりも、「ムシトリナデシコ」の方がなじみが深いかもしれない。この花はナデシコ属でなく、また食虫植物でもない。だから、園芸品店では「コマチソウ」として扱われている。一度植えたらこぼれ種でどんどん増えていく、丈夫でたくましい花。庭から抜け出したのか、時々河原や空き地などに群落を見ることがある。[玉咲小町草]シレネ・オリエンタリスというおしゃれな名前が付いている。花に触るとネバネバしていて、虫が止まると動けなくなるので、「ムシトリナデシコ」と呼ばれているけれど、決して虫を食べるわけではない。茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状になっていて、ここに虫が止まると捕まってしまうようだ。学名:Silenearmeria英名:Sweetwilliamcatch...コマチソウ

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