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とりま文系歯科医師が自己投資。 https://booklovers45.hatenablog.jp/

読書好きな一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。 読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設しました。 好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。

幻想スナフキン
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2020/01/09

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  • アーティゾン美術館に行ってきました。2024年2月。

    本日休みだったので、知人から勧められた、アーティゾン美術館の、 『マリー・ローランサンー時代をうつす眼』 を鑑賞してきました。 www.artizon.museu 彼女は20世紀に活躍した画家であり、キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在でありました。 正直、自分もこの絵画展を知り、初めて彼女のことを知ったのですが、現代美術の中の一つの方向性として、東京でこうしたものに参加できたのは、非常に有意義なことだと思いました。 プリンセス達 三人の若い女 五人の奏者

  • 読書感想:『非色』

    こんなにも衝撃的で、感動した作品だとは思いませんでした。 間違いなく、自分の中での印象に残った傑作です。 今回ご紹介するのは、前回に引き続き、有吉佐和子氏の 『非色』 という小説。 非色 (河出文庫) 作者:有吉佐和子 河出書房新社 Amazon 物語は、終戦後、日本に駐留した占領軍と結婚した、いわゆる『戦争花嫁』を主人公とする。 恋に落ちた黒人占領軍兵士との間に、妊娠が発覚した主人公は、その子供を産むか産まないか悩む。 しかし、実の母親が、黒人と結婚しようとしている主人公に対し、 『黒ン坊生まれちゃ困るじゃないか』 と言い放つ。 反骨精神のようなものを持ち合わせる主人公は、より黒人兵士との結…

  • 読書感想:『青い壺』

    また名作に出逢いました。 2024年に、没後40年を迎える作家、有吉佐和子氏。 その有吉氏の幻の長編小説が、奇跡の復刊を遂げたということで書店でフェアをやっており、気になって手にしたのが、今回紹介する、 『青い壺』 という小説でした。 新装版 青い壺 有吉佐和子 ノーブランド品 Amazon ひとりの陶芸家が焼き上げた、ひとつの青い壺。 ふとしたキッカケでその壺は作り主の元を離れ、人から人へ様々な場所へ移動していく。 壺自体も、いろいろな扱いを受ける。 ある時は恭しく高級な桐箱に入れられて大切に保存されたかと思えば、ある時は新聞紙に包まれ床下に無造作に置かれるときもある。 その中で、美しい壺に…

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