ざっくり学んでしっかり得点。普段の予習・復習から、定期試験・入試準備まで。これでばっちり。参考書はくわしすぎて分かりにくい…という人のために。
2021(令和3)年1月の時事問題。
2020(令和2)年12月の時事問題。
1.熱帯 ①特徴 熱帯という気候帯の特徴は、高温多湿ということです。高温、つまり1年を通して気温が高いということ。多湿、つまり降水量が多いということ。暑くて雨が多いのが特徴です。 また、熱帯では最も気温の低い月でも平均気温が18度以上となっています。雨温図(1年間の平均気温と月ごとの降水量のグラフ)を見る時の参考にしてください。 ②熱帯の分布 熱帯はおもに赤道周辺に見られます。赤道が通るのは、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、東南アジアですね。これらの低緯度地域がおおむね熱帯ということになります。 ③自然 熱帯の地域には、海岸などにマングローブが生いしげっています。また、さんご礁(さんごしょう)が発達しているところもあります。 ④住居 家の中に熱や湿気がこもらないように、伝統的な家は高床式の住居になっています。 ⑤食料・作物 キャッサバ、タロいも、ヤムいもなどのいも類、米、バナナ、ココやし、天然ゴムなど地域によってさまざまな作物があります。 くわしくは3章の「世界の諸地域」で学びますが、タイだと米、フィリピンはバナナ、マレーシアなどは天然ゴム、といった感じです。 ⑥産業 先住民の伝統的な暮らしのなかで、焼畑農業が行われてきました。
次の各問いに答えなさい。 1.農林水産業など、人間が自然に直接はたらきかける産業を何というか。 2.工業など、原材料を加工して製品をつくり出す産業を何というか。 3.商業、サービス業など、問1・問2以外の産業を何というか。 4.大都市周辺で野菜や花を生産し、都市部に出荷する農業を何というか。 5.宮崎平野や高知平野などで行われている、冬でも暖かい気候を利用して出荷時期を早める農業を何というか。 6.長野県や群馬県などの高冷地で、夏でも冷涼な気候を利用して出荷時期を遅らせる農業を何というか。 7.温室やビニールハウスなどを利用した農業を何というか。 8.おもに東日本の冷涼な地域で多く栽培されている果物は何か。 9.おもに西日本の温暖な地域で多く栽培されている果物は何か。
0.産業の分類 一般的に産業は第一次産業、第二次産業、第三次産業の3つに分類されます 第一次産業は、人間が自然に直接はたらきかけて行う生産活動で、農林水産業がこれにふくまれます。日本では約4%の人が第一次産業で働いています。 第二次産業は原材料を加工して製品をつくり出す産業です。工業や鉱業あります。 日本では約25%の人が第二次産業で働いています。 第三次産業は第一次・第二次産業以外の産業で、商業、サービス業、金融業などです。 日本では第三次産業で働く人が最も多く、約70%となっています。
0.産業の分類 ①第一次産業 ・農林水産業 ・人間が自然に直接はたらきかけて行う生産活動 ②第二次産業 ・工業、鉱業 ※原材料を加工して製品をつくり出す産業 ③第三次産業 ・商業、サービス業、金融業など ※第一次・第二次産業以外
・三大宗教:キリスト教、イスラム教、仏教 ※世界宗教(人種・民族をこえて世界に広がっている)
次の各問いに答えなさい。 1.世界の多くの国や地域で信仰されている3つの宗教をまとめて何というか。 2.問1の宗教のうち、東アジアや東南アジアなどに広まっている宗教は何か。 3.問1の宗教のうち、西アジアや中央アジア、東南アジア、北アフリカなどに広まっている宗教は何か。 4.問1の宗教のうち、ヨーロッパや南北アメリカ、オセアニアなどに広まっている宗教は何か。 5.問3の宗教のおもな経典を1つ答えなさい。 6.アジアのある国で人口の多くが信仰し、問2よりも信者の数が多い宗教は何か。 7.問6の宗教を信仰する人が多い国はどこか。 8.イスラエルに信仰する人が多く、問4のもとともなった宗教は何か。
1.三大宗教 キリスト教、イスラム教、仏教は世界の多くの国や地域で広く信仰されている宗教です。この3つの宗教を三大宗教とか世界宗教と言います。信者の数も、キリスト教、イスラム教、仏教の順に多くなっています。 キリスト教はヨーロッパや南北アメリカ、オセアニアなどで信仰されています。おもな経典は「聖書」です。 イスラム教は西アジア・中央アジア、北アフリカ、東南アジアなどで信仰されています。おもな経典はコーランで、イスラム教徒はコーランの教えに従って生活しています。例えば、1日5回、決まった時間にお祈りをすることや、ラマダーンと呼ばれる期間の断食、豚肉を食べない、酒を飲まないといった特徴があります。 仏教はインドで生まれ、日本をふくむ東アジアや東南アジアに広まりました。経典は「経(きょう)」です(一般に「お経」と呼ばれていますね)。
1.三大宗教 ①仏教 ⅰ.おもな地域 ・東南アジア、東アジア ⅱ.おもな経典 ・経 ②キリスト教 ⅰ.おもな地域 ・ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア ⅱ.おもな経典 ・聖書 ⅲ.特徴 ・世界で信者が最も多い ③イスラム教 ⅰ.おもな地域 ・西アジア、中央アジア ・北アフリカ ・東南アジア ⅱ.おもな経典 ・コーラン ⅲ.特徴 ・1日5回のお祈り ・断食 ・豚肉を食べない ・酒を飲まない ・キリスト教の次に信者が多い
1.高山気候 ①特徴 ・低地よりも気温が低い ・昼と夜の気温差が大きい ・赤道付近では1年の気温変化が小さい ②高山気候の分布 ・熱帯・温帯の標高の高い地域 ※標高100mごとに気温は約0.6℃下がる ③高山都市の例 ⅰ.クスコ ・ペルー西部、アンデス山脈の都市 ※熱帯地域の高山気候 ⅱ.ラサ ・中国チベット自治区の都市 (チベット高原) ※温帯地域の高山気候 ③自然 ・標高に応じて植生が変化 ④アンデスの生活 ・標高によって異なる気候を利用した生活 ・標高が低くなるほど熱帯の気候に近づく ⅰ.標高4000m付近 ・住居を構えて暮らす ・日干しれんが、石で家を造る ・リャマ、アルパカの放牧 ※らくだの仲間 ・ポンチョ:アルパカの毛で作った衣服 ・つばのついた帽子 ⅱ.標高3000~4000m ・じゃがいもを栽培 ※低温でも育ちやすい ⅲ.標高2000~3000m ・とうもろこしを栽培
1.寒帯 ①特徴 ・1年を通して気温が低い ・最も平均気温の高い月でも10度未満 ②寒帯の分布 ・南極や北極の周辺 ・ロシア、カナダの一部の地域 ③自然 ・1年の大半は雪と氷におおわれる ・短い夏に草とこけが生えるところも ④イヌイットの生活 ・カナダ、アラスカなどに住む人々 ※ツンドラ気候 ⅰ.食料 ・あざらしの肉 ・カリブー(野生のトナカイ)の肉 ⅱ.住居 ・イグルー:冬の住居。雪をかためてつくる一時的な家 ※夏はあざらしの皮でつくったテント
1.冷帯(亜寒帯) ①特徴 ・短い夏と、長く寒冷な冬 ・1年間の寒暖差が大きい ・夏の気温は30℃前後まで上昇 ・冬の気温は-30℃を下回ることも ②温帯の分布 ・北半球の高緯度地域 ・ロシア、カナダの多くの地域 ・日本の北海道 ※南半球に冷帯はない ③樹木 ⅰ.針葉樹 ・タイガ:針葉樹の森林 →ロシアのシベリア、カナダなどに分布 ⅱ.広葉樹 ・寒さに強いしらかばなど ④雨温図 ・気温:1年間の気温差がとても大きい ※最も平均気温の高い月は10℃以上 最も平均気温の低い月は-3℃未満
1.温帯 ①特徴 ・温暖で季節(四季)の変化が明確 ・適度な降水量がある ・気温や降水量は地域によってさまざま ②温帯の分布 ・おもに緯度が30度以上の地域
1.乾燥帯 ①特徴 ・1年を通して降水量が少ない ・1日の気温差が大きい →昼は40度以上、夜は10度以下になることも ②乾燥帯の分布 ・アフリカ大陸、オーストラリア大陸、西アジア・中央アジア、モンゴル、中国内陸部、南北アメリカ大陸の西岸など →これらの中緯度地域、北回帰線・南回帰線周辺に分布 ③オアシス ・砂漠のなかで生活に必要な水が得られる場所 ・樹木がわずかに育つ ④住居 ・日干しれんがの住居 ・ゲル:モンゴルの移動式の住居 ⑤食料・作物 ・らくだ・羊の肉 ・小麦 ⑥農業 ⅰ.遊牧 ・乾燥に強いらくだ・羊・山羊(やぎ)を飼う ・家畜とともに移動しながら生活 ⅱ.かんがい ・農業に必要な水を引いて作物を育てる
1.熱帯 ①特徴 ・高温多湿:1年を通して気温が高く、降水量も多い ・最も気温の低い月でも18度以上 ②熱帯の分布 ・赤道周辺に分布 ・アフリカ大陸、南アメリカ大陸、東南アジアなどの低緯度地域 ③自然 ・マングローブが生いしげる ・さんご礁(さんごしょう) ④住居 ・高床式の住居 ⑤食料・作物 ・いも類:キャッサバ、タロいも、ヤムいも ・米 ・バナナ ・ココやし ・天然ゴム ⑥産業 ・焼畑農業
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