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  • 薙鎌ってなんだ?諏訪大社下社の遷座祭に行ってみました。

    諏訪大社の下社には春宮と秋宮の二つがあります。1年に2回、神様はその二つの神社間を移動し鎮座する場所を変える神事が行われます。それが2月1日と8月1日に行われる遷座祭です。特に8月の遷座祭はお舟祭りとも呼ばれ、氏子達が乗った巨大な舟を大勢の人で引っ張り、市中を曳きまわす盛大なお祭りが行われることでも有名です。 しかし、ここはあえて地元の人くらいしかいない2月の遷座祭をレポートします。下社の2つの神社で行われる厳かな儀式ですが、これが意外に面白かったので、写真だけでもご覧ください! まず、遷座する下社の御祭神は八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)と言われています。この女神は上社の建御名方神(タケミナカ…

  • 勝ったのはどっち?春宮と秋宮で行われた大工の腕比べとは⁉

    諏訪大社下社には春宮と秋宮の2つがあり、およそ1キロメートルくらい離れた場所に位置します。そこでは遷座祭と言って神様を春宮から秋宮へ、また秋宮から春宮へと半年ごとに移動させるお祭りもあります。この2つの神社にはなにやら名工たちによって繰り広げられた逸話があると聞いたので自分なりに調べてみました。よかったらご覧ください。 (下の写真は下諏訪の街の中を練り歩き神様が移動する2月1日の遷座祭。観光客はほぼいなかった。8月の遷座祭・お舟祭りの方が賑やからしい。) 宮大工から生まれた宮彫の流派 諏訪の名工・立川和四郎富棟あらわる! 春宮と秋宮での腕比べ。 大隅流と立川流の比較 宮大工から生まれた宮彫の流…

  • 奈良時代の女性はどんな化粧をしていたのか?

    私の昔の高貴な日本人女性の恰好と言ったらこんなイメージでした。 長く垂れ下がった髪。豪華で重そうな十二単(じゅうにひとえ)。おしろいで真っ白な顔に紅を塗った口元と変な眉。出てくるのは百人一首で描かれているようなこんな女性のイメージ。 上の写真は東京国際フォーラムで展示されたジオラマです。もっとさかのぼれば日本の昔の女性装束と言ったら卑弥呼の時代あたりの布切れを巻いて腰を紐で結んでる姿が浮かびます。ところが展示場を回っていると見慣れない姿をした女性の人形が。それがこちらです。 えっナニコレ。外国人? と思ったのですが、調べてみると冒頭の装束は日本独自の文化が発展した平安時代以降の衣装のようで、上…

  • 万葉集にはどんな歌がのってるの? ~令和の由来ともなった「梅花の宴」~

    前回の記事では令和の由来について東京国際フォーラムに展示されていた解説とジオラマを参考に紹介しました。 今回は令和の年号の典拠となった万葉集の中の『梅花の宴』の場面で歌われた32首の歌を紹介します。 が、ちょっとその前に万葉集とはどのような歌集なのかを簡単に調べてみました。 Q 『万葉集』とはいつ頃編纂された歌集なのか? A 7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された(わが国最古の歌集)。長年にわたり複数の編者の手が加わり、最終的に大伴家持(おおとものやかもち)の手によって完成されたとされている。 Q 誰が詠んだ歌なの? A 作者は天皇、貴族から下級官人、農民、防人など身分を問わず様々。日本各…

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