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  • 暇に対する疑問

    定年退職した人が暇を持て余している話は、私にとって 自分とはまったく違う世界の人のような不可解さがある。 私にとって「定年」なんていう言葉の印象は、 やりたくてもできなかったことをやれるようになったり 強いられていた義務から解放されることだし、 そもそも、「暇」なんていうも...

  • 遅すぎた自立

    昔、育児ができない親のことを「毒親」と書いた何冊かの本を 読んだだけで、自分の母親をそれだと感じて、怒りや憎しみに 長らく苦しんだ。ただし、それは母に対してだけであって、 父に対してはそういう感じどころか「普通の良き父」だった。 ところが、なぜか母との関係の方がはるかに親密...

  • ぎっくり腰

    近所のスーパーで買い物して帰宅して荷物をテーブルに出した瞬間、 腰に違和感を覚えた。それは決して「突然」ではなかった。 「じわじわとした筋肉の緊張感」とでもいうような違和感だった。 それは時間とともにゆっくりと鈍い痛みに変わっていって、 腰の周辺を少しでも動かすと激痛になる...

  • 蓮根の仕返し

    以前、叩きレンコンの話を書いた。 あの後も、しばらくレンコンを買っては食べていたが、 毎度叩きレンコンは疲れるし飽きてくるので、 炊き込みご飯にしてみた。ところが、 「二度と作りたくない」と思うほど不味かった。 そのうち、スーパーの売り場からレンコンが消えた。 それでも、下...

  • 感情も自己責任?

    昔、自分の感情は自己責任だという誰かの説を読んだ。 心理学で言いそうな話だ。自分の人生も自己責任とか。 何でも誰かのせいにしたくなることを戒めるのには良いと思うが。 だからこそ、何でも自分の責任というのもおかしい。 誰だって複雑にいろんな関係で影響し合っているのは事実で、 ...

  • うまく話せない原因

    家族や親しい相手ではないよく知らない人を相手に 話す必要がある用事はしばしばある。 結果的に話は伝わって無事に用事を済ませることができても、 スムーズに相手と意思疎通できなかったことがあると、 心の中で自分に対して、 自分の話し方や言葉遣いなどに不適切な部分を見つけ出し、 ...

  • 叩き蓮根

    料理のレシピを書くつもりはない。 だらしなくて無責任で身勝手すぎる夫に腹が立って、 私には六秒我慢とか深呼吸など焼け石に水でしかなく、 時間が経つほどますます腹が立ってきて、 スーパーで買った蓮根をまな板に素手で思いっきり 叩きつけたその時、何か大事な記憶もろとも、 ばらば...

  • 他人に対する怒りの正体と周囲の決めつけ

    誰かと同じように私は、幼い子供や幼稚な大人に対する 嫌悪感が他人より強いのではないかと思うことがある。 他人に対して必要以上に腹が立つのは何が原因なのか。 自分には絶対に許されないことを、自分と似ているその他人が なぜか許されている事実を目撃し、嫉妬するのかもしれない。 怒...

  • 幸福という虚無

    「幸福になるために生まれてきた」という言葉がある。 私も以前は「それは良い言葉だ」と思ったし信じていた。 仮にそれが正しいと仮定して、思い通り幸福な人生を送ったとする。 よかった。はい、おしまい。そして間もなく忘れる。 それでよいこともあるだろう。それこそ望む人もいるだろう...

  • 成熟しない進化

    誰かと同じように私も、人間という存在を特別視し過大評価していた。 人々が互いの個人的領域まで簡単に知ることができる時代になり、 ほとんどの人間が衝動でしか動けない動物とたいして変わらない 事実に最近やっと気づいた。そして、「命」について人間にだけ 特別に価値を高くする価値観...

  • 女性の方が優れているという差別

    私は昔から、女性を劣っていると決めつけた差別に遭遇した。 それとは方向の違う差別に最近やっと気づいた。 その人は、女性の方が優れていると主張する。 それが一度だけなら、たまたまその場限りの狭い意味だったろうが、 毎日のように繰り返し執拗にわざわざ私を相手に言いに来る。 私は...

  • 自殺と脱獄

    こんなタイトルの小説があるかもしれないけど、関係ない。 昔、自殺した人だけでなく、死のうとする人に対してまで、 最も卑怯な行為として非難する誰かの言葉をよく目にした。 そういう言葉に私は、私だけではないと思うけど、 はっきりと違和感を覚えた。どんな死に方にせよ、 亡くなって...

  • 風呂の夢

    いつものように深夜に目が覚めてトイレに行ったとき、 以前、何度か見ていて直前も見ていた同じ夢に気付いた。 それは、現実には存在しない夢だけにしかない家の、 なぜか二つある風呂だ。 そのうち一つは貸切の家族風呂のような感じで、 夢の生活では、ふだんその風呂を使っていた。 もう...

  • マネキンと間違えられた話

    ある観光地の土産物店で待ち合わせのため立っていると、 地元の子供の一人が私にゆっくり近づいて見つめるので、 私がその子の方へ視線を移すと、その子は後ずさりして 向きを変えて逃げるように去っていきながら、 「うわーっ。マネキンじゃなかった!」と叫んだ。 そして、つるんでいた仲...

  • 自分という意識が存在する原因

    くつろいだりぼんやりしている時などに頭に浮かぶ疑問がある。 私は、自分という「特定の一人という意識」を持っている。 それは、他の誰でもないし、他の誰になることも絶対にない。 そして、他の誰かにとって私もまた他の誰かだ。 しかも、私が生まれる前と後は、その意識はどこにも無い。...

  • はじめてコロナに罹った

    今まで何度も何度も検査する機会があって、 途中、ワクチンを何度か接種したりして、ずっとずっと陰性だった。 今年になってからワクチンを接種しない月日が続いて、 最近ついに、風邪の症状で病院に行ったら陽性だった。 検査もどんどん進歩していて、数分で結果が出たのだ。 しかし、これ...

  • ただの自然現象

    自然災害が増していくのは、 人間たちが地球を荒らしたからではない。 地球の自然環境が変化したからだ。 そもそも自然環境というものは変わっていくものだ。 ヒトという種が大繁殖している自然現象に過ぎない。 地球の自然は弱すぎる人間にとって実は恐ろしい。 人間も、一時的に蔓延る菌...

  • 美しいと感じるものは何?

    生きることは大変なことだ。なぜならこの世界は、 何もせずにいると崩壊に向かう物理法則があって、 それに抗い続けるとか、逃げ続けるとか、抵抗や反発を 絶え間なく続けないと、どんどん「死」に近づいてゆく。 「死」から逃げたり抵抗することになる何かに、 飽きずに継続的に意識を向け...

  • 洞窟への憧れ

    近年、洞窟というものが頭から離れない。 普段の生活はそんなものとは無縁なのだけど、 子供の時、布団の内側に洞窟のような風景ができることに なぜかわくわくしたのを覚えている。 やらなければならないことを、やりたいことより 優先しなければ許されない過酷な生活から 解放されるかも...

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