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リドヴォーでシャンパーニュ。 https://kgrapevine.hatenablog.com/

ちょっと珍しい病気にかかったコピーライターの日記です。 お酒と美味しいものを楽しみつつ、仕事もこなしながら治療に臨みます。 好きな作家は村上春樹、漫画や映画も好きなので、そんなあれこれも挟みつつ。

サバねこ主義
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2019/11/22

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  • 見つけてくれて、ありがとう

    患者会の「Zoom おしゃべり会」に初めて参加。 「胸腺腫」は20万人に1人といわれる希少がんなので、 同じ経験をした方に会える確率は非常に低い。 また、病院選びや治療に関する情報も集めづらい。 その結果、とても深刻な状況に陥ってしまう方の多さに、改めて気づかされた。 5年前のCTに腫瘍が写っていたのにもかかわらず 「心膜嚢胞」と誤診され放置してしまった人。 胸腺腫の合併症として知られるMG(重症筋無力症)を発症し、 その可能性を医師に訴えたのに、 「そんな病気のわけないでしょ、ドラマじゃあるまいし」と退けられ、 確定診断までに5年を要し、Ⅳ期にまで進行してしまった人・・・ 今回のミーティング…

  • 死ぬなら「がん」が好都合。

    マーク・トウエインが遺した言葉がある。 「愛はもっとも素早く育つものに見える。 だがもっとも育つのが遅いもの、それが愛なのだ」 確かにこれはある意味真実だと思う。 それとは逆に、「嫌い」という感情は 一瞬で育つのではないだろうか。 ちょうど一年前、私に希少がんが見つかったとき、 強く感じた思い、それは 「わたしの遺産、オットに残すのは絶対にいや」 というものだった。 むすめがお腹にいるころ、 あるいくつかのことをきっかけに オットを急速に嫌いになった。 具体的な理由は彼の人権にかかわるので書かないが、 生理的に許せないことと、感情的に許せないことが複数あった。 もともと「すごく好き、愛してる」…

  • さて、「ピザ」と「ピッツア」の違いは?

    「僕」と「五反田くん」が食べたのは、たぶんこんなピッツァ 私にとって初めてのピザは、 冷凍食品のうす~いやつ。 オーブントースターでチンして、 ふにゃっとしたのを片手で食べる。 あれはあれで、それなりに美味しかったような気がする。 私にとって初めてのデリバリーピザは、 大学生の時に観た映画「ET」。 エリオットがピザを受け取り、 確か落としてぐしゃっとしてしまうんだっけ? 当時日本にはまだドミノピザもなく、 実際に食べたのはさらに数年後のこと。 小説に出てくるピザの中で一番美味しそうだったのは、 村上春樹の「ダンスダンスダンス」。 「僕」と「五反田くん」が最後に会うシーンで、 ふたりはシェーキ…

  • 奇跡のようにいまを生きてる

    数日前の六義園 「告知」とは、その字面の通り「告げ、知らせること」 ですが、なぜか、がんの枕詞のようになっていますよね。 私が「告知」されたのは、約一年前の11月5日のこと。 とはいえ、主治医の経験から 「命にかかわることのない軽微な状態」と判断されたのか、 まったく深刻な雰囲気ではなく 「ま、大丈夫ですからねー 腫瘍をまるっととったら終わりですよー」 という感じでした。 そうは言っても、やはりがんはがん。 それなりのショックは受けたし、 人生でもっとも「死」に近づいた瞬間だったのは確か。 告知の夜しんと冷たい爪先に言葉を持たぬ猫の温もり それは、六義園の紅葉がはじまる時期で。 毎日のように散…

  • ちょっとした傷が治らないお年頃。

    2週間ほど前につけた、ちょっとしたかすり傷がまだ治らない。 さすがに50代も半ばを過ぎて、新陳代謝の衰えを痛感する。 そして代謝が下がると、体重は驚くほど簡単に増える。 別に若い頃に戻りたいとは思わないけど、 やはり一抹の寂しさというか何というか・・・ そう、そして加齢による変化といえば、 最近ずーっと気になっている「胃もたれ」。 胃腸は丈夫でいつでも食欲全開の私にしては かなり珍しい状況なのです。 今年は胸腺腫の手術も受けたし、 人生初の胃カメラ・大腸カメラの予約を入れましたよ。 鎮静剤でかなり負担なくできるらしいけど、 3日前から食事を調整したり、結構大変なのね。 内視鏡上と下から貫通しわ…

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