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美の五色 https://blog.goo.ne.jp/38_gosiki

日本と世界の美しい空間,モノ,コト  美術,お寺,行事,遺産,観光スポット 美しい理由を背景,歴史,人間模様からブログします

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2019/11/21

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  • 中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_後期は大坂画壇

    中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_後期は大坂画壇

    大阪・中之島香雪美術館で行われている展覧会「上方界隈、絵師済々Ⅰ」に行ってきました。後期になって京都画壇から大坂画壇に展示作品が総入れ替えされています。大坂画壇の絵師たちの知名度は正直、そうそうたる京都画壇の絵師からは見劣りします。しかし素晴らしい作品の数々を見ると、「なぜ知名度が低いのか」に大きく関心を持つようになるでしょう。目次沈南蘋(しんなんびん)を知っていますか?木村蒹葭堂(きむらけんかどう)を知っていますか?大坂でも四条派は町衆にバカ受けした大坂画壇の絵師たちの実力に圧倒されるTweetsbykosetsu_museum沈南蘋(しんなんびん)を知っていますか?展覧会は三章構成で、第一章は「沈南蘋到来」です。読めない漢字をあえて前面に押し出すことで、異国情緒を強調する演出でしょう。そう、沈南蘋(しんなん...中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_後期は大坂画壇

  • あの本能寺は今どうなっているか?_光秀と信長の夢の跡

    あの本能寺は今どうなっているか?_光秀と信長の夢の跡

    日本史上で最大のミステリーと言えば、ほとんどの人が「本能寺の変」をイメージするでしょう。その舞台となった本能寺が、京都随一の繁華街の中で静かに現在もたたずんでいることは、あまり知られていません。今年2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも、光秀と信長の人生最後の大一番の舞台として、今から注目を集めています。そんな歴史的大事件の舞台の今を、お伝えしたくなりました。寺町通側の総門目次本能寺とは?本能寺の変は、現在地で起きたのではない信長と光秀の痕跡は今も残っているか?本能寺とは?みなさんは本能寺がどの仏教宗派に属する寺か、ご存じでしょうか?本能寺は、京都で観光客が訪れる寺としてはあまり知られていない「日蓮宗」です。日蓮宗の総本山は山梨県の久遠寺(くおんじ)にあり、京都の日蓮宗寺院で行われる有名な祭りや季節の花...あの本能寺は今どうなっているか?_光秀と信長の夢の跡

  • 美の傑作ものがたり「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」

    美の傑作ものがたり「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」

    幕を開けたばかりの2020年、奈良と東京の国立博物館で展覧会が開かれる「法隆寺金堂壁画」に注目が集まっています。不慮の火災によって大きく損傷した古代仏教美術の世界的な至宝が驚くなかれ、精巧な写真ガラス原板を通じてほぼ完全にその姿を今に伝えてるのです。目次法隆寺の金堂壁画をご存じですか?便利堂をご存じですか?法隆寺金堂壁画写真ガラス原板はなぜすごいか?写真や映画の重要文化財が増えてきた2020年は、1935(昭和10)年に便利堂(べんりどう)が法隆寺金堂壁画を写真撮影してから85年1949(昭和24)年の法隆寺金堂壁画焼損に衝撃を受け、翌年に制定された文化財保護法から70年の節目の年にあたります。また来年2021年は法隆寺を開いた聖徳太子遠忌1,400年の大々的な法要が、法隆寺などゆかりの寺で行われます。法隆寺金...美の傑作ものがたり「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」

  • カラヴァッジョ展 巡回のフィナーレを大阪で見て思うこと

    カラヴァッジョ展 巡回のフィナーレを大阪で見て思うこと

    札幌・名古屋と巡回してきたカラヴァッジョ展。フィナーレをかざる大阪展があべのハルカス美術館で始まっています。出展予定作品のドタキャンで注目を集めた展覧会ですが、ルネサンスに幕を下ろしたスーパースター・カラヴァッジョの本物の名品の迫力はやはりケタ違いでした。展覧会を見終わった後に、私が思いを強めたこともあわせてお読みいただければ幸いです。目次カラヴァッジョはなぜ光と闇を強烈に表現できたのか?カラヴァッジョのDNAを最も感じたのはリベラ斬新な企画とドタキャンへの思いTweetsbycaravaggio_oskカラヴァッジョはなぜ光と闇を強烈に表現できたのか?ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(MichelangeloMerisidaCaravaggio)は、1571年にミラノで生を受けました。ミラノ近郊に...カラヴァッジョ展巡回のフィナーレを大阪で見て思うこと

  • 婦人画報が伝えた京都の魅力の展覧会_えきKYOTO 1/20まで

    婦人画報が伝えた京都の魅力の展覧会_えきKYOTO 1/20まで

    京都駅の伊勢丹にある美術館「えき」KYOTOで、日本最古の女性誌「婦人画報」が伝えてきた京都の魅力を、13の家元をキーワードに紹介する展覧会が行われています。目次「婦人画報」ってすごい婦人画報が京都に注目する理由「和」を伝える圧巻の13の家元「婦人画報」ってすごい婦人画報。女性なら誰でも知ってる、男性でも誰もが聞いたことがある、日本有数の雑誌です。いささか「レトロ」を感じさせるネーミングですが、あえて創刊以来のタイトルを使い続けていることに、「令和」の時代にあっては逆に惹きつけられます。【婦人画報 公式サイト】創刊は日露戦争で日本海海戦に勝利した1905(明治38)年、日本国中が湧きたっていた頃です。初代の編集長は、小説家・ジャーナリストとして活躍した国木田独歩。日露戦争後に日本が一等国の仲間入りするのを見越し...婦人画報が伝えた京都の魅力の展覧会_えきKYOTO1/20まで

  • 2020年 日本は大きく変わる_美の五色の新年

    2020年 日本は大きく変わる_美の五色の新年

    2020年。あけましておめでとうございます。「美の五色」をお読みいただいているみなさま方、旧年中は本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2020年は日本を世界にプレゼンする年今年2020年といえば何と言っても東京オリンピック&パラリンピック。オリンピックは聖火リレーが3月から始まり、7/24の開会式、8/9の閉会式でどんな演出が行われるのか今から本当に楽しみです。前回1964年のオリンピックで先進国の仲間入りをして以来、半世紀が過ぎました。日本は世界に対して、どんな未来に向けたプレゼンテーションとおもてなしができるのでしょうか。パラリンピックの聖火リレーはオリンピック終了後から始まり、8/25の開会式、9/6の閉会式と続きます。バリアフリーやユニバーサル社会のあり方について、こち...2020年日本は大きく変わる_美の五色の新年

  • 中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_円山・四条派は奥深い

    中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_円山・四条派は奥深い

    大阪・中之島香雪美術館で、円山・四条派の隠れた名品を集めた展覧会「上方界隈、絵師済々Ⅰ」が始まりました。前期展示は派が芽生えた京都、後期展示は派が独自の発展をとげた大坂と、絵師の活躍した地域で作品が総入れ替えされるという、興味深い展示構成が注目されます。普段なかなか見れない個人蔵作品の多さも、この展覧会の特徴です。「隠れた名品がこんなにあったのか」と、驚く方がきっと多いでしょう。フェスティバルホール目次円山・四条派の名品はどこまでも奥深い円山応挙の名品「芭蕉童子図屏風」原在中の名品「旭日双鶴図」Tweetsbykosetsu_museum円山・四条派の名品はどこまでも奥深い今年2019年は、全国で円山・四条派の展覧会が目白押しでした。このブログでも、4月 西宮市大谷記念美術館「四条派への道 呉春を中心として」9...中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々」_円山・四条派は奥深い

  • 嵐山 福田美術館にさらなる手応え_福美コレクション展 II期 1/13まで

    嵐山 福田美術館にさらなる手応え_福美コレクション展 II期 1/13まで

    10/1にオープンしたばかりの、京都・嵐山・福田美術館。オープン記念の展覧会「福美コレクション展」が、ほとんどの展示作品を入れ替え、II期に入っています。福田美術館の江戸・近代の日本美術の素晴らしいコレクションには、I期でもかなり手応えを感じました。そんな福美コレクションの手応えをさらに実感させくれる名品が、II期でも目白押しです。目次II期の名品その1:木島櫻谷「駅路之春」II期の名品その2:長沢芦雪「海老図」II期の名品その3:葛飾北斎「人物像」TweetsbyArtFukudaII期の名品その1:木島櫻谷「駅路之春」このしまおうこく「うまやじのはる」と読みます。近年、温かみのある動物画で注目を集めている木島櫻谷は、自身の名前も超難読ですが、作品にも超難読のタイトルが多い、とても個性の強い画家です。六曲一双...嵐山福田美術館にさらなる手応え_福美コレクション展II期1/13まで

  • 国宝彦根屏風と国宝松浦屏風 見事な競演_奈良 大和文華館 12/25まで

    国宝彦根屏風と国宝松浦屏風 見事な競演_奈良 大和文華館 12/25まで

    奈良大和文華館で、江戸初期風俗画の二大傑作が競演する「国宝彦根屏風と国宝松浦屏風」展が行われています。両屏風はすぐ近くに展示されており、究極のオーラの違いを見比べて楽しめる、またとない機会です。後世の浮世絵につながる江戸初期風俗画の魅力を、しっかりと味わうことができます。秋色に染まる大和文華館の海鼠壁目次江戸初期に大流行した風俗画「遊楽図」は時代の鏡国宝彦根屏風と国宝松浦屏風、オーラの違いをとくとご覧あれ風俗画に描かれた人物はどんどん大きくなっていった出陳中の「輪舞図屏風」の第四~五扇部分です。輪になって踊る輪舞は、人々が集まって行う屋外の楽しい遊びでした。多くの遊楽図に輪舞の様子が描かれていますが、この作品のように綺麗な円形になっているのは珍しいです。人物は小さいですが、繋いだ手の指先まで繊細に描き込まれてい...国宝彦根屏風と国宝松浦屏風見事な競演_奈良大和文華館12/25まで

  • ハプスブルグ展、欧州随一の名門の至宝の数々_西洋美術館 1/26まで

    ハプスブルグ展、欧州随一の名門の至宝の数々_西洋美術館 1/26まで

    上野・国立西洋美術館で「ハプスブルグ展」が行われています。展覧会の主人公は、オーストリアとスペインのハプスブルグ家の8人の王族。ヨーロッパ随一の名門の栄光の歴史を、8人にまつわる驚きの至宝を通じて堪能できる展示構成に仕上がっています。目次名門、ハプスブルグ家にこそふさわしい称号15c、政略結婚で版図を一気に拡大したマクシミリアン1世17c、ベラスケスを寵愛したフェリペ4世18c、マリー・アントワネットをフランスに嫁がせたマリア・テレジア19c、世紀末ウィーンの繁栄をもたらしたフランツ・ヨーゼフ1世Tweetsbyhabs2019名門、ハプスブルグ家にこそふさわしい称号ハプスブルグ家って、聞いたことはあるが、すごい一族?多数の民族や国家がひしめきあうヨーロッパには、ものすごい数の王家があります。そんな中で、ルネサ...ハプスブルグ展、欧州随一の名門の至宝の数々_西洋美術館1/26まで

  • 神戸市立博物館リニューアル_神戸観光の目玉に大変身

    神戸市立博物館リニューアル_神戸観光の目玉に大変身

    約2年間の改修工事を終えた神戸市立博物館がリニューアルオープンしました。南蛮美術を筆頭に、館が誇る至宝を一堂に展示する「名品展」が、リニューアルの「披露宴」として行われています。1Fホールは来館記念写真スポット目次神戸市立博物館はリニューアルでどう変わった?神戸の至宝:南蛮美術の池永コレクションザビエルと銅鐸の部屋もできた1Fは入りやすく使いやすくなったここ数年は、全国的に美術館・博物館のリニューアル休館が目立っていました。神戸市立博物館は、展示スペースが大きいことから、関西の大規模企画展の主要会場のひとつです。2年近くに渡った休館中は、会場不足に起因する大物企画展の「関西飛ばし」を感じたことは否めません。これには、同じく箱が大きい京都市美術館ならびに京都国立博物館の明治古都館と、休館時期が重なったことも影響し...神戸市立博物館リニューアル_神戸観光の目玉に大変身

  • 京都 泉屋博古館「花と鳥の四季」展_江戸花鳥画の写実表現はスゴイ

    京都 泉屋博古館「花と鳥の四季」展_江戸花鳥画の写実表現はスゴイ

    京都・泉屋博古館で、住友コレクション自慢の江戸時代の花鳥画を披露する企画展「花と鳥の四季」が行われています。狩野派・土佐派・琳派・文人画・円山四条派・若冲、江戸時代のオールスターによる花鳥画を俯瞰できる展示構成が素晴らしい展覧会です。目次カチョウガ(花鳥画)、そのモチーフの魅力とは?江戸の絵師たちに衝撃を与えた沈南蘋(しんなんびん)とは?花鳥に込めた江戸の絵師たちの思いTweetsbySenOkuKyotoカチョウガ(花鳥画)、そのモチーフの魅力は?絵に詳しくなかった頃、ハナトリガと読んでしまい、「お前は花鳥風月を知らないのか?」と、とても恥ずかしい思いをした記憶があります。「カチョウガ」、確かにとても「風流」を感じさせる発音です。絵画としてもやはり、生きものが持つ美しさを最大限に引き出した「風流」な表現が最大...京都泉屋博古館「花と鳥の四季」展_江戸花鳥画の写実表現はスゴイ

  • 円山応挙から近代京都画壇へ、すべては応挙から始まる_京近美

    円山応挙から近代京都画壇へ、すべては応挙から始まる_京近美

    秋色の京都国立近代美術館で「円山応挙から近代京都画壇へ」が行われています。応挙はなぜスーパースターと呼ばれるのにふさわしいか?近代までつながった円山・四条派の潮流を俯瞰したこの展覧会から、その答えを知ることができます。目次応挙の写生画はなぜ大流行したのか?すべては応挙にはじまる。この展覧会はなぜ円山・四条派の潮流がわかりやすいのか?Tweetsbyokyokindai2019応挙の写生画はなぜ大流行したのか?徳川幕府が全国の支配体制を完全に確立した大坂夏の陣から101年後、1716(享保元)年は江戸絵画の大きな節目の年になります。琳派のスーパースター尾形光琳が亡くなったのに対し、伊藤若冲と与謝蕪村が生まれました。この3人の名前を見ると、特に江戸絵画のファンの方は、江戸絵画の潮流の変化を連想されることでしょう。光...円山応挙から近代京都画壇へ、すべては応挙から始まる_京近美

  • 京博「佐竹本三十六歌仙絵」展:後編_かけがえのない歴史の生き証人

    京博「佐竹本三十六歌仙絵」展:後編_かけがえのない歴史の生き証人

    京都国立博物館で開催中の特別展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」のレポート、先日の前編に引き続き、後編をお届けします。会期後半の展示室をひときわ華やげているのは女流歌人「小大君(こおおきみ)」、100年の流転を経て京都で行われている同窓会最大の人気者です。佐竹本三十六歌仙絵のメンバーは人気者を囲みながら、残り少なくなった集う時間をしっとりと楽しんでいるようです。秋色の京博目次「佐竹本」を華やげる歌仙たち(後編)三十六歌仙絵は「佐竹本」だけではない「切断」はやはり、すべきでなかったのか?Tweetsby36kasen2019「佐竹本」を華やげる歌仙たち(後編)バラバラになった佐竹本三十六歌仙絵を集めた展覧会=同窓会は、以前にも一度だけ開かれています。今から30年以上前の1986(昭和61)年、東京・サントリー美術館...京博「佐竹本三十六歌仙絵」展:後編_かけがえのない歴史の生き証人

  • 黄不動の彫像、世界最古のビザ_大津 三井寺の至宝が特別公開

    黄不動の彫像、世界最古のビザ_大津 三井寺の至宝が特別公開

    大津市の三井寺(園城寺)で、天皇陛下ご即位記念の特別参拝・公開が行われています。国宝の仏画・黄不動を模した、まばゆい輝きを放つ「金色明王立像」や、世界最古のビザで知られる国宝など、三井寺が誇る至宝にたっぷりとお会いできます。紅葉もとてもいい感じです。目次日本有数の苦難に見舞われながらも、日本有数の至宝を伝える幻想的な金堂内陣で、黄不動尊にお会いできる文化財収蔵庫にも国宝が勢揃い日本有数の苦難に見舞われながらも、日本有数の至宝を伝える中世の延暦寺との抗争や、秀吉による謎の闕所(けっしょ、寺領没収)など、三井寺は数々の苦難を乗り越え生き抜いてきたことから「不死鳥の寺」と呼ばれています。延暦寺との抗争では数十回以上焼討にあっていますが、開祖の智証大師・円珍(ちしょうだいし・えんちん)が中国から持ち帰った経典や大切な仏...黄不動の彫像、世界最古のビザ_大津三井寺の至宝が特別公開

  • 中国仏像、かけがえのない造形_大阪市立美術館「仏像 中国・日本」展

    中国仏像、かけがえのない造形_大阪市立美術館「仏像 中国・日本」展

    天王寺・大阪市立美術館で「仏像中国・日本」展が行われています。大阪市立美術館が誇る中国の美仏コレクションを中心に、悠久の中国の仏像造形の歩みをしっかりと体感できる展覧会に仕上がっています。目次大阪市立美術館の美仏コレクションの魅力中国で最初に仏教美術が花開いた北魏時代日本仏像のルーツ、隋唐時代にあり江戸時代になっても日本に影響を与えていたTweetsbybutuzo1012大阪市立美術館の美仏コレクションの魅力この展覧会に出展されている中国の仏像はすべて日本にあるもので、全国の美術館や寺から貸し出されています。うち半分近くを大阪市立美術館の所蔵品が占めており、中国石仏では日本屈指の名品揃いで名高い「山口コレクション」が中でも秀逸です。山口コレクションは、戦前に関西屈指の財閥だった山口家の中心人物の一人・山口謙四...中国仏像、かけがえのない造形_大阪市立美術館「仏像中国・日本」展

  • 京博「佐竹本三十六歌仙絵」展_中世の超絶技巧に驚愕:前編

    京博「佐竹本三十六歌仙絵」展_中世の超絶技巧に驚愕:前編

    京都国立博物館で特別展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」が行われています。歌仙絵の最高傑作がちょうど100年前にバラバラになって以降、37作品中31作品が揃うという、過去最高の出席率を記録している”同窓会”です。目次「佐竹本」はなぜ美しいのか?「流転100年」、佐竹本の数奇な運命とは?「佐竹本」を華やげる歌仙たち(前編)三十六歌仙絵は「佐竹本」だけではない「かけがえのない美術作品がどのようにして今に伝わっているのか」、展覧会では流転のいきさつにきちんとスポットをあてています。三十六歌仙絵の最高傑作の美しさは、歴代のオーナーはもちろん、観る者全員の心をとらえて離しません。内容が濃いだけにレポートも濃くなります。今回は前編です。「佐竹本」はなぜ美しいのか?日本美術は西洋美術とは異なり、単にモチーフを作品名としてきたた...京博「佐竹本三十六歌仙絵」展_中世の超絶技巧に驚愕:前編

  • 「日本の素朴絵」展 ゆるかわの名品が勢揃い_京都 龍谷ミュージアム

    「日本の素朴絵」展 ゆるかわの名品が勢揃い_京都 龍谷ミュージアム

    京都・龍谷ミュージアムで行われている「日本の素朴絵」展を見てきました。展覧会のサブタイトル「ゆるい、かわいい、たのしい美術」の通り、アニメのようにほのぼのとした日本美術を楽しむことができます。目次美術用語としての「素朴絵」に注目素朴な”ゆるかわ”日本美術をテーマにした展覧会がこんなにも”ゆるかわ”絵巻は鳥獣戯画より面白い庶民も知識人も”ゆるかわ”を楽しんだ埴輪や仏像にも”ゆるかわ”が美術用語としての「素朴絵」に注目この展覧会では、「うまい・へた」の物差しでははかれない、「ゆるく・とぼけた・あじわいのある」絵画を「素朴絵」と定義しています。展覧会を監修した跡見学園女子大学・矢島新教授が、松涛美術館の学芸員時代以来、長年取り組んできたテーマです。最初にこの用語を耳にしたとき、とても上手なネーミングだと感じました。「...「日本の素朴絵」展ゆるかわの名品が勢揃い_京都龍谷ミュージアム

  • 「聖域の美」奈良 大和文華館_寺社の境内図は時代の記録写真

    「聖域の美」奈良 大和文華館_寺社の境内図は時代の記録写真

    奈良・大和文華館で特別展「聖域の美」が行われています。寺社の境内図というあまり聞きなれないモチーフを主題とした展覧会ですが、展示の質の高さは大和文華館ならではです。目次中世の寺社は、大学であり企業でもあった宗教施設の境内図は西洋絵画では見かけないⅠ章聖域の静謐と荘厳Ⅱ章物語をはぐくむ場所縁起と境内Ⅲ章境内の記憶と再興Ⅳ章にぎわう境内境内図や登場人物から、大河ドラマの時代考証のような生き生きとした空間の描写を楽しむことができます。寺社境内図はいわば、いにしえの空間の記録写真のようなものです。中世の寺社は、大学であり企業でもあった現代の感覚で寺社と言えば、荘厳な空間、積み重ねた歴史、自然との調和といった、祈りと観光の場です。現代のようになったのは江戸時代になってからで、それまでの中世ははるかに大きい存在感を示してい...「聖域の美」奈良大和文華館_寺社の境内図は時代の記録写真

  • 嵐山らしい美術館が誕生_福田美術館 開館記念コレクション展

    嵐山らしい美術館が誕生_福田美術館 開館記念コレクション展

    京都・嵐山でしか体験できない空間が10/1にオープンしました。福田美術館です。開館記念「福美コレクション展」では、江戸・近代の日本美術の名品を渡月橋と大堰川の絶景をのぞみながら楽しむことができます。目次福田美術館とは?最先端の鑑賞提案近代京都画壇の名品をカバーしている江戸絵画の名品もカバーしている嵐山の絶景をのぞみながら、質が高くブレのないコレクションを味わうことができます。快適な鑑賞を後押しする、日本の美術館では稀有な鑑賞システムも整えています。嵐山を訪れる機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。とても斬新な印象を受けることほぼ間違いなしです。福田美術館とは?館名はコレクターを表しています。消費者金融大手・アイフルの創業者で、現在も社長を務める福田吉孝氏です。出身地の京都でアイフルを10代で創業し、日本屈...嵐山らしい美術館が誕生_福田美術館開館記念コレクション展

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