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今考え中だ https://tamami2922.hatenablog.com/entry/2019/10/25/203654?_ga=2.121906377.314381376.1572141525-895634030.1560422379

こじらせた中年の小説がメインのサイトです。恋愛市場引退と言いつつ恋愛する私。空虚はもう飽きた。ゆらゆら帝国のようにゆらゆら生きていきたい。メンヘラが大人になると?独り言「死にたい」も増え、空っぽな心、酒と音楽。primeと、スポティファイ。

空っぽを愛と責任で埋めようと頑張る毎日。

ラヴィル
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2019/10/27

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  • また新連載最終話:卒女生徒

    また新連載最終話:卒女生徒

    イラストbyユペたろ~ 「モデルルームにご案内します」 「あのね、その物件が、わたしがとっても気に入るものであってもね、わたしは絶対にあなたからは買わない。それは絶対なの。フィンガーボールの水を飲むその王女の崇高さ。あなたも見習った方がいい」 ムートンのコートを着ていない割には妙なウソをついたものだ。とっさに言った「作家」。それにわたしは奇妙に胸が打たれた。わたしが作家であったなら。最後まで読んで笑ってほしい。I can speak English.Can You speak English? Yes I can. とても美しい飲んだくれの弟が、どれだけの人を微笑ませようか? そして涙を流させ…

  • 卒女生徒:目次~

    卒女生徒:目次~

    イラストbyユペたろ~ tamami2922.hatenablog.com 11tamami2922.hatenablog.com 8tamami2922.hatenablog.com tamami2922.hatenablog.com 5tamami2922.hatenablog.com mami2922.hatenablog.com tamami2922.hatenablog.com

  • また新連載11:卒女生徒

    また新連載11:卒女生徒

    イラストbyユペたろ~ そしてこの前、中年の女性に罵声を浴びせられた。 「なんだい、この、愛想のない女は、受付のくせして笑いもしない。いやな女だ。わたしはスピッツを三匹も飼ってるんだよ。貧乏人じゃない。貧乏人扱いするんじゃないよ」 と。私はそれに対し、 「ご不快にさせてしまって、大変申し訳ございません」 と言った。そしてその後も通院しているその女性とわたしは、世間話や、エンタメ情報などを共有するほど親しくなった。それもうれしいトピックかもしれない。 でも誰にも秘密にしていることがあった。最近、病院が開いてしまうまでではないが、たまに数分の遅刻をするようになった。目当ての電車に乗れない時だ。ナイ…

  • また新連載10:卒女生徒

    また新連載10:卒女生徒

    イラストbyユペたろ~ 楽しい想像は止まらない。赤信号で立ち止まる。それと一緒にマンションの夢想からも少しだけ覚める。信号の向こうにはわたしが住む予定の、マンションがあるみたいだ。そして気づいた。信号の向こう側には、あの青年がいた。ふっと「忍耐」というワードが浮かんだ。信号が青になる。わたしの鼓動は早くなる。あの時と同じ格好をしている。違うのはこの前はボーイフレンドデニムで今は黒のクロップドパンツっていうマイナーチェンジに過ぎない。あの青年はきっと私に気づく。そして「ああ、この前の」って言うだろう。誰か同年代の男の人と笑って話しながら、わたしとの距離はどんどん縮まっていく。それは短い時間だった…

  • また新連載9:卒女生徒

    また新連載9:卒女生徒

    イラストbyユペたろ~ お風呂からでる。ショーツ一枚の姿で、体重計に乗る。そしてパジャマを着て、お手入れをする。わたしの心はどんどん小さくなっていく。そして石みたいに固まる。もう入れ物だってとっても小さい。点にしかそれは見えない。太っているくせに、とても小さく固まる何か。それが今のわたしだ。 さっき買えるはずがないと思ったマンションだったのに、今、温かいパジャマを着て、温かいコーンポタージュを飲む。すると、悔しくなる。わたしだけがみじめなんじゃないかっていう被害感。わたしを視界に入れず、透明人間だと思った人たち。わたしマンションを買うの。それって借りてるわけじゃない。わたしの物なの。わたしのマ…

  • 吉本隆明氏との、あれこれの想い出(S医師への手紙から)

    吉本隆明氏との、あれこれの想い出(S医師への手紙から)

    写真提供by知人I氏 ・吉本氏 亡くなって何年なんだろう。 わたしと吉本さんの出会いをかきます。まず今持ってないし、本の題名も覚えてないんだけど、なんか、吉本さんと、田原さんという精神療法の研究をやっている方の対談の本があって、それを読んで、「ふーん」とか思い、田原さんに手紙を出したんですよ。あんまり覚えてないけど、まあ多弁が高じてのお手紙だったんじゃないかと。そして内容は自分の病状について書いたんです。そしてその田原さんが、わたしを恵比寿まで呼んでくれて、お話を伺ったり、漢方薬をもらったりしてたんですけど、わたし毎回文章を書いて、恵比寿に行ってたんですね。そしたら田原さんが、わたしの文章はず…

  • また新連載8:卒女生徒

    また新連載8:卒女生徒

    やっぱり考えるまでもない。渋谷でのパーティーとかなんとかは断ろう。あの時はそう答えて、そう思った。確かに「進もうと思わなければ止まっている」というのは本当だ。日常のルーティンをおろそかにしたくはない。怠惰へ落ちていくのはいやだ。だからお弁当も作るのかもしれないし、掃除機をかけるのかもしれない。休みの日に本棚や棚に置かれた雑貨を雑巾で拭くのかもしれないし、手抜きではあっても休日のお昼だってお夕飯だって作るのかもしれない。 そうやって逃れてる。今のところ大きな失敗はない。逃れているつもりだ。でもわたしのしっぽを掴もうと、なにかに追われてる。だから隠れてる。それは父の実家、山形の押し入れの中かもしれ…

  • また新連載7:卒女生徒

    また新連載7:卒女生徒

    そうそんなことを考えながらムートンコートを着たわたしを誰もがステキ女子だと思っているだろうと思いながら通勤した。ステキ女子? ばかばかしい。わたしはただの冬ごもりをする前の、やけに鮭ばっかり食べているクマにしか過ぎないのだ。そう、昨日わたしだって鮭を食べた。ムートンコートっていうのは四五キロ未満の女子しか着るべきではないっていうことがやっとわかった。 「うん。クマさんみたいだけどね、これってとってもあったかいの。わたし寒がりだから」やっとそう言った。そして看護師さんたちとも共同のロッカールームでムートンのコートをハンガーにかけ、ロッカーにつるし、白いブラウスと黒いスカートを身につけた。別にカッ…

  • また新連載6:卒女生徒

    また新連載6:卒女生徒

    渋谷の貸し切りのレストラン。クリスマスパーティー。なにかを飲んだり食べたりしたら、パウダールームでコンパクトを開き、口紅を直す。それを羨ましいと思う。クリスマスを主張しすぎない、でもクリスマス仕様のマフラーを巻いてセブンで黒糖饅頭を買う私。それはやっぱり、美しいのだろうと思う。飾られている花、その花の固い葉に触れたら、手に傷がつくかもしれない。そんな生きていることを、わたしにたいしてビビッドに主張する花や葉がたくさんあるのかもしれない。それはわたしの手を傷つけ、血を出させるのだから、わたしにもわたし自身の生を思い知らさせるだろう。けれど、やっぱり参加したくない。それは絶対だ。初めて会った人と、…

  • また新連載5:卒女生徒

    また新連載5:卒女生徒

    そこまで思ったら、なんかシラッとした気分になった。そうね、確かにここまで育ったのはお父さんとお母さんのおかげ。それもある。でも途中からはお父さんお母さんに育てられながらも、たくさんの人や物ものに育ててもらった気がする。死んでしまおうかって思ったときに見たプロレスの名勝負とか。そう、そういうもの。死んでられない。生きてやる、その時はそう思ったような気もする。ありがとう、みなさん。ありがとう、弱さを見せてくれた人や物。それはわたしの、もしかしたらある「やさしさ」を育ててくれました。おしめだってありがとう。おまるだってありがとう。ご飯だってありがとう。あーーーー、つまらない。そういうことを考えてつま…

  • また新連載4:卒女生徒

    また新連載4:卒女生徒

    わたしは 「いつ?」 と尋ねる。意味がよくわからない質問かもしれない。けれど風のたてるビュービューという音のせいなのか、波のどすんどすんとテトラポットにぶつかる音のせいなのか、青年にはわたしの言葉が届かないみたいだ。そして今度は 「どこから?」 と尋ねる。これも意味がよくわからない質問だ。そして前回と同じく青年にその言葉は届かないみたいだ。 温い温度と湿気。波がぶつかる大きな音。風が行き止まりにあったようなとぐろを巻くようなうねり。その時高波が来た。一瞬のことだった。波は青年もわたしだってさらう。海中に沈んでいく。鼻と口からブクブクと泡が出る。青年も見当たらない。そしてまた上昇する。すると白い…

  • また新連載3:卒女生徒

    また新連載3:卒女生徒

    「まだ、アップルパイもホットココアも半分以上残ってる。もうちょっといてくれよ」 わたしは今度は「いてくれよ」と言われた。そう言われた。「いてくれよ」、と。わたしはその言葉に打たれた。深い安堵を感じた。そして座り、アップルパイを手に取った。まだ熱いくらいだ。そしてとうとう馬鹿笑いをしてしまって、 「あのね、このさ、ムートンのコートだけど、フェイクじゃないの。リアルなのよ。つまり羊一頭は死んだかもしれないわね。ご愁傷様だわ。気の毒にね。まあ、それはそれとして、今日買ったの。念願だったんだ。何年も前からそのブランドはムートンコートを出していて、毎年試着して、そのね、試着するのって、店内じゃない? そ…

  • また新連載2:卒女生徒

    また新連載2:卒女生徒

    でも「順調に進んでる」って言っていいのかなって思う時もそれはある。だって彼氏がいたことなど、人生のうち、一回もないのだから。それでいいのかなって思う。時々すっごく思う。誰にも言えないけれど三十のわたしはまだ処女だ。そういう女子っているのかなって考えたときに、ふっと前を向くとここいら辺では一番背の高い、タワーマンションが見える。このタワーマンションに知り合いなどいないし、中は知らないけれど、てっぺんについている、ピカピカ点滅する、その灯りが可愛いなっていつも思う。きっと広いリビングがあるんだろうなとか、やっぱり床暖なのかなとかも思うけど、そんなことより、やっぱりあの一番てっぺんにある赤い灯り、ピ…

  • また新連載1話:卒女生徒

    また新連載1話:卒女生徒

    それにしてもあの話には驚いちゃったな。でもなあ、そういうの、もう当たり前なのかな? だってヒロコとわたしは同級生。だから来年三一才になるわけだ。そうして旦那さんがいて、ヒロコだって美容部員として百貨店で働いているのだから、そういうマンションの資料請求とか、マンションのモデルルームを見学するとか、そういうのってまあ、不思議でもないのかもしれないな。変な話、なんかヒロコの旦那さんって大手の出版社の編集って聞いているけど、いくらくらいとってるんだろう? だってマンションっていうのは、数千万とか、億を超えるとかそういうのもあるわけなんでしょう? ヒロコの話によれば、旦那さんはとんでもなく早いスピードで…

  • (お礼を込めて)赤鼻のトナカイさん

    (お礼を込めて)赤鼻のトナカイさん

    今は2015年12月25日、0時29分だ。つまり今日はクリスマスであって、昨日はクリスマスイヴだったわけだ。イヴ。それを人は大いに祝う。誕生のわくわくに誰もがじっとしていられないのだ。 そう、わたしもだ。順ちゃんが買ってきたオードブルとチキン、ケーキをむしゃむしゃと食べて、順ちゃんが飲めない赤ワインを大いに飲んで、したたか酔っぱらい、今日はイヴであるからいいのだ、と病気のダイエット中のセキセイインコ、ポコちゃんに餌を多めにやったかと思うと、今度は、順ちゃんが来ないと刺す、と座った目で言ったそうで、ベッドに入った順ちゃんにしがみつき、 「誰が赤鼻のトナカイを笑えるってんだよお!」 と叫んだかと思…

  • 新連載の最終話:猫とベイビー

    新連載の最終話:猫とベイビー

    俺はそこで深呼吸をした。話しながらブレスの瞬間がうまくつかめない。 「俺はデートの最中、いつもゆきの爪ばかり見ていただろう?それは爪が貝殻みたいできれいだっていうこともあるけれど、それは他にも理由があるんだ。つまり、君の目を見れなかった。顔も見れなかった。まぶしすぎたんだ。太陽を直視できないように、まぶしすぎて、まぶしすぎて、ゆきの顔が見れない。ずーっとそうだったんだ。まぶしいんだ。どうしよもないんだ、どうしようもない、俺は君が好きなんだ。どうしようもないんだ。変なことを言うようだけど、今はゆきのことを普通の髪の長い女性って言う風に見える。そして下の歯が少しがちゃ歯なのも知ってるし、奥歯に虫歯…

  • 新連載11話:猫とベイビー

    新連載11話:猫とベイビー

    俺はやっとスマホを取り出し、少しいじってみる。そして電話帳を開けて、ただスクロールする。ダメだった。そんな心境で電話をしたら、俺の声はのどを狭められ、うまくしゃべれないだろう。そして泣きたい気持ちにもならない。終わりを見るときは他人は涙を見せず、ただふわふわ浮いているだけだってことを知った。そしてゆきに電話をする。呼び出し音が流れて、俺はすぐに電話を切った。やっぱりだめだ。おしまいは見ないで、ただの無職の24歳になってしまってもいい、そう思ったんだ。するとゆきから電話がかかってきた。出た。 「首尾はどう?」 「ゆき、聞いてくれ。俺はめんてぼを盗む子に失敗した。そしてさらに言えば、俺はさっき、ラ…

  • 新連載10話:猫とベイビー

    新連載10話:猫とベイビー

    そして緞帳がまた開く。向かいのホームに赤いラインの走った電車が止まり、乗客を吐き出してから吸い込む、そう深呼吸するようにして、また走り出す。そうだ。俺の目の前の緞帳は開かれ、何かが走って行った。始まるのだ。俺の冒険の第2章が。俺は腕が震えるような気分で、そしてそれは本当に震えはじめ、両手をぎゅっと握り、ワクワクした気持ちはあの赤いラインの走った風景と同じように見えたんだ。つまり走っていく。そういうことだ。 ホームでゆきに電話をかけた。ゆきに電話するなんて久しぶりの様な気がする。ゆきが笑いながら 「なあに?」 と言う。 「何でもないんだけどさ」 そこで特急が走り、俺の声もゆきの声もしばしかき消さ…

  • 新連載9話:猫とベイビー

    新連載9話:猫とベイビー

    俺はゆきにキスをした。居ても立っても居られないっていう風に。何度も角度を変えて、長く、長く、ゆきの唇にキスをした。 「苦しい、息ができないじゃない」 そう言ってゆきは笑うが俺は笑わない。 その時初めて知ったんだ。意志を持つ、人格のある、心のある女性を抱くということ。それはとても丁寧でとても優しい。壊しちゃいけない、そう思う。ただ愛しい。とても大事でとても愛しいという気持ちが湧いてくるんだ。そしてその愛しいという気持ちは何がどう変わろうと、空の色が何色になろうと、俺の身体がバラバラになろうと、続くんだ、そう思った。 そしてゆきは下着をつけたが、俺は真っ裸のまま、ゆきに 「ごめんね」 と言った。多…

  • 新連載8話:猫とベイビー

    新連載8話:猫とベイビー

    ゆきはおれの話を聞きながら、マルボロのゴールドに火をつけ、ふーっと吐いた。そして俺の話が終わると、それだけ?とでもいうような表情をして、こう言うんだ。 「私の元にはそんな話はいくらでも転がってるの。大抵の男性が似たようなことを家の玄関で宣言するわ。私はスリッパも出さず、「入ってよ」なんて言うこともない。それなのに、そういった人たちは、玄関で大声でしゃべるのよ。いずれは売れまくる大作家であるとか、いずれは有名な外科医であるとか、アバンギャルドなアーティスト、そんなことも言う人がいる。果ては現在のエジプト情勢を俺が何とかおさめ、ノーベル平和賞をとると言う人もいたわ。そういうの、もう飽きてるの。だか…

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