chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
陽西三郎
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/10/04

arrow_drop_down
  • フライドフィッシュ定食

    フライドフィッシュ ある小さな島のお話です。 南の小さな村に小さな港があった。数人の漁民が小さな船で遠くの海まで漁をすることがあった。太平洋の赤道近くの海にまで魚を釣りに出かけるのだった。 真夏の天気のいい日の出来事である。あまりの暑さに水温も上昇し、海上温度も50度にもなっていた。 釣り上げた魚が海から釣り上げた瞬間、太陽熱に焼かれ、まるで煮魚になったように釣り上げられたのだ。 漁師はビックリして、その魚をそのまま海に戻そうとした。でも、もうお昼時期なので、昼飯にでも食おうかとそのまま食べてみると、ほんとに美味しい、塩煮魚の味がして、骨のまわりまで食べられるほどであった。 「こりゃ簡単だ、さ…

  • 十字路交差点事件

    十字路交差点 ー2019年10月1日のことである。 人通りの少ない交差点である。 「車の種類はわかっているのか。」 「まだ、分かっていません。」 すべての車が動き出した。 「どの車に乗っているのだろうか。」 「あの車が怪しいんじゃないか。」 「そうだ。あの車の追跡を依頼しよう。」ー 「ユーチュブ映像『十字路交差点事件』より」 僕はあるユーチュブの映像で気になるものを見つけた。 僕が住んでいる街にそっくりな交差点の映像であった。2019年10月1日、僕はちょうどこの映像が写された時間にそこにいた。映像を見ると左側の男女ペアが写っているのが見えるだろう。その二人は僕と知り合いの女性である。 僕は、…

  • 金豚が空を飛んだ 3

    豚のグッズ ー社会にまだインターネットが普及しない時代のことだよ。ワープロもなく誰もが手書きで文字を書き、家庭に一台の黒電話の時代だねー ーこの島は特に遅れていた。戦争が終わて30年近く異民族に支配され、やっとJ国に吸収されて2年後のころのことだよ。 J国へのパスポート携帯が必要なくなり、自由に往来できるようになった。若者はだれでもJ国の大都会を目指して行った。とくに首都のTエリアへの移動はまるで民族の大移動のようだった。 でも、わたしは行かなかった。地元の高校を卒業して1年考えて、逆に父の生まれ育った南の小さな島K村に行くことに決めたのだ。 わたしの父の姉、つまりは叔母の家は農家で、サトウキ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、陽西三郎さんをフォローしませんか?

ハンドル名
陽西三郎さん
ブログタイトル
ショットなストーリー
フォロー
ショットなストーリー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用