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2019/10/03

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  • こんなところに古い石積みが?

    私たちの生活の中に溶け込み、当たり前のように通り過ぎている……そんな石積みの中にも、意外と古いものが残っていることがあります。前回の記事でご紹介した、山梨の石工集団である大久保家。彼らが残した石積みのひとつと思われるものが、山梨市に残っています。これは、県立日川高校の南側に残る石積みです。大久保森造氏の父である善次郎氏が積んだという記録が残っており、造られた時期は高校が開校した明治34(1901)年と考えられます。積み方は、ほぼ同じ大きさの石を整列させた状態に積み上げる、「布積み」を使用しています。大久保森造氏が記した『石垣の秘法とその解説』では、布積みの石積みは橋梁のピア(基礎部分)、鉄道のホーム台、屋敷の周囲などに適していると書かれており、実際にこのような場所では布積みの石積みを見ることができます。ま...こんなところに古い石積みが?

  • 矢羽積研究会始動中!

    写真⇧のような石垣、見かけたことはありませんか?このように、石を斜めに重ねて積んでいく積み方を矢羽積と言います。私たちの日常に当たり前のように存在しているこの石垣ですが、一体いつ、どのように生まれ、定着していったのでしょうか。そのカギを握る?かもしれない存在が、実はここ山梨にいたことがわかっています。明治時代から戦前頃にかけて、山梨県内を中心に河川工事や中央線敷設工事に関わった、大久保家という石工集団。この集団のひとり、大久保森造氏の著書、『石垣の秘法とその解説』(1958)には、大久保家の石工らが、笹子トンネル東方約1里の場所にある森林付近の現場で、石積みを「ウタテ」がえし積にすることに成功し、以後この積み方が普及し、誰というとなく矢羽積ともいうようになった……という内容の記載があります。また、「大正の...矢羽積研究会始動中!

  • 第1回フォーラムが開催されました

    4月20日(日)の午後、山梨県立文学館を会場に、本フォーラムの最初の講義・講座を開催しました。50名近くのご参加をいただき、初回としてまずまずのすべり出しとなりました。今回の内容は、塩澤法政大学教授と出月フォーラム副代表による講義「山梨の歴史文化の魅力の再認識・再評価」で始まり、続いて西海甲府城研究会会長による講座「甲府城の歴史」(写真上)でありました。いずれもこれからの本フォーラムが繰り出そうとする「山梨の歴史文化の魅力」の引き出しの多様なことをしめしたい、というところが底辺にありました。前半の講義の終了後には、会場内に用意された甲府城絵図(複製資料)の解説などもあり、参加者が知りたいことに応える場面が演出されたものとなりました。次回のフォーラムは、5月25日(日)13時30分~@山梨県立文学館となりま...第1回フォーラムが開催されました

  • これからよろしくお願いします

    紆余曲折しながら令和7年度から新装開店のやまなし地域文化フォーラムこれからよろしくお願いいたしますこれからよろしくお願いします

  • 第1~3回の参加申込

    第1回4月20日(日)13:20~16:30分会場:山梨県立文学館募集50名講義:山梨の歴史文化の魅力を再認識・再評価法政大学教授塩澤裕仁・当フォーラム副代表出月洋文講座:甲府城の歴史甲府城研究会会長宮久保真紀第2回5月25日(日)13:20~16:30分会場:山梨県立文学館募集50名講義:甲斐の原始①(旧石器~弥生時代)茅ヶ岳歴史⽂化研究所佐野隆講座:甲府城下町の文化と賑わい湯之奥金山博物館館長信藤祐仁第3回6月16日(日)13:20~16:30分会場:山梨県青少年センター募集45名講義:甲斐の原始②(縄文土器・土偶)南アルプス市教育委員会/甲信縄文文化発信・活性化協議会保阪太一講座:甲府城下町の人々と生活山梨県埋蔵文化財センター金子誠司第1~3回の参加申込

  • 街中の明治期のレンガ造り

    史跡甲府城跡(舞鶴城公園)の南側エリアが整備され、甲府市の歴史文化交流施設、交流広場がこの4月19日(土)にオープンします。(山梨県甲府市丸の内1丁目250‐1)甲府市ホームページこの場所は、近世では甲府城の城下町の武家屋敷地でした現在、その場所にたたずむレンガの壁。壁は、今から117年前の明治41年に建設された甲府税務署のレンガ壁です。西側の境界の壁とされています。高さは1.9m程。レンガの積み方は、フランス積みと呼ばれる工法。レンガの小口(短い面)と長手(長い面)を交互に積み重ねて積み上げています。目地の美しさがありますね。イギリス積み(小口と長手を一列にそれぞれ並べて積む工法)に比べ、フランス積みは強度が弱いとされ、この時期のフランス積みの構造物が残っているのは貴重だそう。〇イギリス積みの構造物:2...街中の明治期のレンガ造り

  • レンガでできた鉄道施設〜長禅寺架道橋〜

    新年度がはじまり、早いものでもう一週間ですね。山梨から新天地へ旅立った人もいれば、山梨で新しい暮らしをはじめた人もいるでしょう。そんな私たちの移動を支えるものの一つに鉄道がありますよね〜特急あずさ号やかいじ号に乗ったことは、みなさんも一度や二度ではないはず?(あずさ2号は現在ダイヤにないとか・・・)特急あずさやかいじ号の走る中央本線の歴史は、今から120年以上も昔。中央本線の開通に至る歴史について今回詳細は省きますが、八王子を起点とする現在のルートの建設は、明治29年から工事が始まりました。その後、明治34年に、八王子から上野原の区間まで開通し、明治35年には、当時日本で最も長いトンネルであった笹子隧道が完成し、明治36年(1903)6月に甲府駅まで開通します。今日は、そんな近代の歴史を物語る鉄道施設を紹...レンガでできた鉄道施設〜長禅寺架道橋〜

  • 富士山へ向かう道と道標

    盆地には春がやってきましたが、富士山はまだ雪景色です。今回は、そんな富士山の麓、鳴沢村にあるこちらの道標を紹介します。道標は、漢字のとおり、道しるべのこと。道路の向かう先や目的地などが書かれています。近寄ってみましょう。向かって右側には「人穴道」、左側には「山道」と書かれています。(人穴に向かう道についてはまた次の機会に!)「山道」は、青木ヶ原を通って現在のスバルライン五合目にある小御岳神社に向かう道です。この道は、地元の方がきのこの採取など、生業に使う道だったそうです。富士山といえば、信仰の対象として有名ですが、地元の方にとっては親しみのある生活の場でもあったと思うと、私にも身近に感じられてきます。富士山へ向かう道と道標

  • 法泉寺の桜~武田勝頼の歯髪塚

    桜があちらこちらで咲き始めました。みなさん、春ですね!さて、今日は桜にちなんだ山梨のむかしばなしをひとつ。写真は、甲府市にある法泉寺にある武田勝頼の墓所です。戦国武将武田勝頼は武田信玄の息子としてうまれ、後継者として激動の時代を生きた人物です。近年の大河ドラマ「どうする家康」では、眞栄田郷敦さんが演じて話題となりましたね。天正10(1582)年3月、甲斐国は織田信長と徳川家康の連合軍の侵攻を受けました。武田勝頼は居城である新府城を焼き払い、東へとむかい再起を図ることとしましたが、最期は天目山のふもと田野というところで自害したとも討ち死にしたともいわれています信長の配下に打ち取られた勝頼の首級は、息子信勝の首級とともに首実検に供するため西へ西へと運ばれていきました。そして現在の長野県で信長と対面したのち、さ...法泉寺の桜~武田勝頼の歯髪塚

  • これは徳利!?

    石造物に関心を持ちながら知らない町サンポをしていると、面白い発見が時々あります。江戸時代からある徳利型墓石もその一つ画像の資料は表面加工がとても綺麗で、機械加工ではありませんでした。いつの時代も酒好き、洒落好きの方がいるもんです。これは徳利!?

  • 甲府城でお花見🌸

    最近ずいぶんあたたかくなってきたと思っていたら、史跡甲府城跡にも春がきていました!早い桜は、もうほとんど満開の様子。荒々しい野面積み石垣と桜のツーショット、素敵ですね〜🫶この季節しか見ることができない景色です!ぜひお花見がてら、お気に入りの「石垣&桜スポット」を探してみてください🌸*・(ちなみに私は、鉄門から階段を降りて、坂下門へ向かうところの桜&石垣スポットを推しております♡).*・゚.゚・*.*・゚.゚・*.*・゚.゚・*.*・゚.゚・*..*・゚.゚・*..*・゚.゚・*.*・゚.゚・*.☆やまなし地域文化フォーラム第1回〜3回の参加を受け付けています☆申込はコチラ⇒第1~第3の参加申込甲府城でお花見🌸

  • 『縄文のデザイン展』開催

    『縄文のデザイン展』開催-山梨デザインセンターこけら落とし企画展~縄文が未来のデザインを拓く!~山梨の縄文文化を「デザインの視点」から再評価する展示です甲府駅から至近。県庁内の防災新館で4月21日(月)までの平日9:00~17:00に無料で観られます❗️※土曜日、日曜日、祝日はお休み『縄文のデザイン展』開催

  • 近世村落を繋ぐ古道

    日曜日、連携団体の仲間と甲州市下萩原と牛奥を繋ぐ古道を調査途中で良い感じの湧水施設を発見江戸時代の旅人も疲れを癒したのかなモルタルで少し補強されていたので近現代も現役ですね~近世村落を繋ぐ古道

  • 山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その3)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

    (画像出典:保坂康夫2009論文のものに一部加筆)特殊な土器埋納遺構は、どのようなものだったのか、についてみていきます。安道寺遺跡は、1976年(昭和51)に国営の笛吹川土地改良事業管水路埋設工事に先立って発掘調査されています。上の図は、遺跡の中をまっすぐに伸びる管水路の計画ライン上に発掘調査区が設定された状況と、その南端部で確認された17号址という竪穴建物跡のなかにある土器埋納遺構の場所を赤く示しています。その場所で検出された深さ70㎝ほどの土壙(どこう;素掘りの穴)のなかに、今回指定すべきものとされた深鉢形土器が、たたみ込むようにして納められていたものです。(画像出典:保坂康夫2009論文による)その土器埋納遺構についての詳細は、前回紹介の保坂氏の2009年の論文で確かめることが出来ます。ちょっと難解...山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その3)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

  • 山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その2)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

    (画像出典:保坂康夫2009論文による)前々回記事の続きです。このほど新たに重要文化財指定すべきものとして答申された安道寺遺跡の深鉢形土器は、「1箇」とされていますが、資料をよく見ると「附(つけたり)」として深鉢形土器1箇と深鉢形土器把手4点があわせて指定されるべきものとされていることがわかります(前回記事の添付画像参照)。その具体的な構成内容については、保坂康夫氏が2009年に山梨県立考古博物館・山梨県埋蔵文化財センター『研究紀要』第25号に著した論文「山梨県甲州市安道寺遺跡の特殊な土器埋納遺構」のなかで示された上の画像により具体的に確認することができます。この保坂氏が指摘する特殊な土器埋納とは、いったいどのようなものでしょうか。この点は、今回の重要文化財に指定すべきとする考え方のなかで、たいへん重要な...山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その2)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

  • 山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その1)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

    (画像出典:文化庁2025.3.21発表資料による)上の画像は一作日(3月21日)、文化庁から発表された、新たに国宝や重要文化財に指定されるよう文化審議会から答申されたもの(国宝4件・重文42件)のうちの1つで、山梨県は甲州市の安道寺(あんどうじ)遺跡出土の深鉢形土器の説明資料です。この安道寺遺跡の深鉢形土器は、縄文時代中期の曽利式という形式に属す約4,500年ほど前のもので、高さが83㎝もあるものです。近くの殿林遺跡から出土した同じ曽利式の深鉢形土器が昭和63(1988)年に重要文化財指定されていますが、その高さは72㎝。いずれも縄文土器としてはたいへん大きなものですが、今回の深鉢形土器の方が、突起(「把手」と呼ばれる)が4つ付いていて数字的により大きくなっています。この記事は、(その2)に続きます。山梨の縄文土器がまた1つ重文に(その1)「安道寺遺跡の深鉢形土器」

  • 現在テスト中 運用は3月20日からです

    申し訳ありません現在ブログ調整中+試験運用中です正式版は3月20日(木)からです。現在テスト中運用は3月20日からです

  • これからよろしくお願いします

    紆余曲折しながら令和7年度から新装開店のやまなし地域文化フォーラムこれからよろしくお願いいたしますこれからよろしくお願いします

  • やまなし地域文化フォーラムの概要

    『やまなし地域文化フォーラム』について令和7年(2025)3月1日1経緯本会は、平成21年(2009)4月1日に甲府城跡鉄門復元整備事業に係わる行政職員や有識者、技術者の有志により「山梨伝統技術研究会」として発足した。発足後は、会員による講演会、「石垣つめるくん」の開発、イベント等での普及活動に取り組んできた。その後、平成27年(2015)からは「甲府城研究会」と連携し、平成29年からは「やまなし文化財保存フォーラム」や平成30年(2018)からは「文化財調査・技術研究フォーラム」として「甲府城下町を語る会」の企画運営や講師派遣の支援をしてきた。この度、会の名称を「やまなし地域文化フォーラム」に改正し、これまでの各団体の系譜を引き継ぎながら、調査研究や社会貢献を進めていく。2設立趣意フォーラムは、山梨の歴...やまなし地域文化フォーラムの概要

  • やまなし地域文化フォーラムの会則です

    『やまなし地域文化フォーラム』会則(目的)第1条本会は、山梨県の歴史、文化、考古学愛好家のための団体として、同好の者の相互交流と友好親睦を図りつつ、会員相互の情報交換や成果の発表並びに調査研究への支援・協力に資することを目的とする。2本会は山梨県内市町村の行政機関やその他大学等の調査研究機関との密接な連携のもとに、同好の者と積極的に交流し調査研究を推進する。第2条本会は「やまなし地域文化フォーラム」と称する。2本会の事務局は代表宅に置く。(会員)第3条本会の目的および趣旨に賛同する者をもって会員とする。会員は、諸事業に参加することができる。2本会の会員は、権利と義務の履行については平等であり、会の円滑な運営のために互いに理解し合い、協力し、その発展のために尽力し合うことに努める。(事業)第4条本会は、前条...やまなし地域文化フォーラムの会則です

  • テスト 令和7年度の年間スケジュール

    本年度の予定です。原則、毎月第3日曜日ですが、今年度は会場の関係で5月、8月、9月は異なっているのでご注意ください。また、中止や変更についてこのブログで公表しますので、ご確認ください。参加希望の方は、左のカテゴリー「参加申込」から手続きしてください。テスト令和7年度の年間スケジュール

  • テスト 令和7年度の事業案内

    やまなし地域文化フォーラムからのお知らせ令和7年度(2025)の事業案内です。皆さま一緒に山梨の歴史文化を勉強し、その価値や魅力を未来に継承しましょう。テスト令和7年度の事業案内

  • 探訪!山梨市妙見尊part4【終】

    久萬です!さて、ついに最終回。いよいよ懸造りの堂と対面です。登山道を登っていくこと30分ほど、、、急に視界が開け、ついに登場!いやはや、立派じゃないですか!ちゃんと断崖に懸造りになってますね!堂はなんとトタン屋根、昭和時代に改修したのでしょう。いちおう、横に入り口状の突き出しがありました。が、堂の床はかなりボロボロ😫入るのは諦めました。そしてこれは、、、!景色の良さそうな予感!!⬇️⬇️⬇️うひょー!甲府盆地、御坂・一宮あたりを一望ですな!帰り際にはすこし雲がとれ、、、富士山!「じーふー」が!分かりますか?汗なんとなく、この景色を見ただけでも来て良かったーという感じになりました。ややボロボロになりつつあります。人も滅多には来ないでしょう。ですが、なんとかこれも文化財として後世に残していきたいなあ...探訪!山梨市妙見尊part4【終】

  • 探訪!山梨市妙見尊part3

    久萬です。あけましておめでとうございます🎍いやあ、すっかり更新をさぼっていましたが、やっと第三弾。もう前回を覚えてないよという声が聞こえてきそうです。さてさて、いよいよ山を登りますよ!フルーツラインから林道へ。流しそうめん屋の看板を曲がります。流しそうめん屋さんまでは10分くらい?もう少し歩くと、見えました「妙見尊」の文字。登山ルートはこれが頼りです。妙見尊→の先は、、、鳥居っぽいものがお出迎え。うーん、草ボーボー。不穏な空気が漂います。が、草ボーボーエリアを越えると、普通の登山道が現れました、よかった!石灯籠も立ってますね。九十九折の登山道を登っていくと、、、二丁目と記された標識が!ところどころに、○丁目の標識が立てられていました。十一丁目、というすごーい中途半端なところまで登ると、いよいよ懸...探訪!山梨市妙見尊part3

  • あと少し 頑張ろう白河小峰城

    通い始めて、もう9年。今日は小峰城からです。震災で傷んだ石垣もほぼ完治‼️全域開放までもうひと踏ん張りな段階にきました。しかし、小規模な復旧や園路、広場の整備などがもう少し続きます。何とか見守ってください。大崩壊した本丸南面石垣あと少し頑張ろう白河小峰城

  • 加藤光泰の墓、なぜそこに?

    伊予大洲藩加藤家。初代貞泰の父光泰さんの墓。文禄年間、半島出兵中に西生浦で亡くなった甲府城主。甲斐善光寺がメイン墓所でもありますが、自身が開基した山梨市牧丘の洞雲寺にも墓があります。なぜ、そこにお寺を建てる必要があったのか、未だにわかりません?加藤光泰の墓、なぜそこに?

  • 奇城、絶景、天然要塞 岩殿城跡

    東京に向かう、かいじ2号の車窓から、山梨県指定史跡岩殿城跡を📸小山田氏の居城であります。武田家滅亡後、小山田さんもいなくなりますが、武蔵、相模、甲斐の交通要所、甲州街道と江戸城との関わりからそれなりの関心が寄せられていました。また、最大のインパクトである礫岩に造られた奇城、天然要塞の感が凄いですね❗さらに、あまり知られていないのが8~9世紀からと言われる修験場としての歴史。修験窟の遺構もあるようです。中世城館の一側面だけでなく、まだまだ知らない魅力がありそうですね🎵奇城、絶景、天然要塞岩殿城跡

  • 石垣構築技術と地盤と甲府城

    写真中央のゴチャゴチャした石は安山岩の露頭(岩盤)😲築城期のエンジニア強固な地盤や自然地形熟慮しながら石垣築く甲府城は、根石をなるべく岩着させたがる傾向が顕著と思います❗しかし‼️強い岩盤に頼るのは、各地でフツーある事例。問題なのは、石垣構築技術と石垣強度をどう整理して考えるのか。文化財石垣の保存活用は難しいが、もうひと越えしないとね。石垣構築技術と地盤と甲府城

  • 近江坂本 穴太の里は楽しい石垣展示会場

    愛車石垣9号に乗って穴太の里を探索野面積みが好きな人にとっては石垣の屋外展示会古い石垣から新しい石垣まで個性的な積みかたが大放出❗横使いからの巨石単独縦使いリズミカルな石配り目が回る乱れ積み石垣の表現力は凄い❗近江坂本穴太の里は楽しい石垣展示会場

  • 甲府城本丸の矢穴から何を思うか

    甲府城本丸の石段よくみたら築城期の矢穴が❗この矢穴石、安山岩の岩盤であることが判明してますということは、やっぱり平山城で強固な岩盤の上に築城されたことがわかりますでも、ホントははつりたかったのかな~😲甲府城本丸の矢穴から何を思うか

  • 山梨県塩山と徳美藩

    手前の小山(独立丘陵)が塩の山。山梨県塩山(えんざん)の地名の由来。一説では、四方(しほう→塩)が見渡せる「四方の山」から転じたとの説。この周辺。戦国武田時代には蔵前衆、蔵前屋敷がありました。江戸初期の約70年間は、譜代大名伊丹氏が徳美藩(徳見、十組)を立藩。伊丹さんは武田家旧臣。江戸幕府では経済官僚的幕臣で在府。その徳美藩、お殿様のいない甲府城(甲斐国)を管理するという、ちょっと不思議な任務を持った藩だった模様。このお話は、近いうちに原稿化かな。ちなみに、写真奥は富士山🗻です❗山梨県塩山と徳美藩

  • 甲府城と高石垣

    甲府城高い野面積みだなぁお城の東側でひっそりと1590年代の甲府城築城期の遺構でも、「石垣が高い」から評価できる遺構ではないのです。何故高い石垣が積めたのか。そこが問題なのだ❗甲府城と高石垣

  • ちなみに再放送「NHKふるカフェ系 ハルさんの休日」

    ちなみに、再放送は今週5日の日曜日、16時10分からです❗ぜひご覧ください。ちなみに再放送「NHKふるカフェ系ハルさんの休日」

  • NHKふるカフェ系 ハルさんの休日

    昨年の台風15号で甚大な被害を受けた千葉県富津市金谷。そこにある「合掌館」も屋根が吹き飛ぶなど大被害💧合掌館は、岐阜白川郷から移築した歴史的建造物なんです。その合掌館を復興するプロジェクトをNHKさんが密着取材してくださり、今夜21時30分からNHKのEテレで放送されます。ぜひご覧ください。NHKふるカフェ系ハルさんの休日

  • ブログはじめるでーー!(੭ु´▼Д▼`)੭ु⁾⁾ウリャ

    都会、地方都市、街角、まちまちムラムラぽつーんと気づかれない文化や歴史の名残真剣に勉強したら大変だけど、無くならないうちに、楽しみながら路傍の文化財を記録していくで設定職業都内建設系コンサルタント街づくり係素性木村佳乃似の美人OL独身ミニスカ派目標週一で、パッと記録した地域のお宝になりそうなカットを勝手にアップ信念本気のバカは死ぬほど嫌い(あたいはフツーのバカ)好物ちるルンブログはじめるでーー!(੭ु´▼Д▼`)੭ु⁾⁾ウリャ

  • 明けましておめでとうございまちゅー

    明けましておめでとうございます❗本年もよろしくお願いいたします❗明けましておめでとうございまちゅー

  • 一年間お疲れさまでした 良い仕事ができたかなぁ?

    近江坂本は穴太の里愛車をゲットして。早速町なかに出発さっそく面白石垣を発見石垣自体は修理されていて、ごく普通な感じ何が面白いかと言うと、よくよく表面を見てください墨で点や直線が打たれていますおそらく変形した石垣を修理したときに、石同士の組み合わせや位置を記録した「墨打ち」文化財石垣の修理ではよくやる手法で重要な作業そんな墨打ちを小さな石垣でもしっかりかる丁寧な仕事と心意気今年一年、小さな仕事でもしっかりできていたかなぁそれではみなさんよいお年をお迎えください一年間お疲れさまでした良い仕事ができたかなぁ?

  • 甲斐善光寺で矢穴を見つけたぜ~

    広島城担当職員の方と浅野家柄みで、浅野長政墓所などを散策中。偶然に、武田信玄開基の甲斐善光寺(1558年)で矢穴を発見。間口約14センチ。このサイズ、山梨県では甲府城築城期(1590年代)の野面積み石垣と東光寺庭園の舟石(矢穴1個だけ💦)にしか確認されてません。善光寺の創建期の矢穴だ並行期の矢穴は未確認なため(石像物も含め)、ちょっと古い矢穴になるけど、甲府城築城期に関わる誰かが善光寺改修をしたときの遺構では?を含め由来を妄想中です。甲斐善光寺で矢穴を見つけたぜ~

  • ご無沙汰です 東京都日野市の七ツ塚古墳&島田髷

    かなり久しぶりの訪問です。日野市指定史跡七ツ塚古墳群(昭和36年指定)たまたま車で通り過ぎたので📷フムフム❗七ツ塚古墳群と言っても発掘調査などで9基以上のお墓があったようです。大昔、ちゃんとお勉強をしていたころの記憶では、かの有名な鳥居龍蔵博士が明治時代に発掘調査して「島田髷の埴輪」の出土で有名になった古墳、と記憶しております💦島田髷とは、時代劇でよく見かける女性の髪型かな?昔はもっと古墳らしいマウンドがあったような気がしますが、すっかり綺麗な公園に変貌し、写真の1基しか見当たらない💧そうそう😃💡神前式?和式?の結婚式でよく聞く文金高島田の島田のことですかね✨場所は、多摩川と谷地川(やじかわ)に挟まれた日野台良い場所でした&#127...ご無沙汰です東京都日野市の七ツ塚古墳&島田髷

  • チョッとパワースポットな感じ? 山梨の巨石

    山梨県甲州市の上萩原地区に大きな花崗岩がお祭りされています。この付近には「裂石」という山号をもつ雲峰寺もありますし、江戸時代には口止め番所もありました。車を止め、少し散策するとおっなかなかの大きさしっかりお祭りされています。しかも相当しっかり。節理で破断しているようで、人工的に割ったような痕跡や矢穴はないようですこの付近、明治時代になると山梨の一大採石地になり、全国で唯一県営採石業が営まれ始めます。そのお話はまた今度にしますが、この地域の石文化の原点ではないでしょうか。花崗岩の断面写真ですちょっと行きにくいところですが、先日あっぷした棲雲寺の石庭園とあわせ、何やら面白げな地域です。チョッとパワースポットな感じ?山梨の巨石

  • 房州石と石窯ピザ

    今日は千葉で今年最後の打合せに急遽参加❗打合せ前に、鋸山調査隊の人達とピザランチ☀️🍴写真の房州石の石窯で焼く、ご当地食材豊富な人気店🤤東京湾フェリー金山港やJR内房線浜金谷駅からでも徒歩至近🙆地域の歴史的石材とピザ🍕よい地域活性化に繋がってます。房州石と石窯ピザ

  • 甲斐石工が造った品川台場 観光でお出かけの際は思い出してあげてね!

    フジテレビのあるお台場すっかり観光地ですし、毎朝「めざましテレビ」に登場する御台場当初計画では、十数基建設予定でしたが、大変費用のかかる難工事完成したのは第1~6台場。第7台場以降は未完成か未着手でした。大正時代に史跡指定され、現在は第3台場だけが公園として自由に散策できます。第6台場は海鳥の巣窟と言われ、現在は上陸できません(;゚Д゚)品川御台場は、当時伊豆韮山代官をしていた江川英龍に幕府が命じて、外国からの江戸防衛のため建設した洋式の人工海上砲台。ところで、この第3台場。海のない山梨県の石工が他藩の石工とともに造ったんです。海のない山梨の石工が人工島を造るなんてと、思いますよね~海がなくとも360°山に囲まれた甲斐国は水害に見舞われやすく、また富士川舟運が大動脈でした。厳しい地形的制約の中で発達した河川技術...甲斐石工が造った品川台場観光でお出かけの際は思い出してあげてね!

  • 山梨県笛吹市の史跡国分尼寺 ≦ 花崗岩

    山梨県笛吹市にある甲斐国分尼寺(史跡)中央道勝沼インターまたは一宮御坂インターから至近で、春は桃の花などとてもきれいな散策文化財です今回のネタは、甲斐国分尼寺では石材の花崗岩この付近は中学校の社会科教科書でも登場する「金川扇状地」金川河川敷や周辺の石垣も白い花崗岩で美しい花崗岩の建物礎石が1300年間、鎮座し続けています訪問の目的は、礎石の風化程度の観察すべてが1300年間露出していたとは思えませんが、まぁ様子見ですそして同じ花崗岩と言っても、それぞれ表面の雰囲気が違いますこちらは大粒な鉱物粒子こちらは細かな鉱物粒子石英、カリ長石、斜長石、黒雲母、白雲母など専門家ではないのでよくわかりませんが、とにかく、花崗岩といっても学術的には細かく分類されますなぜ、このブログを書いたかというと、連戦している棲雲寺の巨石庭園...山梨県笛吹市の史跡国分尼寺≦花崗岩

  • 中央本線塩山駅にもう一つの駅遺構を発見

    最近、山梨県甲州市ネタが多いですが西沢渓谷、大菩薩峠、恵林寺など観光地駅として使われる塩山駅一昨年、ある論考を出したのですが、その際に塩山駅の東側に古いプラットフォーム様の遺構をみつけました。ご近所の人も記憶していない過去のホーム表面だけしか見えないので曖昧な点もありますが、皆さんにはどのように見えますか?ちなみに、石材は花崗岩・・・中央本線塩山駅にもう一つの駅遺構を発見

  • 山梨県大和村 不思議な地域の不思議な庭園 棲雲寺2

    先日の続きです。本当は、奇岩奇景の棲雲寺庭園風景の写真を気楽に投稿しようと思っていたのですが、当該物件「棲雲寺」の基礎情報を引っ張り出してみたら???こっ、これはという事態に。そもそも・大量の花崗岩転石による庭園は「自然」か「人口」→もともとどのような地形に創建したのか→山頂からの流水で表層の土砂を洗い流し、新たな露頭に若干の手を加えたという従来説は本当に可能なのか→現地案内の須弥山、九山八海、鶴亀石など偶然の産物なのかつまり、業海さんが人工的に作庭した場合、・作庭技術(土木技術)の系譜→禅宗の土木技術とは・誰がどの様に指揮して岩を運び配石したのか→石材の調達、運搬、配石方法等・作庭の元号(貞和4年か?)の銘が彫られた石材があるので目視し風化程度など確認したい→歴史の証拠と再検証・中国天目山の思想→山頂部に池状...山梨県大和村不思議な地域の不思議な庭園棲雲寺2

  • 山梨県大和村 不思議な地域の不思議な庭園 棲雲寺

    お待たせしました私の中華まん大賞が決まりました肉まんはデーリーヤマザキ(ヤマザキ)、ビザまんはセブンイレブン(新宿中村屋)となりましたので報告します山梨県甲州市に大和村があります。景色と水のきれいな渓谷の小さな村ですが、なんとなく負の歴史の証拠が多くある不思議な場所。例えば、上杉禅秀の乱による甲斐守護武田信満の墓天目山の戦いで武田家が滅亡有馬晴信の流刑地近藤勇率いる甲陽鎮撫隊(新選組)の甲州勝沼の戦いの戦場切子蕎麦発祥の地というのもありますが、地形的には甲府盆地の東端の端。交通では甲州街道、鎌倉街道、青梅街道など結束地付近。文化財的には国宝大善寺。勝沼地区も入れれば、なんだかんだ人が集まりやすく歴史的文化的に賑やかな場所なのでしょうかそんな大和村に武田信満が貞和4年(1348)に創建した臨済宗建長寺派棲雲寺(栖...山梨県大和村不思議な地域の不思議な庭園棲雲寺

  • 探訪!山梨市妙見尊part2

    妙見尊の麓には、古墳群が広がっています😦山梨市の岩下古墳群、山根古墳群です。このうち山根古墳群は、2005年の市史編さんで新たに古墳群と認識されました。わりと最近。岩下古墳群は牧洞寺古墳、天神塚古墳、山寺古墳、観音塚古墳の4基ですが、このうち観音塚古墳に立ち寄り〜。なんと、古墳の上に観音様が!観音塚古墳のゆえんですね〜。奥の山の中腹に妙見尊が。南向きに開口する横穴式石室をもっています。魅力的〜!!ということで、今回もまだ登りません。笑次回、登山編⛰久萬探訪!山梨市妙見尊part2

  • 井の中の蛙 たまには大海へでよう

    先日、東京大学名誉教授の藤森照信先生の講演を偶然お聴きする機会がありました。うーん💦面白すぎで、一発でファンになりました❤🎊💯仕事柄、歴史的建築物については、過去から多くの著名な先生方に指導を頂いたり🙇、各地でお付き合い🍶。しかし、最近何かと近代建築物について調べたり、まとめたりする機会が多いなか、わからないことや疑問が山積み消化不良状態でした💧例えば、江戸時代と明治時代の建物な違いや材料、技術の問題。あるいは、縄文時代(原始)と平安時代(古代)の建物の持つ意味や地域性など。ところが、何気無く聴き始めた先生の講演。数分後には、メモ魔になってました。日々の悩みが急激に氷解😲一流はやはり凄いね&#1279...井の中の蛙たまには大海へでよう

  • 探訪!山梨市妙見尊 part1

    どうも、久萬です。去る10月27日、ずっと気になっていた「あの場所」へ会員を引き連れ行ってきました(´∀`)その場所とは、、、!ここです!(どこだよ)ここ!山の中腹に、、、なにか建物が!?ずっと気になっていたあの懸造りの建物、一度登って見てみたい!そう思って早4年。ついにその時はきたのです。場所は、、、山梨県山梨市の岩下〜山根地区付近!山の下を流れる夕狩沢は平等川に合流し、甲府盆地を流れていきます。山の麓まで来るとこんな感じ。夕狩沢は「夕狩沢の戦い」という古戦場にもなっているようです。今回はシリーズ物。ゆっくり更新します。笑久萬探訪!山梨市妙見尊part1

  • 史跡武田氏館跡の石積と絶え間ないお勉強

    甲府市にある史跡武田氏館跡山梨イチの有名人武田信玄様と父信虎、子勝頼の館です現在は、武田神社としていつも観光でにぎわっていますこの館、堀と土塁の遺構が大変よく残っていますが、落葉シーズンには土塁の石積が所々で観察できます部分的なので、鉢巻石(頭・上の方)とか腰巻石(真ん中や下の方)とか、人の体の部位を使って石積みの位置を表現していますが、写真は腰巻石?普段は見えなくとも、文化財にとって秋から冬は屋外観察をするうえでいい時期なんですよ。写真もきれいに映りますしね史跡武田氏館跡の石積と絶え間ないお勉強

  • 山梨県立考古博物館 お正月イベント「考古博deお正月」

    よくよくカレンダーをみたら、結構長い正月休み(;゚Д゚)特に外出する予定もないし・・・と、ブラブラネットサーフィンしていたら山梨県考古博物館のイベントを見つけました「2020年の考古博物館もイベント満載!今回のイベントでは、よく飛ぶ「どぐたこ(土偶たこ)」作りや、プラスチック粘土のおゆまる製のカラフルな根付作り、考古博おみくじチャレンジなど、考古博風にアレンジしたさまざまなお正月遊びをお楽しみいただけます。また、来館者の皆さまには、考古博特製「御朱印風!来館書」(数量限定)を進呈します。お正月は考古博物館で新しい年を楽しくお祝いしませんか?大勢の皆さまのご来館をお待ちしております!」とのこと。是非お出かけしてみてはどうでしょうか。↓クリック山梨県立考古博物館お正月イベント「考古博deお正月」

  • 路傍の文化 人の気持ち

    里山の何気無い仏さま忘れられているようだけどしっかり大事にされていることはその場所にいくとよくわかりますそんな風景や守人がいる地域が大事だと思います❗路傍の文化人の気持ち

  • かふふ駅の釣り鐘

    明治36年(1903)に開業した中央本線甲府駅写真の釣りがいつ甲府駅に設置されたかはわからないようですが、平成の駅改修工事に伴い人々の目に触れるよう1番線ホームの東階段付近に設置されました。釣り鐘は、昭和初期には設置されていたようです。当時は汽車の時代。汽車の発車のときに鳴らしていたのでしょうか?当時の駅の様子は想像できませんが、「音」が残るって大事ですね。改修工事中、釣り鐘を展示する発案をしたJR東日本の方と偶然話をする機会がありましたが、文化を残す大切さ。どんな職種でも、その気持ちを持ってもらえるのは嬉しいなぁ、と感じました。かふふ駅の釣り鐘

  • JR東日本の石積補強工事

    JR東日本の興味深い報道を偶然観ました。写真は中央線快速の四ッ谷~お茶の水駅の間知積み擁壁です。等間隔に四角いパネルが打たれていますが、これは東京直下地震を想定した補強工事のアンカーとのこと。その工事が完了したようです。この工事は、あくまで自社敷地の限定工事。地震で間知積みが崩壊したら、周辺建物も被害を受けるのは当然。でも、個人所有地等なのでJR東日本ではどうにも出来ないとのこと。この問題。色々ギモン?もありますが…鉄道事業者の責任として理解できます。さて、この話を利用者の方が入れる城郭建造物等と文化財石垣の問題におきかえると、結構ヘビー級な問題になります。石垣に補強アンカーをバンバン打たれるのは見た目にもイヤ❗では、建物補強や利用制限を、と言っても現実的にすべて出来るのか。災害と文化財。首里城のような話しもあ...JR東日本の石積補強工事

  • さよなら大谷石 宇都宮

    シンポジウムも濃厚に終わり、情報交換会も盛大に終了🎊宇都宮のまちは未来に残すべき大谷石と文化と官民担い手がたくさんいて、いっぱい仲間が増えて、大変熱い1日となりました。駅までの帰り道、最後に登場してきたアールデコ様の大谷石建築物。ん?よく見たら公衆トイレ🚽💦う~~ン、やるなぁ~宇都宮🙆さよなら大谷石宇都宮

  • 雨に負けるな 大谷石

    大谷石は凝灰岩緻密な安山岩や花崗岩より軽くて、加工しやすく、鉄道輸送の発達とあわせ大量商品された宇都宮の一大産業でした。でも、劣化は緻密な石と比べ、どうしても早い💦大谷石だけでなく、房州石、高畑石、伊豆石など凝灰岩の宿命です💧たとえ、上の写真。三段積んで笠石を載せてますが、一番下の石。上段より少し劣化が進んでいる模様。雨が跳ねたり、水分が多い地面に近かったり、雪が残ったり。いずれ、水分と冬場の凍結が一番大きな原因となり、表面からポロポロ剥がれ劣化が進むようです。その対策の一環で、凝灰岩石塀には最上段に笠石(屋根)をおくのでしょう。こちらも違う地点の大谷石ですが、同じ症状が観察できます。ちなみに、房州石では石が「とける」と表現します。私の家も大谷石の石塀てしたが、道路に近い部分は痩...雨に負けるな大谷石

  • 今日は餃子のまち 宇都宮

    今日は石仲間も多い、宇都宮からです。今日のシンポジウム、自分が関係者ではないので、とても気楽に楽しめます🙆ホント久しぶりの自由参加な感覚です日本遺産も最終年度。各地の事例や認定後の文化財の保存活用状況も踏まえた報告も楽しみ。でも、寝ないで聞けるかなぁ今日は餃子のまち宇都宮

  • 竹岡式ラーメンの文化的価値

    私のブログポリシーでは、食べ物や動物はアップしないのですが、今日はチョッと食べ物ネタ。千葉県の竹岡地区の竹岡式ラーメン🍜ネーミングも見た目もなかなかですが特徴は、・濃い正油味・麺は乾麺・タレはチャーシューを煮たタレ・分厚いチャーシュー・朝から営業しているなぜ、話題にしたかと言うと、地元の人や一部書籍から、厳しい漁師さんのために何時でも、同じ味で、パッと食べらるように上記の特徴が備わったと思われます。事実、一度食べねばと思い、行列を避けるためにも10時30分開店を狙って訪問したら地元系服装のお爺様方が焼酎とラーメンをこぞって食してました❗皆さん漁師ではないと思いますが、人によっては、近くに新日鉄があり、24時間操業で汗をかくので鉄鋼マン向けに成長したラーメンと言う人もいました。いずれ、厳しい環境で...竹岡式ラーメンの文化的価値

  • マックスコーヒーと浮世絵と富士山

    千葉といえば、マックスコーヒー😊♪マックスマックスマックスコーヒー昨日は特急さざなみ号で南房総の浜金谷にチョッとお出かけ👜昔は東京駅始発でしたが、今は新宿駅から。とっても便利ですね。浜金谷駅から富士山がよく見えます👀本当は初代安藤広重の不二三十六景「房州保田の海岸」の視点ポイントを探したいのですが、それは年末の楽しみ😊ところで、世界的にも人気の浮世絵ですが、そもそも下書や構想って現地でするものなんでしょうか?美術センスや薄学な私にはよくわからん😭💦💦例えば、「房州保田の海岸」はタイトルと作品そのものから視点は保田海岸と想像できます。でも、葛飾北斎超絶傑作の「神奈川沖波裏」は手前に江戸湾、奥に富士山と「...マックスコーヒーと浮世絵と富士山

  • むむむ、石ネタなら負けんぞ!

    福井県福井市の足羽山辺りで産出する笏谷石(しゃくだにいし)。かなり好きな凝灰岩なんです❤房州石、大谷石、伊豆石とは違い、緻密で固い感じ。何と言っても、綺麗な緑色~青緑色が良いのですが、濡れたときの発色がサイコー😃⤴️⤴️北前船を使い、各地に流通してましたが関東ではあまり見かけません💦朝倉氏館跡や石造物、屋根瓦などの考古資料を見に行く度惚れ惚れします。なかでも、最近案内してもらった金沢市椿原神社の巻物風な掛額は細かな彫刻や造作が逸品👀🎊白い斑点が花びらが舞うよう❗チョッと水分を付けたりしたり、しなかったり。以前、石切場遺構も見させてもらいましたが、なかなか良い状態。石の文化は面白いな~☺️むむむ、石ネタなら負けんぞ!

  • 謎の石造物

    久萬です笛吹市石和町内を散歩中、謎の石造物に遭遇、、、!シンプル〜な祭壇?石仏があるなかで、この右側!なんすかこれ、、、お賽銭置き場では、、、ないだろうなぁ🤔🤔🤔まさか、徳利型墓石??笑ちょっと類例探してみよーっと久萬謎の石造物

  • 石の棺 まじまじ見たのは数十年ぶりか

    岡山県立博物館に行きました‼️古墳時代の棺、「石棺」を見ました。柔らかい石がとは言え、どんな加工風景だったのか?とてもイメージできません💧古墳時代って最近興味津々👀考古学ってとても楽しそう❗石の棺まじまじ見たのは数十年ぶりか

  • 会の名称再考

    久萬です。昨日はご多忙のところお越しいただきありがとうございました🤗報告書を刊行した後にもかかわらず、皆様からご意見いただけましたことに、大変感謝しております。継続して調査を進めていければと思います。さて!タイトルのとおり、研究会の名称ですが、かっちりしたものでいくのであれば、と考案したものが以下になります。山梨or甲斐ホニャララ研究会or勉強会このホニャララが重要かと思われますが、皆さんとの話の中で「今を生きる人々に直に繋がる歴史を解明したい」「調査成果を地域に還元したい」こういう思いがあるかな、と感じます。ですので例えば「山梨地域史研究会」「山梨地域文化研究会」「山梨地域考古学研究会」このへんでいかがでしょうか?山梨を甲斐に読み替えてもいいかもしれません。通称KaiLaboならなおさら笑いか...会の名称再考

  • 小原庄助さんでもう一度 実は‥ 墓石マニア

    三度目の小原庄助さんですが…ホントは、もうどちらでもよくて。実は、江戸時代の徳利型墓石マニアなんです。そんな私がビックリしたのが、小原庄助さんの墓石。写真のとうり、徳利型❗👀まさか、福島県で出逢うとは。これだから、現地で本物を見ることが止められません‼️本体は徳利。上部は逆盃。コレコレ~✴️早速、計測、観察、略図作業❤ちなみに、山梨県甲府市では2基の徳利型を発見❗その内一つは、江戸幕府の旗本で、甲府勤番として勤務していた本多さん。やはり、お酒好きだったのでしょう❗この徳利型墓石。どうも、江戸後期から九州、西日本に多く分布してるかも。また、石材は地元産ではないように思われますから、流通品かもしれません。もし、徳利型墓石を見かけたら、是非とも教えてください。以上で、小原庄助さんに端を発した三部作、完...小原庄助さんでもう一度実は‥墓石マニア

  • 小原庄助で引っ張る の巻

    いやいや、本題は会津磐梯山と小原庄助さんではなくて、以前、福島県に出向いた際に地場産の「白河石」が歴史的にどの様な使われ方をしてるのか見たい。と宴席で言ったら、翌日早朝わざわざ車でホテルまで来てくれて、白河市内を案内してくれたのです🙇その際、白河市皇徳寺の墓石や石像物質をみていたら、偶然に小原庄助のモデルと伝えられる「会津塗師久五郎」の墓に出くわしました👀どうも、お三方ほど小原庄助さんのモデル候補がいらっしゃるようですが、その内のお一人です。安政5年6月に亡くなった久五郎さんですが、「朝によし昼なおよし晩によし飯前飯後その間もよし」と、墓石に彫り込むほどで、戒名も「米汁呑了信士」。こりゃ、相当の飲兵衛だわ😒❗でも、現代まで名が知られるのはすごいこと。飲兵衛も文化財...小原庄助で引っ張るの巻

  • 民謡♪会津磐梯山と小原庄助

    ♪会津磐梯山♪会津磐梯山は宝の山よ笹に黄金がなりさがる何故に磐梯あの様に若い湖水鏡で化粧する北は磐梯南は湖水中に浮き立つ翁島主は笛吹く私は踊る櫓太鼓の上と下小原庄助さん何で身上潰した朝寝朝酒朝湯が大好きでそれで身上つぶしたハアもっともだもっともだ小原庄助さんは、民謡で登場する飲兵衛であると知ってはいましたが、その民謡が🎵「会津磐梯山」とはしりませんでした💦ウキ先生によれば、もとは七日町(現在の会津若松市七日町)の阿弥陀寺で唄い踊られていた「玄如節」である。源流は、新潟県西蒲原郡巻町の民謡「五ケ浜甚句」に遡るとされる。盆踊唄、会津甚句などとも呼ばれ、夏祭りや盆踊りの際に「気狂(かんしょ)踊り」とともに唄われる。とのこと。しかも、162番まであるらしい😱こういう民謡が...民謡♪会津磐梯山と小原庄助

  • 海とお堀とお城と鯛 高松城

    所用で香川県高松市に数年振りにお出掛け。苦労して修理した天守台も健在❗安定していい感じです。高松城といえば、コレコレ😊鯛の餌やり❗鯉の餌付けはよくありますが、鯛とは。さすが海城。しかし、まぁよく餌付いてること。怖いぐらい寄ってきます。海とお堀とお城と鯛観光っぽいですが、実は地域柄を活かした面白い活用方法と高評価🙆さてさて、お仕事に向かいますか❗海とお堀とお城と鯛高松城

  • 再掲載 研究発表会のご案内

    研究発表会のご案内です。日時:令和元年12月6日(金)19時00分〜場所:甲府市総合市民会館会議室3当日は、甲府駅から輸送便がでますので、輸送が必要な方は気軽にご用命ください。発表者:熊谷晋祐内容:「隼遺跡、やぐらの謎と穴観音信仰」・大黒窟”やぐら”状遺構はなぜ隼地区に造られた?・鎌倉と牧丘周辺の関係性・大士窟”穴観音”は、近代以降にどんなお祭りがおこなわれていた?・穴観音信仰の広がりについて考えるまた、会の終了後には懇親会を予定しています。参加される方につきましては前日までに、関係者に直接連絡、矢文、狼煙のいずれか、また初参加の方はyamanashizeroken@gmail.comにご連絡ください。ふるってご参加くださいますようお願いします。再掲載研究発表会のご案内

  • 甲府市刀剣塚古墳

    久萬です🙋‍♂️甲府盆地のど真ん中に古墳(とされているもの)があるのはご存知ですか?写真中央です。甲府市西下条町にある、刀剣塚古墳です!現地はこんな感じセブンのすぐ脇です。今は稲刈りが終わったので古墳感がありますが、初夏、田んぼに水を張った頃はまるで湖面に浮かぶ島のようです👏😀その名前からして、昔古墳を掘って刀剣が出てきたんだろうなあと思います(甲府市史にも書いてあったような)。でも、中世の塚の可能性もありえます。なにせあんまりにもこの付近に古墳が残ってなさすぎる!🤮😂とにかく、田んぼの中にとてもよい保存環境で残っています。こんなに貴重な地域資源なのに、看板一つないのは悲C〜😂いつか立ち入り調査させてもらえないかなあ...甲府市刀剣塚古墳

  • 正解発表です✴️

    さて、クイズの正解ですが、猫でした❗鋸山の石切場は、何地点もあり、採石者の屋号やおまじない?の仏様が石壁に彫刻されてます。さすがに、猫は1ヶ所だけですが、この丁場の方は猫好きなのか、猫が住み着いていたのか、はたまた縁起なのか。石切場という過酷な労働現場跡に残るユーモアさに感激します❗正解発表です✴️

  • 白河だるまと地域柄

    だるま(達磨)、と言えば群馬の高崎だるまがまず頭に浮かびます❗あと、埼玉の越谷かな。しかし、今まであまり関心を持たなかったのですが、白河藩主松平定信が御抱え絵師谷文晁にデザインさせた由来を持つ「白河だるま」も有名なんです。白河だるまは、福島だるまや三春だるまなどの東北系のだるまに比べて丸みがあり、穏やかな顔をしているのが特徴で、関東だるまに属します。まゆは鶴、口ひげは亀、顔の両側に松と梅、口の下に竹を模様化し、「鶴亀」「松竹梅」が描かれています。大きさは18種類あり、最初は小さなだるまから年々大きなだるまを買い増やす末広がりの縁起物とするとのこと。だるまって、みな同じに見えたけど、どうやら同一系統でもデザインに地域柄があるようなので、これからチョッと見方が変わりそう❗しかし、鶴亀松梅がよくわからん&#12856...白河だるまと地域柄

  • 今日は白河小峰城

    今日は福島県の白河小峰城で会議です。東日本大震災で石垣が大崩壊してはや8年。石垣の災害復旧事業も春に市長さんが終息宣言🎊それでも、まだまだ被災した石垣もあり、今暫くは通うことになりそうです。崩壊した石垣は、それぞれに理由があります。例えば、地盤が悪かったり、石垣背面に課題があったり。壊れた原因の追及調査は簡単ではないけど、これを疎かにしたり、現代技術を過信し過ぎると・・・的確な修理方針が立てられないばかりか、また同じ目にあうかも、です。先人や自然との知恵比べ。決して、この二人を甘く見てはいけませんね。現場で働くみなさん。寒いなか、毎日お疲れ様です❗今日は白河小峰城

  • 福島到着、げっ!

    雪、ふってるじゃねーか芭蕉先生も寒そう❗福島到着、げっ!

  • クイズ❗○○○を探せ

    写真のなかに動物がいます‼️見つけた方はコメントで回答ください。正解者には素敵なプレゼントがあります🎵正解は、また後日クイズ❗○○○を探せ

  • ひかりもみたい

    久しぶりに散策した千葉県富津市の鋸山山麓守備範囲外なのですが、関心もあるから何度も洞窟を覗くのですが、ヒカリモ(光藻学名Ochromonasvischeri)を一度も見たことがないんです。害虫や蛇が怖くて…💦中まで入りきれない。でも、綺麗らしい❗ちなみに、隣町の富津市竹岡の「黄金井戸」は井戸ではなくてヒカリモの生息地。ナント❗日本で初めてヒカリモが発見された場所で天然記念物に指定されているのです。見たことないけど、ヒカリモも立派な文化財なんですよね🎵結構インスタばえするかも。ひかりもみたい

  • 昭和四年 甲府の蛍橋と文化財予備軍

    甲府駅から東へ800mほど。甲府五山の一つ長禅寺門前の蛍橋。何ともないフツーの橋ですが、気になり📸パシャ昭和5年前後に造られた構造物って、山梨だけでなく、全国的に多い気がします。特に、公官庁やインフラ系と商店など商業施設。何か、法令、予算、技術、材料、ブームなど画期な年代なのでしょうか?不思議で夜も眠れません(^-^ゞアールデコ様式、というにはパワーが弱いかもしれませんが、当時、流行りのデザインでは?こういう橋も地域的な文化要素として、積極的に評価するべきと思うのです❗ちなみに、河川ごとに順次整備されたので、広域に河川単位で観察すれば何か傾向があるかも、と仮説中。詳しい方は是非ともご教示ください。昭和四年甲府の蛍橋と文化財予備軍

  • 街中のお稲荷さん

    最近、都内を歩いてると小さなお稲荷さんがよく目にとまります❗神社やお寺もよく見かけますが、一坪の社。趣があって好きなんです🎵すべての縁起を調べることはできませんが、それぞれの景観を地域や団体で百年後まで残して欲しいなぁ😃こちらは一本檜稲荷こちらは夜の小路の豊川稲荷街中のお稲荷さん

  • 江戸小石川を探索

    生憎の雨ですが、江戸小石川(文京区)に来ています。柳沢吉保ゆかりの月桂寺(新宿区)の関係寺色々知りたく、強行偵察中付近は、伝通院、譜代大名の江戸屋敷、高禄旗本の屋敷が建ち並ぶ江戸城下です石材は安山岩ばかり花こう岩はまるでなし18世紀初頭の墓石がゴロゴロ😲いろんな歴史情報ゲットできそうだな❗江戸小石川を探索

  • 〈再掲〉 今年最後の研究発表会(定例会)

    研究発表会のご案内です。日時:令和元年12月6日(金)19時00分〜場所:甲府市総合市民会館会議室3当日は、甲府駅から輸送便がでますので、輸送が必要な方は気軽にご用命ください。発表者:熊谷晋祐内容:「隼遺跡、やぐらの謎と穴観音信仰」・大黒窟”やぐら”状遺構はなぜ隼地区に造られた?・鎌倉と牧丘周辺の関係性・大士窟”穴観音”は、近代以降にどんなお祭りがおこなわれていた?・穴観音信仰の広がりについて考えるまた、会の終了後には懇親会を予定しています。参加される方につきましては前日までに、関係者に直接連絡、矢文、狼煙のいずれか、また初参加の方はyamanashizeroken@gmail.comにご連絡ください。ふるってご参加くださいますようお願いします。〈再掲〉今年最後の研究発表会(定例会)

  • 昭和5年の土木構造物 千葉県燈籠坂トンネル

    なんか分かりにくい写真ですが、いわゆるトンネルです👀千葉県富津市竹岡にある燈籠坂トンネル。房州石と同じ砂質凝灰岩を昭和5年にくり貫いて、それまでの山道の街道を付け替えたものです。写真ではわかりにくですが、車も充分通行できる幅で、延長も100m弱。光が幻想的に入り込み、観光バスもやってくる、見応えある土木遺産🙆しかも、車マニアやバイク好きの方々による愛車の撮影会場としても超有名❗先日もみな思い思い撮影会👀📷✨トンネルを抜けると、弘法大師ゆかりの燈籠坂大師があります。また、寛正2年(1461年)、真里谷信興により築城、正木氏、里見氏ゆかりの造海城が幕末の竹岡砲台跡とともに往時の遺構をそのままに残ってます。※現在は立ち入り規制中一度、郷土食の竹岡式ラーメ...昭和5年の土木構造物千葉県燈籠坂トンネル

  • 未指定文化財の災害復旧の難しさ

    鋸山は文化財指定を受けていませんでも、その歴史的価値に魅せられて大勢の方々が訪問してくれています先の台風15号の日開は甚大でしたが、行政や関わりのある皆様のお陰で復旧が進んでいます❗地元では、被災した自分たちの日常を取り戻しなが、鋸山の復旧も工夫しながら頑張ってます💧未指定文化財の災害予防と復旧なんだか、大きな課題ですね。未指定文化財の災害復旧の難しさ

  • 房州石シンポジウム 第2日目 石切丁場とまち歩き

    房州石シンポジウム第2日目は、ハイキングしながら鋸山の石切丁場の遺構見学です通称、帆掛丁場帆船の帆みたいにカーブしています鋸山を代表する大規模丁場うーんこちらもデカイ❗横方向の筋が石材の厚みであります気の遠くなる量を産出した結果の遺構です。鋸山を散策したあとは、麓まち金谷を散策。房州石窯で焼いた激ウマピザ、鋸山美術館、登録文化財鈴木家住宅や石塀石蔵の町並み、コロッケの美味しい町のお肉屋さん、バームクーヘンのザフィッシュなど、たっぷり一日遊びに来ても、勉強になるまちなので一度遊びに来てです‼️房州石シンポジウム第2日目石切丁場とまち歩き

  • 市川三郷町の道祖神さま

    山梨県市川三郷町を久しぶりに散策❗そしたら、立派にお祀りされてる道祖神様々に遭遇👀道祖神は全国にありますが、山梨は盛んと聞きます。関東や長野もよく聞きますが、石仏などポツンとあるイメージ地域の方々が大事にしているのがよくわかりますね‼️素晴らしいなぁウキ先生一言解説道祖神(どうそじん、どうそしん)は、路傍の神である。集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰されている。市川三郷町の道祖神さま

  • 房州石 第二日目出発します

    各地から、鋸山の石切丁場ハイキングに大勢の片方が早朝から傘下です。今から鋸山に突入です⛰️房州石第二日目出発します

  • 房州石シンポジウム はじまります!

    いよいよ開会です。会場は、富津市立金山小学校10年間、シンポジウムの拠点として利用させて頂きましたが、本年度をもって統廃合💧過去からの記録集から今回の最新号準備万端です房州石シンポジウムはじまります!

  • 中原塚屋古墳

    久萬です。甲州市中原といえば!中原塚屋古墳という古墳があります(看板めっちゃ斜めっとるやん)。そういえば何ヶ月か前に行きました。古墳の写真もあるのですが、ザ・民地のため、さすがに掲載はやめとこうかと思います。ほんとに、お家の真裏が古墳でした。(許可をいただいて見させてもらいました)。なかなか残りはよいのですが、石室が少し傾いて崩壊の予兆があり、入るのはやめました。そして石室奥には観音地蔵!今まさに関心のある穴観音の伝承をもつ古墳でした。しかしここで疑問が。中原塚屋古墳の年代、6〜7世紀の古墳は、だいたい群集墳といって何基も古墳を造るのですが、どうやらここらへんにはこの1基だけのよう。おかあさ〜ん!!事件ですよ〜〜!!仲間の古墳はどこにいってしまったのでしょうか。そもそも仲間がいなかったのか?じっくり踏査、観察す...中原塚屋古墳

  • いつも石ネタでごめんなさい! 大石神社と御神体?

    昨日、山梨県甲州市の鎧石を紹介したさい、「牛奥の八石」という言葉を案内しました❗土地の者ではないので、紹介する大石神社が牛奥の郷にはいるかわかりませんが、随分と石にまつわる文化財的要素が多い地域だなぁ、と思ってます❗神社は東に流れる重川と密接な距離感にあり、砂礫質の断丘層。川には巨大な花こう岩や堆積岩がゴロゴロ👀まぁ、氾濫原であり平安時代の遺跡が多い地域なので、水にまつわる様々な喜怒哀楽エピソードのある地域なのでしょう。大石神社は牛奥の八石かはわかりませんが、地域性を端的に表してる歴史の証拠👣👣🔍ではないでしょうか❗いつも石ネタでごめんなさい!大石神社と御神体?

  • 2019/11/13

    〈再掲〉今年最後の定例会です。今回は山梨で初の調査事例となった山梨市隼遺跡の「やぐら遺構」がテーマです。中世鎌倉ではよくみるやぐらですが、山梨にも存在したとはその理由を喧々諤々議論して、新たな知識と視点をみなで共有しましょう🎵テーマ「隼遺跡、やぐらの謎と穴観音信仰」発表者熊谷晋佑(山梨零層調査研究フォーラム)日時令和元年12月6日(金)19:00から※開場は18:30※発表は30分程度としその後は21:30まで意見交換場所未定(甲府駅数分圏内)山梨県立図書館または甲府駅ビル(セレオ甲府5階スクエア・小ルーム)会費不要(忘年会[意見交換会]参加者は有料)その他自由参加※いづれの会場でも駐車場有2019/11/13

  • 山梨県甲州市中原の鎧石

    山梨県甲州市の勝沼中原にある鎧石(よろいいし)を見てきました❗フムフムかの木曽義仲殿の四天王中原三郎が鎧を掛けたという伝説があるようです。来訪前に見た写真から、岩自体が鎧ぽいから鎧石なんだと思ってましたあせ💦ところで、中原三郎って「太平記」にも登場する中原兼遠(木曽中三)かなぁだとしたら、超有名人じゃん🎵平安末期の武将だから、甲斐三枝氏の居館や国宝大善寺、安田義定あたりを訪ねてきたのかなぁ~石材は花こう岩縦横の目がわかりやすいですね✨ドッシリした岩塊の転石ですかね❗ちなみに、牛奥郷の八石も気になります❗これを探して見ようかな。あと、三枝氏の居館は城山遺跡として埋蔵文化財包蔵地になっていて、館っぽい字名も残ってます。こちらも探訪していきますので、またアップしますね‼️山梨県甲州市中原の鎧石

  • 咳乃大明神 って珍しくないですか?

    散策中の甲府市三丁目で咳乃大明神なる神さまを発見縁起などはこれから調べて見ますが、とても珍しいと思いませんか❗しかも、しっかりお祀りされてます。ブラッシュアップすれば、なかなか面白そうな予感です。類例などあれば、教えてくださいませ。わかり次第またご報告します😊咳乃大明神って珍しくないですか?

  • 第11回房州石シンポジウム いよいよ今週末です

    皆さんおはようございますいよいよ今週土曜日、千葉県富津市金谷で房州石シンポジウムを開催します早や11年。日本遺産に向けてご支援よろしくお願いします復興中の金谷のまちもぜひ見てください案内表案内裏第11回房州石シンポジウムいよいよ今週末です

  • 続報 湯の花トンネル列車銃撃事件

    先ほどアップした高尾駅の銃弾痕。グーグル先生に聞いたら、ちゃんと情報がありました。湯の花トンネル列車銃撃事件というものです。大変多くの方々が亡くなった空襲のようで、はじめて私も知りました。しかも、ドラマ化されており、杉咲花さんが出演してたので視聴していたことを思い出しました(^^;結構、生々しい凄惨な描写のドラマだったかなどんな歴史的出来事かはウキ先生、よろしくお願いいたします❗湯の花トンネル列車銃撃事件(いのはなトンネルれっしゃじゅうげきじけん)第二次世界大戦末期の昭和20年(1945年)8月5日正午過ぎに東京都南多摩郡浅川町(現・八王子市裏高尾町)内の日本国有鉄道(国鉄。現・東日本旅客鉄道:JR東日本)中央本線、湯の花トンネル[1]でアメリカ軍のP-51戦闘機複数機が満員状態の列車に対して執拗な機銃掃射を加...続報湯の花トンネル列車銃撃事件

  • 高尾駅の銃弾痕を発見

    高尾駅に着いてすぐ、1番線ホームで太平洋戦争中の空襲で受けた銃弾の痕跡を見つけることが出来ました❗柱の番号だと31と33番なんと👀小さな解説版が付いていて、すぐに発見出来ました❗丸印の部分で、確かに銃弾ぽい上空といっても、水平やな近い角度からの痕跡にみえました。何度も利用したことがある高尾駅ですが、ぜんぜん気づかず。歴史の証拠は色々ところにあるんですねぇ~高尾駅の銃弾痕を発見

  • 中央線高尾駅と銃弾

    以前、中央線高尾駅に太平洋戦争中に受けた空襲時の銃弾痕跡が残ってると聞いた。以前から気になり、今から探しに行こうと思ってます❗中央線高尾駅と銃弾

  • やまなし最古 登録文化財岩下温泉♨️

    山梨県山梨市にある岩下温泉♨️近代は公衆浴場として使われ、今は温泉宿として使われ登録文化財に指定されてます。山梨最古の根拠は、甲府市金桜神社の縁起から。となりには走湯神社。御神体は同然温泉の神様少名毘古那神境内地には古墳も開口して覗けます。お気に入りは、温泉施設の構造😊明治8年(1875)の建築です愛媛県の道後温泉によく似た造りで、風呂場は一階、源泉は半地下。湯の神もしっかり鎮座❗28°の源泉も入れるのですが、廊下を挟んで一階と半地下を裸体で移動😲かなり緊張しますが、なかなかGOOD❤山梨の近代建築と歴史ある湯ゆった~り利用できる文化財一湯500円二階の広間は文豪気分で一休とてもお薦めな場所なので、休日散歩がてら活用してみてください💯こちらは源泉レトロ感満載二階も...やまなし最古登録文化財岩下温泉♨️

  • 鎌倉街道 後日談

    先に話題にした鎌倉街道を歩いていると、、、道路脇(田んぼ脇?)の水路上に小さな祠が!しかも水路側にはみ出している、、、!アクロバティッ〜ク!なぜーーー?😅気になりすぎて夜しか眠れません、、、。久萬鎌倉街道後日談

  • まぐろ

    はじめてまじまじとマグロの顔をみた😤可愛顔をしていて驚いた👀‼️ただ、それだけです🙏まぐろ

  • ディープジャパン第2位と地域の努力

    活動をはじめて早10年ちょっと前ですが、日経新聞社リサーチの外国人がゆく「ディープジャパン」ナント‼️第2位に鋸山が選ばれました👏👏👏各地の有名文化財を差し置き2位はサイコーです😭やはり迫力ある遺構の魅力は世界共通か😤ところで、文化財について「価値付けを」と簡単に言う輩が沢山いますでも、価値なんて時代で変わることもあれば、新たな発見や学術的進展で変わることも❗大事なのは、しっかりした調査研究の継続と地域との成果や課題の共有価値付けなんていう言葉を使いたがる人ほど勉強してなく、単に専門家ぶり煽るだけ💢最近、そんな場面が多くて悲しくなります💧まぁ、兎に角、房州石の皆さんの努力が報われて良かったですね☀️ディープジャパン第2位と地域の努力

  • 陽気なイタリア人マルコさん

    いよいよ11月16日土曜日、房州石シンポジウムが近づいてきました‼️昨年度の成果や富津市の取組みを踏まえ、ターゲットは日本遺産😂正念場ですね☀️ところで、先立つこと来週9日から金谷を拠点にマルコ・ファヴァロさん主催のロードレースが開催されます。自然と歴史をテーマにした企画。5年目です。なんと、明治時代のスチール自転車も現役で登場👍凄いイベントですシンポジウムと双璧のイベント☀️概要と詳細は次のとおりですぜひ復興最前線の金谷を応援ください‼↓クリックで詳細情報ビンテージバイクで巡る南房総「フェッロ・マリ・エ・モンティ」11月9、10日開催-cyclistFERROMarieMontiinBoso2019概要■開催日2019年11月9日(土)、10(日)■会場:千葉県富津市鋸山美術館...陽気なイタリア人マルコさん

  • 石垣と地盤

    東日本大震災のとき居合わせた甲府のまちは随分揺れました(;゚Д゚)しかし、甲府城の北東にある愛宕山に住む人からは「あまり揺れなかったぞ」と聞いて、何故だろうと感じた記憶がありますある日、壊れやすい石垣の傾向を探っていたら、弱い地盤の石垣が壊れやすいという結論にまぁ、当たり前と言えばそれまでですが、弱い地盤(弱くなった地盤)に大雨(水)や地震(振動)が加わると、、、ズルっと石垣が滑るのでしょうそこで、甲府城の石垣を再点検写真は本丸南面の石垣を西から赤い点線の石は、石垣石材が落下したわけでなく、安山岩の岩盤なのですつまり、本丸の石垣は強い岩盤の上に構築されていることが分かりましたそして、石垣は石材の割れやゆがみはあるものの、安定した構造であるとの結論になりました直ぐ近くで、地盤が弱く、地下水位が高い石垣は複数回壊れ...石垣と地盤

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