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2019/08/22

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  • 水無月晦日、一年の半分が終わる

    今日は水無月晦日、一年の前半が終わる日。明け方の気温は今年初めて25℃を超え、昨夜は熱帯夜となった。尤も、室内は半月も前から熱帯夜状態で寝苦しい日が続いた。NHKの朝ドラ「らんまん」も前半の終わり。万太郎(植物学者牧野富太郎)が、互に見染めあった菓子屋の娘、スエ子を実家の土佐・佐川の造り酒屋に連れて帰り祝言を上げる。早逝した万太郎の母に代わり万太郎を厳しくも暖かく見守りながら造り居酒屋を仕切って来た祖母タキも、万太郎の祝言を見納めて天国に旅立つ。まさに区切り良く前半の終わりである。 連日、明け方は曇りで日の出は不発スカイツリーもしばらくご無沙汰水無月晦日で明け方の車も多い水無月晦日、一年の半分が終わる

  • 日本一の読書のまち、三郷市

    三郷市が「日本一の読書のまち」を宣言してちょうど10年になる。数年前、家の隣の図書館(分館)に「どうなると日本一と言えるのか」と聞いたことがある。全員女性のカウンターの中の職員からの答えを総合すると、具体的な指標はなく、要は「気合」のようである。宣言スタートの2013年、ノンフィクション作家、評論家の柳田邦男氏が「三郷市読書活動応援団長」に就任して講演会、以降、五木寛之、林真理子、阿川佐知子などが講演している。この他にも様々な活動が行われたが、三郷市図書館と分館が埼玉県優良教育施設賞(2017)、三郷市教育委員会が「文字・活字文化推進大賞(2022)を受賞している。何と言っても三郷市のあちこち、特に学校周辺には「日本一の読書のまち」の横断幕が溢れている。そのロゴマークを紹介しておこう。©三郷市2017 今...日本一の読書のまち、三郷市

  • 居酒屋探訪番組、ワカコ酒

    本家吉田類の「居酒屋探訪」など、ここでも3つほど居酒屋番組について書いているが、今回は女流版「ワカコ酒」。そのプロローグは、村崎ワカコ26歳酒のみの舌を持って生まれてがゆえに今宵も居場所を求めてさまよう女ひとり酒 主演は女優の武田梨奈(空手家でもあり本当は32歳)。普通のOL役ながら夜な夜な仕事帰りに一人で居酒屋探訪。行きつけの小料理屋のカウンターに定位置を確保する呑兵衛で、日本酒、焼酎、ワイン何でも好みである。今回はワカコ休日の昼呑み、舞台は小江戸川越。その名も小江戸(COEDO)ビールの工場見学後、直営のレストランで各種クラフトビールを味わいながらの食事。その後、小江戸川越の街を散策しながら、地元の通が常連の居酒屋を発見。地酒や地場料理を味わうという設定。 川越と言えば、先日紹介した「落ち葉堆肥農法」...居酒屋探訪番組、ワカコ酒

  • 二つの南牧村

    大人の休日倶楽部7月号の特集記事「日本一空に近い長野で星空観賞」に、八ヶ岳の麓の南牧(ミナミマキ)村の野辺山宇宙電波観測所が紹介されている。「宇宙からの電波はとても弱く空気中の水蒸気に吸収されてしまう。野辺山は空気が乾燥していて、人家が疎らで明かりが少なく天体観測に適している」(立松宇宙電波観測所長)。この南牧村は2014年、千曲川を源流から歩き始めて2日目に通ったところ。川上村の千曲川沿いの道から、南牧村の東の端、大倉峠を越える県道68号線を歩いた。南牧村と言えば、県境を挟んですぐのところに群馬県甘楽郡南牧村がある。こちらは「ナンモク」と読む。平均年齢68.4歳、老年割合65%と日本一の老齢の村である。北隣の下仁田町、南隣の御巣鷹山の上野村には行ったことがあるが、この南牧(ナンモク)村には行ったことがな...二つの南牧村

  • ワグネル迷走、プーチン危機か

    週末、ロシアのウクライナ侵略の最前線で蛮行を繰り返して来た民間軍事会社ワグネルが、一時プーチンに反旗を翻しモスクワに向け進攻という衝撃的なニュースが流れた。ワグネルの親分はベラルーシの大統領の仲介でモスクワ進攻を中断、自らはベラルーシに亡命という。一体何だったのか?国内の反対行動や勢力を徹底的に弾圧して来たプーチンだが、頼みの綱のワグネルの反乱は、一時的だったにせよ足元をすくわれるような脅威である。ベラルーシへの核兵器搬入表明、ダム爆破によるウクライナの反攻対策など、最近のプーチンの「切羽詰まって来た」感と合わせると、プーチン体制崩壊も近いのかも知れない。 今年は花の咲き始めが早い。アジサイも未だサツキが満開の5月中旬から咲き始めた。5月14日のガクアジサイ。ガクアジサイは日本原種の花で、シーボルトが欧州...ワグネル迷走、プーチン危機か

  • 沖縄のチムグクル(真心)

    昨日の「沖縄慰霊の日」恒例の若人による「平和の詩」の朗読。今年は高校3年生の平安名(ヘイアンナ)秋さん。全部で七、八十行の長い詩「今、平和は問いかける」の中盤と最後を紹介しよう。・・・前略・・・名も無き赤子の微かな微かな泣き声は震える母の手によって冷たく光の無いガマの中で儚く消えて行った・・・中略・・・先人たちが紡いできた平和を次は私たちが紡いでいこうそして世界に届けていきたい平和を創り守って行くこの沖縄の「チムグクル」(真心)を 昨日は出身会社の同期会。前回と同じ神田駅南口の中華店。2時間食べ放題飲み放題が2,980円(税抜)から200円アップ。世の中に比例して、最近コロナに罹患した者多し。同期会は東西分かれてやっているが、約50名の同期のうち、鬼籍に入った者、入院や療養中の者が1割ちょっと。元気な?の...沖縄のチムグクル(真心)

  • 落葉堆肥農法、世界農業遺産へ

    昨日に続き、地方版から埼玉のローカルな話題。徳川五代将軍綱吉の側近、川越藩主の柳沢吉保は川越から所沢、ふじみ野、三芳町にわたる武蔵野の原野開発を命じた。しかし、このあたりは浅間山の噴火による火山灰で覆われた痩せた土地で農業には適さない。、人々は火山灰の酸性土壌に広葉樹を植えて人工の平地林とし、その落ち葉堆肥を土に混ぜ、300年をかけて肥沃な土地へと育て、サツマイモの産地として来た。この「武蔵野の落ち葉堆肥農業」は既に日本農業遺産の認定を受けているが、この度、世界農業遺産への認定に向けFOA委員の調査を受けたという話題である。以前もここに書いたが、結婚して2年ほど三芳町に住んだ。借家はこの平地林の端のあたりにあり、落ち葉を踏みながら平地林の中を散歩したことを思い出す。この平地林は下草刈りなどよく手入れされて...落葉堆肥農法、世界農業遺産へ

  • 県立高にも少子化の波

    今朝の地方版から埼玉のローカルな話題を二つ。一つは、来年度の県立6高校、計920人の募集が停止される。鳩山、皆野の2校はどちらかと言えば田舎だが、残りの4校は、浦和(工業)、岩槻(北陵)、和光、八潮と都市部の高校だ。その他にも、朝霞西、所沢西では各40人定員が減る。全停止と合わせると合計1,000人だが、定員が増える高校もあるので、県立全体では800人減の3万5,600人の募集となる。募集停止となる高校の一つ、秩父の皆野(ミナノ)高校は、秩父三十四観音の結願寺、三十四番水替寺へのバスルートにある。昨秋、秩父鉄道皆野駅からの町営バスに乗り合わせたのは七、八人の皆野高生。荒川を渡って最初のバス停で彼らが降りるとバスには私一人が残った。来春募集停止する6校は、在学生が卒業する2年後に他校と統合され、新しい高校と...県立高にも少子化の波

  • 見えぬけれどあるんだよ

    町営の医療施設の人工透析中止に端を発したに町長リコール騒動となった愛知県東栄(トウエイ)町。町長は復活当選したが、町議員の半数が入れ替わった。その一人はリコールを推進した人工透析患者である。「おかしい」と人々が上げた声は、たんぽぽの綿毛のように風に乗って飛んでゆき、思いもよらぬ場所に根を張る。つよいその根は眼にみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ「星とタンポポ」) 26歳で夭折した詩人を引用したのは6/17朝日新聞「多事奏論」の「民主主義の根」(高橋純子論説委員)。その骨子は、「数を頼みにまともな議論を避ける政府与党、それを真向批判せず、追認、後押しする一部野党。無理が通れば道理が引っ込むこの国の政治は幼稚で、民主主義を空洞化させていると思えてならない」最後に、名棟梁の...見えぬけれどあるんだよ

  • 河村たかしの名古屋市

    今月3日、市主催で開かれた名古屋城復元の討論会。当時のままの木造復元ということで、現在はあるエレベーターを設置しない市の方針に反対が出て揉めているが、この日も障害者の男性から設置を求める意見が出た。これに対し「どこまでずうずうしいのか」など差別的発言が続き、それに対する拍手も起きた。主催者の市から差別発言を止める行動はなく、挨拶に立った河村市長も「自由に発言するのが前提、熱いトークが出来てよかった」とまとめた。バリアフリーではなかった「当時」のままの復元に固執する名古屋市。どうみても差別発言を肯定し、いや助長するための討論会だったと思われてもしょうがない。2日後、河村市長は当日の市側の対応について謝罪はしたが、愛知トリエンナーレ騒動(企画展:表現の不自由展)でも主催の県側と抗争になった名古屋市、というより...河村たかしの名古屋市

  • 間質性肺炎

    平岩弓枝が91歳で逝去、間質性肺炎という。間質性肺炎?!昨日訃報が出た往年の名投手、杉下茂(享年97歳)の死因も確か間接性肺炎だった。早速ちょっと調べてみる。肺胞の隔壁が固く(線維化)なり肺機能が低下、息切れが典型的。その分類や原因は多岐にわたるが、永年の異物吸引、例えばアスベストやタバコなど。最近息切れするので、COPD(慢性閉塞性肺疾患)気味と書いて来たが間質性肺炎もあり得る。気管支が狭くなることによって肺胞が壊れ(肺気腫)息切れするのがCOPD。さて、どっちだ?と思ったらありゃ「合併症」もあるという(気腫合併肺繊維症)。喫煙歴半世紀以上、どっちであっても治療法は「禁煙」。しかし、もう遅いだろう。 昨日の日の出前の江戸川そして日の出間質性肺炎

  • 名投手が二人逝く

    杉下茂(97)、北別府学(65)の二人の名投手の訃報に接す。私が2歳の時に中日入りした杉下投手の現役時代の記憶は薄いが、8歳の時というノーヒットノーランは微かに覚えているような気がする。フォークボールの神様と言われ、かの川上もキリキリ舞いしたという。よく覚えているのは長身で眼鏡をかけた品の良い紳士という感じのコーチ時代である。一方の北別府投手は、息子が生まれた年に広島に入ったから、リーグ優勝や日本一の原動力となった活躍ぶりを見続けた。ダイナミックなフォーム、真っ向勝負の投手という記憶だが、ホームベースの幅を最大限利用して、「精密機械」と言われた抜群のコントロールが武器だったと評されている。それにしても「65歳」の享年は若すぎる。よく晴れた今日の明け方、久々の日の出ウォーク名投手が二人逝く

  • 静けさは無音ではない

    静けさは無音ではない。風に混ざるエンジン音も椋鳥の囀りも、母のミシンの音とともに静けさとしてあった。清志まれ、小説「おもいでがまっている」から(6/16朝日朝刊コラム「折々のことば」鷲田清一) 昨年春、日光街道を小山宿に向かって歩いていた。しばらく国道4号歩きが続いたので気分転換に街道から200mほど入った小高い古墳の上にある小さな浅間神社に寄った。石段を上り叢林の中へと踏み込む。ちょうど昼時でお堂脇のベンチに座り、おにぎりの昼飯とした。国道4号(日光街道)の車の音、更に遠くの宇都宮線の列車の音が微かに聞こえ頭上の樹の中では鳥が囀る。田んぼの方からはちょうど12時を告げる街のチャイムが鳴る。まさに「静けさ」を感じた。季節の花菖蒲、一昨年の本土寺これはモデル撮影を脇から、静けさは無音ではない

  • 揺れる水着撮影会

    今月8日、埼玉県公園緑地協会は10日から25日に県立公園で行われる6件の水着撮影会を不許可にした。過激な水着やきわどいポーズ、中には未成年のモデルもいることを理由に、今後管理する13の県立公園での水着撮影会も許可しないとした。しかし、4日後の12日、大野県知事は一部不許可を撤回するよう指導したという。公園によっては許可条件を明示していなかったこと、違反がなかった撮影会もあり「十把ひと絡げ」は如何なものか、という理由である。この大野知事は8月の知事選に立候補表明、既に自民、公明、立憲民主などが支持を打ち出しており2期目はほゞ確定である。この4年間はほとんどがコロナ対策、可もなく不可もなくというところか。市民・革新系の候補擁立は有りや無しや。 一昨日の暑いウォークから極々薄いブルーの紫陽花もいい揺れる水着撮影会

  • シャトルバスで新病院へ

    2年に一度経過観察(MRI)で通う病院が、移転・新築した。新三郷駅から約2キロ、新しい幹線道路沿いである。自宅から1.5キロの新三郷駅経由で歩くつもりだったが如何せん昨日は30℃近い暑さ。新三郷駅からは無料シャトルバスを利用。朝8時から夜10時まで20分おき、一日約40便(往復で80便)。運行は路線バス会社に委託。人件費、燃料費など計算するうち数分で着いてしまう。歩けばたっぷり30分だろう。広々とした郊外に昨年11月竣工の新病院、7階建て延べ面積約1万2千㎡、病床数300弱。中は撮影禁止というので外観以外はホームページのイメージ図である。外来は20あまりの診療科をA、B、Cの3グループに分けて受付。診察室を近接、集中配置する工夫で以前の動線の長さが解消されている。今回はMRIの予約だけなので、医師との面談...シャトルバスで新病院へ

  • 「田んぼダム」はどうだ

    2019年の台風19号で堤防が決壊し、床上浸水約600戸などの被害が出た埼玉県坂戸市の越辺(オッペ)川。荒川の支流の入間川のまた支流である。この越辺川下流近く、2キロに渡って遊水池が計画されている。圏央道の坂戸IC近く、堤防を築き最大500万トンを貯水という。問題はここがブランド米やパンや麺に適した小麦を栽培する農地であることだ。国交省は堤防や施設を設置する用地分を取得し、農地部分には地権者に補償金を払う。その地権者から土地を借りている人々はそのまま営農できるが、増水貯水時の補償は一切ない。貯水池化により今までより洪水時に水が流れ込みやすくなる。国交省が言う「今まで通りの営農」とは言えないことは明らかであり、ゴミや土砂が流れ込めば「死活問題」となる。大雨時に遊水池の周囲の水が遊水池の堤防に阻まれ「内水氾...「田んぼダム」はどうだ

  • 爆、激、超、そして驚

    超ベリーバッド、略して「チョベリバ」が若い女の子の間で流行ったのは、もう三十年も前だろうか。今や「死語」。激安、激辛の「激」はその後かと思ったら、何と半世紀前、写真家・篠田紀信の「激写」があった。中国人などの観光客の「爆買い」、その逆の「爆売れ」の「爆」が一番新しいと思ったら、戦前の「爆笑」があった。超、激、爆の順だと思っていたら、歴史的には爆、激、超の順であった。そして最も新しい強調表現の漢字が「驚」。最近の広告に「驚変」「驚安」が現れて来たという。「街のB級言葉図鑑」(朝日土曜版)の国語辞典編纂者、飯間浩明氏は、足繁く街を歩いて、新しい言葉使いや表現を見つけ、それが社会に根付いて行くのか廃れるのか注意深く見守っている。 雨の合間の散歩から爆、激、超、そして驚

  • うらやまし過ぎる神山高専

    今日は「時の記念日」。天智天皇が漏刻という水時計を造り、鐘で時間を知らせた始めた4月25日を太陽暦に換算したのが、6月10日である。時計屋だった親父のためにこの記念日は必ず書くことにしている。 徳島県名西郡神山町にある「神山まるごと高専」は、私立でありながら学費は何とゼロ。企業からの寄付金で運営されているからだ。うらやまし過ぎる高専である。名刺管理サービス会社を経営する寺田親弘氏(47)が4年間奔走して立ち上げた神山高専の狙いは、起業家育成、社会貢献、地方創生。学生数は現在44人、男女半々という。入学試験は「正解のない問題に独自の視点で答えを出せるか」を重視。例えば「(在学)5年間でつくりたいモノ」レポート。普段からの問題意識、行動して来たことが滲み出ていることが高得点となるというから、ある意味これまでの...うらやまし過ぎる神山高専

  • 「ショットバー」と「木に学べ」

    今、嵌っている本の著者は麻生幾と西岡常一。麻生幾はノンフィクション「情報、官邸に届かず」でデビュー。ほゞ日本の公安関係に徹する作家で、小説「外事警察」はNHKの連続ドラマや映画にもなった。「ショットバー」は、石油商社のOLが、東京の路地裏のとあるショットバーに入るところから始まる。このショットバーはOLをそれとなく国際スパイに仕立てるため、空き家に数百万円をかけて一夜限りの店として作られたものだった・・・。一方、「木に学べ」の西岡常一は、ご存知の通り薬師寺の西塔を復元した法隆寺の棟梁(宮大工)。「木に学べ」は飛鳥時代の建立時と以降の時代の修復の違い、宮大工の変遷を語ったもの。「木を組むなら人を組め」「木を買わずに山を買え」「道具が多い大工ほど下手や」など含蓄のある言葉が次々と出て来る。その真意を説明するに...「ショットバー」と「木に学べ」

  • ダム爆破、動機は明白である

    十年から十数年、もっと古くは二十年ほど前の「サスペンス」ドラマが、毎日数本、主にBS各局で再放送されている。事件を解決するのは刑事だけでなく、弁護士や元判事だったり、旅館の若女将だったりとバラエティに富む。主に事件現場が観光名所のものを選んで録画して観ているが、先日の「温泉もの」では東日本大震災前年(2010年)の気仙沼が舞台だった。上の写真中央の高台にある「気仙沼プラザホテル」は津波から逃れた多くの住民が避難したことで知られる。震災後の2015年に訪れて宿泊したので興味深く観た。これらのドラマのほとんどが殺人事件。アリバイが崩せず解決が難航するものが多いが、アリバイと共に重要視される「動機」。この動機の解明にもドラマの多くの時間が割かれる。しかし、ウクライナ南部のカホウカ・ダムの爆破の犯人の動機は一目瞭...ダム爆破、動機は明白である

  • 「イパネマの娘」逝く

    「イパネマの娘」のアストラット・ジルベルトの訃報に、ハスキーで気だるい歌声にゾクッとするような色気を感じたことを思い出す。軽快だが、ちょっと複雑なボサノバ(サンバ)のリズムをギターで刻むのに苦労した。「オールディーズ」という名の懐かしの洋楽10枚組に入っていたはずなので聴いてみよう。ティナ・ターナーの訃報は先月だった。「イパネマの娘」のアストラット・ジルベルトとは対照的に、肌も露な衣装で激しくロックをシャウトする黒人歌手、強烈な色気だった。DVなどの苦難を乗り越えて80年代に復活、その訃報にはホワイトハウスの報道官も追悼のコメントをだしたという。これは手持ちの音源がないのでYoutubeが頼りである。今、街に溢れる紫陽花で二人の追悼としよう 「イパネマの娘」逝く

  • ニホンオオカミのロマン

    どこか哀愁を帯び気高いニホンオオカミにはロマンチックなイメージがある。「畑を荒らす猪や鹿を獲物とするニホンオオカミは、農耕民族である日本人にとっては神の使いだった」と、NPO「ニホンオオカミを探す会」代表、八木博氏(73,埼玉県上尾市)はニホンオオカミを探し続けて50年になる。1905年(明治38年)、奈良県東吉野町を訪れたアメリカ人の動物学者に「買わないか」と地元民が持って来たのは、ニホンオオカミの死骸。今もロンドン自然博物館に保管される。これ以降、ニホンオオカミが捕獲された公式記録はないので、東吉野町はニホンオオカミ終焉の地とされる。ところが7年前、福井県立図書館の企画展で、1910年に捕殺した動物がニホンオオカミだったかもという仮説報告があった。しかし、その剝製は空襲で焼けていて証明は出来ない。埼玉...ニホンオオカミのロマン

  • 蕨(ワラビ)市長選、瀬高氏5選

    日本一小さな面積(約5㎢)で人口約7万5千人となれば、埼玉県南部の蕨(ワラビ)市は当然人口密度も日本一である。この蕨市で4期市長を務める瀬高英雄氏は、日本の市長では唯一共産党籍を持つ。昨日の市長選で自民、公明推薦の元自民県議の須高氏を破り5期目の当選を果たした。市議会は圧倒的に自公が優勢だが、何故か市政運営は円滑に進んでいる。瀬高英雄、なかなかの人物とみる。共産党籍の瀬高氏が初めて市長になった時、「市役所の屋上に赤旗が立つ」と噂されたが、数年前中山道を歩いて蕨市役所の脇を通った時、もちろん赤旗は立っていなかった。一方、自民王国青森の知事選、5期務めた現職(67)が引退表明し、共に自民党の宮下氏(44、むつ市長)、小野寺氏(47,青森市長)が立候補表明。どちらを推薦するかスッタモンダした自民党青森県連は結...蕨(ワラビ)市長選、瀬高氏5選

  • 三郷市に避難指示

    午前3時過ぎ、三郷市の西を流れる中川沿いに「避難指示」が出て携帯がアラームを発した。中川の水位が洪水レベルに達したということである。草加の綾瀬川沿いと、吉川市、八潮市、三郷市の中川沿いに避難指示(レベル5)や高齢者避難指示(同4)が出て、三郷併せて約1万5千所帯(3万2千人)が対象。わが家は中川と反対側の江戸川に近い区域だが、日光街道の名所、草加松原のすぐ脇を流れる綾瀬川から中川、江戸川までの埼玉県最東部は「中川低地」と呼ばれ、少し前までは大雨の度に出水を繰り返して来た。このため国道16号沿いの地下50mに世界最大規模と言われる「首都圏外郭放水路」が掘られ、貯水と江戸川への放水設備が十数年前に完成している。春日部市の江戸川沿いの最終貯水槽と放水設備は、平時には「龍Q館」と呼ばれる観光施設である。地下80m...三郷市に避難指示

  • 刺繡と詩集を間違えて

    埼玉地方版の「さいたま文化」欄に寄せられた、短歌、俳句、及び詩の中から秀作を選んだ「朝日さいたま文化賞」。短い短歌や俳句は「その心」を読み取るのは難しいが、少し長い「詩」は何となく作者の心もちが理解できるような・・・。詩部門の正賞、「スニーカー」と題した郡山美和子氏の作品。「白すぎて眩しすぎてなぜか気恥ずかしい」下したてのスニーカーを履いて散歩しながら思う「心もち」である。選者が褒めるその中盤の対句、今日一日の糧を得て今日一日の運を拾うささやかさという最高の贅沢つつましさというちょっとした傲慢そして終盤は、そりゃ何も嫌な思いに身を馳せるより何も知らないふりをしていたいそれが生きていく叡智であればこのまま流されてみようかと、石を蹴る 作者の郡山美和子氏は、趣味の「刺繡」の本を探しに本屋に出向く。そこで、店員...刺繡と詩集を間違えて

  • 六月水無月は「皆仕尽」

    今日から六月(水無月)、水無月の「無」は「の」の意味であるという説が有力で、田植えの「水張月」、または田植えを仕終えた「皆仕尽」説などもある。逆に、田植え後のこの季節は暑さで水が干上がる文字通りの水の無い月説、「な」は「鳴」で水の力が鳴り響く月、水の力が新たな事物を生み出す月という説もある。(JAL機内誌「SKYWARD+」Web版より) さて、先月5月のウォーキングは、やっと平均7千歩/日のペースとなり、換算距離は約140キロ。バーチャル日本一周は、足掛け4ヶ月かかった高知県を抜け愛媛県の宇和島に着いた。2000年3月の伊能ウォーク隊の足跡では、高知最後の宿毛市(スクモ)以降、城辺町、内海村通り、津島町、そして宇和島市という記録が残る。城辺町、内海村は2006年に他の2町と合併し今は「愛南町」、津島町も...六月水無月は「皆仕尽」

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