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2019/08/16

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  • 鎖塚(北海道)

    北見市には「鎖塚」と呼ばれる塚と供養碑が残されており,そこには,暗い歴史の事実が隠されている。 まだ北海道の開発が進められていなかった明治時代,当時のロシアの南下政策に対抗するため,軍事道路を建設する必要に迫られていた。 そこで,札幌-旭川-北見-網走を結ぶ中央道路(現在の国道39号線,同333号線,道道103号線,同104号線に相当)を開削することになるのだが,人力頼みのこの時代,不足する労働力を補うため,網走監獄や空知集治監にいた囚人約1000人も労働力として駆り出された。 彼らは,不衛生な仮小屋暮らしの中,2人1組で足枷を鎖で結び付けられ,万が一脱走した場合には耳に穴を開けて鎖で足枷と結…

  • 岩出山城(宮城県)

    岩出山城は宮城県大崎市に存在していた山城で,応永年間(1394~1428年)に築城されたとされ,足利氏一門で奥州探題の地位にあった名門・大崎氏の家臣・氏家氏の居城であり,その時代は「岩手沢城」と呼ばれていた。 同地を治めていた大崎氏は天正18年(1590年),奥州仕置により改易,同地は木村氏の領地となるが,翌年,伊達政宗が米沢から移封されることになるが,この際,徳川家康が同城に留まり,同城の縄張りや改修を行い,伊達政宗に引き渡したと言われている。 伊達政宗は仙台城が完成する12年間,同城を居城としており,その間,「岩手沢」から「岩出山」へと名称が改められた。 そして,仙台城が完成して以後,伊達…

  • 豊浜トンネル(北海道)

    豊浜トンネルは国道229号線にあるトンネルで,昭和59年(1984年)に建造されたが,その12年後の平成8年(1996年),斜面において岩盤の崩落事故が発生,20名もの方々が命を落とす大惨事が発生した。 この崩落事故では大量の岩盤が崩落したため,ダイナマイトを使い爆破する作業が行わたが,その量の多さに作業は難航した。 そして,2回目の発破が失敗したとき,地元住民の間で「魔人が現れた。」との騒ぎが起きていた。 爆破された岩盤が,魔人のような姿をしていたからであり,地元住民は崩落事故が魔人の祟りであると噂したのである。 実は,地元には次のような伝説が存在した。 源頼朝に追われ,本州よりこの地にまで…

  • 飯詰城(青森県)

    飯詰城は五所川原市にあった平山城で,妙竜寺の東背後,標高約58m程度の高台に存在していた。 同城は,康永3年/興国5年(1344年),万里小路藤房の息子とされる朝日景房が築城したと言われている。 この朝日氏は,北畠氏の流れを汲むとされる浪岡氏に仕えていたが,天正16年(1588年),津軽統一を目論む大浦為信(後の津軽為信)の攻撃を受け城は落城,万里小路藤房より数えて十代目の朝日行安は自害,朝日一族も徹底的に捜索された上で殺害され,滅亡を遂げる。 なお,この戦いの最中,水脈を断ち切られた朝日氏は,白米で馬を洗い,余裕があるように見せる(遠目で見ると水で洗っているように見える。)など必死の抵抗をし…

  • コロポックル古戦場跡(北海道)

    コロポックルとはアイヌの伝承に出てくる小人のことで,「フキの葉の下の人」という意味であると解されている。 コロポックルに関する伝承はいくつか残っているようであるが,特に,十勝地方における伝承では,コロポックルはアイヌの迫害を受けたため同地を去ったといい,その際,コロポックルは「トカチップ(水は枯れろ,魚は腐れ)」という呪いの言葉を吐いて去ったのだという(このトカチップが十勝の語源であるとされている。)。 また,河西郡芽室町にある丸山(美生川の東方にある山)はコロポックルの砦跡と伝えらる場所とのことであるが,同山は心霊スポットであるといい,深夜に訪れるとコロポックルの霊に憑依されると言われている…

  • 心霊スポット候補地(その18)

    今回,心霊スポット候補地としてご紹介するのは「粟ノ巣の変事」発生地である。 粟ノ巣の変事と言ってピンと来る方は少ないと思われる。 これは,天正13年(1985年),現在の福島県二本松市で発生した,二本松義継による伊達輝宗刺殺事件を言う。 二本松氏は本姓が清和源氏,足利氏の支流で畠山氏の嫡流筋に当たる名家で,元々は畠山姓を称していた。 貞和6年(1345年),畠山高国は奥州管領に命じられるが,観応の擾乱(足利尊氏と弟直義の抗争)が発生すると,尊氏派の高国・国氏親子は,直義派で同じ奥州管領の吉良貞家に攻められ敗死,この際,畠山氏一族の多くも討ち取られてしまう。 幸い,国氏の一子・国詮が安達郡二本松…

  • 松前城(北海道)

    松前郡松前町にある松前城は安政5年(1855年),同地を治めていた松前氏が,江戸幕府の異国船到来の増加に伴う海防強化を命じられ築城した城で,元々,同地に存在してた福山館(慶長11年(1606年)築城)を拡張した,日本における最後期の,また,北海道における唯一の日本式城郭である。 そのため,同城では戦国時代の合戦こそ経験していないものの,明治元年(1868年)の戊辰戦争(箱館戦争)時,旧幕府軍側の攻撃を受け落城,その後,かろうじて天守閣や本丸表御殿,本丸御門が残されていたのだが,戦後すぐの昭和24年(1949年),火事により本丸御門以外が焼失,その後,昭和36年(1961年)に天守閣が復元,現在…

  • 小清水原生花園(北海道)

    オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8Km(275ha)の細長い砂丘に小清水原生花園が存在している。 同園では,クロユリやセンダイハギ、ヒオウギアヤメなど,約40種類の天然の花がその時々で楽しむことのできる美しい場所である。 しかし,その美しさとは裏腹に,心霊スポットであるという一面もあるようである。 噂では,この付近では焼身自をする者が多くいると言われている。 また,入水自殺,溺死事故が頻発に発生するそうで,特に,溺死事故は霊により海に引きずりこまれたと噂されているそうである。 そのためなのか,海岸線を夜中自動車で車で走ると,水平線上に不気味な赤い光が長く見えることがあるのだという…

  • 心霊スポット候補地(その17)

    今回,心霊スポット候補地としてご紹介するのは「戊辰戦争の戦場」である。 すでに,心霊スポットや心霊スポット候補地として,慶応4年/明治元年(1868年)に勃発した戊辰戦争関連の場所をご紹介したが,今回は,特に福島県内の戦場について,可能な限りご紹介したいと思う。 sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.jp (過去記事 心霊スポット候補地 会津)(過去記事 心霊スポット候補…

  • 九戸城(岩手県)

    九戸城は岩手県二戸市に存在していた,中世の平山城で,別名福岡城とも宮野城とも呼ばれていて,昭和10年(1935年),国の史跡に指定されている。 同城は同地方に勢力を有していた南部氏の支流・九戸氏の居城で,同氏の手に築城されたとされるが,正式な築城年は不明なままである。 さて,九戸氏の当主が政実の時代,主君で宗家でもある南部氏(当主は信直)と対立していた。 これは,南部氏の先代・南部晴政が天正10年(1582年)に死亡,その後を嫡子・晴継が継ぐが,同人も同年中に急逝してしまう。 そこで,晴政の娘を妻としていた南部一族の石川信直(晴政の長女の夫)と九戸実親(政実の弟,晴政の次女の夫)との間で後継者…

  • 碧血碑(北海道)

    函館市函館山にある碧血碑は明治8年(1875年)に建立された碑で,戊辰戦争のうち,特に箱館戦争で戦死した旧幕府軍,新撰組で有名な土方歳三以下約800名の戦死者を弔う慰霊碑である。 なお,「碧血」とは,「荘子」の「萇弘は蜀に死す。其の血を蔵すること三年にして、化して碧と為る」(萇弘死于蜀,藏其血三年而化為碧)という言葉から来ているもので,これは,から来ており、忠義を貫いて死んだ者の流した血は、三年経てば地中で宝石の 碧玉(ジャスパー)と化すという伝説にちなむものである。 さて,箱館戦争の後,賊軍とされた旧幕府軍戦死者の遺体は埋葬が許されず,腐敗されるまま放置されたていたのだという。 それを見かね…

  • 心霊スポット候補地(その16)

    今回,心霊スポット候補地としてご紹介するのは「海」である。 古来より,海では漁師,海運業者,釣り船など,船舶にて働く方が多く存在していた。 そして,それらの方々は時として事故に遭い,その命を落としていった。 それは技術の発達した現在でも同様であり,「板子一枚下は地獄」という言葉があるとおり,海上での船舶による仕事は命懸けでの仕事なのである。 さて,海上で命を落とされた方は「舟幽霊」になるものと信じられており,福島県湾岸部においても同様に信じられていた。 sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.jp ところで,舟幽霊について,その存在…

  • 朱鞠内湖(北海道)

    朱鞠内湖は雨竜川上流に位置する人造湖で,昭和18年(1943年)に完成している。 日本最大の湛水面積を持つ広大な湖で,総貯水容量もかつては日本一だった程である。 それだけ巨大なダムであるため,その工事はかなり難航した。 一説によれば同湖建造の際,零下の厳しい環境下にて作業することを余儀なくされ,その結果,1数多くの労働者が命を落としたとされている。 そして,その労働者達の無念がそうさせるのか,同湖では作業着を着た労働者と思しき幽霊の目撃談があるという。 また,労働者以外でも,小さい女の子と思しき幽霊の目撃談があるそうである。 現在は格好の釣りスポットとして,太公望達には人気のある場所であるが,…

  • 国道6号線(南相馬市)

    1 概要 南相馬市は平成18年(2006年),原町市,相馬郡鹿島町及び同郡小高町が合併・誕生した市で,大動脈として市内を国道6号線が通過している。 さて,その国道6号線であるが,次のような心霊スポットが存在するのだという。①旧原町市(現南相馬市原町区)地内,国道6号線沿いに,とある慰霊碑があるのだという。 この慰霊碑は,昔,国道6号線を作る際,人骨が発掘された場所だといい,それ以来,この場所では幽霊が現れるようになったため,建てられたものなのだという。②旧原町市から旧鹿島町(現南相馬市鹿島区)地内,やはり国道6号線沿いに,とある祠があり,ここでもやはり幽霊(女性の幽霊)が現れるのだという。2 …

  • 心霊スポット候補地(その15)

    今回,心霊スポット候補地としてご紹介するのは「陸軍墓地」である。 陸軍墓地はその名のとおり,大日本帝国陸軍が造成した墓地であり,全国に作られていた(なお,全国各地というより,全国に点在していた駐屯地(衛戍地)に置かれていたようである。)。 ja.wikipedia.org 同墓地では,造成された時代にもよるが,古くは西南戦争から第二次世界大戦に至るまでの間戦死した兵士や軍属,また,捕虜となった清国やドイツの兵士などが埋葬されている。 現在でも,霊園を含む墓地が心霊スポットであるとささやかれることが多くあるが,この陸軍墓地も心霊スポットであるとされているケースがいくつか散見される。 例えば,比治…

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