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森とまちをつなぐ「半農半X」日記 https://blog.goo.ne.jp/takebei6491

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武兵衛
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2019/06/10

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  • 「梅シロップ」で灼熱地獄を乗り切る

    先月中旬、急遽近隣から梅をいただくことになった。1本の梅の木から段ボール2箱分くらい収穫させてもらう。いつもだと「梅肉エキス」や「梅干」用にと多めに収穫するが、作業の大変さやこちらの高齢化のために、今年からは「梅シロップ」だけを作ることにする。さいわい、傷も病気もないきれいな梅であり、労力軽減のおかげで順調な「梅仕事」となった。まずは、水洗いしてよごれやごみを取り水気を拭う。へたを取るのや容器のアルコール消毒などと細かい作業が続く。氷砂糖と梅を交互に瓶に入れていき、まずはひと段落。和宮様は毎日様子を見ながら氷砂糖の解け具合によって瓶を傾けたりして楽しみなご様子だ。およそ、10日くらいすぎると氷砂糖も見えなくなっていく。長く放置してしまうと発酵が進みアルコール味が強くなってしまい、味が梅酒になってしまうので...「梅シロップ」で灼熱地獄を乗り切る

  • プラントハンターの密命は

    幕末に日本にやってきた英国のプラントハンターのロバート・フォーチュンは、訪日前に中国で歴史的な密命をやり遂げた跡だった。当時、イギリスの綿をインドへ、インドのアヘンを中国へ、中国の茶をイギリスへという「三角貿易」で、イギリス経済は巨万の富を帝国にもたらしていた。アヘン戦争(1840年)勝利でイギリスはさらに未踏の中国市場を飛躍的に拡大していくことになる。中国奥地に外国人が侵出するのは命がけだった。プラントハンターの若きフォーチュンは、「ロンドン園芸協会」から中国行きを命じられ、貴重な茶をはじめとする植物の苗と種を入手する密命を受けていた。彼は高級官僚服と辮髪をもって変装し、未知の国での採集を命がけでしていく。そんなドキュメンタリーを描いたのがサラ・ローズ(訳・築地誠子)『紅茶スパイ』(原書房、2011.1...プラントハンターの密命は

  • 関西では「馬込半白」が主流だった

    きゅうりを毎日のように収穫する。ときどきカラス軍団が襲来する。近くのナスは収穫直前にすべて盗まれてしまった。今年初めて植え付けたのが農協で苗を購入した白っぽいグラデーションのある「半白」キュウリだった。それも、節ごとに実をつける多収穫のうえに病害虫に強いという「節成」キュウリだった。半白キュウリは、江戸時代以前に日本に伝わった華南系キュウリが元とされ、大正初めには東京府内馬込村で「馬込半白」が育成され、明治後半には「半白節成」を誕生させ、ぬか漬けやサラダに人気があった。関西では「馬込半白」系キュウリが主流だった。昭和中期ぐらいまでは一般的に流通されていたが、現在では生産量が少なく、今ではスーパーの店頭ではほとんど見かけない。しかし、わが家で収穫した半白節成キュウリの塩こうじ漬けは実にうまい。パリッとした食...関西では「馬込半白」が主流だった

  • せつない黄昏を超えたいものだ

    数日前、雷が鳴り出し突然雨が降りしきる。そんな不安定な天候が続くなか、ひさびさDVDの映画を観ることにした。ウィリアム・ワイラー監督の米映画「黄昏」だ。1952年公開の作品。原作は1900年に出版されたセオドア・ドライサーの小説である。したがって、当時のアメリカの失業の深刻さも背景にもなっている。主人公役のオリビエやヒロイン役のジョーンズもそれにより追い込まれていく。堀田写真事務所webから一流レストランの支配人をやっていた主人公は、妻子がありながらヒロインにおぼれていき、結果的に乞食同然の孤立暮らしに陥る。いっぽう、不遇だったヒロインは劇場の女優として仕事を得てから主役に抜擢されるなど脚光を浴びた優雅な暮らしとなっていく。劇的なストーリーの映画化は戦後復興をめざした日本にも反響を及ぼしたようで、1950...せつない黄昏を超えたいものだ

  • 変わらぬ宗次郎のオカリナの音色

    冷房がきかないマイカーで初めての会場・菊川市の会場に向かう。数十年ぶりとなる宗次郎のオカリナコンサートだ。しかし、ナビが関係ない所を案内してしまい、いろいろ試してなんとか時間前にたどり着く。会場の「菊川文化会館アエル」は、外側からは建物の概要は見えない仕組みだった。森から入り口に踏み込むとそこは中世のヨーロッパの城に迷い込んだような錯覚を催す。回廊の中央には野外劇場や物産のイベントができるような広場があり、そこから大ホールや各会場に向かうが、オラのような初めての異邦人にはどこへ行けばよいかためらうが、好奇心をたぶらかす装置が稼働する場所でもあった。日本の物かどうか迷う不思議な灯篭のようなものが庭にあった。彫り物は龍のようだった。もう少し探検したいが時間がない。魅力的な会場や細かい仕様が気になったが、ホール...変わらぬ宗次郎のオカリナの音色

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