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めたすらいむの舟 https://metal-metal-slime.hatenablog.jp/

音楽(ヘヴィメタル、特にデスメタルとブラックメタル)、書評、美術館などの体験記を通じて、文書作成を楽しんでいます

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2019/05/28

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  • 半藤一利 / 世界史のなかの昭和史

    世界史のなかの昭和史 (平凡社ライブラリー0905)作者:半藤 一利発売日: 2020/07/12メディア: Kindle版 半藤一利 / 世界史のなかの昭和史 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『昭和史』を読んだ後に、本作の存在を知った(妻が買ってきた)ので読了。半藤一利さんが近々で逝去されたこともきっかけではあったかな。 2.内容 ベストセラー『昭和史』は2009年の本だっけ?こちらは『昭和史』を受けて世界史に目を向けた書籍となっています。平凡社ライブラリーより2020年に発刊されました。元は2016年の雑誌連載だったようです。 世界(=外国)が日本をどのようにとらえていたか、またあ…

  • 菊池寛 / マスク スペイン風邪をめぐる小説集

    マスク スペイン風邪をめぐる小説集 (文春文庫)作者:菊池 寛発売日: 2020/12/08メディア: Kindle版 菊池寛 / マスク スペイン風邪をめぐる小説集 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻が買ってきたシリーズ。菊池寛って、文芸春秋立ち上げおじさんで名誉ある賞作ったおじさんなのは知ってるけど、作品は読んだことなかったな、そういえば。 2.内容 コロナ禍における便乗企画といいますか。売り物としてのコンセプトは非常に分かりやすい2020年に文春文庫から発刊された、短編8編を含む短編集。 言うほど全編がマスクでもスペイン風邪がテーマでもないです。まぁ短編集にはよくあることか。ただ…

  • 柞刈湯葉 / 未来職安

    未来職安 (双葉文庫)作者:柞刈湯葉発売日: 2021/01/13メディア: Kindle版 柞刈湯葉 / 未来職安 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 昨年『人間たちの話』を読みまして、面白かったのですよ。Twitterもフォローしている湯葉先生の文庫作品が出たということで、さっそく購入しました。 2.内容 原作は2018年に双葉社から単行本リリースされたもので、本書は2021年に文庫化したものです。双葉文庫からのリリースです。とりあえず、「柞」が変換できなくて困った。サクと読みそうな雰囲気は感じだが、サクっていっぱいあるし…ハハソとも読むらしいんだけど、変換されないし。イスって読まない…

  • アンデシュ・ハンセン / スマホ脳

    スマホ脳(新潮新書)作者:アンデシュ・ハンセン発売日: 2020/11/18メディア: Kindle版 アンデシュ・ハンセン / スマホ脳 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 最近売れている新書のようですね!書店での宣伝とわかりやすいタイトルに釣られクマして購入。 2.内容 原著は『skärmhjärnan』と言う2019年に発表されたスウェーデンの本で、2021年に新潮新書からリリースされた訳本がこちら。日本語訳で現れた釣りタイトルかと思いきや、スウェーデン語で『skärm』がスクリーン(画面)、『hjärnan』が脳ということで、わりと原題そのままだった。作者は精神科医だそうですね。 …

  • アイナ・ジ・エンド / The End

    THE END(アルバムCD2枚組)(MUSIC盤)アーティスト:アイナ・ジ・エンド発売日: 2021/02/03メディア: CD BiSHのメンバー、アイナ・ジ・エンドさんのThe Endをレビュー。 1.作品を選んだ理由 特に存在は知りませんでした。BiSHも名前は知っていたけど、特に聞いたことはありませんでした。普段ポップスを聞くわけでもない我が家ですが、奥さんが久しぶりに欲しいCDだと言って買っていたので、自分も聞きました。そういう人間が聞いた感想となります。 2.内容 すべての楽曲でアイナ・ジ・エンドが作詞作曲を行った、2021年リリースのソロアルバム。昔から発表するしないは置いとい…

  • Aghora / Aghora

    Aghora発売日: 2007/12/12メディア: MP3 ダウンロード アメリカのプログレッシブメタル、Aghora / Aghora をレビュー。 1.作品を選んだ理由 なんで自分のiPodに入っているかも記憶がないレベルだが、プログレメタルの文脈で買ったんだと思う。最近プログレメタルのマイブームが再来しているので、ライブラリ内からProgressive Metalでタグ付けしてあるものを聞いていっている。 2.内容 2000年にDoubles Productionsというところからリリースされたらしい。全然知らん…ということで、今Metallumを見てみたら、ドラムがSean Rein…

  • Job for a Cowboy / Sun Eater

    Sun Eaterアーティスト:JOB FOR A COWBOY発売日: 2014/12/10メディア: CD アメリカのデスメタルバンド Job for a Cowboy / Sun Eater をレビュー。 1.作品を選んだ理由 1st『Genesis』2nd『Ruination』は所謂デスコア入門盤的に持ってて、なんかこの4thは音楽性が大分変ったらしい、ということは知ってたんですよ。ディスクユニオンで安く見かけたので買ってみたよ。 2.内容 2014年にMetal Bladeからリリースされた4作目。おお、確かに一聴して全然違う音楽になっている…。初期はふとましくもややメロディのあるフ…

  • V.A / 2010年代SF傑作選 2

    2010年代SF傑作選2 (ハヤカワ文庫JA)発売日: 2020/02/06メディア: 文庫 2010年代SF傑作選 2 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 なんかハヤカワでプッシュされていたのと、日本SF小説家の近代作品を読んでみたかった。ナンバリングの2冊のうちでは、2の方が比較的若いというか、2010年代デビューの作家が取り上げられているということで、こっちを買いました。 自分はSF初心者です。本作で読んでみたかったのは柴田勝家、三方行成。既に読んだことがあったのは小川哲。 2.内容 2020年に早川文庫からリリースされた、先に書いた通り2010年代にデビューしたSF小説家の短編作品…

  • ピーター・ワッツ / 6600万年の革命

    6600万年の革命 (創元SF文庫)作者:ピーター・ワッツ発売日: 2021/01/09メディア: Kindle版 ピーター・ワッツ / 6600万年の革命 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 立川ジュンク堂書店の新刊コーナーでハヤカワとか創元のところを見てところ、表紙とタイトルが目を引いた。作者や作品のことは何も知らなかったが、ストレートな宇宙SFが読めそうな予感を感じた。あと、デカい数字を出されるとスケールが大きく感じるという単純な人間なのです、私は。 2.内容 原著は2018年に発表された中長編"The freeze-frame Revolution"と、そのスピンオフである短編"T…

  • 円城塔 / バナナ剥きには最適の日々

    バナナ剥きには最適の日々作者:円城 塔発売日: 2014/05/22メディア: Kindle版 円城塔 / バナナ剥きには最適の日々 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 伊藤計劃の作品オモスレーって読んでた時に、この方のお名前もよく見かけた。これは作者名が同じア行で、書店の本棚で目に付いたという理由も大いにある。何を1作目に読んでみようかと裏表紙の解説を見ていると、どうも本作はどうやら「わからないけどおもしろい、の理由が少しわかるかもしれない」短編集だという。薄くて読みやすそうだし、ということでこれが円城塔の1冊目になったのです。 2.内容 2012年に早川書房から単行本化され、2014年…

  • 中曾根康弘 / 自省録-歴史法廷の被告として-

    自省録―歴史法廷の被告として― (新潮文庫)作者:中曽根康弘発売日: 2017/04/28メディア: 文庫 中曾根康弘 / 自省録-歴史法廷の被告として- のレビューです。 1.作品を選んだ理由 高橋是清『随想録』を読んで、政治家個人が語る歴史は面白いと思っていたところで、本屋を徘徊していたら見つけたのがこの『自省録』。先日までご存命だった方ではあるが、氏が首相を務めた頃にはまだ自分は生まれてないし…十分「歴史」の範囲なんだよなぁ。 2.内容 底本は2004年に刊行された同名の書籍で、2017年の本文庫化にあたり新潮45の記事と解説が追加されている模様。氏は結構な数の書籍を書いてきたようだが、…

  • 高橋是清 / 随想録

    随想録 (中公文庫プレミアム)作者:高橋 是清発売日: 2018/04/20メディア: 文庫 高橋是清 / 随想録 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 半藤一利の『昭和史』と三島由紀夫の絡みで、二二六事件に興味を持つ。江戸東京たてもの園に遊びに行く。赤坂から移築された高橋是清邸があり、この家で暗殺されたことを知る。高橋是清について知りたい。という動機です。『高橋是清自伝』と迷っただけど、自伝は上下巻セットと長いので、単刊のこっちを選択したというわけ。 2.内容 高橋是清の秘書官である上塚司が、高橋是清の様々な言葉(文章や講演、対談記録など)を随想録としてまとめていた者。高橋是清が二二六事件…

  • 三島由紀夫 / 手長姫・英霊の声 1938-1966

    手長姫 英霊の声 1938 -1966 (新潮文庫)作者:三島 由紀夫発売日: 2020/10/28メディア: 文庫 三島由紀夫 / 手長姫・英霊の声 1938-1966 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『英霊の聲』が河出文庫からしか出ていないんだなぁと思っていたら、まさかの2020年の新潮文庫新刊で、本作が出ていた。まぁ三島由紀夫の新刊ということで、河出文庫の方と同時に購入。やはり没後50年だからそれに合わせたリリースがあったということかなぁ。 2.内容 2020年に新潮文庫からリリースされた、1938年(当時13歳)の『酸模』から晩年と言っていい1966年の『英霊の聲』まで幅広い年…

  • Caligula's Horse / Moments from Ephemeral City

    Moments from Ephemeral City (Re-issue 2017) [Explicit]発売日: 2017/06/16メディア: MP3 ダウンロード オーストラリアのプログレッシブメタル、Caligura's Horse / Rise Radiantをレビュー。 1.作品を選んだ理由 5th『Rise Radiant』と同時購入。 2.内容 2011年にインディーズリリースされたバンドのデビュー作です。その後Inside Outから2017年にリイシューされており、手持ちはリイシューの方。Metallumで調べる限り、収録曲に差はなくリマスター等もされていないようなので、…

  • 柳美里 / JR上野駅公園口

    JR上野駅公園口 (河出文庫)作者:柳美里発売日: 2017/03/03メディア: Kindle版 柳美里 / JR上野駅公園口 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 府中の書店でプッシュされていたのと、全米図書賞 翻訳文学部門を受賞したという帯タタキに魅かれて。ページ数が少なく、600円とお手頃価格だったのもある。話題書をたまには読もうと思うよね。柳美里さんの作品を読むのはこれが初めて。 2.内容 2014年に河出書房から単行本リリースされたものが、2017年に河出文庫からリリースされたもの。なんで今話題沸騰なのかというと、やはり全米図書賞受賞という点で、後追いで日本で評価され始めたってこ…

  • 半藤一利 / 昭和史 1926-1945

    昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)作者:半藤 一利発売日: 2012/01/01メディア: Kindle版 半藤一利 / 昭和史 1926-1945 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻ライブラリーから拝借。以前書店で見かけて気になってはいたんだけど、買うには至っていなかった作品ではあるんだが、なんか妻が買ってました。 2.内容 半藤氏の寺子屋的昭和史講座を元に、書籍として再構成された昭和史の講話集。 元が講話だけあって、あくまで語り掛ける形式で展開される本文は非常に読みやすい。自身が戦中に少年時代を過ごしたからこそ出てくる体験談も、貴重な記録と言っていいのでは。…

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