(パリ紀行④)Cafe・de・la・Paix(カフェドラペ)で優雅なひと時を
眠い…。もう少しゆっくり寝かせて…大トトロの物音に耳をふさぐかのように毛布を頭までかぶり直した瞬間、あ、ここはパリなんだ!と気づいた。 「早くしないと写真がとれないよ」 「なんの写真?」 「朝食の写真撮りたいって言ってなかった?人がいないうちの方が良いと思うけど」 そうだった!ようやく事態が見えた。毛布の中でまったりしている暇はない。急いで支度すると7時からの朝食に一番乗りで駆けつけた。他に客なし。冬の朝はまだ暗い。窓外の灯が闇に美しい。こんなに早くから朝食をとるのは日本人くらいなものだ。 懐かしいCafe・ド・ラ・ぺ。 以前定宿にしていた頃は余りに日本人の宿泊客が多かったせいか、このcafe…
(パリ紀行③)ルグラン パリの贅沢な時間に癒されたい素敵なあなたに
久しぶりにフランスへの旅🇫🇷 30代の頃は毎年パリやニースに行っていたのに、いつの間にか遠い国になっていた。 どうしてか、若い頃の方が今よりリッチだったからだ。家のローンやら円安やらなにやかにやで、せいぜい物価のまだ安いサイゴンには行けても、パリには行けなくなった。サイゴンにハマっているのは、サイゴンの街が、リトルフランスだからなのだ、とふと思った。 フランスがベトナムを占領下に置いていた時代、街の中心に小さなオペラ座を築き、その近くにフランス様式のグランドホテルが造られた。そこの中庭に佇むとパリの空の下にいる錯覚に陥る。 占領下、ベトナム人にフランス刺繍を教え、パンの作り方を教え、カフェをつ…
(パリ紀行②)ヴァンヴVanvesパリ三大蚤の市 日用品ぞろいのイチオシ
パリの三大蚤の市。 一番のお気に入りは ヴァンヴ蚤の市。 市の大きさもちょうど良く、お値段も手頃な可愛い品々が所狭しと並んでいるのです。 クリニャンクールのような大型家具などはありません。 これはホタテのマリネなど前菜をいただくプレート。 宿泊しているオペラ座近くのホテルから地下鉄を一回乗り継げば、約20分で到着してしまいます。 最寄駅「Porte de Vanves」からすぐに市が見え、駅から歩いて2分の立地。 500mくらいに渡って両側にお店がズラリと並んでいます。 前回も前々回の時にも、アンティークのグラスを買いました。今にも壊れそうな薄いガラスに気品ある模様が施されていました。店主が丁…
(パリ紀行①)オルセー美術館、印象派の絵画にしばし癒されませんか?
Bonjour💕 花の都パリ、の季節を散策したかったものの都合がつかず、初冬の絵画の都パリを堪能しています。 前回のブログにゴッホの映画「永遠の門」について書きましたが、パリに飛んで、一昨日オルセー美術館でゴッホの自画像に会ってきました。映画の主人公は自画像にそっくりですね。 オルセーは、ゴッホをはじめ印象派の巨匠たちの絵画の波のよう。次から次に名画があふれ出てきます。教科書に載っていた名画が、マジかぁ〜と言いたくなるくらいに、壁に無造作に飾られていて、感動します。ホンモノを見続けていると、すぐにニセモノの見分けがつくようになるといいますが、確かにこれだけの収集を度々眺めていたら、ホンモノを見…
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