(パリ紀行④)Cafe・de・la・Paix(カフェドラペ)で優雅なひと時を
眠い…。もう少しゆっくり寝かせて…大トトロの物音に耳をふさぐかのように毛布を頭までかぶり直した瞬間、あ、ここはパリなんだ!と気づいた。 「早くしないと写真がとれないよ」 「なんの写真?」 「朝食の写真撮りたいって言ってなかった?人がいないうちの方が良いと思うけど」 そうだった!ようやく事態が見えた。毛布の中でまったりしている暇はない。急いで支度すると7時からの朝食に一番乗りで駆けつけた。他に客なし。冬の朝はまだ暗い。窓外の灯が闇に美しい。こんなに早くから朝食をとるのは日本人くらいなものだ。 懐かしいCafe・ド・ラ・ぺ。 以前定宿にしていた頃は余りに日本人の宿泊客が多かったせいか、このcafe…
2019/12/27 23:56