chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
けい先生
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/04/18

arrow_drop_down
  • 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)を作りました。水太りの方、むくみの治療。

    材料が揃ったので、防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)の調剤をいたしました。これも、古典医学書籍である「金匱要略」からの出典です。2000年近く人々の病に貢献してきた漢方薬なので、安心して使うことができます。日本の漢方医学家は基本的には、中医学のように現代の治療家が自分で作ったレシピによる漢方薬を喧伝することは稀です。古来からある漢方薬のレシピを変えずに、そのレシピに合った体質の患者さんを、細やかな問診、腹診、舌診、脈診によって見つけ出して処方することを第一義と考えています。さて、防己黄耆湯は水太りの方のダイエットや、むくみの治療に使われる漢方薬です。水太りで重たくなった身体による負担で、同時に適度な締まりがなくなった関節の負担などで、節々の痛み、慢性的な疲労感、水が多いための冷え性、そして汗をかきやすい、いわ...防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)を作りました。水太りの方、むくみの治療。

  • 釣藤散を作りました。 頭痛の名薬ですが、本来は高血圧の治療薬でもあります。

    釣藤散は頭痛薬として有名です。小林製薬では、「ズッキノン」という名前で売られていますが、12世紀半ば、宋の時代に編纂された普済本事方という古典医学書籍に記載されている由緒正しい漢方薬です。漢方アメリカOnlineではこちらに載せています。https://www.kanpouamerica.com/product/111頭痛を筆頭に、高血圧、イライラ、めまい、フラフラふわふわする感じに特化された漢方薬です。ほぼどなたでも服用可能な漢方薬です。体力のある方、普通な方、体が虚していても(弱っていても)服用可能です。日々のストレスや累積疲労で、上逆(体の下の方にあるべき熱気が上がってしまう事)してしまった気の流れが虚熱となって、上半身の弱っているところに影響を及ぼしているのです。釣藤散がこの虚熱を処理しますので、...釣藤散を作りました。頭痛の名薬ですが、本来は高血圧の治療薬でもあります。

  • きちんと漢方医学の事を知りたい方々へ。。。副作用についてなど、 ネット独学による自称専門家の弊害を正しましょう!

    この本は、医学知識がなくとも理解が深まる、漢方医学の入門良書です。「漢方薬の副作用」、「医師による大きな誤解」、「わざと多く飲んだら何が起きるか。」なども詳しく書かれてあります。山本巌流とありますが、故山本医師が独断で考えた配合の紹介書物ではありません。これは山本医師が古来から使われている漢方薬とその配合されている単品薬剤をどのような理解で処方すればよいかを知るための入門書です。お弟子さんで薬剤師の新井吉秀先生によるご著書です。私が今まで読んだ漢方医学書の中で、医学知識がなくても、かなり理解しやすくまとめてある、一押しの書籍です。医学教育を受けたことのない方が、消化不良になりがちな医学書や、ネットによる漢方医学の専門ブログなどで学ぶよりも、はるかに簡単に理解を深めることができるでしょう。私自身も襟元を正す...きちんと漢方医学の事を知りたい方々へ。。。副作用についてなど、ネット独学による自称専門家の弊害を正しましょう!

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、けい先生さんをフォローしませんか?

ハンドル名
けい先生さん
ブログタイトル
けい先生のつぼにくる話
フォロー
けい先生のつぼにくる話

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用