新年度がスタートし、そしてゴールデンウイークですね。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 先月、3月24日に行われた 家庭教育推進協会主催の家庭教育相談士スキルアップ研修に参加させていただきました。 家庭教育相談士は、家庭教育推進協会認定の民間資格で、定期的にスキルアップ研修を開催してくださっています。 プログラムは、講義、ロールプレイ、相談士の会(懇親会)で、 講義テーマは 『家庭教育相談士としての基本姿勢』 と、『起立性調節障害について』でした。 感想をまじえて少し振り返ってみたいと思います。 お付き合いいただけると嬉しいです。 スキルアップ研修 家庭教育相談士の基本姿勢(テキストP8から)について、抜粋してポイントを教えていただきました。 「相談が中心であること」 家庭教育相談士は自身の子どもが不登校になり、家庭教育を学ばれた方が多くいらっしゃいます。 私もですが、子どもが学校へ復帰し毎日「学校へ行く」ということを目標に家庭内対応を学んできたので 「この経験が誰かの役に立てれば」という気持ちがあり、ついアドバイスをしたくなります。 ですが、子ども達が社会的自立に向かって歩んで行く方法としては学校復帰だけが唯一の道ではなく、 選択肢は他にもあります。 相談する方がどんなことを悩んでいて、どんなふうに解決して行きたいのかを積極的によく聴くことが 大切です。 その方が本来持たれている力を引き出すお手伝いをし、どうしたらいいのか一緒に考えていくことに努めたいと改めて思いました。 「ポジティブな面にも目を向ける」 不登校というと、ついネガティブな面にフォーカスしてしまいがちです。 「このまま学校に行かなかったらどうしよう」 「昼夜逆転しているようだ」「ゲームばかりしている」 「早く何とかしないと」 「育て方を間違えたのだろうか」 不安と心配でいっぱいになってしまったり、焦ってしまったり。 私自身を振り返ると、 悲しみ、苦しみ、後悔でいっぱいになってしまいました。 ポジティブな面もあるはずなのですが考えられなくなってしまいがちなのだと思います。 でも、信頼できる他者に話すことで違う側面もあると気付くことができるかもしれません。 子どもが本来持っている優しいところやよく気がつくところ。 親を困らせようとしているわけではなく子ども自身もどうしたらいいのかわからず悩んでいるのかもしれないこと。 少し距離をとってみてみるというこ