chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 全国展開は必ずしもよいことではない

    高度経済成長期からバブル崩壊までは、国内の経済はほぼ右肩上がりであり、小売業やサービス業の大手企業はこぞって全国に店舗網を拡大することで、売上や利益を増大させていった。日本経済もほぼ順調に成長を継続させ、世界に通用する水準となった。また、製造業も世界に通用する水準となり、輸出を拡大することで、外貨を稼ぎ、競争力を高めていった。しかし、バブル経済の崩壊後、今までのビジネスモデルは転換を余儀なくされる。国内では経済の低迷が続いたことで、大手製造事業者はコストを削減することを目的に、海外へ生産拠点を移転した。この結果、国内産業は空洞化し、リストラを進めつつ、企業は生き残りをかけることなった。しばらくすると、国内では人口減少に転じ、現在でも続いている。少子化も急速に進み、労働者の人手不足も深刻化しつつある。人口減...全国展開は必ずしもよいことではない

  • 「一票の格差」も法の下の平等を考慮

    15日に衆議院議員選挙が公示された。現在、選挙戦が展開され、各候補者や政党は当選を目指し、各種活動を精力的に実施している。公示翌日から期日前投票が実施され、投開票日である前日まで投票することが可能である。国政選挙が実施されるときに、毎回、「一票の格差」の問題が報道されている。憲法では法の下の平等が保障され、投票における価値は原則として、平等であることが求められる。ただし、国政選挙の場合、選挙区の数が多いことで、一定の許容範囲を認め、誤差の範囲としてとらえられている。最高裁の判例により、衆議院選挙の場合、投票価値の格差は2倍以内であることが求められている。今回の衆議院選挙の直近に改定された選挙区改定作業では、1.99倍に収まっていたので、合憲である。ただし、公示前日の有権者数から計算すると、2.06倍となっ...「一票の格差」も法の下の平等を考慮

  • 大館能代空港、近くにICがあるが…

    大館能代空港は北秋田市の北部に位置し、周辺は山である。同空港からほど近い場所に秋田自動車道の大館能代ICがある。同ICから同空港へはクルマで1分未満でアクセスできる。同空港の近くにICが開設されたことで、弘前市も利用圏域に入ることとなった。ただし、同市からは距離が70㌔程度あることもあり、70分を要する。同市からは青森空港と合わせ、大館能代空港も利用圏域に入り、利便性は向上している。大館能代空港では東京便が3往復するだけであり、他の都市との就航便はない。就航している便数からすると、利便性が高いとはいえず、今後の課題である。かつて札幌便や大阪便が就航していたが、利用率の低迷により、運休している。実質的には廃止といっていいだろう。北秋田市鷹巣地区から東京までは、鉄道利用で5時間以上かかる。航空の場合、1時間1...大館能代空港、近くにICがあるが…

  • 道路の陥没、減少傾向だが…

    最近、広島市西区で道路が陥没する事故があり、建物が崩壊した。これにより、周辺住民が避難生活を余儀なくされている。国内では昔に比べ、道路の陥没は工事における技術が向上していることで、減少傾向である。ただし、数は少ないものの、陥没は発生している。上下水道管の老朽化や地下水、各種工事などの影響により、道路の陥没が発生する可能性がある。工事の際には終了後、きちんと埋設用の土砂で埋め戻し、転圧をきちんと行うことが重要である。1週間程度、現地を確認の上、道路環境に異常がないかを確認することが重要である。道路は温度や天候、使用頻度などにより、多少なりとも経年劣化が起き、変化が進む可能性もある。海に近い場合、風や雨、寒冷地では雪の影響を受けやすく、変化が起こる可能性が高まる。自然現象ではあるものの、現地確認や点検など安全...道路の陥没、減少傾向だが…

  • 夢洲への鉄道延伸は良いこと

    大阪・関西万博は来年4月中旬に開幕を迎える。万博会場の整備は概ね順調に進んでいるといっていいだろう。一方、万博会場である夢洲地区(此花区)へ接続する大阪メトロ中央線は現在、コスモスクエア-夢洲間で延伸工事が進められていて、来年1月中旬開業予定である。中央線は万博会場への唯一の鉄道路線であり、万博来場者の60%程度の利用が予想される。万博終了後、周辺にはカジノを含む統合型リゾート施設(IR)が2030年秋ごろに開業予定である。IR事業者が撤退する契約解除権を放棄したことで、事業が進行されることが確実となった。来年4月から工事が開始されるが、万博開催期間中は工事を中断する可能性もあり得る。JR西日本が桜島-夢洲間、京阪が中之島-九条間において、延伸計画がある。今後、採算性や工事難易度などを勘案しながら、実際の...夢洲への鉄道延伸は良いこと

  • 鹿児島市電が脱線、けが人はなし

    3日午後、鹿児島市の市電が脱線した。場所は谷山電停付近であり、分岐器を通過するときに脱線した。谷山電停は終点であり、現場近くには有名進学校である(鹿児島)ラサール中高があり、海も近くに位置している。最近、路面電車のトラブルが増加傾向である。運転手や保線、整備などの人員が不足傾向であり、現場に負担感が増している可能性が大きい。適正な人員を確保することで、円滑は電車運行や維持管理が重要である。さらには労働者の待遇改善も重要である。待遇の改善は労働者の確保に直結する。少子化により、特に若年層の労働者の確保は容易ではない。定年を過ぎた人であっても、再雇用や短時間勤務などで労働力を確保することは可能であり、シニア世代を有効活用することも大切である。路面電車は高度経済成長期にはクルマの急速な普及により、クルマを優先す...鹿児島市電が脱線、けが人はなし

  • 広島市で新電停が43年ぶりに新設へ

    広島市は人口約120万人の政令市で、政治・経済・文化の中心都市である。高速交通体系も整備されていて、広島駅ではJR線の列車は新幹線を含め、すべて停車する。これだけ拠点としての価値が高く、原爆ドームや広島平和公園など観光名所も数多い。同市中心部の地形は海が近く、川が多いことや地盤が弱いことで、地下鉄建設には不適当である。その影響を受け、中心部には路面電車網が広く整備されている。第二次世界大戦前から運行され、原爆投下の翌日も運転されていた。広島電鉄が経営する路面電車は今日まで運転され、市内外の人に広く利用されている。同市の路面電車網は全国最大級であり、運行本数が多いことで、待ち時間が短く、地下鉄のように上下の移動がほぼないという大きな利点がある。広島電鉄は新電停を43年ぶりに新設するという。広島駅の近くに位置...広島市で新電停が43年ぶりに新設へ

  • 大館市は炭鉱閉山からうまく脱却できず

    大館市は秋田県北部に位置し、北端を青森県と接している。人口約6万人であり、多くの他の都市と同様、人口減少や少子高齢化が進みつつある。高齢化率は約41%であり、全国平均をはるかに上回るペースで高齢化が進行している。同市は第一次世界大戦前に炭鉱が発見されたことで、黒鉱などの採掘が始まり、次第に採掘量が増加していった。このことにより、まとまった採掘量が継続したことで、戦後も継続的に採掘が継続された。しかし、高度経済成長期に入ると、次第に炭鉱が枯渇傾向となったことや、価格差の影響による輸入へのシフト、石油へのシフトによるエネルギー革命などにより、同市での採掘量は減少し、その後、閉山となった。この結果、炭鉱従事者が離職したことで、市外への転居者が増加したこともあり、産業は低迷し、人口も減少傾向となった。同市では長年...大館市は炭鉱閉山からうまく脱却できず

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、オダユウさんをフォローしませんか?

ハンドル名
オダユウさん
ブログタイトル
秋田マニア愛好会(秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)
フォロー
秋田マニア愛好会(秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用