胆管がん、ステージ4、リンパ節転移あり。 患者目線で抗がん的な内容を提言、日常、病状、それに心理学。
今日は入院中の話など・・・。大部屋だと、一人あたりの床面積、狭いですよね。お隣との仕切りはカーテン一枚。テレビ台と小さなクロゼット。それにベッドテーブル。我が家なんか、とても個室を準備できる資力はないんで、ずっと大部屋です。災害時の避難所の体育館の密集度が国際基準を満たしていないとかいろいろ言われてますけど、病院の大部屋はどうなんだろう?などと考えます。それはさておき、そこは自分のお部屋になるのだ...
「がん患者や家族の不安、どう支える?気休めは逆効果」(下方にも記事を転載します。)がん患者で、支えられる者の一人として申します。本質的に支え合うということが大切です。でも、癌ともなればパワーバランス上、支えていただくことが多いのです。決して依存しているわけではありません。そして、経験して思うことは、相手に「支える」気持ちが発生するかどうかでかなり異なります。これは「癌になっちゃって」というカミング...
癌だと、予期不安が多いです。この先の命の不安、再発の不安。生活の不安、経済の不安・・などなど。予期不安という言葉は主に「パニック障害」といった精神医療や心理臨床の領域で強調されて使われるのですが、実際に日常のいろいろな場面で「予期不安」は発生します。ただし、その「予期不安」が急激で強いものであったり、頻繁に起こるものは、それはやはり精神医療や心理臨床にお願いすると良いです。今ここの不安や恐怖は、わ...
何か悩み事にとらわれている時。「とらわれ」とはまさに反復的思考をしている時です。反復思考をしていると、うつになりやすいんですよね。癌の方はうつ病になりやすいです。「解決策がない」(かのような)恐怖があるからです。心理学では、人間は良好なことよりも、リスクの方に注目しやすい性質があるのがわかってます。不安にあるとき、とくにその傾向が高まります。うつはほんとうに、癌の治療に良くないんですよね。予後も悪...
食生活を見直したら、今までかなり抗癌的な食生活でした。それでもステージ4の癌・・。発症原因は他の要因が強いのでしょうね。ま、とりあえず、少しでも抗がん的な食生活寄りにしよう!と決心。例えば、カレー。市販のルーは脂と塩が強くて、もともとあまり好きではありませんでした。カレーは本来、薬膳的要素が強くて、抗がん作用のあるターメリックも多量に入っています。では、香辛料をブレンドして手作りしちゃおう!豆カレ...
長かった連休あけから、抗がん剤が始まりました。体がダルイですね。鬱々としてしまいます。鬱は予後に良くないと明らかになってます。なので、早めに鬱のお手当をしちゃいましょう!それは、簡単なことです。笑うこと!笑いと癌に関する研究も様々行われていて、さすがに笑っただけで癌がぴゅーうっと消失するといった直接の例はないようですが、ジワジワと効き、予後が上昇するようです。なぜなら、笑うと免疫細胞が活性化された...
今日は入院中の回想。術後の経過として傷の回復、合併症無し、日常のことができるとなるといよいよ退院。私は幸いに傷の回復も順調で、合併症もなかったです。あんなに大きな手術だったのに、ありがたかったです。それでも自分から見上げる時間軸は、永遠に癌で死に続けるような際限のない苦しさで、身体の様子も環境も地獄と思ってました。だから逃れたい気分が、退院、帰宅というシンボルになっていたんですね。でも、よく考えれ...
連休中に特段の計画もなく家にいて、本を読んでいました。癌になってから、なんとなく買い求めた癌関連の本たち。実は買ってからずっと数ヶ月も積読中になっておりました。なぜ手に取れなかったかというと、自分を癌だと認識してしまうといった防衛機制なんですよね。明らかに回避です。でも積読本を見渡せば、「こうすれば癌を治せる」といった本ばかり。標準療法以外の本ばかりです。回避的な本を買っておき、それを回避するって...
私の卒論の指導教官は医師で、死生学にご興味のある方でした。医療現場のお話から、「患者さんが死ぬことは、医師だってみんな怖いんですよ。防衛機制が働きますよ。逃げがありますよ。」と、素直に告白される気さくな方です。私が尊敬している師匠の一人です。その先生が、ゼミの中である専門家の提言を参考として紹介されてました。それは助産師ならぬ助死師という役割です。助死師とは患者さんの死を助ける専門職のことらしいで...
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