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  • 『ほの蒼き瞳』スコット・クーパー

    昔(といっても自分自身の子供時代ってことだけど)の映画と今の映画はどこが違うのだろうと考えてもすぐにはわからないのだがやはり何かが違う。 何かを考えながら観ていたのですが。 奇妙な味を楽しめる映画でした。 ネタバレしますのでご注意を。 エドガー・アラン・ポー。本好き特にミステリー好きなら教科書として古典として絶対一作は読んでいるでしょう。 私も幼少期に『黒猫』『黄金虫』『モルグ街の殺人事件』などの流れはひととおり読んだものですがそれ以外は(非常に興味はありながらも)読まずじまいで終わっています。 とはいえポー世界には今も魅かれています。 この映画でその世界観を少し味わえた喜びもあります。 いや…

  • 『キング』デヴィッド・ミショッド

    話の内容はよくわからないのですが、とても良い感じです。 今の映画だなあという感じがひしひしなのです。 『王』というタイトルでその通り若きヘンリー5世が王となっていく物語です。 昔だったら堂々たる体格の男性が担う配役でしょうが今はこんなひょろひょろやせっぽち青年というより少年というイメージの若者がその役に付くのが今なのでしょうね。 昨日まで観た『パワー・オブ・ザ・ドッグ』とほぼ同じような内容に思えました。 そうかつてならフォルスタッフのような男こそ主人公だったのですが今は繊細で華奢な王子が主役となる。 男性的とは言い難い美しい顔立ちであり争いを嫌う。しかし同時に戦う意志を持っている。 見ごたえあ…

  • 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ジェーン・カンピオン

    こんな映画が観たかった、という衝撃で打ちのめされています。 何度も観てカンピオン監督の映像も観てなぜこんな映画ができあがったんだろうかという不思議に浸っていました。 ネタバレしますのでご注意を。 家父長意識で凝り固まった男フィルに酷い虐めを受けた母と息子。母親ローズは怯えて酒に酔うことに逃げ込む。 しかしローズが唯一嗜むピアノの腕前をフィルは蔑み徹底的に苛め抜く。 死んだ父親に対して息子のピーターは「母を守る」と約束していた。 一見やせっぽちでひ弱で女の子のように優し気な美しさを持つピーターだったが彼は執念といえる一途さでフィルを死へと追い詰めていく。 最初に感じるのはもちろん居丈高で意地の悪…

  • 『知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ』エマ・クーパー

    昨日に続いてマリリン・モンローのドキュメンタリー映像を観ている。 この映像作品について感想を述べたいというよりマリリン・モンローという人についてもう少し考えてみたかった。 といってもそれはとてもうんざりすることだ。 時代が産んだおぞましいなにかだ。 それは今でもなくなったわけじゃないけど少しずつ変化していき現在様々に暴露され批判されている。 先日観た『世界で一番美しい少年』もまたその一つだった。 美しい容姿を持ってしまった純朴な少年が美のアイコンとして映画作品にしたヴィスコンティはその映像の中で未成年でまだおどおどとしているビョルン・アンドレセンを冷たくあしらっていた。「もう年を取りすぎて美へ…

  • 『ブロンド』アンドリュー・ドミニク

    酷評らしい。確かにそうしたレビューを幾つも見た。 そうなんだろうか。 どこまでが事実で嘘なのかわからない。グロテスクで嫌な映画だった。 というのが大まかな感想のようだけどその通りだしその通りに決まっている。 「伝記映画」「事実をもとにした映画」と付記された映画は常に虚実綯交ぜでこれまでも作り手側の何らかの意図に寄り作り変えられてしまうものだった。それらは殆ど無視されてきたのにどうして本作ではあれほどのバッシングになってしまったのか。 たぶんそれはというか絶対に本作品ではその虚実が性的な部分であったのが原因なのだろう。 ネタバレしますのでご注意を。 ケネディ大統領が彼女にオーラルセックスを強要し…

  • 『イカゲーム』その3

    鑑賞完了しました。 おもしろかった。最期寸前で「おもしろかったけどもう観たくないし二期は観ないだろう」と思ってしまったのですが最後の最後まで観たらやはりこれは観ないわけにいかない、となってしまいましたね。 ネタバレしますのでご注意を。 とにかく面白かったし考えさせられた。 映像を作りたい作ろうと思ったならこの作品は絶対観るべきなんだろうと思う。 登場人物も限られていて場所も狭い建物内がほとんどでビジュアルも装置も大したものじゃない、という中でここまで面白い作品ができてしまう、というのは参考になるはず。主演も共演もモブもさほど凄い役者が必要なわけじゃない。美形が必要なのは潜入捜査をした若刑事くら…

  • 『イカゲーム』その2

    あっという間に観てしまう気がする・・・。 ネタバレしますのでご注意を。 怖ろしいビー玉遊びのパート。 これはほんとうに怖ろしいエピソードだった。 韓国作品は特に年上とか友情とか兄弟愛とかを大事にするものなのだからこの設定はきついはず。(いやどこでもきついけど) 自分的には特に「兄貴」と慕う外国人を騙して勝つチョ・サンウの卑怯さは辛いものがある。 しかし地獄絵図を描くのが大好きな韓国コンテンツとしては腕の見せ所ではあるのだよな。 ところでチャン・ドクス、見てすぐ「ホリエモンそっくり」と思ったのだけどやはり多くの人がそう思ったみたいでおかしい。 太々しいとこまで同じだけど太々しいとあの顔になるのか…

  • 『イカゲーム』ファン・ドンヒョク

    話題になった本作、観たい気持ちはなかったのだけど次の鑑賞が見つからなかったので仕方なく観始めたのですが想像以上にというかまったく的外れに面白い(鑑賞中です) そりゃあれだけ騒がれたのだから面白かろうけど。 ネタバレしますのでご注意を。 日本作品の『カイジ』とか他のあれこれのパクリとかでも騒がれていたけどパクったからと言って面白いドラマができるわけじゃない。 私は『カイジ』や他のあれこれを観た読んだわけじゃないけど金儲けのために命懸けのゲームをやるというのはよくあるアイディアじゃないんだろうか。 私的にはむしろ『Xファイル』のチャイナタウンのエピソードを思い出しました。ゲームで体の一部を売るとい…

  • 『ドント・ルック・アップ』アダム・マッケイ

    文句なしに面白かったです。 政府首脳やマスメディアの反応及び対処は我が国でも同等の疑念がわくところではありますね。 とはいえ現在の科学力と国際関係を考えれば本作の主人公たちが望んだ「なにか」は生まれたのでありましょうか。多少の誤差はあれ人間たちは結局ドタバタの中で死んでいくしかない気もします。 なので結局は本作の主人公たちがとった選択しかあり得ない気もします。 しかし「我々は最後の最後まで戦う」というのがアメリカ流儀だったのがここにきてなんとなく日本的というのがダメなら東洋的な「なるようにしかならない」「余計なことはしない」という方向へいったのが面白くもあります。 本作はむしろ日本人ならあっさ…

  • 『クイーンズ・ギャンビット』その3

    ずるいずるいこんなん絶対感動するやん。『スラムダンク』なみに感動するやん(観てないけどたぶんそう) ネタバレしますのでご注意を。 すっかりはまって鑑賞終了しました。全7話。正直言ってもう少し観ていたかった。 最初は少し高飛車すぎないかと思っていた(チェスだけに)ベスの話が進むほどに彼女が成長するほどに魅入られてしまった。 天才すぎるほどの天才だけど愛情の縁は薄くて最も好きになった男性は(たぶん)ゲイで恋人関係にはなれなかった。 関係を持てた男たちともいつしか別れてしまった。 でもベスがチェス界の最高峰たるソ連のチェス王ボルコフとの決戦の時、ベスの思い人であるタウンズが記者として目の前に現れる。…

  • 『クイーンズ・ギャンビット』その2

    おもしろいなあ。ここまで面白く思えるとは想像もしてなかった。 ベスの魅力にはまってしまいました。 天才少女というジャンルの作品は数えきれないほど存在するのでしょうがここまで女性としての生き方に深く入り込んでいくことはなかったのではないでしょうか。 まだよくわかってはいませんがこの物語が完全なフィクションだというのも逆に驚きでした。なんとなく誰かかつていた女性チェスプレイヤーがモデルになっていると思い込んでいたのですがウォルター・テヴィスという小説家の手によるものでした。 失礼ながらテヴィスという小説家の名前さえ知らなかったのですが彼はあの『ハスラー』の原作者でもある上に『地球に落ちてきた男』の…

  • 『クイーンズ・ギャンビット』

    『ブレイキング・バッド』あまりに男性ドラマだったからか女性主人公のドラマを選択した、とはいえ結局女性は彼女ひとり(と養母)だけであとは男の世界ではあるけどな。 ネタバレしますのでご注意を。 またもやコンテンツ探しに苦慮するかと思いきや案外早く次の作品を見つけられてよかった。1960年代アメリカ、女性は主婦になるのが当たり前で若い娘たちは良き夫になる男を探すのが日常な世界観。ヒロインのエリザベスは両親を失って孤児院に入る。そこで雑用係をしている初老の男からチェスを学んで面白さに没頭していく。 やがてある夫婦に引き取られるが夫はすでに妻に幻滅していて出張を繰り返しそのまま離婚を妻に言い渡す。 残さ…

  • 『エルカミーノ:ブレイキング・バッド ムービー』

    『ブレイキング・バッド』の続編でジェシー・ピンクマンを主人公にした映画版。 ネタバレしますのでご注意を。 何故これが本編ではなく続編なのかというのはジェシーが主人公になってしまったからだけでなくこれまで言っていた「因果応報」がこの映画版には効いていないからではないかと思ったりする。 というかもちろんそう意味ではなくドラマシリーズが終わってその後を作る提案がされた時そこには「因果応報」を当てはめなかったのだ。ここからは俺たちの物語だと。 ま適当に言ってますが。 にしてもとにかくジェシーはこれまでウォルターの対比としての「善人」少なくとも「良い心を持ち続ける悪人」という表現がされていたが本作ではそ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その17

    シーズン5#16鑑賞完了しました。 つまり第5シーズンは再々鑑賞しました。 ねたばれしますのでご注意を。 とても良い終わり方でした。 以前も日本的な要素が多く出てくるなと思っていたのですがそれ以上に東洋的思想が核になっているドラマでした。 もちろん悪い奴には見合った制裁を、というのは至極アタリマエの題材なので東洋思想とすぐには結びつかないし終わりに「自業自得さ」という歌が流れるので「そう思うよな」としか考えなかったのですが観返すうちにやはりこれは「因果応報」という意識が強い作品だと感じました。 日本の作品でキリスト教にまつわる設定にすることがよくありますがそれは単なる言葉やアイテムの場合が多い…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その16

    シーズン5#4まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 怖ろしいパートです。 エゴとプライドの塊ウォルター。 ついにジェシーを殺せと麻薬組織に依頼する。 ウォルターの良心のリミッターともいうべきジェシーを殺せと命令いや思った時ウォルターはもう人間ではなくなったんだろう。 とはいえウォルターがジェシーを本気で信頼していたことがあったのだろうかとも言えるしそれを言うならウォルターが妻スカイラーを本当に愛していたのかそして家族を本当に愛していたのかなんてもうわからない。 そしてウォルターは目の前で義弟のハンクを組織に殺されて慟哭する。 口の中が真っ黒になったウォルターの顔が怖ろしい。 この顔をどこか…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その15

    シーズン5#11まで鑑賞。 マリーってなんだろう。 ネタバレするのでご注意を。 よくある女性像のひとつといってしまうと今のコンプラ的には差別表現なのだろうけど。 それに「よくある」とだけいうのも違っている気がするがそれでも一つの女性的なキャラなのは確かなのだ。 #11で二組の夫婦の話し合いが行われる。その時マリーはウォルターに「死ねばいい」と告げる。煩いほど世話を焼く彼女だが本当に迷惑だと感じたら「死んでしまえばいい」と思ってしまうのだ。 このドラマのキャラクターは悪人の戯画化であるウォルター。 良き心を持つ悪党ピンクマン、悪の道を歩き続ける真っ当な男マイク、詐欺師的弁護士ソウルが中心にいるが…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その14

    最終章シーズン5も半ば。 世界が壊れていく。 日本語吹き替えで観ているのだがジェシーがウォルターのことを「先生」と呼ぶたびに胸が痛む。 ネタバレしますのでご注意を。 そして私にとって一番いやな場面。ウォルターがマイクを撃ち殺す場面。 とはいえマイクもまた悪人であるには違いない。因果応報。このドラマでは自業自得と言っているけどやはり私には「因果応報」という言葉がぴんとくる。 この製作者がどういう思想なのか知らないけど凄く仏教的なものを感じてしまう。 だから日本人にも人気が出ているのでは、とさえ思ったりする。 ちらりと仏教について検索してみればますますその思いが強くなった。 ブッダはすべての人と付…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その13

    先日再鑑賞したシーズン5に到達しました。再々鑑賞ですが今度も記憶はすでに怪しい。 つまりまた楽しめます。 ネタバレしますのでご注意を。 なんといっても一番の悔いはマイクがウォルターと組む決定をしたことだな。 もちろんそれは部下たちに金を工面してあげたい一心だったからで他に方法もなく仕方なかったのだけど。 (マイクが好きなのでつい愚痴る) そしてスカイラー。こうして観ていくとホントに突然壊れた感あるな。 でも理解できる。すごく頭が良くて能力のある人の上良識ある人間なのだ。 ウォルターは頭が良く能力があるが良識がない。 壊れてしまうのが当たり前なのだ。 でもドラマだと特殊な人間が出てくるものなので…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その12

    世界が壊れていく。精神も崩れていく。 ネタバレしますのでご注意を。 凄いな。 話によるとジェシーはシーズン1の終わりには死なせる予定だったという。 だけどジェシーがあまりに良くてウォルターの対比として生き延びさせたらしいのだ。 だけどここまでくると(いやもっと早くだけど)すでに主人公はジェシーになってしまっている。 勿論見どころは最低の悪党ウォルターの悪あがきであるのは確かなのだけど知性の無いジェシーはその誠実さだけで世の中を渡っていく。 『チェンソーマン』でデンジが頭が悪いのに一途というだけで生きているのと同じだ。 加速していく。 あるいは蟻地獄に入り込んでまだ大丈夫と思っているうちにもうす…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その11

    シーズン4も#9まできました。 このグダグダずぶずぶ感がなんとも言えない。 ネタバレしますのでご注意を。 スカイラーとの夫婦喧嘩はすっかり終わって共犯者になってしまった代わりに今度はハンクから絡まれ始める。 といってももちろんウォルターに疑惑を持ったわけじゃなくガスに目をつけてきたのだ。とはいえDEAとしては彼を白と考えておりまったくの個人プレイではあるのだが。 ウォルターはハンクに足代わりとして使われてしまうがむしろ捜査が見えるのはウォルターにとっては対処しやすくもあるのだった。 この辺の頭脳戦は確かに面白い。 そこにスカイラーの間抜けな元上司。息抜き。 そしてウォルターではなくジェシーのほ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その10

    世界がぐだぐだになってきた。登場人物が皆腐っていく。 ネタバレしますのでご注意を。 ウォルターはもう完全にイカレていて何のために動いているのかよくわからない。 スカイラーは非常に女性的というべきか、夫の正体を知って腹をくくり積極的にウォルターを保護しようと努力していく。愛情というのではないが。 ハンクは事故で歩けなくなったことでマリーにつらく当たる。 マリーはハンクを励まそうと懸命だがそれがかえって彼を苛立たせ暴言を吐かせてしまうことになる。 強いストレスを感じたマリーはまたもや万引きをして警察に逮捕されてしまう。 しかしハンクにはもう駆け付ける足も気持ちもない。 ジェシーも度重なる身内の死と…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その9

    世界が大きく変わっていく。ついにシーズン4に入りました。 ネタバレしますのでご注意を。 スカイラーはすっかりウォルターがアウトローである存在として認知して対処し始める。 ウォルターとしては「良き夫」として存在したいので本来ならば受け入れがたいがあきらめるしかない。 ガスが作った完璧なラボで従業員として勤務する。ただしガスが助手として用意した化学者のゲイルがウォルターは気に入らない。十分な科学知識を持ち従順な助手の彼よりも常に反抗的で考えが足りないジェシーのほうがなぜか必要なのだ。 もちろんウォルターのような家父長男にはジェシーのダメさ加減が逆に心地よいのだ。 そして仕事よりも愛情を優先するジェ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その7

    シーズン3#10あたりまで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 このあたりはやや中だるみだろうか。 とはいってもそこに何らかの意味があるのがこのドラマだったりはしますが。 ガスと手を組み互いをパートナーとして認めることになったジェシーとウォルター。整った設備でブルーメスを作ることになったがラボに紛れ込んだ一匹の蝿がウォルターを苦しめる。 作業を中断してウォルターはジェシーと蠅を抹殺しようと格闘する。 からかうように蠅は逃げ回りふたりはあがく。そのうちふたりは思い出話を始めてウォルターは「ジェーンが死んだ夜」の話を始める。もう少しで彼はジェシーに「ジェーンを見殺しにしたこと」を話してしまいそうだ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その7

    マジで再鑑賞してよかった。すっかり何もかも忘れていたと痛感しました。 ネタバレしますのでご注意を。 確かにこのドラマを一回観ただけで理解していたと思うのがおかしかったです。 上がったり下がったり。 死ぬと言われ生き延び金が必要と言われて犯罪で金を稼ぐがその金は要らないと言われる。 家族のために犯罪者となり家族のために犯罪を辞めようとするがもう取り返しはつかない。 なによりも一度犯罪の興奮を覚えてしまったウォルターは元の何の刺激もない生活には戻れない。このドラマではメスという強い依存性のある麻薬が題材になっているが主人公ウォルターにとっては「犯罪」が何よりも強い依存性のある麻薬なのだ。 登場人物…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その6

    シーズン3にはいりました。 ネタバレしますのでご注意を。 シーズン2の終わりにマイク登場。やっぱりマイク好きだなあ。 かっこいい。 ジェシーはジェーンとやり直すといいつつまたもやクスリをやってしまう。そこへ入り込んできたウォルターは目の前でジェーンが吐しゃ物で息を詰まらすのを見る。 ウォルターはそれがどういうことになるか理解できながら何もしなかった。 ジェーンという娘がジェシーを操り自分から引き離してしまうのを危惧していたからだ。 助けることができたのにウォルターは彼女を見殺しにしたのだ。 そして何食わぬ顔で嘆き悲しむジェシーを励ました。 その後とんでもない事故が起きる。 なんとウォルターの住…

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