さながらカメさんのような一老人が、小さな池(徳島県の片田舎)から覗き見た世の中の出来事や心象風景などを書き留めたもの。
いよいよ、金メダルがどうこうなんて呑気な事を言ってる場合じゃなくなって来た。今日の午後6時半までの時点で、全国の新規感染者が12,248人と、過去最悪を記録し、東京都なんか4,058人にもなったそうである。お隣の神奈川県と埼玉県も、それぞれ1,580人と1,036人。菅首相は「人流は減ってきているし、ワクチン接種が行き渡れば、いずれ収まる」なんて言っていたが、事ここに至っての、そのような希望的観測は百害あって一利なし。いまこそ、一国の為政者として、コロナ禍の実態を覆い隠すことなく説明し、国民の一人一人の心に染み入る様な説得を試みるべである。何故なら、国民はもう「非常事態宣言」とか「蔓延防止〇〇」なんてのには慣れっこになってしまい、「ふーん、またか・・・」で終わってしまっているのだ。如何に首相が「人流は減っている...一体どうする?コロナ対策!
「バッハ会長人件費だけで1億円…車も特注のVIPすぎる警備体制」これは、雑誌「女性自身」がネット上に配信した記事の見出しである。まあ、その中身を読んで驚いた。「バッハ会長は1泊300万円のインペリアルスイート(TheOkuraTokyo)に宿泊しています。日本食が大好きだそうですが、ホテルには『銀座久兵衛』や『山里』といった一流の料理店も入っています」(スポーツ紙記者)とのことであるが、それだけではないらしい。「バッハ会長らIOC幹部たちのために、高級ミニバン・アルファードの最高ランクが数台用意されました。シートは総革張り、車体には五輪マークもあしらわれている特注車です」(JOC関係者)と続くのであるが、カメさんが驚いたのはこの後の記事。「ホテルの敷地を取り囲むように、20mごとに警察官が立っており、近隣の大通...これじゃァ、やっぱり五輪貴族だ
強行開催か延期か?と物議を醸した五輪だったが、いざ開いて見ると、日本代表の選手が大活躍。あの議論は何だったのか?と思われるほどの超人気ぶり!どのテレビ局を見ても、オリンピック一色だ。金メダルを獲得した選手なんか、各局で❝引っ張りダコ❞の様相である。何処でどの様に調べたか、選手にまつわる❝美談❞や❝苦労話❞が披露され、もうそれこそ凱旋将軍(ちょっと古いが)の扱いである。中でも金メダルを獲得し、「世界中で私の名前を知らない人が無いほど有名になりたい」と語った(という)スケボーの女の子など、13歳にして既に大スターの貫禄?である。これから、どんな選手になっていくのだろうか・・・また、卓球界に悲願の金メダルをもたらした混合ダブルスの水谷・伊藤ペアについても、二人の幼少期からのつながりをはじめ、その卓球人生が色んな角度か...ここまで来たら、オリンピックの成功を!
昨日のことである。スーパーのレジに並んでいると、カメさんの前に❝何食わぬ顔❞で割り込んで来たお婆ちゃんがいた。最初は「お年寄りだし、まあ良いか・・・」と思って、見過ごして上げる積りだったが、よく考えてみると、自分の後ろにもまだ5~6人の客が待っている。自分だけなら良いが、後ろに並んでいる人がどう思うか?そこで考え直し、そのお婆ちゃんに「もしもし、レジ待ちの人はこうして並んでいるんですよ。うしろに廻られたらどうですか?」と声をかけた(親切の積りで)。てっきり「アッ、それは失礼しました。商品棚に隠れて、お待ちの皆さんのお姿が見えなかったので、済みませんでした」とか何とか謝ってくれるものと思っていたのが、間違いだった。「いや、そんなことはない。私がここへ来た時には、この前の人だけだった」と口を尖らせ、開き直ったような...いまどき、こんなお婆ちゃんがいるとは・・・
無観客ということで「期待」もしていなかったが、長時間かけてやった割にはダラダラとした❝締まり❞のない開会式だった。なにかしら「訳の分からない」パントマイム的な❝出し物❞があったり、歌舞伎の❝見せ場❞が披露されたが、なにしろ無観客。「これからオリンピックが始まるぞ!」という熱気が、全く伝わって来なかった。おまけに、天皇陛下の開会宣言の際には、天皇が立ってお言葉を述べているのに、隣の菅総理も小池都知事も座ったままで、途中から慌てて起立する。というお粗末。多くの国民がこれを見て、どのように思ったか?今回のオリンピックには、常に色々な難題が付きまとった。メインスタジアム建設の入札問題に始まって、つい最近の役職員等の不祥事に至るまで、まあ出るわ出るわ!どこかの大臣が言ったという「呪われたオリンピック」という言葉を「地で行...やっぱり、パッとしない開会式だった
女子ソフトボールの予選リーグが、開会式を待たずに始まった。我が日本代表は昨日のオーストラリア戦に続いて、今日は強敵・メキシコと対戦した。昨日のオーストラリア戦は8:1の楽勝で、随分と気楽に楽しめたが、今日のメキシコ戦は苦戦が予想されてもいた通り、1点を争う緊迫した試合となった。が、大苦戦ながらも、2:1で最終回(7回)まで来て「ヤレヤレ、このまま上野が0点に抑えてくれるだろう」と思った矢先、先頭打者にフォアボールを与えたのが悪く、続くバッター二人にヒットを打たれ2:2の同点とされ、しかも塁上にはランナー2人が残って、まだノーアウト!という大ピンチ。上野投手に絶大な信頼を置く宇津木監督も、たまらずピッチャー交代に踏み切った。が、こうなると、気の弱いカメさんは、もう目を開けてはいられない。野球でも何でも、こういった...女子ソフトボール予選リーグ、日本2連勝!
まあ、呆れてモノも言えない。とはこのことだ。数日後に開会式を控え、当日の音楽を担当する小山田なる人物が、自身の過去のイジメ問題で辞任した。とのこと。当日は小山田氏の楽曲は使用せず、他の曲で対応するらしいが、それにしてもお粗末!!この騒動が世界中に流され、先だっての森会長辞任劇に次いで東京五輪の名を汚すことになったのは、まことに残念。と言うしかない。それにしても、ことここに至って辞任しなければならなくなった「イジメ」って、一体どんな事があったのか?ネット上で調べてみると、下記のような事をやったらしいが、これはもう確かに、むかしの学生時代の話とは言え、許されるものでは到底あるまい。陰湿というか、悪質というか、「イジメ」の限界を超え、文字通り「暴行」であり、犯罪要件をも満たしていたのではなかろうか?問題は、これらの事...こんなドタバタ劇やってて、オリンピックは大丈夫??
日本には含蓄のある言葉が沢山あるが、なかでも「馬齢を重ねる」っていう言い方ほど、カメさんの生涯にピッタリな表現は無い。人はよく、❝とき❞の経過を「あっと言う間に終わった」なんて言い表すが、いま83年の生涯を顧みると、まさに「アッ」と言う間だったし、その中身も他人様に誇れるものは何もなく、文字通り「馬齢」を重ねて来たようなものである(馬には、失礼な事ながら・・・)。が、若いころ読んだ本(書名も著者名も忘れたが)に「あなたは、あなたがこの世に生を受け、いま生きているだけで価値があるのです」と書いてあったのを読み、少しは❝心の悩み❞が軽くなった記憶がある。おかげで今日まで、生き永らえて来たわけであるが、果たして著者の言う「価値」があったのかどうか?なんて、いまさら過去を振り返っても仕様が無い。過ぎ去った83年は、もう...83回目の誕生日を迎えて、思うこと
2019年の4月、東京・池袋で乗用車が暴走し、母親(当時31歳)とその娘さん(3歳)を死亡させた事件はまだ記憶に新しいが、その事件の公判が15日に東京地裁であり、検察側の求刑をもって結審した模様である。禁固7年!これが、一時「上級国民だから逮捕されないのか?」と世間の批判を浴びた、加害者・旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告に対する、検察側の求刑である。この禁固7年の求刑が適切なのか、それとも軽いのか、はたまた重いのか?その受け止めは、「人それぞれ」ということだろうが、カメさんの実感としては、やっぱり求刑としては「軽すぎる」ような印象である。なにしろ、この被告。未だに、あの事故原因は「自分の操作ミスではなく、車の不具合によるものだ」と言い張っているというではないか!当然反省もなく、死亡した被害者に心から謝る心...池袋暴走事故の検察側求刑(禁固7年)は適切か?
全米を沸かす大谷選手が、またまた大活躍。大リーグ・オールスター戦に一番バッターと先発投手として出場するという、大リーグ史上初の快挙を成し遂げた。NHKが(BS放送で)実況中継したので、固唾を飲んで見守ったファンも多かったに違いない。打つ方では(期待が大きかった分)「今一つ」の感があったが、ピッチャーとしては160キロ超の剛速球を連発し、初回を無得点に抑えて味方勝利への流れを作った。そのあと見方が得点を重ねて勝利したため、勝利投手の栄誉をも獲得したわけであるが、勝負の世界でよく言われる「運も実力のうち」ということだろう。その活躍もあってかテレビ各局とも、さながら❝大谷フィーバー❞の感があったが、まあ無理からぬ話ではある。なにしろ今は、政府の「稚拙なコロナ対応」を巡る話題ばかりで、国民みんながもう❝ウンザリ❞してい...やっぱり凄い!大谷投手
コロナ担当・西村大臣の発言が、大きな波紋を広げている。政府方針に従わない酒類提供業者は、その取引銀行にも情報提供して圧力をかけて貰おうという算段だったようだが、大臣の発言撤回後も、各方面から非難ごうごうの様相である。その中で、今日のテレビ番組「ひるおび!」に出演した片山元鳥取県知事(現・早稲田大学教授)の指摘にはビックリした。氏によると、「これは西村大臣だけで決められる問題ではない。金融庁や国税庁なども関係している。菅総理がご存じだったかは分からないが、一部の政府関係者の間では意思統一がされていたはず」とのこと。もともと総務官僚でもあった片山氏の話だけに説得力がある分、事態はいっそう深刻という事になる。しかも、「こんな発言を官僚は止めなかったのだろうか」との指摘に対しては、「最近の官僚はこういう陰湿な圧力をかけ...大臣も大臣だが、部下も部下
大リーグで活躍中の大谷が、またまた特大ホームランをかっ飛ばした。目の肥えたアメリカ大リーグファンの度肝を抜く、特大のホームランだったそうである。前の試合で、元ジャイアンツの松井が大リーグ・ヤンキース時代に記録した年間記録31本を抜いたばかりで、2試合連続弾というわけだ。もうすぐオールスターが始まるが、これにも選出されていて、投手とバッターの「二刀流」出場が見込まれ、その活躍は止まるところを知らず!である。おまけに、オールスター前日には、大リーグを代表する強打者8人で競うホームラン競争にも出場が決まっており、どれだけホームランを量産するか?今や、もう日本のファンだけに限らず、全米野球ファンの注目を集めているようである。コロナ・コロナで心が沈みがちな昨今、こんな明るいニュースは、まことに嬉しい限りで、大谷選手には拍...凄いぞ!大谷!!
先ほどテレビを見ていると、大阪市長が記者の質問に答えていた。政府がコロナ対策の一つとして打ち出した、酒類販売店等への協力金先払いについての所感である。「協力金を受け取っておきながら、協力しなかった業者をどうするのか?」との質問に対して、「税金を使って行う以上、そんな不確実な事は出来ない。第一に市内に5万点もある関係業者を一つ一つ把握するのは困難だ」という趣旨の話をしていた。政府も、色々とコロナ対応策を打ち出すのは良いが、あまりの誤算続きの展開に慌てふためき、新たに打ち出す施策の一つ一つについて、その末端実行部署に至るまでの「検証」が出来ないまま❝功を焦って❞発表しているようである。これでは、どんな施策も「絵に描いた餅」で、苦境に喘ぐ(と言われる)酒類販売業者に協力金が行き渡る前に、行政そのものがパンクしてしまう...大混乱のコロナ対応
今月23日から始まる東京オリンピックは、どうやら緊急事態宣言下の大会となりそうである。この12日から来月の22日までの間、東京に4回目の緊急事態宣言が出されるからだ。いよいよ、史上初の無観客オリンピックということになりそうだが、無観客そのものは良いとして、世界中の人が楽しみにしているオリンピックを、コロナウィルスとの戦いの最中に強行すること自体、あまりにも無謀だったのではなかろうか?学者も一般国民世論も、ほとんどみんなが開催の延期か中止を求めたにもかかわらず、政府がいわば❝ゴリ押し❞で強行したもので、コロナの感染増など如何なる事態が起ころうとも挙げて政府が責任を取るということだろう。某総理は、コロナをやっつけ、オリンピックを成功させたら、「衆院選勝利・総裁再選確実」と突き進んで来たようであるが、果たしてどうなる...オリンピックは大丈夫?
ある本を読んでいると、「この世で、絶対というのは死あるのみ」という言葉に出会った。我々が日常会話の中で「あれは絶対ダメだ」とか「これは絶対成功するよ」なんて言うのはご愛敬としても、よくよく考えてみると、古くはガリレオの「それでも、地球は動く」という言葉が伝わる天動説・地動説騒動を持ち出すまでもなく、「絶対が絶対でなくなる」そのこと自体が、社会の進歩発展の証だったのかも知れない。さて、死というものが、「絶対」なものならば、人たるもの、それぞれに死生観をもたねばなるまい。ただに怯えたり、目をつむってやり過ごしたり、根拠なく楽観視したりしても、何の役にも立たず、心の平安を損なうことにもなるだろう。というわけで、医師でもある著者は「人は必ず死ぬってことを意識し、いずれ❝虚空❞に向かって旅立っていく」と考えたらどうか。「...この世で「絶対」というのは、ただ一つ?
我が国の行政は、いったいどうなったのか!ついこの間まで、政府は各自治体に対して「ワクチン接種の早期実施を」と督励していた筈である。それがここに来て、ワクチンが足りなくて予約済みの人までキャンセルになっているとのこと。まあ、この世の中「手違い」というのは起こり得るもので、一概に行政を責めるわけにもいくまいが、今回の場合はコロナウィルスが相手だけに、少々具合が悪いのではなかろうか?自衛隊まで出動させて大規模な接種会場を作り、「それいけ、やれいけ」と音頭を取っていたのは、何だったのか。その一方において、政府は南太平洋の島しょ国に対してワクチンを300万回分提供するとの報道もある。地球規模でのワクチン接種が大切なことは、そりゃ分る。だが、国内で不足している物を、接種希望の国民を放置してまで、外国へ提供するなんて「どうな...コロナのワクチンが足りないって??
先ほどNHKニュースを見ている、突然凄まじい土石流の映像が目に飛び込んで来た。ツイッターに投稿された映像とのことだが、よくもまあこんな映像が撮影されたものである。伊豆山地区の右手山側から真っ黒い土石流がアッという間に街を襲い、谷沿いに建つ家々をなぎ倒し、もの凄い勢いで谷を奔り下る様子が写っていた。「身の毛もよだつ」とは、このことである。その辺りには人の姿も見られたが、あの人たちは無事に逃げおおせたかどうか・・・その後の報道によれば、20人近くの人が不明になっているそうで、どうやら家屋と一緒に流されたのかも知れない。とのこと。目下懸命の捜索が続けられているようだが、一人でも多く救助されるよう祈るばかりである。それにしても、大雨が降るたびに気象庁も危険情報を発表し、行政機関からも避難勧告などが出されるが、それでもこ...熱海市の土石流映像に驚愕
コロナ下のいま、日本人の心を熱くしてくれているのが藤井君と大谷君だ。二人の活躍を報道で知り、随分と勇気づけられた人は少なくない筈。もちろん、カメさんもその一人。あっという間に将棋界の八大タイトルのうちの二冠を獲得し、最年少記録を塗り替えつつある藤井君は、目下「王位」の初防衛をかけ、最強棋士とも称される豊島八段と激闘中だ。一方の大谷君。アメリカ大リーグではベーブルース以来百数十年ぶりという投打二刀流で日本の野球ファンは勿論、野球が国技とも言われる全米のファンをも熱狂させる大活躍。シーズン途中ながら、投げては3勝1敗、打ってはホームラン28本で本塁打王をも狙おうかという勢いである。二人の大活躍には脱帽の他ないが、この二人に関して、昨日今日と厳しいニュースが飛び込んで来た。藤井君は王位防衛戦の第一局において豊島八段に...日本人を熱くする二人の青年
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