実際、子供たちが本気で学び始めると、先生の意図とは違った方向にいくものです。 それを喜びと感じるか、失敗と嘆くかの問題です。 自分の立てた指導案が計画どおり進みましたと得意満面の授業者もいます。 その時に、どれだけの子供の問題意識、学びを無視してきたのでしょうか。 私は、自...
2の段階 一人ひとりの子どもの心をひきつける 新学期に子供たちが試してくるのは、先生を怒らせることです。 椅子や机のガタガタという音、どの程度で先生は怒るかを試します。 授業中のごそごそ、手悪さ、姿勢、隣とのおしゃべり・・・ 先生の怒る基準を見つけようとします。 子どもたち...
教育随想993回 教育実践(7) グダグダ注意の乱発 子どもの意欲は
2の段階 一人ひとりの子どもの心をひきつける 「学習を含む学校生活のなかでグダグダ注意を乱発しない。」 どんなことがグダグダになるのか。 どこまでがグダグダ注意になるのか。 これはとてもあいまいです。 それでも、内容と程度によっては必要な時がありますね。 用具の使用法 筆箱...
教育随想992回 教育実践(6) たかが返事、されど返事「はい」
今回から2の段階入ります。 2の段階 一人ひとりの子どもの心をひきつける 2番目のこと 「先生」という呼び声に「はい」と明快に受け止める。 子どもに「先生」と呼ばれたら返事しますね。 これを取り上げたのは、先生と子どもとのつながりにおいて重要だからです。 子どもに「先生」と...
教育随想 991回 教育実践(5) 子どもからの話 どこでも聞く
今回から2の段階入ります。 2の段階 一人ひとりの子どもの心をひきつける 1番目のこと 子どもからの話 どのような場合でもその場面で聞く 子どもが先生に対して話しかけるのと、子どもが先生に話しかけるのとでは大きく違います。 先生は何気なく話せても、子どもは緊張感を伴います。...
教育随想 990回 教育実践(4) 笑いよりも 笑み 微笑み
前回に引き続き、 1の段階 一人ひとりの子どもの心を捉える 4番目のこと 一人ひとりの子と笑顔が交わせられるようになる 教室に笑いがある学級は和やかな空気を醸し出します。 授業において笑いがあるのはさらにいいですね。 ただし、ギャグの笑いではなく学習に関する自然な笑いです...
教育随想 989回 一学期の実践(3) 一人ひとりの特質を把握す
前回に引き続き、 1の段階 一人ひとりの子どもの心を捉える 3番目のこと 学習、生活のなかで一人ひとりの特質を把握する 子どもの特質について少しずつ把握します。 他の子に比べて、その子だけに見られる性質、行動についてつかむようにします。 これは決して難しく考える必要はあり...
教育随想 988回 一学期の実践(2) 何気なく言葉を交わす
前回に引き続き、 1の段階 一人ひとりの子どもの心を捉えることです。 1の段階 2番目の手だてとして 一人ひとりの子と何気なく話をかわす。 初日から三学期終了まで。 全員の子と毎日、話をかわすことは難しいです。 できない日もあります。 かなり意識的に実行する必要があります。...
教育随想987回 4月から7月までの教育実践のまとめ 第1回
もうすぐ夏休みで一学期が終わろうとしています。 子どもたちにとって、かけがえのない学級を少しは生み出せたでしょうか。 今回は、4月から7月までの実践の骨組みをまとめます。 4月から始まり7月までの実践を5段階に分けてお話します。 私の個人的な実践にもとづいたもです。 今まで...
究極の言葉は沈黙ではないだろうか。 沈黙から沈黙へと伝える。 言葉を介さないで伝える。 以心伝心とは 「言葉によらず、互いの心から心に伝えること。 言語では説明できない深遠、微妙な事柄を相手の心に伝えてわから せること。」 先生は子どもたちに言葉を通して教える。 言葉...
今年も教員試験の指導をさせていただきました。 そこで、最も強く感じたことは、言葉の問題です。 言葉に深みがなく、メールをうつように記号化しているように感じました。 言葉の裏にある感情、思想が見えてこないのです。 日常生活において、言葉は重要なアイテムです。 少なくとも作業・...
今年も教員試験の指導をさせていただきました。 そこで、最も強く感じたことは、言葉の問題です。 言葉に深みがなく、メールをうつように記号化しているように感じました。 言葉の裏にある感情、思想が見えてこないのです。 日常生活において、言葉は重要なアイテムです。 少なくとも作業・...
先生が期待している子どもがいます。 先生と話しているなかで、はっきりとは言われないですが、話の奥に求めている子どもの姿を感じます。 その例としてあげてみます。 何事も ハイハイ と言える子 素直な子 いつも ニコニコ している子 明朗な子 いつも ハキハキ して...
企業が期待する人間像 あるトップ企業の重役の談話より・・・・・これも10年以上も前の話 これからは頭がいいだけでは困るんです。 というよりは、頭のいいことの弊害のほうがめだつのです。 つまり、秀才というのは試験の成績のいい人間です。 これは、言い換えると、答えのわかっている...
中学校の子どもから聞いた話です。 学級担任の先生の教科の時間です。 勉強を止めて卒業を前にした生徒たちの行動について説教をしたそうです。 長々と説教したあと、「先生は君たちのことを本気で心配していることをわかってくれ」と言葉を結んだそうです。 その時、一人の生徒が立ち上がっ...
教育随想 981回 「居残り勉」(残して)から「残り勉強」(主体的)へ
ある作家の少年時代のことがのっていました。 その方は、通産省の高級官僚だったそうです。 その方の小学校時代のお話がのっていました。 「学校の先生は不得手な科目ばかりを教えて、私の好きな科目はあまり教えてくれませんでした。不得手な科目は当然嫌いな科目で、その時間が増えて好きな...
夏休みも近くなってきました。 先生方は、どのような気持ちで夏休みを過ごされるでしょうか。 夏休みは休暇ではありません。 自己研修期間です(有給) 「やれやれほっとしました」 子どもたちとうまくいかないことも多かった。 学級に少し乱れが出てきて修復に時間がかかったなあ。 集団...
今までのお話は、4年生以上の子どもについて実践してきたことです。 今回、お話するのは、夏休みに空白をつくらない。 子どもたちの意識を少し学校生活に残しておくのがねらいです。 夏休みという期間を9月からの活動のために生かせるようにします。 夏休み前の二日間で二学期の学級づくり...
前回、夏休み前から二学期は始めると伝えました。 そのために、夏休みに入る前、今からすべきことがあります。 そのことを前回に続きお話します。 前もって掲示する場所を子ども一人ひとりと相談します。 特に、絵や自由研究、工作については、どのくらいのスペースがあるかを相談して決めま...
一年間の見通しを以前にお話ししました。 一学期は、学級の始まりで揺籃期でした。 二学期は、充実期です。 三学期は発展期です。 さて、夏休みをどのように位置づけますか。 一学期と二学期の間の中休みとして捉えられることが多いでね。 夏休みの生活は、一学期に培ってきた結果、成果が...
現場の先生と授業についてお話すると、あることに気づきます。 質問の多くは「どうしたらいいか」という方法論が多いです。 先生に質問します。 「この国語の教材、何回読まれましたか」 最低、一週間前から毎日読む。 読むたびに、教材に対する新しい認識が生まれる。 読むたびに、以前の...
授業は子どもと先生との協同的な営みである。 同じ目標をもちながら、子どもたちと切磋琢磨していく物語である。 指導者が一方的に、自分の都合で子どもを引き回すことではない。 指導者は、自分の到達目標とそれに至る道筋を持っている。 その目標にたどりつくように子どもを導いていく。 ...
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実際、子供たちが本気で学び始めると、先生の意図とは違った方向にいくものです。 それを喜びと感じるか、失敗と嘆くかの問題です。 自分の立てた指導案が計画どおり進みましたと得意満面の授業者もいます。 その時に、どれだけの子供の問題意識、学びを無視してきたのでしょうか。 私は、自...
導案の話をします。 指導案はマニュアルです。 指導の手順を書きます。 教科の論理でつくりあげます。 これをタテ糸と考えます。 それに従って、授業を展開します。 ところが相手は多くの子供です。 こちらの発問や助言で思いどおりに導くことはできません。 子供はロボットではありませ...
いくら教室を飾り立てても、子供に生き生き、元気、健気、 さわやか、ぴちぴちした感覚が見えない学級てはどうしょうもありません。 このような子供たちの実現は、授業を通して可能です。 学校の役割で核になるのは学力保障です。 子供たちが学習を通して、学ぶ意欲を膨らませることです。 ...
教育の現場にはいろいろなスローガンがあふれています。 「大きな夢をもち、かなえるための努力をしよう」 「夢に向かってはばたこう」 「何事にも誇りをもって行動しよう」 「明るく元気な学級」 「何事にもがんばる学級」 「助け合える学級」 「最後までねばり強くやりとげる子」 「仲...
学級づくりも6月の半ばになろうとしている。 担任制が多く実施されるようになってきている。 一人の先生が学級を育てるのではなく、複数の先生が子どもたちを見守り育てる組織がくまれている。 そのことの是非はここでは問わない。 学級づくり、子ども集団づくりとは、学級集団に望む先生と...
学級集団を育てるためには3つの段階があります。 これは私の実践経験として感じ取ったものなので、どこでもあてはまることではありません。 三つの段階とは ①学級集団の構造を解体する。 ②解体した学級集団を再構成する。 ③非公式集団による学習指導(授業)の展開に至る。 4月に最初...
学級集団において お互いに挨拶を交わしあう。 一緒に校庭で元気に遊ぶ。 休憩時間に友だちと会話する。 給食を友だちと仲良く食べる。 友だちと協力して清掃活動を実施する。 しかし、 認め合い、励ましあい、支えあえる集団を育てるためには、 生活集団ではダメなのです。 認め合うと...
愛媛県教員採用試験 小論文テーマを取り上げます。 令和4年12月に文部科学省から出された生徒指導提要には、 「学級経営、ホームルーム経営の焦点は、教職員と児童生徒、 児童生徒同士の選択できない出会いから始まる生活集団を、 どのようにして認め合い、励ましあい、支えあえる学習集...
教室の周りを見渡してみてください。 そこにはられている掲示物、ひとつひとつが子どもたちを刺激していますか。 たかが時間割の掲示ですが、見て楽しくなる、やる気がでてくるようなものを目指します。 春夏秋冬に応じて、季節感のある時間割を作成します。 係活動の掲示物、子どもたちには...
教室は学びの部屋です。 だから、学習環境を整えることが教室環境づくりの基本です。 子どもたちが毎日登校してきます。 遊びに来るわけではありません。 給食を食べに来るわけではありません。 友だちと遊びに来るわけではありません。 勉強するために教室に入ってきます。 子どもたちが...
子どもたちが学級に求めているのは、解放感です。 自分を少しでも素直にだせる学級を求めています。 素直に、「わからない」「ありがとう」「ごめんね」と言える集団であってほしいと願っています。 解放感、この学級なら自分を表現できるという希望を抱かせることです。 まず、大切なことは...
集団が一人ひとりの子どもたちの行動や価値観に影響を与えるように育てる事が大切になります。 学級集団は、それぞれの価値観が異なった子どもたちの集まりです。 子どもたちが自分の所属している学級に愛着をもち、所属していてよかったと思える一年間にしていきます。 そのためには、授業等...
授業のねらいは、個人が学習内容を習得することだけではありません。 学習集団を形成することも授業の目的です。 子どもが自分の考えを広げたり深めたりするためには、友だちが必要です。 友だちと考えを合わせたり、話し合ったり、時には厳しい討論をすることを通して、自分の考えを確立でき...
こでは三つのことをあげます。 一つ目は 「絶えざる研究心と学習意欲を養う」 学習が楽しいという雰囲気を醸し出すために、教材に子どもたぢが働きかけやすいようにします。 これは、教材の加工であり学びの入口を考えることです。 動物の像を捉えさせるのに、大きな胴体か、長い鼻か、太い...
子どもたちにどのような態度、技能を身につけさせるかを考えてみます。 子どもに求める態度・技能をあげます。 1. 授業を広げる子 「もうすこし他のことも考えましよう」 「資料をさがしませんか」 「こんな考え、見方もあるのでは」 学習が行き詰ると、学びのルートの見直しを図り、新...
子どもたちと出会う新学期、不安でもあり喜びでもあります。 子どもたちとの間にはなんのつながりもありません。 赤の他人なのです。 ただ、先生という肩書をもらっていることで、子どもたちは先生と見ています。 新学期、最初は、子どもたちの先生ではありません。 子どもたちが「ぼくの先...
検証方法として、先生が導き、時には子どもに任せるようにします。 ここが大切ですが、 先生が指導しすぎてもよくないし、子どもだけに任せるのもよくないです。 先生が指導すぎると、子どもたちの主体性が喪失したような感じを与えます。 子どもたちだけに任せると、その解決に手間取り、や...
問題解決学習は ①子どもたちが問題を構成する段階 ②問題解決の方法を検討する段階 ③問題解決の段階 ④検証➡まとめ➡応用の段階 ⑤反省の段階 以上の五段階ですが、三段階として ①問題把握 ②問題解決 ③まとめ にする場合もあります。 重要なこ...
授業において、問題を設定することは、子どもにとって学びの目標であり原動力です。 子どもが追究したいと思わなければ、最後まで受け身に学習させることになります。 したがって、子どもが学習者としての問題に対して親近感と好奇心を最大にする必要があると前回でお話ししました。 今回は、...
中学年の社会の学習に「住みよいくらしをつくる」という単元が設定されています。 さらに、細かくわかれて「ごみのしまつと活用」「命とくらしを支える水」「わたしたちのくらしを支える電気」などがあります。 「住みよいくらしについて考えましょう」という課題を先生が子どもたちに設定しま...
業は、子どもの自ら学ぶ能力を全面的に信頼していることが根底にあります。 教えることを通して、子どもたちが意欲をもって学びの世界に進むことが授業者としての願いです。 子どもが自然に学べるのなら教えることは必要ありません。 指導者が、子どもに対して「動機付け」「やる気」「学ぶ意...
前回は「授業を進行する自分」についてお話ししました。 今回は、「子どもたちの動向を見守る自分」です。 授業は指導者の計画・実行によって進められます。 放送による授業もそれな近いものです。 また、指導書に沿って行われる授業も指導者サイドからの指導てす。 先生の意図した学習の道...
授業者は、どの授業においても二人の自分でもって進行しています。 それは、「授業を進行する自分」と「子どもたちの動向を見守る自分」です。 さらに、三つ目が「中核を為す自分」です。 授業を進行する自分についてお話します。 あらかじめ作成した指導案に従って指導を実施します。 事前...
今の子どもたちを見ていると、独りであることに耐えられない子どもが多いです。 ゲームで遊び続けないと間が持たない友だち関係。 スマホメール等でお互いの存在を確かめあう子どもたち。 独りでじっくりと考えることができない子どもたち。 授業を例に取ります。 先生の問題提起で始まる学...
あくまで私の偏見ですのでご容赦ください。 子どもらしさが前面に出ている子が少なくなりました。 世の中のテレビを含めての情報の影響もあって、小さな大人が多いです。 雑誌も大人と子どもの区別がなくなりました。 かつては、子どものための雑誌がありましたが、今では、大人顔負けの内容...
ICTとは、「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略称。 ICT教育とは、教育現場において情報通信技術を活用した取り組みを指す。 デジタル教科書やデジタル黒板の利用 タブレット端末を活用したインターネットで...
新学期が始まって3か月に入ります。 各教室では、いくつかの問題が起こっているかもしれません。 不登校児童の出現。 急に登校を渋る子供がででくることがあります。 友だち関係、さらには、担任の先生とのトラブルが原因になっていることがあります。 最初は腹痛を訴えで欠席。 やがて、...
授業過程に定まった方式があれば便利です。 ポピュラーなところでは、「導入・展開・終末」という三段階法が定着しています。 歴史的に振り返ると ヘルバルトの五段階指導法 予備・提示・比較・概括・応用 デューイの五段階指導法 暗示・問題を感ずる・仮説・推理・検証 国語では、通読・...
形式に入れ込むことが必要なこともあります。 学校という建物に収容して、形式や原則にもとづいて学習を強要します。(すべてではないのですが) 自衛隊、消防隊、警察学校のように一定の基準を合格した者の集団であれば必要不可欠なことです。 義務教育でない高校でも、それなりの理想を持っ...
教育はサービス業です。 営利を目的とした仕事ではありません。 どこまでも学ぶ子供たちを育てるために、いろいろなサポートをする仕事です。 だから、子供たちに学ぶことを拒否されたら万事休すです。 学習拒否、登校拒否をされたら、先生は仕事を失います。 先生が先生として仕事ができる...
教えることが目的ではない。 教材内容を教える。 文化を伝える上で大切な仕事である。 しかし、その先がある。 教えることを通して、子供たちに新たな能力を求める。 教えることが手段になる。 教えることを通して(手段)どんなことを狙うのか。 どのような子供を育てるのか。 子供たち...
先生は、仕事の忙しさにかまけて周りを見渡すゆとりを失っていることがあります。 人間を雨が降り続く時、なんとなく湿気が多く不快感を伴います。 そんなとき、木々の葉っぱが雨を喜ぶように受け止めています。 山全体に霧がかかり幻想的な雰囲気を醸し出しています。 校内の学習園の植物は...
勉強ができて真面目な子供は、怠けないように成績があがるようにと努力します。 保護者からも先生からも大きく期待されています。 そして、彼らは「良い子」としての評判を大人からもらっています。 彼らは、日々緊張しています。 自分の生活スタイルを乱すまいとしています。 時によっては...
前回、「わからない」と「できない」の間にある境界についてお話しました。 今回は、「わからなくなった時」に、「わからない内容」を取り上げいくつかの選択肢を 先生が提示してみます。 二者択一 三者択一・・できるように、選択肢を示します。 これは、指導案を立てる時、発問研究として...
最初にすべきことは、「わからない」のか「できない」のかを分類できる子供です。 子供たちは、「わかりません」とは発言するが、「できません」と発言する子は少ないです。 「できません」とは、結果として自分には無理であると宣言するようなものです。(能力がないということ) 一方、「わ...
親は子供に語りかけます。 「そんなこと、気にしなくていいんだよ」 「失敗してしまったんだね、次にかんばればいいよ」 「うまくいかなかったんだね。でも、あなたは努力していたよ」 これらは、子供にとっての安全基地です。 どんなにうまくいかなくても、あるがままを受け入れてくれる人...
も今も先生の子供に対する指導は、初めに論理ありきの指導になりがちです。 参考書や指導手引書などを通して、子供に対する指導方針をたてます。 市販の教育図書をみると、ほとんどはハウツーものです。 「発言しない子には」「暴力的な子には」「落ち着かない子には」等に対する指導の手だて...
世間の流れとして、学級担任がすべて(音楽・図工以外)の教科を担当する時代が終わるようです。 高学年では、特定教科の専科制が実施されています。 先生の労働時間の軽減。 子供の指導に対する困難さ。 教材研究の負担の減少。 先生が得意な教科を担当することによる負担軽減。 他にもい...
わからないことを大切にする学級づくり 「わかりません」この発言が学習中に抵抗なく使用できる。 だれでも最初は抵抗があります。 子供たちの「わかりません」言葉の裏に潜む心理状態を探ります。 「わかりません」と快い響きで言えることもがいる一方で、暗い気配が感じられる子供がいます...