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  • 教育随想 1104回 子どものご機嫌とりが 学校の目的ですか

    元来、学校の存在意義は、社会で必要とされていることを子どもたちに教え込むために開設されたものです。 学校生活のほとんどは、大人が編み出したことを半ば強制的な方法で教え込みます。 それは、決して子どもにとって「おもしろい」「楽しい」とばかりは言えない場です。 かつては、学校は...

  • 教育随想 1103回 言葉 伝えきれない気持ち

    言葉は便利であることには変わりない。 少なくとも作業・伝言などの要件を伝えるためには有効である。 言葉は道具であり手段であり目的ではない。 要件を伝えたり指図をしたりする場合において有効である。 しかし、気持ち、心の奥にあるものを伝えるには限界がある。 言葉は心の湖を掬い取...

  • 教育随想 1102回 教員採用試験の指導 雑感

    講師の先生を採用試験に合格させるために指導しています。 指導しているのか、指示しているのかどうなのでしょうか。 指示ならば、教材の学び方、内容理解を促します。 ほとんどは、指示ですね。 指導とは、合格に導くためにどのような手だてをうつか。 導くから指導です。 導けないなら指...

  • 教育随想 1101回 この先生ならぼくもついていけるよ 水泳最初の一歩

    体育で水泳の技能についての指導があります。 どの先生でもされていることです。 その中でも水そのものに恐怖感を持っている子を取り扱います。 子どもとプールサイドで水かけ遊びをします。 次に、プールサイドにすわって、足をつけた状態で水かけ遊びをします。 プールのなかの先生に水を...

  • 教育随想 1100回 優劣の差を認めることが、差を縮める第一歩

    社会、地域、学校は、人間一人ひとりの違いで小さな世界を作っています。 差をとりあげるとすぐに「差別だ」と声をあげる人がいます。 生まれた時から、誰一人として同じ人間はいません。 初めから容姿、能力、感情に差があるのです。 それは、だれもがわかっていることです。 差があること...

  • 教育随想 1099回 教育の常識 だれの常識

    先生方の会話のなかで 「常識では考えられない、あの子の行動は」 「子どもの様子を見守っていたが、まさかこうなるとは思えない」 このようなことを口にしているのをしばしば聞いてきました。 常識では考えられない行動、その常識とは誰の常識でしょうか。 あなたの常識ですか、同僚の中で...

  • 教育随想1098回 良さを見つける指導から 良さを育てる指導へと発想転換

    どちらも子ども本人の潜在されている能力を具現化する目的は同じです。 しかし、「見つける」は消極的な方法で長期的な時間を費やします。 親しくない相手を外から観察します。 先入観をできるだけ押さえて観察します。 子どもと先生の間の人間関係が、まだしっくりしない一学期前半ぐらいに...

  • 教育随想 1097回 楽しむことから遠ざかる 学校・教室

    学校は家庭とは違います。 先生の指示にしたがってきちんとする厳粛な印象が強調されます。 そのため入学してくる子どもは、期待感に胸を膨らませて登校します 同時に、しっかりとしなければという圧力を強く受け取ります。 そのために、必要以上に硬くなり楽しんで生活することを忘れます。...

  • 教育随想 1096回 「たぬきの糸車」指導研究 第10回(最終回)

    ねらい ○冬の間、糸を紡いでいたのは、いつかのたぬきであったとわかったおかみさんの驚きとたぬきを見守る優しさ、そして、自分の行為をわかってもらえた、たぬきの喜び、うれしさを読み取る。 2.指導にあたって 最後の挿絵に吹き出しを入れることで、帰っていくたぬきとそれを見守るおか...

  • 教育随想 1095回 「たぬきの糸車」指導研究 第9回

    ねらい ○冬をこしてもどってきた家に、あるはずのない糸のたばがあったことへのおかみさんの不思議な思いを想像することができる。 「春になって」時間の流れをつかむ 問:きこり夫婦が村へ下りてから、春になって小屋にもどるまで、どのくらいの時間がたっていますか。 ①一週間ぐらい ...

  • 教育随想 1094回 1年国語「たぬきの糸車」指導研究 第8回

    ねらい ○わなにかかったたぬきを「かわいそうに」と、ためらうことなく助けるおかみさんのやさしさを読み取る。 指導過程 (1)「おかみさんが こわごわいってみると、いつものたぬきが、わなにかかっていました。」 ・文章を視写 ・自分の思ったことを書く。 〇「こわごわ」どんな様子...

  • 教育随想 1093回 管理職批判・不満はわかるけど

    たぬきの糸車は、さらに続きますが、少し休憩します。 先日、現場の先生とお話していて気になったことがあります。 いわゆる「管理職批判・不満」です。 どこの学校でもあります。 その内容をうかがっていると納得する面もあります。 職員の意見を尊重しない。 教育委員会を向いていて、職...

  • 教育随想1092回 1年国語「たぬきの糸車」指導 第7回

    ねらい 1段落だけを扱う ○月のきれいなばん、糸を紡ぐ音が聞こえてくる山奥の一軒家の周りの様子を想像する。 ○いたずらするたぬきの様子ときこり夫婦の思いを想像する。 ○一人読みの仕方を理解する。 指導展開 指導1 一軒家のある山奥の様子を読みとろう。 〇1段落だけを...

  • 教育随想1091回 1年国語「たぬきの糸車」指導 第6回

    ○題名や挿絵からお話の内容を想像することができる。 子どもは、この作品で最初に目を通すのは挿絵である。 映像から作品に入るであろう。 指導も挿絵から入る。 指導1 本文を読んでから挿絵に入るのではなく、黒板に貼られた6枚の 挿絵から物語のあらすじを想像する。 一枚ず...

  • 教育随想1090回 1年国語「たぬきの糸車」指導 第5回

    教材研究はどこまで大人の研究です。 教師である前の一人の大人としての作品解釈です。 しかし、この作品解釈を子どもに向けての教材解釈に移します。 作品と子どもとを関わらせ方を研究します。 「展開の角度」は、、子どもに対する作品の見せ方であり指導の角度です。 子どもはこの作品の...

  • 教育随想1089回 1年国語「たぬきの糸車」指導 第4回

    7段落 わなにかかったたぬき。 どうして、何度もたずねてきたたぬきが罠にかかったのだろうか。 罠はいたずらをする場所に仕掛けるということは、このたぬきは、いつもと違うルートで尋ねてきたことになる。 罠にかかったたぬきは、おかみさんに助けられる。 「こわごわいってみると」...

  • 教育随想1088回 1年国語教材「たぬきの糸車」指導研究 第3回

    段落ごとに見てみよう。 4段落 しょうじの穴から二つの目玉、あかるい障子には、たぬきのかげが映っている。 幻想的であったり、牧歌的であったり、あるいは、少し怪奇的な感じがしないわけではない。 「二つの目玉」「月の明るいしょうじ」がキーワードである。 障子に映るたぬきの体の...

  • 教育随想1087回 1年国語教材「たぬきの糸車」指導研究 第2回

    段落を追って教材を考えます。 1段落 「きこり」という職業は、すでに死語になっている。 きこりとは、「山林の木を伐ること。また、それを職業と する人」 きこりが何のために、山奥に住んでいるのか、そこで、どんなことをしているのかということを理解しなければならない。 「山おく...

  • 教育随想1086回 1年国語教材「たぬきの糸車」指導研究 第1回

    一年生の物語文の指導は、身をもって作品のなかに没頭することである。夢中になる子どもを育てたい。 以下私の実践例です。 1.単元のねらい ○語のまとまりや言葉の響きなどについて考えながら音読することができる。 ➡子どもは言葉を声にだすことで自分の気持を表す。 しかし、一年生...

  • 教育随想1085回 先生が職務怠慢での崩壊 人一倍熱心な場合の崩壊

    先生が職務怠慢での崩壊と人一倍熱心な場合の崩壊とではどちらが多いでしょうか。 後者に多いのです。 勤務怠慢の先生の場合 子どもたちは学校に楽しみにくるのです。 厳しい説教も叱責もありません。 先生と一緒にわいわいとさわいでおればいいのです。 勉強は塾ですればいいです。 人一...

  • 教育随想 1084回 周りから教えてあげようと思われる人間に

    卒業した子どもが成人したときに、小さいときの印象とは別人に育っていることがあります。 高校、大学、社会人のなかで、小学校の時とは大きく違って見えることがあります。 この事実だけをみても、子どもは学校だけで育つものではないということです。 それに、一介の教師の世話で成人するも...

  • 教育随想 1083回 先生の仕事は基本的には一年契約

    先生の仕事は基本的には一年契約です。 だから、4月当初にガツガツして指導しなくてもよいのです。 来年月までに学年に相応した子に育てたら良いのです。 引きこもりの子には 社会性を。 勉強嫌いな子には、学習意欲を。 暗い子どもは明るくなるように。 嫌われる子には人気がでるように...

  • 教育随想 1082回 待つことを育てると言います

    子どもたちの成長を願うあまり、ともすると先生は性急に成果を上げようとします。 子どもの機械化につながります。 スイッチをおしたら必ず明かりがつく照明器具。 子どもにこういう指導したら、必ずこうなるという思い込み。 そこから「〇〇式教育」なるものが生まれてきます。 先生は「教...

  • 教育随想 1082回 子どもは伸びる時期が異なるのに

    子どもたちの成長を願うあまり、ともすると先生は性急に成果を上げようとします。 子どもの機械化につながります。 スイッチをおしたら必ず明かりがつく照明器具。 子どもにこういう指導したら、必ずこうなるという思い込み。 そこから「〇〇式教育」なるものが生まれてきます。 先生は「教...

  • 教育随想 1081回 つぶやきは、自発的な学びの芽 独り学習

    だれでも子どもたちの生き生きした活発な行動を望みます。 それにもかかわらず、事前に計画した指導者の思いを押し付けます。 「子どもたちのために」という理由をつけて実践します。 その前に 必要な考えがあります。 それは「子どもたちのために」てはなく「子どもたちにとって」という立...

  • 教育随想 1080回 過程とばしで、子どもの学ぶエネルギーを増幅

    かりやすい授業・親切な授業 どの子にも一定の理解を求める授業です。 落ちこぼれのないように、スモールステップ式の学習を設定します。 あるいは、学習内容の難易度を下げて学習させることもあります。 子どもたちがつまずかないように、悩まないように簡単にします。 もちろん結構なこと...

  • 教育随想 1079回 親を 子どもの成長に 引き入れる

    子どももいろいろ、親もいろいろ。 そのいろいろな子どもや親に対応していく職業であることを自覚。 親と言い合っても意味がありません。 親と物議を醸し出さないようにします。 親を説き伏せても何の意味がありません。 その結果は、子どもに跳ね返ってくるからです。 親と先生の間で、困...

  • 教育随想 1078回 学校は組織 商店街のアーケード

    職員ほど上司、同僚の悪口をたえず口にする世界はないかもしれません。(ストレス発散も必要) 職員室の隅、校内の教室、学習園等でひそひそ話が聞こえてきます。 かつて、神戸市で大きないじめがあったが驚かない。 これは厳しい見方ですが、先生という人種は「井戸の中の蛙」的なところがあ...

  • 教育随想 1077回 過剰な先生の干渉は、先生の期待とは裏腹に

    子どもをゆとりをもって、じっと見つめてみる。 子どもをゆとりをもって見守ることは難しいです。 目の前の子どもの事実に焦りうろたえることがあります。 そして、感情的にとらえてしまいがちです。 いつも冷静にはなれない。 しかし、自分の言動を振り返ることができたらいいと思っていま...

  • 教育随想 1076回 子供にとって学校を楽しくするヒント その1

    先生が子供と接することに楽しみを感ずることです。 先生が目覚めと同時に、今日一日の内容を頭に浮かべてみる。 時間割の内容を子供たちの立場になって追っていく。 今日の目玉授業は何か。 子供たちがおもしろいと感じで乗り出してくる授業は何時間目か。 逆に、今日一日の学級生活の目玉...

  • 教育随想 1074回 集団と個人は、教育指導の両輪

    個人か集団か、どちらに重点を置くべきか。 個人の力は集団を変える。 集団の力は個人を変える。 集団学習、小集団学習は昔から言われ続けてきました。。 これは、決して集団に重きをおいているわけではありません。 目的は個人の能力、人格の変容です。 そのために集団によって個人が変容...

  • 教育随想1073回 良い子を基準にして 他の子も同じにする

    教育は「いい子」を目指している。 いい子以外はすべて悪い子になる. 先生や保護者にとって、いや大人にとって「都合の良い子」「扱いやすい子」を求めている。 「あの子は宿題をいつもがんばっているのよ」 「指示したことをきちんとやる子だ」 「何の問題も起こすことがない子すな」 先...

  • 教育随想1072回 学級文化の創造 楽しみ その実践

    学習以外の場において 月一回のお楽しみ会。 お互いの交流と文化の創造の時間である。 一つの企画、テーマを決めて、班ごとに出し物を考える。 出演は全員である。 月一回のお楽しみ会は楽しいものである。 お楽しみ会は学級文化の創造である。 子供たちが先生の指導から離れて、自力でつ...

  • 教育随想1071回 子供の学び、生活を子供に委ねる実践

    学習目的を明確にして、学習方法を考えさせる。 普段から学習に分節を取り入れる。(学習形態の変化) 一気に終わりまで同じ形態で学習を進めることのないようにする。 学習の途中で、学習方法をこちらから提示して選択させる。 独りにもどって時間をかけて考える。 独りの意見を班ですり合...

  • 教育随想 1070回 子供と通じ合うための実践 よもやま話

    子供ととりとめない会話をする。。 私には、ついていけない話題が多い。 話がエスカレートすることもあるが理解できないもものある。 年の差を感じることもある。 子供を仲間として、その雑談のなかに入る。 いや、入れてもらうというほうがいいだろう。(お邪魔しますよ) いわゆる子供と...

  • 教育随想 1069回 子供と通じ合うための実践 学校行事を語り合う

    済んだ学校行事の反省、これからの学校行事の抱負について語り合います。 その意義は 学校行事が子供たちの意識から離れて、教師集団だけの行動にならないようにします。 そのために、普段から子供たちと意見交換をします。 行事で楽しかったところ、次回は、こうしてみたらという提案も聞き...

  • 教育随想 1068回 子供と通じ合うための実践 休憩時の意見交換

    休憩時間に先ほどの学習についての意見交換をします。 全体を相手にするのではなく、数人の子供との会話を試みます。 「さっきの時間、先生はみんなの意見を聞いてわかるようにしたつもりだけど、どうだったかを教えて?」 「さっきの時間、どうして、みんながだまってしまったのかわからない...

  • 教育随想 1067回 子供が抱く「いろいろ性」を尊重

    学校生活の中でも、学習時間に子供たちはいろいろな発想を秘めています。 それぞれの子供の発想(いろいろ性)が全体の場で生かされているとはいえません。 そのためには、一人の発想を全体の場で協議する場を設定します。 子供集団(教育されていない集団)は平等ではありません。 集団のな...

  • 教育随想 1066回 二学期が終わって、4月の初心に戻って

    2学期が終了しました。 2学期は、学校行事も多く大変だったと思います。 先生も子供たちもほっとしている時期ですね。 三学期には、卒業式以外に大きな行事がないです。 あとは、3月まで無事、何ごともなく過ごしたいと思う子供もいるでしょう。 ところが、学期末の気のゆるみのまま三学...

  • 教育随想 1065回 教育のおもしろさは 手引きが使えないこと

    一人の子から得た指導経験を他の子供に直接与えることはできません。 一人の子を教え育てる方法は、すべて同じではありません。 新しい出会いの子供たちを見ると、今まで指導した子供に似ていることはあります。 先生は、指導を一般化、分類化されることが多いです。 「暴力的な子には」「落...

  • 教育随想 1064回 本当に担任の指導力なのか

    一人の子がいました。 この子は緘黙児童です。 今まで学年が変わるごとにそれぞれの担任が言葉を使わせるために苦心を重ねてきました。 6年生になって、A先生が担任になりました。 その子については、前担任から事情は聞かされていました。 A先生は、示された資料をもとに献身的な努力を...

  • 教育随想 1063回 先生らしさに二通りある

    一つは、世間に向かって虚勢を張る「先生らしさ」 二つめは、子供の教育に自分の人生をかける「先生らしさ」 前者は、外に向かっての「らしさ」であり、後者は内に向かっての「らしさ」です。 子供の教育にとって重要な「先生らしさ」はどちらでしょうか。 当然、後者の「らしさ」ですね。 ...

  • 教育随想 1062回 子供になめられたら なめられて成長すればいい

    小学生は、日々目のぐるしく変わるものですね。 だから、欠点も非常に多い時期です。 その時に、先生が絶対的な立場に身を置くと、子供たちの欠点だけが強く印象に残るものです。 「どうしてこんなことができないのだ」 「これぐらいのことが我慢できないのか」 「どうして聞くことができな...

  • 教育随想 1061回 学校は子供と先生が 共に間違いを起こす場

    間違いは子供だけに起こる現象ではありません。 子供も先生も発展途上の人間です。 その間違いを率直に認めることです。 音読教材の読み間違い、漢字の筆順の間違い、計算間違いなど子供から指摘を受けることがあります。 下調べをしっかりしているつもりでも間違いは起こります。 その時に...

  • 教育随想 1060回 子供に 受け入れられることを意識しない

    子供たちが望んでいる担任は、「やさしい先生」「親切な先生」「面白い先生」となっています。 このことを正面から受け止めて、若い先生の中には、子供集団に「受け入れられる」先生になろうとしています。 そのために悲壮な努力をされている方もいます。 子供たちの人気獲得に一年を費やして...

  • 教育随想 1059回 先生としての習癖、習性

    現場の先生から耳にすることです。 「自己顕示力が強すぎる先生」 研究会にしても行事にしても常に、自分の意見を通そうとする先生。 きっと自信をもって仕事をしておられるのでしょう。 時には、自分に自信がなくて、それを隠すために自己顕示をされている人もいます。 その習癖は、職員と...

  • 教育随想 1058回 子供たちの承認欲求

    ユーチューブ動画、誰もが立ち上げることができます。 動画の中には、視野を広げたり考えさせる視点を与えてくれたりするものもあります。 しかし、その根底に、「自分の存在を知ってほしい」「自分を認めてほしい」という承認欲求が感じられます。 世間の人に注目されるために、より特異な、...

  • 教育随想 1057回 学び手の事実から指導が始まる(教員採用試験指導から)

    教材研究と授業の指導に加えて、教員採用試験の指導もしています。 対象は何年か講師経験をして改めて採用試験に挑戦したいという方です。 数年間のブランクがあります。 大学を卒業したてとは違い、多くの教科の勉強をこなすのは大変です。 今、指導しているのは 数学 国語(長文読解・語...

  • 教育随想 1056回 ネット検索「すぐにわかる」ことが問題点

    今は情報過多ですね。 どんなことでもネット検索すればわかるようになっています。 学習の場においても、子供たちは「調べる」と称してネット検索します。 これが問題なのです。 答えが「すぐにわかる」ことが問題なのですね。 子供たちは、ネット検索するときに「調べてみます」と言います...

  • 教育随想 1055回 教師の生きざまは 花瓶の下敷き

    病気にかかることがありますね。 医者に診察を受けて薬を処方してもらいます。 医者の立場からみると、患者の病気を治したということになります。 しかし、医者は病気をなおしていません。 患者自身の生命力と治癒力が病気を回復に向かわせています。 医者は、その底辺を支えただけです。 ...

  • 教育随想1054回 先生を裏で支える五者(学者・医者・易者・役者・芸者)

    は子供たちの前でいろいろな先生を演じています。 一日、朝から放課後、下校するまで子供たちの前でどんな自分を演出されているのでしょうか。 先生は、それぞれの場面で意図的に自分を演出します。 もちろん、自然にその先生から出ている場合もあります。 私が師匠からうかがった五者のこと...

  • 教育随想 1053回 子供に厳しすぎると? 保護者から

    子供の指導を厳しくする。 厳しく指導する時はあります。 指導が厳しすぎるということで保護者からクレームが上がっています。 学校の話です。(相談を受けて) 3年生の学級です。 担任の先生の指導が厳しすぎて、学校に行きたくないという子供たちが増えているとのことです。 どんなとこ...

  • 教育随想1052回 教師の適性「いっときの力」ではなく こつこつと

    丹精をこめて育てる。 植物に花を咲かせるには「いっときの力」ではだめです。 年間を通して、その植物の育て方に通じていることです。 寸時を惜しんで世話をしなければなりません。 その世話をやくことが、この上なく幸せに感じられる人。 これが教育につながります。 要するに、教育は瞬...

  • 教育随想 1051回 教師の適性 師弟間の愛を育む

    動物を愛することができる人、子供は胸の内を開きます。 よくいわれることに「動物は餌、人は言葉」で仲良しになるといいます。 しかし、子供たちと深くつきあって、お互いが協調できたり、理解したりする間柄になるには、師弟間の愛が必要です。 言葉ではないもので先生と子供が分かり合える...

  • 教育随想 1050回 教師としての適正 子供が大好きな人

    詩人のサトウハチロウさんは、「子供のにおいは太陽の匂い」と表現されていました。 子供たちと付き合っていて感じること。 春先に、若い草が萌え出す前の枯草。 春をいっぱいためこんで、これから青い空に向かってぐーんと伸びだす匂い。 清流のなかで気持よく泳ぎまわる鮎の匂い。 どれも...

  • 教育随想 1049回 授業は「させる」意思を明確にもつ

    かつて、総合的な学習が始まって以来、子供の気づきを大切にするために、意図的にさせる学習をよしとしなくなってきた。 かつて指導案の指導目標の文末は、「・・・させる」という 文言で終わっていた。 やがて、「指導者の意図を前面にたざずに、子供たちが学びにおいて気づいていけるように...

  • 教育随想 1048回 先生に対して 保護者が不信に思うとき 前半

    保護者とのトラブル、私の耳にも入ってくる。 先生にとって、つらいときでもある。 自分ではがんばっているつもりでも、保護者が不信感を持つ。 先生と保護者の間には、子供がいる。 その子供は最初において当然、保護者よりである。 4月から指導が進むと、少しずつ子供が先生に近づいてく...

  • 教育随想 1047回 ノートは 学びの足跡

    タブレットの上にだいたいの字(漢字も含めて)を書けたらよしとする。 現場の先生が「漢字をしっかりと書けなくても形さえあっていればよしとする」ことに疑問を持たれていた。 その学校では、百字練習をやめようという方向になっているそうだ。 したがって、漢字の止めやはねは許容範囲だと...

  • 教育随想 1046回 授業開始5分間で 授業終了前5分間で

    授業についての考え方の一つとして例をあげる。 あくまで一つです。 教材を子どもに理解させ伝えていく。(文化継承という側面) 理解過程は内容に興味関心を持たせることが始まり。 そのために、いかに、効率的に、わかりやすく 伝えるかが大切。 授業開始5分間。 大抵の授業は、導入に...

  • 教育随想1045回 植物の冬ごし 人間の冬ごし

    4年理科の教科書に「生き物のふゆごし」の学習がある。 単元のねらいは以下の文言である。 1.冬の動物の活動や植物の成長に興味・関心をもつ。 2.動物の活動や植物の成長と季節のかかわりをとらえることができる。 3.春・夏・秋における生き物の様子と比べて観察することができる。 ...

  • 教育随想 1044回 全国大会の研究授業 その前後に関心をもつ

    かつて、全国大会の研究会に参加された先輩の先生の話。 話題1 ・・・研究授業が終わったあとの話。 あとの反省会には参加されなかった。 終わったあと、各教室の廊下をぶらぶら歩いておられたときのこと。 教室から突然の怒号。 「なぜ、昨日のようにしなかったのだ。なぜ、先生に恥をか...

  • 教育随想 1043回 授業者の指示は繰り返さない

    現場の先生によく質問されるのは、「子供に対する言葉かけをどうしたらいいですか」という内容である。 先生がたは、言葉を教育の主力媒体だと思っておられる。 もちろん、子供らに指示したり評価したりする時に言葉を使う。 決して言葉をないがしろにするものではない。 ただ、問題なのは、...

  • 教育随想 1042回 「働き方改革 担任の先生は3人」???

    ある小学校の取り組みの記事。 その中からいくつかの文言をとりあげる。 ・・・担任の先生は3人です。新しい取り組み・・・その名も「チーム担任制」「早く帰れる」先生たちの働き方改革。 学年2クラスを3人の先生が担当する。 学級担任1組と2組、そして学年担任で3人のローテーション...

  • 教育随想 1041回 言葉が渇き その重みがなくなった

    供たちの登下校の行き帰り。 学校でおもしろかったこと、いやなことの不満が聞こえてくる。 しかし、その話を周りの子が同意しているわけではない。 どちらかという聞き流しの状態である。 友だちの不満を自分のものとして受けとっていない。 ある子は、自分の気に入っているゲームの話をし...

  • 教育随想 1040回 問題は 解決できない

    理科や社会の問題解決学習において最後は結果、結論にたどり着く。 そして、結論を出したらすぐに正しい知識として指導者は子供たちに理解を求める。 どのような結論であっても、そこには、角度を変えると疑問がわく。 その疑問こそ、学びの一歩である。 学びは疑うことである。 本当にそれ...

  • 教育随想 1039回 4年「熱の伝わり方」 正解よりも正解の周りの真実へ

    前回は、金属棒の真ん中を熱したときの熱の伝わり方であった。 今回は、「熱する棒を傾けて棒の中央を熱する」問題である。 こうなると混乱する子供がいる。 熱を粒のようなものと考える子は、傾けると熱は上にあがらないと考える。 逆に、室内でストーブをつけると、上の方の空気のほうが暖...

  • 教育随想1038 回 4年理科 「もののあたたまり方」 予想理由に付き合う

    理科の学習の場合、 疑問⇒予想⇒討論⇒実験⇒結果⇒考察➡疑問の手順で進められる。 そして、この問題解決過程のどこに力点をおくのか、どのような科学的能力を育成したいのかを明確にする。 科学的な思考は手順を大切にする。 実験結果を知識として覚えておきなさいではだめである。 4年...

  • 教育随想 1037回 保護者のクレーム 子どもを真ん中に置く

    昔は、子どもを学校に送り出すときに 「先生の言うことをしっかりと聞くんだよ」 先生には 「うちの子ども、悪いことをしたら叱ってやってください。」 先生にお任せでした。 今は、保護者の学歴が高くなっています。 知的レベルにおいては、同等かそれよりも低く見られています。 それは...

  • 教育随想 1036回 保護者の顔色を見て動く 学校

    今、音楽会の練習をされている学校がほとんどでしょう。 音楽会は、学校の音楽教育、集団教育をする上において大切な行事です。 ところが最近において、(以前からかもしれないが)この行事が学校の主体性を失う状況になっています。 いくつかの例を紹介します。 学校が決めた曲目に対して、...

  • 教育随想 1035回 子どもの語彙 その偏り

    私が指導を受けていた先生のお話から入ります。 「今の子どもの語彙は豊富。今の幼稚園児は、昔の6年生に匹敵すると言われています。 けれども彼らと行動を共にすると、偏った使い方が見えてきます。 その一つの傾向として 自分の身を守る、弁解に使用する言葉が豊富であること。 他人を責...

  • 教育随想 1034回 先生の安易な思い込みが子どもを固定化

    「ある枠組みががっちりできてしまうと、脳はその枠の外のことを そもそも認識しようとしない。」(養老孟司) 低学年から「この子はすぐに手が出て暴力的なところがある」 その子は、低学年から担任によって次の担任に申し送りされてきました。 「すぐに手がでる」というその子に対する認...

  • 教育随想 1033回 いい授業へのアプローチ

    これは、かつて大学の先生がお話になったことです。 そこから私なりに考えてみました。 1.クラスの全員を学習の中に引き込む(全員参加) どの教育研究会でもよく言われることです。 全員参加が全員発言することを目標においていることがあります。 子どもたちのほとんどが挙手して...

  • 教育随想 1032回 いい授業を低いところから考えてみる

    仮に名人と言われる先生の授業をいい授業の最高点とします。 あくまで「仮に」ですよ。(私は生涯 迷人) 実際の授業では、瞬間的に「いいなあ」と思えることがあります。 授業の底辺を考えてみます。 新任の先生でも体験されたことがあると思います。 授業一時間がいい授業でなくても、部...

  • 教育随想 1031回 いい授業 求めて 永遠に求める

    先生方に「いい授業とはどんな授業ですか」と尋ねると、いろいろな答えが返ってきます。 指導に沿って着実に学習が進んでいく授業。 計画・意図されたことが、時間の終了とともに達成されている授業。 子どもたちの発表が多い授業。 先生中心ではなく子どもの活動が多い授業。 授業者の巧み...

  • 教育随想1030回 国語「やまなし」独り言 その5

    なしをかにたちは、どのように受け取ったのか。 そのとき、トブン かわせみだ やまなしだ やっぱりやまなしだ おいしそうだね さあ、もう帰ってねよう かにの気持ちを想像するか...

  • 教育随想 1029回 国語「やまなし」独り言 その4

    水面からの侵入者「かわせみ」が魚を捕獲しました。 「ぶるぶるふるえているじゃないか」とお父さんの声。 「こわいよ、お父さん」と兄の声。 「だいじょうぶだ。心配するな。そら、かばの花が流れてきたよ。」 殺生があったあとに、「白いかばの花びらが、天井をたくさんすべってきました」...

  • 教育随想1028回 国語教材「やまなし」独り言 その3

    「そのときです。にわかに天井に白いあわが立って、青光りのまるでぎらぎらする鉄砲だまのようなものが、いきなりとびこんできました。」 課題 そのときどんなことがおこったのですか。 かには何をみたのですか。 あくまでかにがとらえた世界です。 「そのとき」一瞬です。 「いきなり」は...

  • 教育随想1027回 なかよし学級の子どもをゲストとして受け入れない

    勉強会でなかよし学級を担任している先生のお話です。 ・・・5,6年生を担任している二人の男の子のことです。 5年生の子どもが授業を受けるために、交流学級に付き添って 行く時のことです。学級の中に入ると、他の子どもたちが私の そばに寄ってきて、「Y君、発表が...

  • 教育随想 1026回 「やまなし」独り言 その2

    やまなしという作品は ある時は暗く ある時は急に明るく ある時ははげしく ある時はゆるやかに 明るさの中に暗さがあり 暗さの中に一点の光があります。 この場面は明るい いや暗いよ どちらでもないよ 明るいけどどこか明るい 暗いけどどこか明るい 子どもたちの感想に寄り添って...

  • 教育随想 1025回 「やまなし」独り言

    「谷川の上から見ていたのでは、この作品はまったくわからないのです。みんなもかにの目で、谷川の底に自分をしずめてみましょう」 この言葉から「やまなし」を始めます。 二ひきのかにの子どもに寄り添って読みます。 子がにの目になって 心になって見ている谷川の底を見ていきます。 谷川...

  • 教育随想 1024回 文学作品 私の読む姿勢 「やまなし」

    教材としての文学作品は、多くの人々が作品の解釈をされています。 どれも熱心に追究されているものが多いです。 私は、敬服するばかりです。 その一方で、ひとつの疑問がうまれるのです。 文学作品についての研究が、どちらかというと作者の立場で研究されています。 作者の考え方、生き方...

  • 教育随想 1023回 直線的、平面的、立体的な授業

    常々、授業は立体的だと言ってきました。 直線的な授業(教科の論理のみで進める) 平面的な授業(教える側と教えられる側の二元的) 立体的とは、それらの上に、子ども一人ひとりの特性、心理、体調を考慮します。 直線的な授業・・・一次元的な授業 多くの授業は、指導者の一方的な教材研...

  • 教育随想 1022回 授業の要素としての人間性と総合性

    以前にもお話しました。 今、学校教育から子ども、人間が希薄になっています。 特に、子どもの内面、心理、特性について深く掘り下げることが少なくなっています。 学校教育で語られる子どもは、いつも一般化された子どもたちです。 機械やコンピュータにおいては、操作する者と機器の間に人...

  • 教育随想 1021回 私のつまらない 小さな授業技術

    今回、お話するのは、私が授業者として最初(新任)の時に身につけた技術です。 それはどうでもいい技術ですが、私にとっては、大切な技術でした。 少し笑って聞き流してください。 その1 授業が始まったら時計を見ない。 一時間の時間感覚を身につける。 教材の進行と時間の流れを同時に...

  • 教育随想 1020回 授業指導案の個性化

    先生方は、ふだんから「教える立場」それとも「育てる立場」のどちら立場で指導されていますか。 両方の立場で指導されている先生もおられます。 「教える立場」が多いという先生。 「育てる立場」が多いという先生。 子どもたちに意図的、計画的なプランで実践していく時、どちらかというと...

  • 教育随想 1019回 土いじり感覚を 教育の場で

    土を耕して、肥料を入れて整地します。 やがて、ここに新しい種を播き、苗を移植することを心に描きます。 空気を含ませ栄養を入れて、育てる環境をつくります。 半分以上は、この土づくりです。 教室も先生も土なのです。 種まきです。 こんなに小さな種ですが、しっかりと発芽するように...

  • 教育随想 1018回 先輩の実践に 自分の実践を重ねる

    現場の先生が次のような話をしておられました。 ・・・若い先生が、板書の仕方、発問の仕方、子どもへの言葉かけのあり方 ワークシート集など、方法に関する本を多く集められている。 それに比べて、年配の先生は、そのような方法に関する本をあまり見ておられないように思います。・・・・・...

  • 教育随想 1017回 ダイレクトに教材で子どもとつながる授業

    他校で授業をする機会を多くいただきました。(現役の時) 知らない地域、知らない学校、知らない子どもたち。 そのなかで、授業をしてほしいと依頼を受けました。 「先生の授業で普段の子どもたちがどのように変わるかを見たいのです。」という依頼でした。 私は快く引き受けました。 私は...

  • 教育随想1016回 運動会 先生の「あせり虫」が でるでる

    2学期は、学校行事が多い季節です。 学校行事が多いということは、直接子どもと関わって、一定の評価水準にそった指導が多いということです。 運動会にしても団体種目は「見栄え」を考えて指導するでしょう。 音楽会にしても、一定の水準を保たなければなりません。 それに加えて、時間は無...

  • 教育随想1015回 運動会の結果が 学習意欲につながる

    運動会の練習が始まっています。 ある学校では、運動会のあとに音楽会も予定されています。 運動会の世話係も音楽会の指導の先生もどちらも熱心であるとのことです。 運動会の練習が始まったばかりなのに、少しずつ音楽会の練習がなされています。 あるとき、職員室で二人の先生が愚痴を言わ...

  • 教育随想 1014回 一学期、目標を立てて実践・定着させたことの点検を

    学習態度の総点検をします。 点検項目は、指指導者が子どもたちが向かっていく方向をしめすものです。、 子どもたちに指示、強制するものではありません。 ひとつの基準であって先生によって異なるかもしれません。 私が二学期の最初に子どもたちの学習態度を総点検した視点です。 始業の合...

  • 教育随想 1013回 小学年国語「たずねびと」④ 人物の表情を追う

    原爆供養塔に行きます。 ここで、綾にとって、一人のおばあさんとの出会いがあります。 このおばあさんの話によって、綾は大きく自分を見つめ直します。 おばあさんの話によると「名前だけがわかっている八百人余りの人々のお骨」がおさめてあるという。 ここからは、綾に向かっておばあさん...

  • 教育随想 1012回 小学5年国語「たずねびと」③場面全体を読み取れる言葉

    平和祈念資料館から追悼平和記念館へ 場面を子どもたちに読み取らせるために、発問でひっぱらないようにします。 場面には、場面全体を読み取れる言葉、文があります。 綾は平和記念資料館を見学することで、大きなショックを受けます。 展示されているものすべてが信じられないことばかりだ...

  • 教育随想 1011回 小学5年「たずねびと」② 文と文との間を読む

    一場面 不思議ポスターが目に飛びこむ(きっかけ) 言葉と言葉の間を読むということ。 この場面は二つの文を押さえる。 その間を子どもたちが読み解くことになる。 最初に「すごく不思議なポスターだった」 後に「本当に不思議な気がした」 最初は「すごく」が「本当に」とポスターを見て...

  • 教育随想 1010回 小学5年国語「たずねびと」その1 物語の構造

    物語文の指導の場合、短い文の中に大切な内容が入っています。 子どもたちか自力で読み進めるためには、言葉で引っ張りまわさないことです。 場面ごとにキーワードを見つけて指導します。 今回、5年生の「たずねびと」の教材について、大まかですが読み取りの指導あり方についてお話します。...

  • 教育随想 1009回 国語5年「からたちの花」学びの入口

    二学期の最初に指導する詩の授業です。 子どもの実態に配慮して進めます。 詩は、作者のなかで湧き上がってきた感動を、自分の言葉で、自分のリズムで書き表したものです。 そして、この詩は、「繰り返し」「暗喩」「七五調」「呼びかけ」といった技法を使っています。 繰り返してでてくる言...

  • 教育随想 1008回 7月の印象に基づいた学習は避ける

    始業式から二週間、遅くても運動会までには一学期の学びの水準を とりもどします。 そのための授業のあり方についてお話します。 二学期の始めは、4,5月の授業の形をとります。 〇進度はあせらない。 子どもたちを夏休みの疲れから回復させるものは授業、学習です。 学習を一学期の...

  • 教育随想1007回 新学期 すでに学級が解体している

    一学期、意識して学級づくりに取り組まれたことでょう。 そして、夏休みを迎えました。 二学期を迎えました。 ところが、無残にも一学期の姿は消えていたという例が多いです。 その理由をお話します。 一学期は、個人のやる気を高めるために月日を重ねたのではないからです。 学級のスタイ...

  • 教育随想1006回 新学期 子どもを失望させること

    夏休みに限って、子どもたちは2学期の到来を新鮮な気持ちで待っています。 ところが登校してみて 先生の服装・顔・子どもたちに接する態度に1学期と全く同じものを感じたらどうでしょうか。 1学期のイメージが蘇ってきます。 それだけで、子どもたちの2学期の意欲はたちまちのうちに減退...

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