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谷中ハチ助
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2019/03/04

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  • おせちを100円ローソンで

    https://twitter.com/yanakahachisuke/status/1211988898034769922?s=21

  • 【読書】#9(ナンバーナイン)/原田マハ

    たどり着いた充足に引き換え、あまりにも寂しい結末。読後、しばらく何もしたくなくなるような虚脱感に襲われた。 主人公の彼女は父の影響を受けて美術を志して田舎から上京し、生活を維持するために、偽物を扱うギャラリーで不本意な営業を行うが、数字を上げられずこのままでいいのかと思い悩む。 そんなある日、彼女に連れられてギャラリーを訪ねた男によって、運命が大きく動き出す。 上海、東京を舞台に古美術から現代アートまで網羅された意欲的な作品に、作者の西洋美術にとどまらない守備範囲の広さ、造詣の深さに圧倒される。 それはアートに対する探究心が単なる好奇心を超えた、愛着の域にあることを改めて知らせてくれた。 ああ…

  • 【読書】僕は猟師になった/千松信也

    作者は猟師を生業としたく、在学中から京都の山里に住み、裏山から降りてくるタヌキやキツネに慣れ親しむ。 廃れつつある猟環境のなかで、ベテランや先輩に恵まれ、猟師としてのキャリアを重ねていく。文庫にも、獣を捌いた生々しい写真が何十ページと掲載されており、苦手にしている人には衝撃的な内容だろう。 想像していたことだが、年々猟師は減る一方で、狩られることのないシカは増え続け、木肌を削られた山は荒廃の一途を辿っている。そのような現状が広く認識されることで、登山客のマナーも向上 していくといいな。 本書は山小屋「三条の湯」の書棚にあった一冊。宿では獲れた鹿肉も食べることができる。山で泊まらなければ、手に取…

  • 【登山】丹沢山③一泊二日の縦走 日本百名山

    東の宮ヶ瀬湖から西は西丹沢ビジターセンターまで。丹沢の東西をぶった切る歩きは、距離22.7km、活動は14時間半に及んだ。 初冬の山は終末にも関わらず、静かで、舞い散った落ち葉をキュッと踏みしめる音、足の重みで小枝がパキパキ折れる音が枯れ山に響き渡る。陽はおだやかにそそぎ、自らが静寂と一体となった錯覚すらあった。己と向き合い、ポツネンと自然と対話するにはもってこいの2日間だった。 夏山ならば、こうはいかない。虫や鳥たちはけたたましいばかりに主張し、存在感を誇示する。彼らだけではない。花や木だって有り余る生命力を迸らせる。これらに暑さと疲労が加われば、人はどうしたって、落ち着いてなどいられない。…

  • 【登山】丹沢山②みやま山荘 日本百名山

    今までで一番旨い山小屋の夕食だった。 メニューは鉄板焼き。牛肉、タマネギ、カボチャ、ピーマン。鉄板にオイルを垂らし、固形燃料でメラメラ燃える鉄板に油がジュウジュウ弾け飛ぶ。焼き目の付いた肉が噛むと肉汁が溢れ出す。慌ててご飯をかきこむ。中にはビールを注文する人も。登山客から口々に絶賛の声が上がった。 NHKラジオ石丸謙二郎の山カフェに出演した女将によれば、鉄板焼きは冬の限定メニューらしい。これはこれでもちろんうれしいが、普段はどんなのかも気になる。 朝食もキノコいっぱい、炊き込みご飯にささがきごぼうやオクラの刻みに魚の甘露煮に、お味噌に梅干しと、旅館かと見紛う品揃え。 すぐ側の丹沢山頂からの富士…

  • 【登山】丹沢山①出発 日本百名山

    なるほど、面白いかもしれない。 同僚の提案に、いつしかと温めていたプランを実行する。一泊二日宮ヶ瀬から西丹沢ビジターセンターへ西から東へ丹沢山塊を貫くルートに挑む。 丹沢の主脈としては、丹沢山の北、相模原市側を取付口として入ってくる丹沢主脈が王道であるかのようだ。しかし、いかんせん10月の台風でやられてしまい、通行が出来なくなってしまっている。そこで、浮上したのが、宮ヶ瀬湖から登るそれだ。多少の起伏はあるようだが、宿泊予定のみやま山荘に事前連絡したところ、問題ないとのこと。ありがたい。 ルート上、いくつか宿泊先は考えられるが、同山荘に決めたのは、先週の山カフェで山荘の女将さんが中継で登場され、…

  • 【登山】晩秋の雲取山③もえぎの湯のスタンプカード 日本百名山

    一泊二日の山行の汗を流すべく、奥多摩駅近くのもえぎの湯へ。 もえぎの湯といえば、今さら紹介するまでもないと思うほど、登山客でない観光客にも利用者が多く、オンシーズンには入場規制が出るほど。 しかし、もえぎの湯を利用するリピーターの多くは知らず識らず損をしている。その理由がこれ。 スタンプカードがあるのだ。 フロントの隅に掲示され、前々から気にはなっていた。私はかれこれ10回くらいは当地を訪れているので、これからもみすみす特典を逃していたら嫌だと思い、4月に発行してもらった。そうしたところ、100円に付き押印一つ、40スタンプで入館無料になるというではないか!!入場料は850円だから、5回来れば…

  • 【登山】晩秋の雲取山②登山ルート 日本百名山

    別ルートとはいえ、2度めの雲取山で、軽く見ていたフシがあった。 そうすると、たいてい痛い目にあう。今回は1日目の丹波からサオラ峠、それから2日目の三条の湯から雲取山頂へのルートがしんどかった。 特に後者は宿を出発してからいきなりの急登が30分以上も続いた。道は幅1mない山裾の斜面に、たっぷりと落葉がこれでもかと足を埋めさせる。一歩一歩がまるで、雪中の山行であるかのように、足全体を取られつつの前進を強いられた。不幸にして、天気は冬なのに、ピリッとしないどんより雲。ときおり、山から我々を引き離さんばかりの突風が吹き荒んだ。まったくもって、心沈む道中だった。おかげでこの場面では写真撮るのを失念した笑…

  • 【登山】晩秋の雲取山①三条の湯 日本百名山

    先週末のこと。 三条の湯に泊まった。温泉付きの山小屋である。東京都最高峰の山、標高2,017mの雲取山に登るのなら、私は迷わず三条の湯を勧める。 三条の湯に投宿するのは今年5月に引き続き2度めだ。こんなに間を置かずに再訪する宿も初だし、年に二回泊まるのも初めてだ。それくらい気に入っていた。 改めて泊まってみて、ますます心惹かれる宿になった。折に触れて訪れたいとの年を強くした。 天然温泉を薪で温めた柔らかな湯に浸かるのはもちろんだが、食後のひととき、初代が開闢して半世紀になるというこの小屋を3代目がギター片手にしみじみ歌う。吉田拓郎、中島みゆき。私は朧だが、同年代と思しき客達は唱和する。私も含め…

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