定点観測をしているサギのコロニーのある、北摂のM公園へ行ってきました。アオサギ、ゴイサギ、コサギ、ダイサギ等、今年も多くのサギたちが所狭しと子育て中でした。その中で、まず目についたのはゴイサギ。鮮やかなブルーの成鳥も多くいましたが、ややこしい風貌の幼鳥?若鳥?も多数。この鳥は成長過程で次から次へと色合いが変わっていくだけに、その過程を観察するのはおもしろいですね。そして、まだまだ生まれたばかりの幼...
ずっと楽しみだったカワアイサの定点観測も、ちょっと残念な結果を迎えました。例年なら、この時期は隣市Y神社のアオバズクやN池/K池のカイツブリが子育て中。昨年はお盆前の巣立ちまで撮影を楽しむ事ができましたそのアオバズクですが、今年も5月早々には到着情報が。これまでの3回の訪問では出会えませんしたが、昨年も子育てが始まるのが遅くかっただけにとくに心配はしていませんでした。その後6月に入って巣の祠にミツ...
いよいよカワアイサの動向が判明し、私のテンションも↓↓↓。そのカワアイサを撮影していると、手前の近いところにマガモが居ました。関西地方でもヒナを連れているところをブログに掲載されている方もおられましたが、このマガモも一応は冬鳥。ひょっとしたら、また怪我で帰れない子かも?と。しかし、数分撮影していると、さっさと飛び去ってしまいました。このマガモ風なこの子ですが、夏場に出会う子はややこしい子かもしれませ...
今年こそは、♂に夏を越してもらってヒナの姿も!....と密かな期待をしているカワアイサですが、6月5日以降♂の姿を見かけません。その後、今月17日と20日にも捜索に出かけましたが、いずれの日も見つけられたのは♀1羽のみ。♀が1羽ということで、最近までカップルで暮らしていた子なのか?♂に友だちを取られた単身赴任の子なのか?が解らず、♂が北帰したとも断定できません。そして今回の捜索は先週23日の金曜日。この日は...
3月末日に知人からいただいた EF 100-300 F4.5-5.6mm USM という33年も前のズームレンズ。サブ機の R10 に装着してヒドリガモやツバメを試写したところ、なかなかいい感触を得ましたが、100〜300mmという野鳥撮影には中途半端な焦点距離のため、なかなか持ち出す機会がありません。300mmという焦点距離を踏まえ、5月のカルガモ親子探しのS川や、隣市のアオバズクの撮影に....と携行しましたが、いずれのフィールドも今季はターゲ...
前回の訪問から3日後、6月20日の撮影です。またまた自宅近くで出会えたのですが、今回も♀1羽のみでした。これまた解らないのはこの子の素性です。♂が北帰したので残されてしまった♀なのか?それともここ数年冬場になると♂に友達を取られて、単身赴任していた♀なのか?今回も単独で泳ぎまわったり餌を獲ったり....と、元気よく行動しており、特に異変のあるような行動は見受けられません。ただ、今回も一時間待っても近くに♂の...
そして、もうそろそろか?と向かったのはこの地のミサゴです。前回訪れたのが5月12日で、抱卵している様子でした。そして、今回はその日からちょうど35日目に当たります。ミサゴの抱卵期間は35〜37日とのことですので、ひょっとしたら生まれてるのかも?と。現地に到着すると、まだ抱卵しているような様子で、親鳥は巣の上でほとんど動きません。日数から考えても孵化直前か?とすでに生まれているか?ですが、真下からは...
4月8日に誕生したヒナですが、無事巣立ちしたとのことで観察に行って来ました。ただ、巣立ちをしたということは、どこかへ餌を探しに出かけていると出会えない確率も高く、少し気がかりです。現地に着き、巣塔を見上げると空っぽです。やっぱり....と思いましたが、すぐ横の田んぼに全員が居てくれました。さすが身体も大きくなっていて、この巣で育ったことを知らないと普通に成鳥か?と思ってしまうほどの大きさです。巣立ちを...
その後、この地元で一番気になるのはカワアイサのカップルです。前回6月5日にはカップルで仲よく暮らしている状況を確認。昨年とほぼ同時期(6月8日)まで♂が♀の傍にいるのを撮影できたので、まだ可愛いヒナが見られるのでは?という淡い期待は捨てていません....笑。そして、今回訪れたのはそれから12日目の6月17日。その間にも一度訪問してるのですが、私の眼で観察できるところには居なかったので捜索は断念。改めての...
一組のファミリーは4羽のヒナが元気に育っていますが、その後は苦戦しているN池/K池。昨年は3組の計8羽のヒナが無事育ち大賑わいでしたが、今年は今のところその一組のみ。そして、もうかなり大きくなってしまっているので、撮影の被写体としてはあまり触手が動きません。今年はGW直後から、巣作りや抱卵のタイミングで数回大雨が降り、その都度巣が流される等の被害に見舞われているようです。直近では、6月2日の大雨の...
最近なにかと話題のマイナンバーカードですが、電子証明書の更新手続きの通知が届きました。早速、カード面を確認してみると、カードそのものの有効期限は2028年、カードに搭載されている電子証明書は今年のいずれも誕生日まで。カードの発行日は記載されていませんが、記憶を辿ると2018年だったような気がします。なので、カードそのものが10年、電子証明書は5年で更新手続きとなるようです。このカードを作った頃はまだ今ほど認...
コアジサシで大賑わいのこの地ですが、シロチドリはほとんど毎年子育てに成功しているようです。賑やかなコアジサシに隠れて若干地味な存在ですが、今年も前回は可愛いヒナに出会えました。この子はこんなに小さいのに、砂浜の上を爆速で走りまわります。上空から丸見えの砂浜ですのでさぞかし危険も多いと思いますが、ヒナの色は砂浜の色に近く、あまり見分けが付きません。そして、適度に草木に隠れるのと、この爆速では意外と天...
コアジサシのヒナの撮影中、意外に苦戦したのが R10 の「動物優先 」の「瞳検出 」。この機種も R7 同様、普段の野鳥撮影でもこの機能が力を発揮してくれます。しかし、今回はヒナの身体が小さいので、草や石の隙間を歩いているとかなりの頻度でAFがふらつきます。まわりに障害物がなくなると、すぐに復帰してくれるのですが、肝心のシーンに限ってフォーカスの合わないことが多々ありました。一番顕著に表れたのは、餌を運んでき...
4年ぶりにコアジサシのヒナを撮影することができました。しかも、今回は生後3日目という幼い子なので、そのテンションもMAX。ただ、後から聞いた話では、私の前日に行かれた人はヒナが見えても巣の中にずっと蹲っていて、いい画像が撮れなかった....と。確かに、生後間もないととまだそんなに動かないので、満足な画像を残すのは難しいかもしれません。そんな中、もうすでにこの日はヒナたちだけで大冒険に....。♂♀交代で巣を...
ここ3年続けてヒナの顔を見ることのできなかった、西の地の某海岸。今年は多くのコアジサシが飛来し、そして10ヶ所以上で抱卵していました。5月12日に訪問したときには1羽のコアジサシの姿もなかったので、今年も無理か?と。しかし、その2週間ほど後に♂♀の餌渡しや抱卵の様子をブログにあげておられる方が。私が訪問した直後に飛来し、繁殖が始まったと思われます。調べてみると、コアジサシの抱卵日数はおよそ3週間。そ...
カワラヒワの近くでは別の鳥の大きな囀りが。この囀りにびっくりしたのか、先ほどのカワラヒワは飛び去ってしまいました。そして、その囀りの主を探します。長く囀る特徴のある鳴き声の様子から、ホオジロだと思って探していたのですが、目の前に現れたのはまさかのメジロでした。普段なら「キュル、キュル、キュル」とか「ツイー、ツイー」と、お馴染みの声が聞こえてはずですが、こんなメジロの鳴き声を聞いたのは初めてです。し...
そろそろ子育てのシーンもピークを迎え、サギのコロニー等も賑やかになってきています。しばらく水鳥の撮影が続きましたが、山野の鳥も子育てに大忙しの様子です。この日はそろそろ巣立ったヒナでも居ないか?とA市の公園へ。さすがに渡りのピークも過ぎ、一時よりはひっそりしていますが、鳥影はそれなりにありそうです。そんな時、暗い枝上に黒っぽい鳥がスッと止まりました。当初はキビタキか?と思いましたが、もっと黒っぽく...
先月末に届いていた六回目の新型コロナワクチンの接種案内。期日は一昨日6月12日だったのですが、今回は見送りました。先日このブログにも記載したのですが、接種日が近づいた段階である程度落ち着いていれば、今回こそもうやめておこうと思っていました。過去、四回目、五回目もそう考えていましたが、接種の時点で感染者が増え、結局接種することにしました。今回は今のところ落ち着いているようなので、決心どおりのキャンセ...
多くのコアジサシが飛び交っているのですが、中にベニアジサシが居るという情報も。前回訪問時も聞いたのですが、これだけの数が入り乱れて飛んでいると、なかなか特定することができません。コアジサシのように抱卵中ではないので、少なくとも内陸まで飛んでくることはなさそうです。それなら、沖合の堤防上で休憩しているコアジサシに中に?と何度も目を凝らして探しましたが、見つけることはできませんでした。その堤防上にはウ...
そして、シロチドリの走りまわるフィールドには、前回同様いやそれ以上のコアジサシが抱卵中でした。先週の豪雨でひょっとしたらタマゴの流失?などを懸念していたのですが、そんな心配は無用だったようです。まぁ、この程度の豪雨を気にしていたら、過酷な自然界で子育てなんかできないのはこの子たちも承知でしょう。ただ、この丸見えの砂浜の環境だけに、天候以外に天敵も気になります。しかし、昨日掲載したシロチドリを撮影し...
豪雨後の様子が気になり、コアジサシの営巣地へ。前回訪問日は抱卵する子や餌渡しをする子で賑わっていましたが、先週末にかなりの豪雨が降りました。N池/K池のカイツブリも抱卵していた巣は少し流されていたものの、すでに生まれていたヒナは無事....、そしてM川のカワアイサのカップルも元気でした。少々の豪雨を気にしていたら、過酷な自然界で子育てなんかできないでしょうが、やはりあの砂浜の環境ではその後どうしている...
例年はこのコロニーでゴイサギに出会っても、成長か幼鳥のホシゴイに出会えるだけですが、今回は少し変わった風貌の子が多数居ました。下半身がホシゴイなのに、上半身はもう成鳥というようなややこしい風貌です。幼鳥のホシゴイから成長への過渡期と思われますが、初めて出会えたので見た目も新鮮でした。ゴイサギは生後1年ほどの間ホシゴイと呼ばれる幼羽の姿ですが、2年目の夏羽から成鳥羽に換羽しかけるとのこと。なので、こ...
隣市のS池と北摂のM池のサギのコロニーへは、毎年子育ての時期になると定点観測に出かけてます。しかし、ゴイサギの繁殖は他のサギたちより少し早いのか、毎年出会えるのはもう大きくなったホシゴイ。もう少し小さめのヒナが見たいと、昨年も早いめに出かけましたが、それでももうかなり大きくなっていました。ということで、今年はもっと早いめに....。訪れたのは隣市のS池ですが、この地のコロニーは年々小さくなっていて、大...
カワアイサの無事を確認してホッとしたものの、やはりそろそろ♂は北帰してしまうのでは?との懸念も。まぁ、これは自然のことなので仕方がないのですが、それでもこの地に居る間は元気で暮らしてほしいです。簡単にカワアイサは見つかりましたが、せっかくM川へ来たので引き続き豪雨の爪痕を検証しておこうとその後も下流へ。この地だけに、ササゴイにも出会えたら....と思いましたが、まだまだ水量が多いようです。ササゴイとい...
K池のカイツブリの仕草を見ていると、タマゴが流されてしまったような気もしますが、いまいち詳細が掴めません。近いうちに出直すことにして、次の地へ向かいます。そして、その後に向かったのはカワアイサのその後が気になるM川です。4月末に交尾を目撃したカワアイサですが、その後のカップルの行動を見ていて、ひょっとしたらヒナの可能性も?と密かに楽しみにしておりました。しかし、先月のGW最終日に大事件が。このM川...
先週末は当地方も災害級の豪雨になりました。災害にこそ見舞われませんでしたが、この近辺でもかなりの大雨が。気になるのは、今年もカイツブリが子育てを始めたN池/K池、そして最近カワアイサの動向の掴めないM川です。大雨の後、今日で3日目となりますが、そろそろ水量も落ち着いてきているかも?と今朝様子見に行って来ました。まずは、先週5月31日にカイツブリのヒナを撮影したN池、そして巣の上で抱卵が始まっていた...
前回訪問日にはコアジサシの姿がなかった西の地のA海岸。今年も繁殖はダメか....?と、半ば諦めて引き返しました。その後、「コアジサシが帰ってきた」と抱卵している様子をブログにあげておられる方を見つけ、再び出かけてきました。すると、海岸に近づいた時点で鳴き声とともにその辺りを飛びまわるコアジサシの姿が確認でき、海岸には久しぶりにロープが張ってありました。そして、その中にはちょこんと座って抱卵していると思...
隣市の住宅地の池にバンのヒナが居る....とYKさんからの情報。詳しくお尋ねすると、これまで訪れたことのない小さな公園です。当初は6羽が居たようですが、早い段階で天敵に襲われて2羽になったとのこと。これは早く行かないとヤバいかも?と、早速訪問してきました。現地に到着して池全体を見渡すと、アサザの葉っぱが池の半分を覆っており、黄色い花も満開に近い状態です。まず、その上に餌を探していると思われる親鳥が見え...
昨日からの暴風雨で、各地で大きな被害が出ているようです。被害に遭われた地方の皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。そして、この雨はまだ明日の朝まで続くようです。今後の進路に当たっている地方の皆さまにおかれましては、くれぐれも注意をしてお過ごしください。==========================気になる子育ての時期となり、まずは地元のN池/K池へ。じつは数日前にもうヒナが生まれているという情報を聞き、一度訪れたの...
本日から6月に入りました。私にとって、今年の渡りのシギチは大当たりでしたが、これから気になるのは繁殖および子育ての地です。ということで地元のN池/K池へカイツブリの様子を見に行きました。現地に到着する直前、上空を見慣れぬ機体が近づいてきます。ふと見上げると、これまで見たことのない塗装色だったので、新塗装機?あるいはレア機?と早速レンズを向けました。そして、帰宅後調べてみると「スターアライアンス塗装...
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定点観測をしているサギのコロニーのある、北摂のM公園へ行ってきました。アオサギ、ゴイサギ、コサギ、ダイサギ等、今年も多くのサギたちが所狭しと子育て中でした。その中で、まず目についたのはゴイサギ。鮮やかなブルーの成鳥も多くいましたが、ややこしい風貌の幼鳥?若鳥?も多数。この鳥は成長過程で次から次へと色合いが変わっていくだけに、その過程を観察するのはおもしろいですね。そして、まだまだ生まれたばかりの幼...
3月に愛車ジムニーシエラのタイヤを交換しましたが、その後の様子です。交換したタイヤは最近話題のアジアンタイヤ。タイヤチョイスから交換までの様子はこの日のブログに掲載しています。これまではダンロップ製を装着していたのですが、ここ数年異常な値上がりを繰り返していたので、アジアンタイヤにチャレンジしようか?と。初めてのアジアンタイヤですし、もっとじっくり口コミを調べてから選びたかったのですが、私の車の 2...
カワアイサの♂の動向が気になる日が続きます。この日は少し時間をとって歩いてみましたが、私の捜索範囲では見つけられず。毎年この時期になると、この辺りで泳いでいることが多いのですが、この日は残念ながら不在でした。そして、河川敷には大きなサギが。前回アマサギを撮影した近くなので、まだ居たのか?と思いましたが、身体がかなり大きいようです。この時期ですし、嘴の黄色いのを見てチュウサギか?と。しかし、口角が眼...
毎年この時期になると長期滞在している♂のカワアイサの観察に追われるのですが、今年はチョウゲンボウの子育てとちょうど時期が重なりました。6羽ものヒナが生まれたということで、どうしてもカワアイサよりチョウゲンボウの観察を優先してしまいます。それでも、一昨年、昨年の最終撮影日近くになりましたので、少しでも時間を作って出かけよう....と。6羽が生まれたチョウゲンボウのヒナですが、1〜4羽目は訳ありの巣立ちと...
チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
8時間滞在した前日6月12日ですが、現地に居た人たちは最後のヒナもその日のうちに飛び立つだろうと思っていたはず。なので、そんな仕草を迎えるたび、レンズを構えてシャッターを半押し状態でその瞬間に備えます。気がつけば、その状態のまま一時間近くが過ぎてるときも。超軽量の R10 + 600mm ですが、さすがに手持ちだと腕、肩、腰が痛くなり、長時間待ちでへとへとです。そして、バッテリーもあっという間に減っていきます...
前回の訪問日から3日が経ち、6月12日の撮影です。この日は孵化直前だったと見られる5月16日から4週目を迎えるので、そろそろ巣立ちが気になります。ヒナは6羽生まれていたのですが、これまで3羽が巣から落下。1羽目 落下した日は河川敷で無事夜を越し、翌日夕方になって動物病院で保護?2羽目 早朝に川に落下した後無事河川敷へ上陸、日中は元気だったものの夜中に行方不明3羽目 早朝に川に落下してそのまま...
早朝からショックな出来事に遭遇しましたが、巣の付近ではこの日も巣立ちへ向けて、着々と準備が進んでいるようでした。親鳥たちは適当に距離をおいて、ヒナたちの成長を見守ります。なので、自立を促し、餌運びもかなり回数が減っているように思えます。途中、カラスが近づくと、急降下して高速飛行で追い払うという場面もあり、セキュリティも万全のようでした。なお、この日は急用があったので、8時頃までの2時間限定。巣付近...
チョウゲンボウの子育て観察記録へ戻ります。今日の記事は6/9の撮影です。前日に続いて、この日も早朝から一番乗りしました。まずは、またもやヒナが落ちていないか?と、河川敷の草地付近を捜索しますが、前日のような黒い塊は見られません。ホッとして巣を見上げ、ヒナの数を数えようとしたとき、橋脚のコンクリート付近の水面で何かが動きました。初めはカイツブリだと思ったのですが、少し見た目が違います。そして、バタバ...
チョウゲンボウの観察記録が続いていますが、今日は他のネタを挟みます。先日、様子見に出かけたコアジサシの繁殖地のその後です。前回訪問日から2週間が経ちましたので、そろそろヒナが生まれているのでは?と行ってきました。この日の最高気温は33℃予想。まだ、6月なのでこの暑さに身体も慣れていないので、熱中症を避けて午前中限定の撮影スケジュールです。ということで、現地到着は6:30で、一番乗りでした。そして、...
2羽目のヒナが巣から落下し、その後巣へ戻ろうとして今度は水の中へ....という最悪のシナリオでしたが、運よく岸に泳ぎついて急死に一生を得たようです。しかし、その後は元気にしていたものの、夜中からは行方不明に。まだまだ、一人前に飛ぶことができない鳥には厳しい自然界が待っていたようです。この顛末をハラハラドキドキしながら見守っていましたが、上空の巣付近でもいろんなことが起こっていました。しばらく落下したヒ...
前回は2時間ほどしか現地に居られなかったので、翌日の6月8日に再訪しました。この日は他に何も予定がないので、一日中この子たちのために費やそうと 5:30 に一番乗りです。とりあえず、巣を見上げた後、河川敷を見下ろして前日と変わったところがないか?と状況確認を始めます。すると、河川敷に何やら黒い塊が。いや、塊ではなく1羽のヒナでした。どうやらまた落下したようですが、後に聞いた情報では前日夕方までは特に...
ヒナが落下してから、5日が経ちました。6月7日の撮影です。この日はあまり時間がなかったのですが、やはり日にちが空くと気になります。少し時間がとれたので、2時間限定で見に行ってきました。到着すると、この日も巣の上には元気なヒナが5羽。その後の5日間は落下することもなく、順調に育っていたようでホッとしました。そして、ヒナたちの様子は?というと、もう至るところで羽ばたきの練習をしていたり、鉄板の上をあち...
落下したヒナが走りまわっている....ということで数百枚も撮影してしまいましたが、巣では順調に他のヒナが育っていました。5羽が健在でしたので、落ちたのは1羽だけのようです。一週間以上間隔を空けると何が起こるか解らない状況なので、4〜5日ごとに観察しているのですが、出かけるたびに大きく逞しくなっており、成長の早さを実感します。大きく育ったヒナが5羽居るので♂も♀も大忙しです。気にはなっているのでしょうが、...
昨日掲載した5月28日の次に、この地へ向かったのは5日後の6月2日。早朝に到着すると、すでにTDさんが先着されており、挨拶と同時に私の足元の下を指差されました。初めは何のことか解らなかったのですが、そこに見えたのはまさかのヒナ。私自身が立っている堤防上の遊歩道と河川敷の間に幅30cmほどの棚のようになった場所があるのですが、1羽のヒナが立ちすくんでいました。前日の夕方に巣から落ちたらしいと聞きまし...
5月22日に初めてヒナを撮影してから6日後です。たった6日後にも関わらず、ヒナは随分大きくなっており、茶色味を帯びていて成長の具合が解ります。この日も♂♀が協力して、忙しそうに餌をやっていました。ヒナは6羽とも順調に成長しているようで、元気いっぱい餌を食べていました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️チョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョ...
前回、5月16日は1羽の♀だけを見かけたのですが、巣と思われるところに座り込んでじっとしていました。おそらく、抱卵しているのだろうと、3度目は5月22日に訪問です。ちょうど到着直前にこの地でのヒナ誕生の情報を教えていただき、まさにベストタイミング。やはり、前回は抱卵の終盤戦に入っていたようです。現地に到着すると、巣の上には数羽の小さなヒナが。巣のまわりは暗いですし、まだヒナが小さいので姿ははっきり...
自宅近くのM川の橋梁で、今年もチョウゲンボウが育ちました。昨年は情報を聞くのが遅く、巣立ち直後の画像しか撮れませんでしたが、今年は巣作りをする前から密着プロジェクトを計画し(笑)、定期的に観察を続けてきました。ということで、巣作り前からの様子を約10回に渡ってお伝えしていきます。まず、今回はプロローグ編。昨年巣立ちをしたのは6月20日。チョウゲンボウは産卵から孵化までが約30日....、そして孵化から...
定点観測といえば、この時期から気になるのはM川のカワアイサ。今年も♂がいつまで残ってくれるのだろうと楽しみな時期がやってきました。今回も自宅から河川敷を歩いていると、いつもの堰付近に♀を発見。そして、近くに♂の姿もあったので、ホッと胸を撫で下ろしました。一昨年は6/5、そして昨年は6/19がここでの♂の最終目撃日。今年はいつまでいてくれるんだろうと気になります。このまま♂が居残ってくれて後、ヒナが生まれるこ...
コアジサシだけでなく、この時期はあちこちで子育てが盛んです。この日は、毎年定点観測をしている隣市S池へ出かけてきました。この地にはサギのコロニーがあり、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウたちが池の中央にある小さな島で、所狭しと子育てをしています。ただ、ここ数年は中央の島が年々狭くなっており、子育てをしている個体も減っているような気がします。いったい何が起こっているのでしょう....。今回もゴイサギこそ...
隣市S池のサギのコロニーです。北摂のM池のコロニーと比べると、やはり年々小さくなっていて、子育てをするサギも減ってきているような気が。それに引き換え、カワウがどんどん増えており、隣接している住宅街の大木の枝に多くの巣ができています。サギのコロニーというよりカワウのコロニーという感じで、種のバランスが崩れてしまっています。そんな中、親鳥とともに戯れあっているコサギの兄弟たちが居ました。もうかなり大き...
大声で囀っていたホオジロとは違って、全く声を出さずに眼の前の枝にやってきたのはこの子。初めは暗かったので、この子は誰?と思いましたが、よく見るとヤマガラの幼鳥のようですね。色合いも地味っ子ですし、全く鳴きもしないので、存在そのものも地味でした。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️ヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラヤマガラCanon EOS R7 +...
梅雨の雨が続き、なかなか撮影に出られない日が続きます。線状降水帯の発生等で大雨になっているところもあるかと思いますが、皆さまくれぐれもお気をつけてお過ごしください。カワアイサのその後の定点観測が気になるのですが、この雨続きのためM川を流れているのは茶色い濁流。何度か河川敷を歩いてみましたが、遠くまで見渡してもカワアイサの存在が解りにくい日が続いています。毎年、このタイミングで♂が居なくなってしまう...
今年も、新健康保険証が届きました!私はマイナンバーカードと健康保険証との一体化は推奨派です。健康保険証の紐付けを済ませ、この制度に対応しているかかりつけ医や他のクリニックではすでに使用しています。これまでは、まだこの制度に未対応だった医療期間も多く、紙の保険証も携行していました。この紙の保険証は1年ごとに更新され、有効期限前になると新保険証が郵送されてきます。その都度、旧保険証はすぐに処分して新保...
今回も丈が高くなった茂みの間から、クイナが顔を出してくれましたが、そうなると探したいのはヒクイナ。するとその直後、クイナのように顔を出すだけでなく、茂みから出てきてくれました。クイナもヒクイナも珍鳥ではありませんが、あまり頻繁に見られる鳥ではないだけに、続けて出会えたのはラッキーでした。ここにはこの2種が通年生息していると聞きますが、おそらくこの1羽ずつのはず。それぞれが♂なのか♀なのかは不明ですが...
このN池は、子育てが始まるこの時期にしか訪れていなかったのですが、一昨年のホオジロハクセキレイの出現で春の時期にも訪問。その日はそれ以外にもまさかの大収穫となったので、それ以後は冬鳥の時期にも様子見に出かけるようにしています。すると、クイナとヒクイナにも毎回のように出会えるようになりました。もともとこの地にずっと生息してると言われながら、これまで一度も出会えたことがなかったのです。私自身、これまで...
以前から、カイツブリやカルガモ、そしてバンの子育て等を毎年のように観察できた西の地のN池。しかし、ここ数年は出かける日との相性が悪いのか?あまり子育てのシーンとの出会いがありません。今回も池の周りを一周しますが、バンもカルガモも子育てしている様子はありませんでした。諦めかけたとき、池の真ん中にカイツブリの巣らしきものが。そして、親鳥が2羽、巣へ登ったり降りたりと忙しそうに行動しています。巣づくりの...
このサギのコロニーですが、もう初めて訪れてから10年余り。以前はこのコロニーのある中央の島はもっと大きかった記憶があり、ここ数年は年々小さくなってるような気も。なので、ところ狭しと子育てしていた鳥たちも、ずいぶん少なくなった気がします。ここで子育てをしているのはアオサギやコサギが多いのですが、やはり目立つのはカワウ。もちろん数も多いのですが、独特の存在感がなんとも言えない雰囲気を作っています。この日...
今年も隣市の定点観測地、サギのコロニーへ行ってきました。このS池の中央部に子育てをしている島があるのですが、年々小さくなっているように感じているのは私だけでしようか?到着早々にアオサギのヒナを見つけました。身体もかなり大きくなっていて、もう成鳥と変わらないくらいですが、明らかに幼鳥の風貌です。しかし、この風貌を見ていると、スマートな身体の成鳥よりも獰猛な感じがします。よく見ると、眼はなんとなく可愛...
そろそろ♂の動向が気になるカワアイサ。前回は♂を見つけられませんでしたが、途中出会ったカメラマンから下流に番で居た....との情報。ホッとして♀の証拠写真だけを撮って引き上げました。それから6日後の訪問です。とりあえず、チョウゲンボウのヒナの存在を確認後、水上の様子を....と。すると、すぐに♂が眼の前で泳いでいるのを発見しました。私自身の最終目撃日は一昨年は6/8で、昨年は6/5。この日は6/19でしたので...
自宅近くのフィールドなのに、子育ての存在を知らなかったチョウゲンボウ。ヒナは4羽と聞きましたが、前回訪れた日には2羽しか出会えませんでした。しかも、もう親鳥と変わらないくらいの大きさになっており、巣近くの鉄骨の上を歩きまわっています。ただ、前回このヒナたちがあまり元気そうな様子ではなかったのと、一度も親鳥が姿を見せなかったのが気がかりでした。大雨の日を挟み、2日後の早朝に再訪問です。すると、橋桁の...
ここ数年、順調にアオバズクの子育てを行っていた隣市のY神社。昨年は蜂の大群が巣穴を占拠した等の理由で、親鳥が巣を放棄する....とのアクシデント、可愛いヒナの姿は見られませんでした。一度、そういう出来事が起こると翌年が気になります。例年どおり、5月あたりから親鳥の鳴き声がする....、姿を見た....、等色んな情報がありましたが、話は二転三転。それでも、ここ数日前からはカップルと思われる画像を撮影されている方...
M川の橋梁にチョウゲンボウが営巣し、ヒナが育っている....と。場所を確認すると自宅のすぐ近くの橋です。ここのところカワアイサの定点観測で、何度もその橋の下を潜っているのに全然知りませんでした。その情報を頼りに現地に到着すると、橋桁の裏側の鉄骨にはそれらしき巣があり、すぐ横にはチョウゲンボウのヒナが1羽座って居ました。もう身体はかなり大きくなっていて、親鳥と変わらないくらい。しかし、虹彩は白く、あどけ...
今年もフィーバーしたコアジサシの子育てでしたが、華やかな子育てとは別にこんなシーンも撮っていました。波打ち際でホバリングをしなから魚を狙っているのか?と思いましたが、魚を狙っているようには見えなかったので、単なる水浴びでしょうか。いずれにせよ、気持ちのいいシーンだったで思わず連写してしまいました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジ...
西の地の画像に戻ります。この地ではシロチドリも子育てをしています。しかし、ここ数年は少し時期が早いようで、多くのコアジサシのカップルが成立するころにはもう子育てが終わっていることも。昨年もコアジサシが抱卵しかけたころに、すでに可愛いヒナが走りまわっている....という光景を見かけました。そして今回のこの日にもシロチドリの姿が。ヒナではなく成鳥ですが、多くのコアジサシが抱卵しているど真ん中を歩きまわって...
西の地での画像が続きましたが、その合間にはもちろん定点観測も。6月13日の状況です。前回6月11日は♂どころか♀にも出会えなかったのですが、今回は最近よく出会うあたりに♀の姿が。見つけたときは中州に上陸していて睡眠中でした。その後目覚めたようですが、身体はそこそこ動かすものの座ったままで大きな動きはありません。そして、気になるのは♂ともう1羽の♀。時期が時期だけに、やっぱり♂はもう帰ってしまったのか?と...
まさかの大事件を目撃してドキッとしましたが、なんとかヒナは無事生還。しかし、この地は狭いフィールドに多くのコアジサシが所狭しと営巣しています。隣の巣との距離が数十cmほどしかないところも多く、巣から出てちょっと歩くだけで隣のコアジサシの縄張りに入ってしまいます。自然界のことなので仕方がないのですが、今後はこんな事件がもっと増えるかもしれませんね。それでも、無事生還したヒナや兄弟たちは、あの大事件はな...
東側のフィールドに3羽のヒナが居るとのことで、そちらへ移動しました。それまでに撮影していた2羽のヒナよりも、もう少し小さな3兄弟のようです。3羽のうち1羽は白っぽくて少し小さく見えますので、この子が末っ子でしょうか。この子たちはずっとお母さんが見守っているのですが、ときおりお父さんが魚を持ってやってきます。餌渡しのシーンが撮れる!と期待するのですが、このお父さんの持ってくるのは大きな魚ばかり。もち...
西の地のA海岸ですが、昨年に引き続き今年もコアジサシの子育てが順調になりそうです。先週はまだヒナは生まれていませんでしたが、抱卵をしている親鳥が数羽居ました。その後一週間が経ち、そろそろ生まれているのでは?と出かけてきました。現地へ到着して西側の保護ローブ内を確認すると、3〜4ヶ所の巣に可愛いヒナの姿が。ただ、ほとんどはまだ生まれたばかりのようで、親鳥のお腹の下で身体を温めてもらっていらしく、全く...
空振りに終わったカワアイサの定点観測でしたが、この日の収穫はコサギだけ。もともと鳥影の少ない時期なので仕方がないのですが、この日はほんとに鳥影がなく数時間歩いてきてもコサギだけとは寂しいです。それでも、現実を受け止め、河川敷から自宅付近の道路へ上がろうとしたところでこの子が出迎えてくれました。以前にも「困った時のモズ頼み」などと、このブログに書いたことがありますが、今回はこの子に救われました。広告...