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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2025.5.30 幸福、幸せ

    今日はもう一つの話題、「幸福」。 (著者は臨床心理のクリニックを開業しています。 本は、実際のご自分の経験《ある若い女性のクライエントの具体的な症例、「不眠」》を例に挙げ 前回は「働くこと」「愛すること」という視点から、今回は「幸福」」という視点から悩み、問題を とらえていきます) ーーーーーーーーーー 「〈幸福は複数である ポジティブとネガティブ、そして純粋と不純〉 -幸福とはあらゆる目的の背景に潜んでいる「メタ目的」- (著者のいう「メタ目的」とは、突きつめて言うなら、人生そのものがいつも「幸福」であることを 誰も望むので、人の行いのすべての背景には「幸福」が潜んでおり、それが目指されてい…

  • 2025.5.23 「愛する」と「働く」

    『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 東畑開人・著 (グーグル画像より) という本を読んだ。 またまた臨床心理士の東畑開人さんの書いたもの。 (「なんでも見つかる夜に」と聞いただけで読んでみたくとなった。 心って、他人のはもちろん、自分のだってわからない。 コロコロ変わるこころ《「こころ」の初めの「こ」の後に「ろ」を入れれば「ころころ」》 中学を出てから全寮制の学校にいたとき、友人との付き合いにずいぶん気を遣い、疲れた。 疲れたあげく、学校を辞めた) ーーーーー 前に読んだ本での「いる」と「する」。 「いる」と「する」は、次に読んだ著者の本にも出てきたし、 東畑さんの人間観、人生…

  • 2025.5.20 「おとなが育つ」

    『おとなが育つ条件-発達心理学から考える』 柏木恵子・著 という本を読んだ。 (グーグル画像より) 何を読むか、読む本の選択はいちおう考える。 そして探す。 (ヒマな老人といっても、いくら自由時間がいっぱいあるとはいっても、残された時間、人生は 「後ちょっと」と思うと、それなりに焦り、真剣に探し、そして選ぶ。 昔から「人生に無駄などない」というけれど《それは正しいといまも思っているけど》、 現実に先が「後ちょっと」になったいま、「先がある若者」には正しい、と条件付きに変わった) この書名、「おとなが育つ」に惹かれた。 何十年もおとなをやってきて(老人になってからも十数年が経った)、 これ以上、…

  • 2025.5.16 つくられる病(「正常病」)

    『つくられる病-過剰医療社会と「正常病」』 井上芳保・著 (グーグル画像より) という本を読んだ。 初めから終わりまで、何度もなんども深くうなずいた。 (エピローグに本のすべてが要約されていると思うので、そこだけ引用、紹介し、 自分のことに重ねて思ったことを書きます) ーーーーーーーーーー (本の叙述通りではなく、私流に編集) 「「うつ病」(と医者には診断されていても)ではなく「正常病」(つくられる病)かもしれない… 飲むヒアルロン酸は本当に効くのか →(著者は述べる「モノアミン仮説は大いに疑わしい」と。 続けていう「セロトニンやドーパミン《これらをモノアミンという》の分泌薬が開発」 →「製薬…

  • 2025.5.13 なんか欲が減ったなー

    よく言われるし、私もよく言うけど、ホント、年取ると物を持ちたい、 所有したいという欲望が少なくなる。 (しかし、相手が「モノ」ではなく「立身出世」など「人の評判《名声》」を欲する年寄りは、 世の中は広いのでおられるようだ。 70過ぎても市長、知事、議員などに立候補する人をニュースで知る。そういう人たちは人のために なりたいとの徳からだろうが、権力欲、名誉欲もあるのかなぁと勘ぐってしまう。 《そういうゲスのような自分がイヤになるけど仕方ない》) 所有欲などは減っても、「欲望」そのものは生きることのエネルギーなので 欠かせない。 (だからやっぱり、立候補はいいことなんだろう) 私の場合は、いまは「…

  • 2025.5.9 功利主義

    社会の「常識」といわれていること。一度は疑ってみなければならないと思う。 「モラル」もその一つ。 『モラルの起源-実験社会学からの問い』 亀田達也・著 という本を読んだ。 (グーグル画像より) 初めに著者はいう。 人間の「全体としての行動は「生き残りのためのシステム」として理解でき」 それは、「自然淘汰と適応」だと。 (モラルも適応のためのためか) モラルは「歴史・文化という時間軸」においてあまりにも短いので、 「遺伝子に書き込まれていない適応」だともいう。 ーーーーー 本は、「モラル」といわれるものをその起源に立ち返って考えてみたら、 人間についてどういうことが言えるか?を述べたものです。 …

  • 2025.5.6 心の治療とは何か?

    続きの⓹から終わりの⑧まで。 ーーーーーーーーーー ⓹ 「野の医者はいまだ病んでいて、癒やしを求めている。… 病むことと癒やすことが「生き方」になる (続いて著者はいう。「科学的な医学《の登場によって》によって初めて、癒やす人と病む人、 治療者と病者が別々のものになったのだろう」と)… でも誰か、究極に健やかな人っているのかな。 みんな病みながら生きていて、それを受け入れるってことが、ありのままなのかもしれない … 野の医者は治療を与えるのではない。ひとつの生き方を与えるのだ」 ⑥ 「野の医者の基本理念である「考え方が変われば、世界が変わる」という発想 (ポジティブシンキング、…)は、実は宗教…

  • 2025.5.2 野の医者は笑う

    前に東畑開人さんという臨床心理士の方の『居るのはつらいよ』を書いたが、 とてもおもしろかったので、またこの人のものを読んだ。 こんどは、『野の医者は笑う-心の治療とは何か?』 という。 (「グーグル画像」より) 「野の医者」とは、心の治療をする(というより「癒やす」)沖縄の民間では広く おられる「傷ついた心を療法する」人たちのこと。 (沖縄県は1972年5月15日に返還《本土復帰》されたが、在日米軍基地の多くが沖縄にあり貧しい (ネットによれば「沖縄県の貧困は、親の低収入、収入の不安定さ、高い生活コストそして 離婚率の高さなどが複合的に影響している…ひとり親家庭が多い…貧困の悪循環が深刻化」 …

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