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絵と猫とぐだぐだ https://www.motonari.work/

趣味で絵を描いている者です。 絵を描きながら思うことを中心に、雑記的なものを書き綴っています。

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旭川市
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2019/01/25

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  • 割田さんと呼んだ猫 No.78

    割田さんという仔猫 新学期になって近所では仔猫と知り合い、その子の名前は『割田』と名付けた。 名前を呼ぶときは呼び捨てではなく『割田さん』と呼んだ。 美大生の頃はラジオをよく聞いていて、あるラジオ番組で知った『割田康彦』という音楽家の名字を、冗談も含めながら仔猫の名前にしたものだった。 仔猫の割田さんはとにかく元気だった。 あっという間に、僕の住まいは割田さんにバレてしまい、よく住まいドアの前で、割田さんは僕を待ち伏せする。 朝、学校へ行くために玄関のドアを開けた時、割田さんはドアの向こうから勢いよく飛び込んできて、僕の膝辺りに抱きついてくる。 最初はとても驚いたが、何度かやられてその行為を知…

  • 美大3年生の新学期2 No.77

    再受験への意思 入学して数ヶ月経過した辺りから、ずっと思っていたこと。 僕がこの美術大学へ入学するまでに身に付けた絵を描くための技術は、そんなにも程度の低いものだろうか? 日本画と洋画の違い、ということも有るかもしれないが、僕は大学へ入学してくる迄の一年間、それなりの努力をしてきた。 複数の美術大学の教授・助教授という立場にある人達へ、デッサンや着色写生等を何度か見てもらっている。 入試前辺りでかけてもらった数々の言葉も、決して悪いものではなかった。 僕の在籍している美術大学は、そこから幾つもランクは落ちる。 このランクの低い美術大学で、僕は全くの素人並みの腕しかなく、絵についての常識さえ全く…

  • 美大3年生の新学期 No.76

    進級問題 二年生の年度末。 課題関係では、全部を提出できたわけではないが、やれるだけのことはやった。 しかし、本来の段取りなどは無視して制作してきた為、この課題が提出物として通ったのかどうかわからないまま、日にちだけ過ぎていく。 大学事務を通した話し合いの日取りの件も、音沙汰はない。 僕と教員達との話し合いは、いつになったら始まるのだろうか… 出来ることなら、日本画の教員達が進級の成否を判断される時期が来る前に、第三者を挟んだ話し合いが行われることを、僕は望んでいた。 そうすれば、課題が一部未提出になっても、そうなった経緯を語ることで、その経緯や教員達側の不備等も考慮されるかもしれない。 そん…

  • 美大2年生の年度末 No.75

    S先生との約束のなかで、I先生を増やした話し合いを行うか、課題や授業関係での再説明を受けるか、どちらかでの連絡が来る筈だった。 しかし、そんなものは幾ら待っても来ない。 僕は課題関係の締切関係で苦しんでいて、S先生から連絡が来ないことに不安を覚えながらも、連絡が来るまでは自分の終わらせるべき課題に必死に取り組んでいた。 この頃は、時期は年末年始の辺りだった。 この時期まで、僕はこれからどうがんばっても、3年生には進級できないという認識を持っていた。 課題の提出を守れず、多くの課題が未提出状態になっているからだ。 それから、年が明けた頃に母からの電話がきて、課題が幾つも未提出になっている事で叱ら…

  • S助教授との話し合いと約束 No.74

    今回も、細かな話を長々と書いていく。 アメーバブログでこの記事を書いた時は、思い出すのに結構な時間を書けたし、後から思い出したこともあったりで、修正も何度かした。 読み返してみて、もっと少ない文章にまとめられる部分は多いのだが。 これから先の展開を考えると、まとめたり省いたりするには悩む要素ばかり多い。 結果として、省いた部分もあるけれど、アメーバブログの時に書いた話の多くは、ここでも残すことにした。 繰り返し求める話し合い 裸婦の課題を完成させ、I先生とS先生との会話を求める。 でもその前に、僕は大学事務へ行って、第三者を挟んだ話し合いを求める意思を伝えていた。 ここでも昔から治らない、まわ…

  • ネコ🐾コンペティション2020 作品掲載

    今回は、ネコ🐾コンペティションの展示作品の写真を全て撮ったので、ここで掲載してみます。 閲覧してくれる人(アクセス数)が多かった場合には、また別の展覧会の記録も、こんな感じであげようか検討してみます。 …やってみると、写真とったり名前を控えたりする作業も面倒臭かったので、あまり見る人が居なければ、こういうこともしないかもしれません。 (´ε`;)ゞ スマホでの素人撮影ですし、順番も写真を撮った順番で掲載しているだけなので、そのあたりに意図等はありません。 ご理解ください。 Mile Paxton『Mother Goose』 Michelle Benee 『Willese dumit mirge…

  • ネコ🐾コンペティション

    本日、2月16日より、ドラードギャラリーさんにて、ネコンペ展開催です。 2月16日~2月23日まで 〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町517 ドラード和世蛇103 僕も1点出品しています。 絵の題材は、エジプトの猫の神様であるバステトです。 アクリル絵具 『Bastet(バステト)』 今回の絵は、アクリル絵具と軽石を使って描きまして、朽ちた壁画の様な感じの絵肌を作りました。 僕は今年からの油絵具を使い始めていて、これからはあまりアクリル絵具は使わなくなるかも知れません。 そういう部分でも、僕にとってはひとつの区切りになる絵だったりします。 一緒に展示している作家さん達は力ある人たちで…

  • またたび堂 「猫と少女公募展」

    少し事情がありまして、告知が遅れました。 既に始まってますが、猫専門 またたび堂さんにて、「猫ひなまつり展」&「猫と少女公募展」が開催されています。 そちらへ、僕の作品も展示させていただきました。 ↓下は、またたび堂さんのページから拝借した展示中の画像です。 【猫専門 またたび堂】猫の雑貨販売、ギャラリー、ワークショップスペースを備えた猫が好きな方のための猫のアート専門店 開催期間は、2月12日(水)~3月2日(月)まで。 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-8-1ラベルヴィビル 1F ↓この画像は、「猫と少女公募展」へ出品した僕の絵です。 アクリル絵具「姉妹」 またたび堂さんへの…

  • 平田先生との最後の会話 No.73

    ここでの話は、時系列でいうと少し時期は遡る。 タイトル通りの平田先生と電話での会話をしていたのは、裸婦のデッサンか着色写生をしていた時期で、夏から秋にかけての時期だった様に思う。 このブログではこれ迄に、裸婦の幾つかの課題の話を一連の流れで書いてきたけれど、裸婦の日本画制作の講評会は、11月か12月のどちらかだったと思う。 平田先生との電話 この頃までには、高校時代にお世話になった美術部顧問の平田先生にも、何度か電話をしていた。 でも、本当に話したいことは、殆ど話せていなかった。 美術大学では平田先生の教え子として、恥ずかしくない勉強をするつもりだったこと。 少しでも良い絵を描くことこそが、平…

  • 狩野派と、円山応挙と円山派 No.72

    日本画の流派のなかで、円山派というものがあった。 僕は、日本画の流派のことはあまり詳しくなくて、でも画学生の当時に好んだ竹内栖鳳の兼ね合いから、円山派の事くらいは、少しだけ知っている。 本当は画学生時代に、そういうことも知っておきたかったという後悔もある。 今回の話は、狩野派と円山派の話をザックリと書いてみる。 狩野派と円山派 Wikipediaから円山応挙と狩野派のことを、各々少し引用する。 円山応挙肖像 円山応挙 - Wikipedia 円山 応挙(まるやま おうきょ、旧字表記では圓山應擧、享保18年5月1日(1733年6月12日)- 寛政7年7月17日(1795年8月31日))は、江戸時…

  • 裸婦の日本画制作4 No.71

    電話 講評会での批評について、僕は講評会の場で会話を続けることは諦めたが、時間を改めて会話しようとしていた。 その改めた話の前に、母との電話の話を書こうと思う。 アメーバブログでこの話を書いていた時には、この話の後に、母との電話の話を書いているのだが、上手く要点を書けていなかった。 そういうこともあって、アメーバブログで書いていた内容と今回とでは、少し意味合いも違って見えるかもしれない。 2年生になってから、課題の提出状況は散々なもので。 出された課題の半分くらいは、提出期限に間に合わず、提出していない。 そうなったのも、制作過程で、S先生から制作の方向転換ややり直しを強要されたり、画材の盗難…

  • 裸婦の日本画制作3 No.70

    見間違えた絵の批評 まず、気になっていたS(女子生徒)の作品の批評の話から。 僕はS(女子生徒)の作品を遠目でしか見ていない けれど、何度見ても僕の描いた作品とそっくりだった。 その作品への教員たちの対応も、他の生徒たちと同様に酷評だった。 S先生「どうしてみんなこんなふうに描いてしまうのかなぁ」I先生「もっと絵に気持ち込めて描いたりできないの?君も、好きな男の子とかのことで色々考えたりするでしょ?絵を描くということは、それと同じことなんだよ」「もっと絵のことで、色々考えてたりして描きなさい」 S(女子生徒)は、S先生とI先生の話に対して「はい」としか返せない。 僕個人は、I先生とS先生の指導…

  • 裸婦の日本画制作2 No.69

    見間違う絵 納得ないかないまま、完成の目処もついていない課題を持って、講評会に出席する。 この時の講評会に出席した先生は、S先生とI先生である。 講評会へ出席すると、同級生の描いた作品のなかのひとつで、僕の作品とそっくりなものを見付ける。 遠目に、自分のものと見間違えてしまった程だった。 ぼくの絵もその人物の絵も、裸婦の背景部分は、モデルの肌に割りと近い色を選び、人物を靄のなかから浮かび上がるように塗っていこうとしている。 裸婦の肌の色では、微妙な色合いの変化を作ろうとしているが、背景に色を食われてボケた感じになっている。 僕と同じようなイメージで描き始め、曖昧な色の混じわりに翻弄され、悪い流…

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