同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
久々の〝道場破り〟に味をしめこれからは、折を見て対外試合に挑むことにいたしました同じメンバーとばかりと打っていても蛸壺の世界になってしまいます趣味にも変化と刺激が必要です未知の世界にチャレンジするぞ!ひとりマンネリ打破もいいけれど……ふと、思い付いて囲碁同好会の会長時代(2021~22年度)に副会長として本当に良く支えていただいた年上の碁友ふたりに電話してみました(わたしは新しいことを始める時には必ず〝副会長の意見を聴く〟ことにしていました独裁的・独善的に見えたかもしれませんが信頼できる人物の見方・判断を確かめてから物事を慎重に進める手順を怠りませんでした)〝道場破り〟の誘いにふたりとも賛同してくださったので「次回、待ち合わせて行きましょう」との約束を取り交わしましたひとりはわたしが足元にも及ばない本物の...〝三匹のおっさん〟始動へ
図は、日本棋院制作の模範棋譜のひとつ初手の「目外し」、3手目の「高目」はいにしえの高段者が愛用した大模様作戦です江戸~昭和の強者はこう打つ人がよくいたものですがAI全盛の今は、めっきり少なくなりました初手が「星」か「小目」ばかりで勝率重視、確率重視の傾向ですが、みんながみんな横並びではつまらんといえばつまらんアマは、自由なのですから打ちたい手を打てばよいのですなぜ、こういう話をするかといえば昨日の〝飛び込み道場破り〟でわたしが二連敗した会長さんが「目外し二連発」を打ったから一回り以上年上とお見受けしましたが上品な紳士で、綺麗な碁を打たれますわたしが3子置くべき棋力差でしたが久々に骨のある相手と感じ入りましたその会長が3子置く強者がこの同好会におられるとか上には上がいるものですねわたしが3子局で打ってもらう...道場破りのスリル
【アポなしで突撃してみました、よさげです】午前中いくつかの公民館に架電し〝本日例会開催の碁会〟に行きましたそこは車で10分ほどの近場です会長の電話番号も分からずアポなし(飛び込み)で行ったところどうぞ、どうぞと歓迎されました「見学できますか?」と尋ねたら「まず一局打ちましょう」と会長さん会長には、黒番で中押し負け白番でそこそこ打てても盤面10目負け〝先後で2局ずつ〟が慣例のようですほぼほぼ有段~高段の集まり計5局打って後半は全部勝って辛くも勝ち越して3勝2敗会員数は10人強で、費用ゼロです場所取り当り当番だけはありますややこしい決まりがないのがよさげ3時間ほど遊ばせてもらい「また、遊びにきてください」といわれましたわたしがマスクをしていたためか最初に「学生さんですか」といわれちゃいましたそりゃ、ないだろ(...「入会金なし」「会費なし」
さきほど市内のいくつかの公民館を回り同好会の会長宅の電話番号をゲットしました「クルマか単車で30分以内」「本拠地同好会例会の土曜午後以外」が条件です警備員さんにアレコレ尋ね、評判の良さげな会長さんに電話しまずは一カ所、次回例会にて見学させてもらうことにしました棋力は?と聴かれ「あまり強くはありません街の碁会所で三段か四段で打ってます」答えました相手はどう思ったか分かりませんがとりあえず試験碁が楽しみです今週は他にも「飛び込み」でいくつか見学するつもり良ければ入会し、嫌になったらやめるこれでいこうと思っています【直近の関連記事】わたしに尋ねないで2023/06/25公開見学アポを取り付ける
副会長、会長、代表世話人としばらくなんやかやとやって参りましたが4月からは新しい世話人会が発足していますわたしに何かを尋ねないでください創設した同好会ブログも一斉メールもしょせんは個人プレーですからとりあえずおしまいにしています今の世話人会の邪魔にならないよう静かにそっと見守るのが〝元〟の取るべき態度でしょう「観戦は口出し厳禁」なのですわたしに尋ねないで
コロナ三年の間には〝本拠地同好会〟の世話人を務め一時はふたつの小さな碁会を主宰しましたいまは、本拠地も世話人を退き〝自由の身〟きょうからプラスアルファとして新たな碁会探しに入ることにします家庭的事情から〝市内、かつ、平日開催〟が条件手掛かりがないわけでもありませんまずは既存の碁会を見学しますがなければ新規に自分で創ります世話人とか幹事とかは昔から慣れています開催場所なら、なんとかします▲本拠地同好会だけでは、少し物足りなくなっています。もうひとつの碁会探しを!新たなる漂流の旅
▲ぼちぼち設営=正午前▲ぼちぼち撤収=午後4時半ごろ【ちかごろの例会、可もなく不可もなく】毎週土曜の例会は概ね正午から午後5時ごろまで昼下がりに二十数人が集い対局数がピークになります高段者が激減したことからわたしの対局の多くが「置かせ碁」となってしまいました六段の名札を下げてからというもの〝敬遠気味〟の雰囲気が漂っています意図して出来るものではありませんがムチャな大勝ちをしないようにし勝率も2勝1敗ペースが続きます碁会場の設営当番を手伝った後は対局と観戦の時間が半々ぐらい帰路につく人が出始めてからは警備員のオジサンと軽口を交わしたり上級者同士の対局を観戦したりしキリのよいところで帰宅します互先対局の機会がめっきり減りました「置かせ碁」と「観戦」がほどんどでこれはこれで楽しく勉強になりますが気合いが入る場面...わたしの囲碁ライフはどこへ行く
㊤は1931(天保13)年の江戸城・御城碁の棋譜㊦は2023(令和5)年の秋田・旧料亭金勇の棋譜今月から新聞碁の棋譜が大きくなり「日本囲碁大系」並みに見やすくなった盤に石を置いていっても、目がチカチカしない棋譜を眺め、解説を読むのも良いが並べてみるのも一興で、感じるものがある百年前の碁が再現されるとは大げさか碁の上達法としては手間暇かかるといえなくもないが静かな独りの時間の楽しみと考えれば苦にならないこれもひとつの趣味として続けたい◇大橋成哉七段の著書「棋譜並べ上達法」のまえがきにある「棋譜並べの効果」を引用する・落ち着いて局面を見ることができるため、さまざまな手に気づける・一手一手を理論的に考えるようになり、早打ちの癖が抜ける・碁を俯瞰的に見る癖がつくことで、大局観が身につく・盤面を客観的に見られるよう...「並べるだけ」の魔法
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】メディアに登場するトッププロはザルやヘボからは雲の上の存在〝センセイ〟どころか〝カミサマ〟と呼ぶべきかもしれません昔の大家は五十代近辺でしたが、〝二十代名人〟〝二十代本因坊〟がこのごろは当たり前になっています最近は特に十代の台頭が著しく三十代はベテラン扱いとなり五十代はレジェンドという有様です気になっていることがあります十代、二十代の碁将棋プロが〝センセイ〟呼び合っていますね業界慣習を踏襲しているだけといえばそれまでですが、ちょっと違和感が……〝神対応〟とか〝カリスマ〟とか今どきコトバにもムズムズするのは寄る年波のせいかもしれません皆さんは、どうお感じになります?◇標題の川柳ですが、この場合のセンセイは「碁のセンセイ」という意味でなく「一般的なセンセイ」で...〝形勢が良いと先生せきばらい〟
▲大昔、クロールで初めて400㍍ノンストップできた時の感激が忘れられません今は速く泳げませんが、それでも当時より泳ぎ自体は洗練されてきました(と思います)このごろは、ユーチューブで新技術を学んでは、いつものプールで試す日々家で〝素振り〟をしてから、ウホホイ出掛けます碁の上達法についてアレコレ書いてきましたが絶対こうでなけりゃいけないということはない、とわたしは思っています稽古事の先生の多くは「ここは、こうすべきです」というタイプが主流ですが全部が全部できたらプロのレベルでしょう?アマはできないからアマプロのオススメ上達法は詰碁・棋譜並べ・実戦の三点セットが定番ですですが、多くのアマは実戦だけで詰碁・棋譜並べの勉強は面倒くさいのでやらないという人が多数でしょうだったら、ひとつだけ努力などせず、しかしちょっと...いつもの「素振り」
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】これはどういうことでしょうね下には余裕を持って大勝ちするのに上には手が縮んでどうしても勝てないメンタルの問題なのでしょうか昭和の終わりごろ「プロプロ置碁」という趣向がありました黒を持って石を置くのはプロ棋士白を持って置かせるのもプロ棋士同格の二人が打ったらどうなるか、です例えば武宮正樹九段が3子置いて石田芳夫九段が白番の一局は246手完、黒29目勝ち石田芳夫九段が5子置いて金島忠九段が白番の一局は205手完、黒71目勝ちです石田芳夫九段が8子置いて佐藤昌晴九段が白番の一局は237手完、黒130目勝ちでした標題の「四目」は置石4子の意味でしょう石をひとつ置くのは、10~15目見当の棋力差があるとの理解でよいと思います置碁は棋力差があっても公平公正にふたりとも...〝先生に四目弟子に四目〟
「当番に参加せず遅れてやってきて碁を打つ人がいる正直腹が立つ」いつもマジメに決まり事を守る会員歴の長い碁打ちAさんが漏らしたひとことであるこれはこれで正論であるわたしは一瞬絶句して「そもそも、設営撤収当番ってホントに必要かと思いますよ平均年齢80歳超で公平に〝重労働〟を強いることができますか?しかもコロナ終息が見通せない状況下です」制度そのものが、組織の分断の原因になるなら親睦目的の趣味の会にとって好ましいことではありませんだからといって、出欠も取らない総会を開き論議したところで喧々諤々話は脱線してまとまらずが、いつものパターン理想を言うならば高段者で人格者の重鎮がリーダーシップを発揮し鶴の一声を発すれば、とは思うのですが、今のところ出現せず……これが、趣味の会の限界かポスト・コロナの混迷か独り言ちる日々...リーダーシップとはどういうものか
ひと昔前、碁将棋を代表する最強棋士同士のお好み対談があり、谷川浩司日本将棋連盟会長と井山裕太六冠(肩書は当時)がこんなやり取りをしていました。(要旨)谷川将棋の棋士を見ていると例えば、対局前の一礼にしても、羽生さんをはじめとするトップの人ほど深々と礼をするのです。相手が先輩でも後輩でも変わることがありません。そして対局後に「負けました」と言うのは一番辛いのですが、それもやはり、強い人ほどハッキリ言うのです。井山僕が心掛けていることでは「対局前に碁盤を清める」というのがあります。やはり神聖な碁盤に対しては、自分の心を整えた上で向かわなければならないという思いがあります。◇その頃、わたしもそれぞれと立ち話する機会がありともに物静かで、言葉を選んで話す慎重さ、礼儀正しさが強く印象に残ったものです所作や道具を大切...碁の上達を願うなら
これは、大阪府高槻市内のとある文化施設の風景であるわずかな入館料を払えば終日ひまつぶしができる碁将棋の道具も自由に使えいつも数人がたむろしているわたしはときどき、遠くからみている対局したり、盤面を見たりはないがそれでも、おおよその棋力は分かる(ような気がする)一番強いのは、いま石を打とうとしている中央のオジサン右側のオジサンもおそらく有段者だろう左側の見物オジサンは級位者か初二段とみた対局姿勢、石の持ち方、打つリズムなどがその判断材料であるわが地域同好会でも、碁の作法や姿勢と、棋力とがまったく無関係ではない背筋を伸ばして盤全体を見渡し碁笥に手を突っ込んだまま考えずキチンと盤に石を置く碁打ちはただ者ではない初段を目指すならそういうことを軽視してはならない◇以下、昭和の大棋士・坂田栄男の芸談「石の持ち方は、人...遠くから観戦・観察してみよう
囲碁は、ほかのボードゲームに見られない〝特別の決まり事〟がいくつかある初学者や級位者は良く知らないようなのではっきりさせておきたい有段者にも怪しいヒトがいるひとつは「着手を放棄する権利」である平たく言うと「パス(着手放棄)」将棋やチェスは「着手が義務」なのに対し碁は自分の番に何度でも「スルー」できる打ちたい時に打ち、打ちたくない時に打たない互いにパスすれば、そこでゲームセットつまり、これが「終局」である(ダメ詰めもせず、手入れもせず「終わりましたね?」と漫然と尋ねるものではありませんこれは昭和の時代までの〝悪習慣〟)もうひとつは「縦線と横線の交点」にキチンと碁石を置くという基本原則の励行将棋やチェスは「升目」の中に置く多少ずれても、問題ないのだが、碁の場合は〝点〟であるからキチンと置かなければ紛らわしい相...線の交点にキチンと置こう
【美しく打って楽しんで強くなりましょう!~ヘボ碁なりの体験的ステップアップ術】初段を目指す級位者のあなたへ囲碁の上達法をひとつだけ挙げよといわれたら、わたしなら迷うことなく終盤を磨きましょうと答えます一、打つ場所がなくなるまで落ち着いて打つこと一、双方が着手放棄(パス)した時を終局とすること一、目数がひと目で分かるよう10目単位で整地すること一、勝敗を確認した後、互いに感想を述べ合うこと一、序盤50手ぐらいは並べ直すようにすることこの「五つ」が習慣になればアマ碁打ちとして合格といえます5級のあなたは初段くらいにはなります初段のあなたは三段、四段にいいえ五段くらいにはなれるでしょう理由ですか?「碁の正しいルールや所作が身に付く」「目算ができ、形勢判断が習慣化し、碁が精緻になる」「ダメ詰めの際、あいまいだった...〝終わり良ければ総て良し〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】ホントに強いヒトはこういうものですねわたしを含め99%は碁の理解が中途半端ですから知ったような口をつい叩きたくなるものです〝碁の助言言いたくなると庭へ立ち〟なんて、カワイイのもありますいくつになっても遊びの世界は大人げないものです「岡目八目」とはよく言ったもので横で見ていると冷静ですから思いのほか手が見えてしまいますそこが観戦の楽しみなのですが「あ」とか、「うっ」とか「そこに打つのはマズイぞ」「それじゃオイオトシだよ」ダメですよね、こんなんじゃ解説者がそばでアレコレ言うべからず一手の狂いが命取りになりかねません二人の世界を邪魔しちゃいけません勝負事は最後の最後まで分からないさて、今シーズンのタイガースアレは、アレするのでしょうか?6月14日現在、60試合で...〝碁会所で見てばかりいるつよいやつ〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】「たった一路違いじゃないか」は、技量の無さからの戯言ですが「たった一手違いじゃないか」は、うかつに口に出せません互いに眼がない大石の攻め合いは専門家の碁にも頻繁に現れます捕り物合戦はスリルとサスペンスの極致碁の醍醐味ですが、当事者は天国と地獄諦めの悪い人はどこにもいるものでついぞこんなことを言いたがりますくやしい気持ちは分かりますけど碁は一手一手交互に打つものですから二手違ったら手合い違い、とココロのなかでほくそ笑んでも決して口に出してはいけませんそれこそ〝もう君とは打たぬ〟となりかねません碁はあくまでも盤上のケンカです盤外で仲違いしてどうなりますか〝一手違いと負けでもなにげに云い〟
▲これまで「7・7㌢四方」だった19路局が、今年4月から「6・9㌢四方」に縮小された6月には逆に「9・2㌢四方」に拡大となった(注:上から下に順に見比べてください。一番下の図が現在の大きさです)朝刊掲載の棋譜が6月から大きくなった「9・2㌢四方」は老眼の身に大変有難い数年前から最新の棋譜を切り抜いてきた棋譜、参考図、解説にサクッっと目を通しスクラップして溜めておいた棋譜のうち〝気になった図〟を時折、碁盤に並べている◇徳川幕府と碁将棋衆との関係新聞と棋院あるいは連盟との関係諸々の歴史的考察を語り始めると長文展開が予想されるため別の機会に譲ることをお許しください(いずれ書くかもしれませんという意味)とりあえず、紙媒体離れが加速するなか高齢読者の購読継続策を一定評価したいという弥縫策でしょうがそれはそれでよしと...毎朝届く最新棋譜について
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】これはどんな状況で発せられたのでしょう?たとえば〝熊さん八っつあん〟のような気の置けないヘボ碁同士の関係?ジョークまがいの掛け合いならまったく問題はありませんが……声に発するかどうかは別としていろいろなシチュエーションが頭に浮かびます誰と打っても楽しめるならその碁会は理想の桃源郷そうは問屋が卸しません人間模様もまだら模様一考を要する難しさかな◇趣味で寄り集まる社交の場、同好会の面々は〝知り合い〟で友人とまではいいがたく気を許すと、時としてチクっとさせられますこういう場で、礼は賢明、無礼は愚か対局を敬遠されるヒトはだいたい決まっていますただし本人真空のままにちゃんとした碁会所の席亭なら出入禁止処分にしてくれます悪い客は、商売の妨げになりウエルカムではありませ...〝もう君と打たぬは負けた証拠なり〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】自分の失着・悪手を悔いるより相手の好着・妙手を褒めましょう読めていないのは自分の限界読めているのは相手の明察コツコツ勉強する努力に敬意を払わずしてなんとしましょう不明を悔い恥じるばかりはやはり自己中心的で欺瞞ありといわざるを得ません〝かく打たばなどとヘボ碁の負け惜しみ〟なんて古川柳もありますね「愚痴」とか「負け惜しみ」とか口を開けば我が身ばかりとはいい大人がどうしたものでしょう褒めてくれる人には心も自ずと開かれるとしたもの親睦・交流の碁会でアマ碁はかくありたいと思うもの褒める所が見つからない?それは困りましたねでもそれは貴方の不明探せば、きっとどこかにありますともたとえヘボ碁であっても〝すんだ碁の愚痴を後から並べたて〟
梅雨の中休みのなか例会は昼下がりにボチボチ始まり同じ顔触れで早仕舞いが続いています今年度の具体的な活動計画は未発表ですがわたしが自身のノルマとする対局数目標〝半期20局以上〟を達成してしまいました六段になってからも2勝1敗ペースです〝半期20局以上〟クリア/6・10例会
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】綜合囲碁講座別巻の囲碁百科辞典を京都の古書店で見つけたのは3年前菊版で約四百㌻の大著である林裕著、昭和40年8月金園社発行定価1,300円――などとあるが新品同様で数百円だったと記憶しているむろん、発見⇒即ゲットである囲碁用語・述語・俗語がどれ位あるかざっと数えたところ三千五百語ほどが収録され、執筆・編集の労に頭が下がる暇にまかせパラパラめくるのが楽しいそれでは味わい切れぬ、モッタイナイと鈍らブログで今般のシリーズとした◇【味】の項には、こうある「この味がと、ヘタがジョウズの口を真似」という川柳があるとおり、このことばが理解されるようになれば一人前である。あと(後)という字をつけてあと味といえばよくわかるかもしれない。要するに直接〝手〟はならないにしても、...〝この味がなどと上手の口を真似〟
写真と碁を趣味にしているMさんから先日碁会で「案内ハガキ」をいただき初日開幕に合わせて出掛けました市役所別館ホールを会場に色鮮やかな風景写真がずらり並んだ合同写真展ですパンフレットを拝見すると活動方針は格調高く活動内容も充実しておりそのうえ〝創立70年〟とはなんて素晴らしいおめでとうございます〝国際交流写真展〟にて
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】碁会が始まって3時間ほどが過ぎそろそろ家路に向かおうか、という頃対局者より見物人が多くなってきます乱戦模様に人だかりができると危険な雰囲気が漂ってきます〝事件〟のにおいです「あっ、そこに打つとウッテガエシになる」とか「あーあ、やっちゃった――」とか「ヨメてないなあ」とか周りがワイワイガヤガヤ言い出すと収拾が付きませんヘマをやらかした対局者立腹のあまり、つい八つ当たり碁笥の中に石をぶつけて「うるさい!負けた!」叫んだ方が悪いのかそれとも周りが悪いのかこういう光景を時々お目にかかります余計な〝お世話〟はトラブルの元凶最初に言い出すヒトはいつも同じひそひそ話から始まります心当たりのあるあなた帰り道に気を付けて(笑)〝見物はみな強そうな口をきき〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】寝床に入っても眼が冴えて眠れない天井の格子や節目が碁盤・碁石に見えて昼間の悔しさが込み上げてきます〝夜更かしに天井までが棋盤なり〟という類似の川柳もありますこうなれば碁キチも本物なりわたしが野球小僧だった頃天井の格子がストライクゾーンに見えて寝付かれなかったことがあります頭の中はいつも野球でいっぱい懐かしく甘酸っぱい、遠い思い出ですいまは、何事にも勝った負けたでそこまでのこだわりはありません上達曲線を緩やかにしているのは悔しさが足りないからでしょうね〝碁に負けて帰れば家内(うち)は暴風雨(あらし)なり〟なんて川柳もあります我が家ですか?夜の付き合いはやめてしまいましたからこういうリスクはありません暗くなってからは外出せず自宅で読書か映画かTVで退屈凌ぎ寝床...〝夜もすがら碁石ちらつく負けた晩〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】似たような古川柳に〝一目の負けそこら中かきまわし〟というのもあります取った碁石(アゲハマ)は相手陣地を数える前に埋めることができます一つの石で一目減るのですから〝貴重な捕虜〟は時として勝敗を左右します碁笥(碁の入れ物)のフタを裏返しにし、相手に見えるように置くのが基本マナー途中の形勢判断の材料となるためですところが、あちこちにバラバラに置かれると目算をするのに具合が悪いのです行儀の悪いアマに散見されますが平成四天王同士のタイトル戦でもフタに石を置いていたのですが数え終わった二人が納得できず座布団をひっくり返したことも半目勝った方が「半目負け」を覚悟し半目負けた方が「半目勝ち」と信じていました両者が目算を間違えていたのですこれはなかなかのビックリでした〝一目の負けに座布団撫でまわし〟
いましがた、前触れもなく近所の奥様が玄関の呼び鈴を鳴らし庭の三つ葉をお裾分けしてくれましたわたしの妻の病気に触れることなく――台所に爽やかな香りが漂います昼食は、ありあわせのもので雑炊を作り始めることにしますワンコ・ニャンコつながりで立ち話をするの関係でした気にしてくださったことをさりげなく形にできる素敵病は気から、気は心、です志は葉に包む
6週に一度回ってくる「設営・撤収当番日」本日、わたしが所属する「7人の班」が担当ですコロナ三年で、五十人強が退会し、五十人弱が残留人数制限が解除された昨秋以降も〝静かな例会〟が続きます熱くなって大声を出す人もいなくなりワイワイガヤガヤの雰囲気は消えました高段者が二十数人いた頃が懐かしいです聞くと、他の地域碁会も似たり寄ったりとかこれから、こんな感じなのでしょうか6月3日例会/今年度2回目の当番日
【碁は別名「手談」と云い、〝口を閉じて石に語らせる〟という不思議な遊びである】思えば、用のないヒトと逢って愉しく語り合うという機会がめっきり減った気の置けないヒトと飲食しつつ閑談するという時間ほど楽しいことはないスタバやマクドなどで二人で話し込んでいる女性が多い男性はたいてい独りでありわたしも例外ではないさしさわりがなく心地よい刺激がある話をするには相手と場所と話題を選ばないとダメだが実際そのあたりなかなか難しいそこをまずクリアするのが同好の士ぐらいではあるまいかしかも足場が良く、費用も掛からず寒々としていない場は多くないわたしが「趣味の会の世話人」を務めた3年間〝公民館でのリアル碁会という場〟をどんな状況になってもなんとか閉鎖せず絶対に解散しない、と声を挙げ続けたのはこういう発想に基づいているのであるそ...〝清談の機会〟を大切にしたい
60歳の誕生月の翌月に地域同好会に入れてもらいリアル碁を再開した定年退職により嘱託社員に移行して「土日休み」が確実になりやっと自分の時間を優先できるという〝身分〟になったためだ生家に「足付き碁盤」があり十歳の頃に覚えたから仕事に就くまでは、父とぼちぼち打っていた全くの初級というワケでもなく長いブランクがあったとしてもそこそこ打てそうだと自負していた当時の棋力は「碁会所二段」程度か?ヘボ・ザルに違いないが〝級〟ではなく〝段〟であるそう卑下したものでもないあれから7年近く経ち碁は玄妙かつ深淵なりの思いを日々強くしているさて、碁は取っつきにくく始める時のハードルが高いというイメージが強いが、実は誰でもできる仕事の脳は主に左脳を使い遊びの脳は主に右脳を使うためかこれまでの職業や生活が上達曲線に全く寄与しないむしろ...「老年の手習い」考
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】腕はともかくとして口は達者なヒトがいます「解説は立て板に水あなた様、プロですか」とチクリ刺したくなるほどですが盤の前に座ると口ほどにもなく………でも、それは向上心がある証拠ですからいずれは入段の可能性を秘めていますプライドが強いことは悪いことではなくこういうヒト、わたしはキライではありません(笑)一廉(ひとかど)1、一つの事柄。一つの分野。2、ひときわ優れていること。いっかど。3、人や物が名前に恥じない能力や内容をもつこと。一人前。〝口だけは皆一廉の碁打ちなり〟
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同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない
同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
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対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
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国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない