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京都童心の会 https://blog.goo.ne.jp/dousinkyoto

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会 代表 金澤 ひろあき 俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同

京都童心の会
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2019/01/12

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  • 母を

    母を亡くしてふるさと黄砂金澤ひろあき母を

  • 宝山寺

    宝山寺梅に教わる道しるべ金澤輝※宝山寺は、奈良と大阪の境、生駒山中にある。歓喜天・不動尊をお祀りする。ここのケーブルは日本最古らしい。宝山寺

  • おせったい

    おせったい金澤ひろあきおせったいお昼お握り鳩よひろあき「おせったい」は、お遍路さんをおもてなしすること。寺社巡りしている時、公園のベンチでお昼のお握り。こぼしたのを、ひもじそうな鳩が来て食べる。鳩へのおせったいだね。句は五七三の無垢句で書いてみた。おせったい

  • 嵐山急に

    3月22日急に暖かくなる。初めて鶯を聞く。嵐山急に出番のほうほけきょ金澤ひろあき嵐山急に

  • 山内信一の絵につけ句

    山内信一の絵につけ句山鳥の夢に花舞う花に酔う金澤ひろあき※山内信一は、明治の頃の京都の画家。鳥達の体温が伝わって来る。嵯峨嵐山文華館にて。山内信一の絵につけ句

  • 「さんしょ」191号を読んで

    「さんしょ」191号を読んで○金澤ひろあき「さんしょ」191号、ありがとうございます。遠い隣駅まで広がっていた菜の花田んぼひろあき「さんしょ」を読むと、何だか懐かしいなという気持ちになるのです。私が十八歳で離れた故郷の風景が、ふと心に浮かぶのです。静岡の島田から、同じ雰囲気を感じとるからでしょうか。・西風に囃されて干し大根踊る萩原君代こういう光景を当たり前に見ていた農村。今はもう変貌して、ほとんど見られなくなった光景でもあるので、なおのこと私の琴線に触れて来るのでしょうか。・田起こし後路上の泥蹴り膝痛む池田弘農村の土の道、泥道。田起こしの頃には、ツンと匂う。そんな光景が確かにありました。文字通り土相手の仕事と生活がありました。・寒波襲来ズボラ生活してござる杉山朝子北国から来た友人がいました。今はもう亡くな...「さんしょ」191号を読んで

  • 白梅の

    白梅の虚空にほのか舞い姿金澤ひろあき※中京区武信稲荷にて白梅の

  • 再会の

    再会の春灯ほのぼの金澤ひろあき再会のおしりあたたかい※1年ぶりに、知り合いの方に会う。新年度より就職、正式採用。新しい出発を祝う。再会の

  • 俳句という物語 序章 二

    俳句という物語序章二先にも述べたように、「五七五七七」から「七七」を切断し、俳句という詩が成立した時、「物語性」「完結性」を切断したはずであった。ところが、成立してから百年経過するうちに、「物語性」も内包するようになったのではなかろうか。これは例えば、小林一茶の句などに顕著である。秋の風乞食は我を見くらぶる一茶我と来て遊べや親のない雀散文と短詩は、文体も世界も違うものの、「物語」構築にとって必要な要素をシンプルに述べると、「いつ」「どこで」「誰(何)が」「どうした(どうなる)」があげられよう。ただし、日本語では、「主語」と「時制」を細かく言及しないことがあるので、「いつ」と「誰(何)が」を省略しても、物語が成立することもある。(時制に関していえば、古語で細かいニュアンスの違いを示していた、過去「き」「けり...俳句という物語序章二

  • 俳句という物語 序章 一

    俳句という物語序章金澤ひろあき一2024年の秋、奈良で開催された現代俳句協会大会の一番末席で、私は知り合いと一緒に、坪内稔典氏の講演を聞いていた。その中で坪内氏は、「皆さんの俳句は残らんでしょう。」と言われた。その言葉が、私の心に残った。日々多くの句が生み出されている。それらの句の中で、「残る句」と「残らない句」があるのは事実だ。残らない句のことを考えても空しいので、では残る句とは何だろうと考えてみた。俳句とは面白さと共に、やっかいさを持つ短詩だ。説明ではいけないと言われる。短歌「五七五七七」は、抒情的な物語を描くことができる。「物語」だから、説明も入っている。そして、結論を歌い上げることができる。自己完結の世界であると言えよう。「五七五七七」の「七七」を切断し、俳諧連歌として出発した時、俳諧は一句での自...俳句という物語序章一

  • 雨に梅

    長岡天神雨に梅古今伝授の神の庭金澤ひろあき※細川幽斎が古今伝授を受けた地。雨に梅合格どら焼き販売機雨に梅

  • 去る人の

    去る人の長い話梅香っている金澤ひろあき去る人の

  • 二月堂お水取り

    二月堂お水取り暗がりより懺悔の声明観世音金澤ひろあき懺悔の声明余寒の扉の向こうより二月堂お水取り

  • 病院の廊下

    病院の廊下金澤ひろあき入院中の句友、塩見さんから「病院の廊下」の句が送られて来ました。私もそれに和して。腫れひいて歩幅取り戻すあたたかさ手術で運ばれた廊下自分の足で帰る命の火燃やしている病院の廊下の奥手術説明の声漏れている病院の廊下咲いたら退院病院の廊下から見る桜病院の廊下

  • 病院の廊下

    病院の廊下金澤ひろあき入院中の句友、塩見さんから「病院の廊下」の句が送られて来ました。私もそれに和して。腫れひいて歩幅取り戻すあたたかさ手術で運ばれら廊下自分の足で帰る命の火燃やしている病院の廊下の奥手術説明の声漏れている病院の廊下咲いたら退院病院の廊下から見る桜病院の廊下

  • 時差で鳴る

    時差で鳴る金澤ひろあきずいぶんあたたかチョッチョと鳥の恋三月十一日まだ傷跡はなおらない三月十一日避難警報時差で鳴る時差で鳴る

  • 2025年3月 京都童心の会 通信句会結果

    2025年3月京都童心の会通信句会結果【選評】○金澤ひろあき特選天23生きる手をつないでつないで震災の灯塩見すず子阪神大震災以来、本当に多くの地震が起こった。その度に大切なものが失われた。失われたものは戻ってこないけれども、この句の「つないでつないで」のリフレインに、回復への祈りを感じる。のこされた私達の願いがこめられている。地5しがみつく夜の底の古時計野谷真治もう手放すべきなのだろうけれども、執着してしまうもの。この句の「古時計」にそんなものを感じる。「夜の底」の闇が葛藤を表しているような。人14煮大根今年食べたし命あり野原加代子健康を失った時、「命あり」をしみじみと思う。日頃当たり前と思っている生活の中のささいなことの中に。8ドジャーズに3人トリオ楽しみに蔭山辰子私が若い頃、日本人選手がメジャーリーグ...2025年3月京都童心の会通信句会結果

  • 2025年2月 京都童心の会 通信句会結果

    2025年2月京都童心の会通信句会結果堺へ金澤ひろあき一月最後の日。この冬一番の寒さだという。着膨れて今日の私はだんご虫ひろあき大阪の堺市(JR堺市)へ行き、アルフォンヌ・ミュシャの絵を見る。アールヌーボーの浪漫に酔う。美しいデザイン、女性像。大戦前のパリの自由、前衛、そして市民が愛した芸術に心が響く。円光を背にアールヌーボーの四季の巡りの四人の女神啓明JR堺市駅から西へ歩く。方違神社があり、反正天皇陵が隣接している。堺市は百舌鳥古墳群があり、巨大な古墳地帯。瀬戸内海に面し、巨大な王権があったようだ。南海電車の堺東へ着く。堺市役所があり、その21階展望階へ。六甲山や大阪湾が見える。南東に仁徳天皇陵の全容が見える。近い所では大き過ぎて、かえって全容がわからない。眼下の緑大王の墳昭和百年ひろあき同じ階で「さい...2025年2月京都童心の会通信句会結果

  • 仁王門

    仁王門長い日暮れに浮き上がる金澤ひろあき※東大寺お水取りで訪れる。仁王門

  • お水取り

    水を汲むお堂に春が湧いている金澤ひろあき※東大寺お水取り。2025年3月10日。お水取り

  • 2025年3月 京都童心の会 通信句会作品

    2025年3月京都童心の会通信句会作品この中より、8句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。180才着ぶくれて出る映画館2買いだめの足音集め雪の街3迷いつつ着ぶくれて買う宝くじ4天気図と気になる本の三行目5本に折り目つけせっせと家事につく6片結びする花びら色の母の靴7田舎娘クローバーの緑にまぎれこむ8老いた今です同じ目線の父の本棚9ゆらゆら月の田舎の村の救急車10コーヒー飲んでしきり直し‘’思い出のメロディ”が耳にやさしく11平行線死の間際には合流か12列車待ち新刊マンガ良き香り13田舎者話のメインお母さん14片結びほどけ易きは両結び15母キトクどの道帰った涙の記憶16詩との出会いサトウハチローお母さん17マンガのひとコマ叶えたかった親子の立ちション18...2025年3月京都童心の会通信句会作品

  • 雅楽ー自分以外の何か

    雅楽-自分以外の何か金澤ひろあき雅楽や能舞台のゆるやかな舞いを見ていると、今流れている時間とは違う時の中にいるような気がする。雅楽では、舞い手は蝶になったり、龍になったり、異国人になったりする。能の多くは、二人の対話劇で、ワキという人物が、シテという突然現れた謎の者に出会う。シテは幽霊であったりするのだが、なぜ自分が成仏できずにここにいるのか、どういう思い(悲しみ、恨みが多いのだが)なのかをワキに述べて消えて行く。恐ろしさよりも、かなしさと美しさが漂っている。舞い手は、見ている人の心をうつ「表現」をしているのは確かだ。ただ、その表現は、「自己表現」なのだろうか。雅楽や能の素人である私には、断言できる根拠がないのだが、どうも「自己表現」ではないような気がする。舞い手は、自己の身体を使って龍や幽霊を表現してい...雅楽ー自分以外の何か

  • 遅い梅

    遅い梅金澤ひろあき今年は寒いようで、梅の花が遅い。滋賀県長浜の盆梅も開花せず、延期とか。御所の梅もつぼみであった。職員の方も、「例年でしたら、開いているのですがね。」と。そんな中でも、行事は例年通り行われる。振り袖や袴姿で大学の卒業式に向かう若者達の姿も目を引く。今、勤めている通信制の高校でも卒業式。頑張った皆さん、これからご活躍下さい。あたたかや確かな一歩この日よりひろあき※京都御所の梅。遅い梅

  • 弘法さん

    弘法さん金澤ひろあきシミとか雲が、人の顔など、何か別のものに見えることがある。中学の頃だっただろうか。昭和五十年ぐらいだったと思う。福岡の北部に居たが、家のあった集落は、山や田畑に囲まれていた。その山の奥にバイパスが通った。山の中に、高速道路が、突如出現したのである。道路はかつての山を削った。昔の山道が寸断されるので、コンクリートの橋を作り、昔の山道をつないだ。そのコンクリートの橋脚の面に、「弘法さんが現れた」と評判になった。地元の新聞も取り上げて、大騒ぎになった。私も見に行った。東側のコンクリートの橋脚の面に、くっきりと人が立つ姿が浮き出ている。背丈は三メートルほどある。坊主頭で、お地蔵さんか弘法大師のようにも見える。お花や線香などのお供えもされている。これは何かの知らせ、メッセージだという人もいる。一...弘法さん

  • 青島巡紅様を偲んで

    青島巡紅様を偲んで蔭山辰子京都童心の会通信句会に参加させて頂き、会員の皆様の句を毎月楽しみにしております。青島巡紅様の数多くの句の中、好きな御句を思い出されます。2023年10月号の、17番雲切れてここにいるぞとオリオン座18番散歩道双子座の間を流れ星19番背伸びして歩いた道の蝉時雨21番素振りする少年無心空を切る夏の暑さが十月過ぎまで続いた年でした。ようやく朝夜の外気が快よくなって来た頃の御作だったのです。同じ号、私の句にも評をいただきました。63番ああ今日は何もせず風と共に去る62番スカーレット・オハラ少し見たら昼寝しようの二句に、風通しをよくしたパロディーのような面白さがあると、云って下さいました。嬉しかったです。私には知らないことが多く、これからも教えて頂きかったです。合掌青島巡紅様を偲んで

  • 赤猿

    赤猿金澤ひろあき私が小学生の頃だったから、昭和四十年代である。福岡北部、福間という所にいた。新しく作られた住宅街に住んでいたが、周りは山や田畑に囲まれていた。山には、杉や松、ハゼや樫の木に覆われ、夜は本当にまっくらだった。その山に「赤猿が出る」という噂が広がった。赤猿は狂暴なので山に入ってはならないと言われた。赤猿はその名の通り真っ赤で、家の大きさぐらいだったと言い出す者もいた。しかし、山と山の谷間にある田畑で仕事をする人は、どうすればよいのだろう。ある日の午後三時頃、ついに地元の消防団や若い男たち四十人ほどが集まった。手には木刀や鎌を持つ者もいる。男たちの一団は、赤猿を退治すると言い、山の方へ向かう。子供たちや女たちは、後ろから恐る恐る、野次馬でついて行く。山の入口に着いた。男たちの行進はそこで止まった...赤猿

  • 雅楽胡蝶

    雅楽胡蝶金澤ひろあき胡蝶舞う抜け出る源氏物語幻の城から胡蝶舞い降りる胡蝶舞い蛇穴を出る雅楽の音胡蝶舞う人垣の中ちらちらと雅楽胡蝶

  • 雅楽借景

    大文字も御殿も雅楽の借景に金澤ひろあき雅楽借景

  • 雅楽

    蛇穴を出て雅楽の役をつかまつる金澤ひろあき春の雨太平豊饒雅楽舞う※3月2日京都御所一般公開にて。雅楽

  • 清涼殿

    清涼殿百代の御殿の几帳春の風金澤ひろあき清涼殿

  • 牛車

    もの思い続く残り香牛車出づ金澤ひろあき残り香を抱く牛車の朝寝の夢牛車

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