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京都童心の会 https://blog.goo.ne.jp/dousinkyoto

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会 代表 金澤 ひろあき 俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同

京都童心の会
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2019/01/12

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  • フリー句(自由連句)「朝焼けの」の巻

    フリー句(自由連句)「朝焼けの」の巻朝焼けの水田浮かぶ蝉時雨青島巡紅日本一暑いとニュースに流される金澤ひろあきアメンボすいすい僕はダラダラ二日酔い巡紅湧き水の音が響くよ杉木立ひろあき木に触れる道管流るる水の音巡紅*聴診器を当てるとより鮮明に聞こえます。手に伝わる感覚と同じです。愛し合う同じ鼓動を伝えられひろあき初の都市核攻撃へ向かう心臓巡紅カタカナの構えで戦うカブトムシひろあき焼夷弾の雨に十万人が死んだ東京大空襲巡紅川の風止まった午後のヒロシマ忌ひろあき劣化ウラン弾平然と使用ウクライナ巡紅*イギリスが主力戦車と共に供与していましす。埋まらない傷口やられたらやり返すの連鎖ひろあきシャガの花人が踏み入らぬ日陰に群れをなす巡紅*シャガの花言葉は「反抗」と「友人が多い」です。雲の上まで連なれる登山口ひろあき積乱雲...フリー句(自由連句)「朝焼けの」の巻

  • 水城

    水城金澤ひろあき夏草の茂る中、水城と呼ばれる土の壁(山)を上ると、汗が出ます。土の壁といっても半端ではなく、福岡県の太宰府の手前、大野城の山から西向かいの山まで、隙間なく築いた古代の砦でした。白村江の戦いで唐と新羅に敗れた後、国をあげて作った砦だったのです。北にまっすぐに進むと博多湾で、国内最大の前線だったのです。敵が来たらここで防ぎ、場合によっては水城につながっている大野城に立てこもって戦うつもりだったようです。水城の後ろは、古代九州の要・太宰府です。幸いなことに戦いは起こらず、海外との交渉はしだいに港町博多に移って行ったようです。国防ぐ最前線の炎暑かなひろあき※写真は水城跡。水城

  • 秋の蓮

    秋の蓮白秋の白しのび込む蓮の花金澤ひろあき※長岡天神、八条池の蓮。秋の蓮

  • フリー句(自由連句)「一休み」の巻

    フリー句(自由連句)「一休み」の巻一休みテーブルの上手打ち蕎麦金澤ひろあき杉木立山椒の如し箸軽し青島巡紅川の音ひぐらしの声テント張るひろあき星の声一眼レフで聴いている巡紅宇宙の絵日記に僕の1ページがあるひろあき虹色の頭巾雲天国の鍵は大きいね巡紅*積雲の発達過程で上昇気流が薄い湿った層を押し上げることで、雲が生じる。形状により、曲面状で水平には広がっていないものは頭巾雲、水平に大きく展開したものをベール雲と呼ぶ。ふるさとのうさぎの形の入道雲ひろあき夕立の降る降らないでアイスクリーム巡紅ヤマメ釣りかかるかからぬ長丁場ひろあき墓参り雨も良し花も買ってある巡紅初盆に一族集まる広間かなひろあき大政奉還今年は土曜日となる巡紅引退後もう肩書きはいらないよひろあき浮寝鳥それでも気配は感じてる巡紅霧の中に流れる一人きりの時...フリー句(自由連句)「一休み」の巻

  • 油滴・木の葉天目

    油滴・木の葉天目金澤ひろあき妹の旦那さんが、太宰府の九州国立博物館に連れて行って下さいました。大きな博物館ですね。「憧れの東洋陶磁」。展示が充実しています。しかも、写真撮影していいですと言われ感動。本当かなと、もう一度聞き直したくらいです。何と、油滴天目と木の葉天目が撮影できるとは!天目の涼しき面影連れ帰るひろあき※フラッシュは使えません。ご注意を。油滴・木の葉天目

  • フリー句(自由連句)「寝不足の朝」の巻

    フリー句(自由連句)「寝不足の朝」の巻寝不足の朝はマーチのリズムが心地良い青島巡紅濃い目にいれたコーヒー香る金澤ひろあき垂直に見えて弧を描く飛行機雲巡紅車窓に響く夏の潮騒ひろあき音垂れ流しの隣人を見えない銃で撃ち殺す巡紅忍びのような蚊の一刺に気づかずにひろあき夏の日はムヒと冷えピタは必需品巡紅水ぽい今年の西瓜頂いきぬひろあき木漏れ日や塩飴舐めて一休み巡紅街中もふと気がつけば蝉時雨ひろあき山鉾や鎧を取ればスケルトン巡紅後の祭の出番来たぞとひろあき紐結ぶ如くに南行十一基巡紅見物の客に混じって赤とんぼひろあきスピットファイアと並んで英国の空を飛ぶMe262(シュヴァルべ)巡紅*フェアフォード空軍基地で行われた、世界最大のエアショー「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー2023」で飛行。第二次世界大戦では敵...フリー句(自由連句)「寝不足の朝」の巻

  • 地蔵盆

    地蔵盆金澤ひろあき8月22日、桂地蔵寺の地蔵盆。夜店出て人がごった返す。わが家に入れないほど。京都のいつもの風景が戻って来ています。コロナ去るや笑顔集まる地蔵盆ひろあき地蔵盆

  • 杉木立の社

    杉木立の社金澤ひろあき夏になって、お寺や社を訪れることが多くなりました。まるで呼ばれているかのようです。今岡さんのご案内で京北を訪れた時、午前中は常照光寺。これは当初からの予定でしたが、午後は決めていませんでした。そこで、青島さんの提案で賀茂社に。上賀茂神社と同じ神様をお祀りしています。宇津城という山城跡の近くにあるとのことで、青島さんの運転で山道に入ります。行けるのかなというぐらいの細い道。行くと入口が閉まっています。入っていいのか悩んでいると、後ろからもう一台車が。「入れますよ」と、その車の人が教えて下さいました。その車の人と一緒に、門の閂を外して開けて入りました。一面杉木立で、清水も流れています。この水で清めるのだとか。賀茂と貴船の神様を祀っていました。小さな社ですが、透かし彫りもあり、歴史もあるら...杉木立の社

  • 長岡天神残暑

    長岡天神残暑金澤ひろあき帰り道忘れた鴨がいる残暑シベリアの避暑へは行かず鴨残る緑蔭にバイク自転車身を寄せる盆踊り残暑の中を組み立てる盆踊り太鼓の席の司令塔虫の音も加わるやもな盆踊り蓮の花我が物顔に残暑来る長岡天神残暑

  • 企業見学

    【詩】企業見学金澤ひろあき8月の一番暑い日に就職希望の生徒と一緒に企業見学どこも人出不足ですぐにでも採用したい感じ就職求人は多いようででも景気がいいという実感はわかないロシアの戦争からパンが高くなったガソリンも大変だ年金も減るみたい若い人の求人はいっぱいでも私みたいな年寄りには新たな求人はないねえ企業見学

  • 仁清誕生の地

    仁清生誕地金澤ひろあき京北は江戸初期の名工、野々村仁清の生誕地と伝えられています。仁清の実家を包む青田風ひろあき涼風を馳走に走る峠道仁清誕生の地

  • 2023年8月 京都童心の会 通信句会作品

    2023年8月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1たなばたのさすがきらめく夜のショー2戦争が二人を離すシェルブール3傘カッパ野球も流れ家掃除4大雨の大降りに泣く日本列島5しょうへい君日々活もらいありがとう6遠い友電話メールも返事なく7孫のテスト二重丸だけ見せにくる8日本の形が見えます羽抜け鳥9貴女にも逢えず燐寸一本擦って初秋刀魚10九条は世界の宝ほうたる来い11マスク外せばみんな凡夫よどっこいしょ12男より寂しい一本の穂芒だ13戦争がじわり頭をもたげてきた敗戦日14清貧を運んできた赤とんぼ15冷麦素麺並べ食べる夜16白雨の一人河の中の川17夏白髪風の便りの歳月18女の換気扇雨粒つるん19影つまずく坂の上の月光...2023年8月京都童心の会通信句会作品

  • 常照光寺にて

    常照光寺にて金澤ひろあき北朝の光厳院ゆかりのお寺です。流浪の院青葉の中に眠りたるひろあき方丈の昼寝をしたき畳かな常照光寺にて

  • 「あまのがわ」NO、275を読んで

    「あまのがわ」NO、275を読んで○金澤ひろあき拝復大雨と酷暑が交互にやって来て、お見舞い申し上げます。大雨と酷暑お見舞い祇園囃子ひろあき京都の祇園祭、今年はコロナ前の状態で行いました。観光客も(外国の方も含め)楽しんでいます。それを見ていると、皆が平和に楽しめる世界を作れるような気がするのです。暑い京都で、こんなことを思っています。さて、「あまのがわ」NO、275を拝受いたしました。ありがとうございます。国防が肩ゆすって通る工事トラック山口保子こんな風景、嫌ですね。同じお金をかけて工事をするのなら、福祉や文化、貧困を無くすことに使ってほしいです。花憂い娘と孫のそれぞれの想いすれ違う夜池田洋子親と子の気持ちのすれ違いを、祖母の視線で心配されています。祖母の目ゆえ、感情的にならず、客観的に見るということもで...「あまのがわ」NO、275を読んで

  • フリー句(自由連句)「マスクがないと」の巻

    フリー句(自由連句)「マスクがないと」の巻きマスクがないと口もと淋しい昼下がり青島巡紅第九波来ているらしき沖縄に金澤ひろあき話しながら近づく頭に角二本巡紅薪能宿るものある面眼(まなこ)ひろあきぽろっと落ちる十一面観音様の暴悪大笑面巡紅細い指軽くつまんだ蓮の花ひろあき満月を映すピンクの波間珊瑚産卵巡紅島全て珊瑚でできて椰子の風ひろあき両の手で祈る事をやめて歩き出す巡紅祇園祭のデートこれからひろあき雨上がりみんなきらきら山に鉾巡紅厄を払った名残の雷ひろあき環状木柱列に星々応える真脇遺跡巡紅見つかった後はさびしい一番星ひろあきパンジーの花冠差し出す少女巡紅聖堂に響きの満ちる祝婚歌ひろあき薄闇に星降るような銀の花巡紅ナイターのサヨナラ勝ちのフィナーレひろあき麦酒飲む間に竿ごと持って行かれる巡紅釣竿のかわりに笹を持...フリー句(自由連句)「マスクがないと」の巻

  • 夏から秋へ

    夏から秋へ金澤ひろあきヒロシマ忌黙祷の刻風も止むヒロシマ忌まだ核頼る愚か者かき氷崩せば前衛芸術家立秋の風が動かす簾かな※写真は町屋の簾。夏から秋へ

  • 法善寺にて

    法善寺にて金澤ひろあき水打つや難波言葉の語尾のばしひろあき※大阪難波に行く用事があり、法善寺に立ち寄ってみました。暑いけれど、人の波は復活しています。熱中症とコロナにご用心。法善寺にて

  • 猫本サロン

    猫本サロン金澤ひろあき学校の近くの千本三条商店街の雰囲気が好きで、よく訪れています。先日は古本屋さんを見つけ、入りました。看板に「猫本サロン」とあります。入ると本当に猫の本、そして京都関連の本だけ。猫本図書館です。記念に、谷崎潤一郎さんの「猫と庄造と二人のおんな」を買いました。猫の本涼しき猫のグラス添えひろあき※猫のグラス等、猫雑貨もあります。猫本サロン

  • おもしろい本 神野紗希 『俳句部、はじめました』

    おもしろい本神野紗希『俳句部、はじめました』(岩波書店)金澤ひろあき俳句に興味を持たれた方から、「俳句の作り方をわかりやすく書いている本はありませんか?」という質問を受けることがある。いくつかの本のうち、私はこの『俳句部、はじめました』をお薦めしている。中学生向けに書かれた本で、わかりやすいし、例に出されている俳句も現代の若い人の作品が多く、共感しやすい。わかりやすく共感しやすいというのがいい。筆者の神野さんは、松山の人。高校時代、放送部で高校生が俳句を作る俳句甲子園の取材(というからアナウンス部門だったのですね)したのがきっかけで、俳句をはじめ、その後ご自身も俳句甲子園に出場されている。「おーいお茶」と「俳句甲子園」から俳句を始めた人が多いそうなので、この二つ、俳句の普及に大いに役立っている。その俳句甲...おもしろい本神野紗希『俳句部、はじめました』

  • 「さんしょ」NO、181を読んで

    「さんしょ」NO、181を読んで金澤ひろあき暑中お見舞い申し上げます。猛暑ですね。お体ご自愛下さい。ヨーロッパでは山火事も起こったり、ワインの葡萄が枯れたりで大変だとか。環境破壊を止めないと、人類も生き残れないというのが、現実の話だと実感します。さて、「さんしょ」NO、181を拝受。ありがとうございます。○ゴミ置き場見張りをカラス笑ってる細川章恵人間の都合で、害獣呼ばわりしていますが、生き物は自分の生を全うしているだけ。カラスを追い払いたい人間、色々手を尽くすけれど、カラスはちゃんとお見通し。地球の主人面している人間への皮肉も、チラッと見えています。○煮詰まった母には母の苺ジャム杉山朝子性格にも味にも、それぞれの個性が、それぞれの良さがありますね。懐かしさと共に、思い出されたのでしょうか。○五月の熱中症順...「さんしょ」NO、181を読んで

  • 夏安居

    夏安居夏安居や高僧めいた小坊主の名金澤ひろあき※六角堂にて夏安居とは、夏のある時期、僧侶が出歩かず、寺の中で修行に専念すること。夏安居

  • 2023年7月 京都童心の会 通信句会結果 後半

    2023年7月京都童心の会通信句会結果後半【お便りより】○鈴木和枝様いつもお世話になっております。毎月の発行(童心)に感心しております。それに増して記念号、熱意と体力が満ちあふれた一冊です。良い俳友に恵まれていますね。金澤さんのお人柄だと思います。私達さんしょへも投句と鑑賞をお寄せ下さりほんとうに有難く感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いします。○大石征勝様よりもう梅雨明けかな、と思われる気象の表情となってきました。「童心」二〇二三年記念号、拝受いたしました。ありがとうございます。伊藤たかし氏の表紙絵、全編を象徴しているようで、楽しく拝見しました。ところで、イカたちはどちらに向かって泳いでいるのかな、こんなことを考えるのも楽しかったです。○暉峻康瑞様よりいつも童心謝々也。反骨は俺の流儀よ親鸞忌...2023年7月京都童心の会通信句会結果後半

  • 2023年7月 京都童心の会 通信句会結果選評 前半

    2023年7月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○中野硯池52醒井や瀬音と霧と梅花藻と三村須美子醒井の景色を流れよく詠んでいる。かつての宿場も時代とともに忘れられつつある。近頃は、ます寿司と農家の新鮮な野菜市場で賑わっているようだ。○金澤ひろあき選特選天59紫陽花の昼はと金の将棋かな中野硯池将棋の「歩」が敵陣で「と金」になると、鮮やかに変化します。紫陽花の劇的な色の変化を、将棋の歩からと金への変化で表現されています。この表現・発想が、前例がなく、新しい切り口であり、新鮮です。地44山百合や弥勒菩薩の結ぶ印三村須美子広隆寺弥勒菩薩の、柔らかい頬にそっとあてる手や指の形。山百合の柔らかい佇まいの表現として生きています。人19雨季終わる朽ちた戦車の笑い声青島巡紅ウクライナの戦地の映像を見る度に虚しい思いが起こ...2023年7月京都童心の会通信句会結果選評前半

  • 2023年7月 京都童心の会 通信句会結果

    2023年7月京都童心の会通信句会結果神と仏の水金澤ひろあき今年も祇園祭。早いものです。今年は神泉苑の近くにご縁ができ、ほぼ毎日通っているので、神泉苑と八坂神社は関係が深いことがわかりました。祇園祭の起源は神泉苑にあるのだそうですが、八坂神社と神泉苑は地下水が繋がっているという伝説もあるのです。今年も七月十四日に、八坂神社の神主さんが水を持参し、神泉苑の井戸に注ぐ行事を行いました。祇園祭和を為す神と仏の水ひろあき神泉苑は空海が雨乞いのために呼んだヒマラヤ地方の竜を祀ります。八坂神社はスサノオノミコト、もしくはインドの牛頭天王。大きなスケールで仲良く結びついている訳ですね。人間もそうあれと教えているかのようです。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・・白松いちろう康・・暉峻康瑞修・・遠藤修司辰・・蔭山辰子ひ...2023年7月京都童心の会通信句会結果

  • フリー句(自由連句)「忘れ傘」の巻

    フリー句(自由連句)「忘れ傘」の巻忘れ傘夏の始まる虹の立つ金澤ひろあき青空や向日葵畑のかくれんぼ青島巡紅親友にだけは教える秘密基地ひろあきしなやかに燕飛び交う朝の釣り巡紅横顔に日焼けの跡の休日はひろあき襟のタイで欠伸を殺す月曜日巡紅得意の演目欠伸指南と酢豆腐とひろあき※共に古典落語です。深呼吸朝日昇れば影伸びる巡紅風心地良い睡蓮の池ひろあき放生池の主の貫禄甲羅ぼしのミドリガメ巡紅竜宮の思い出話始まるよひろあき珈琲を軍隊の飲み物に選んだ皇帝巡紅*「体を暖め勇気を引き出してくれるこの珈琲を兵士に与えよう」とナポレオン。瞑想の薬であったイスラム寺院ひろあき本国では食べないが日本では牛肉も食べるとタゴールのお孫さん巡紅*ヒンドゥ教やバラモン教では牛を神聖視しているため。外大生の頃、彼の授業(英会話)で聞いたお話。...フリー句(自由連句)「忘れ傘」の巻

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