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京都童心の会 https://blog.goo.ne.jp/dousinkyoto

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会 代表 金澤 ひろあき 俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同

京都童心の会
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2019/01/12

  • 水無月や祇園の

    水無月や祇園の祭動き初む金澤輝※大宮三条商店街に、祇園祭の提灯登場。京都の西のほうですが、祇園社の御旅所があるのです。水無月や祇園の

  • 横になる

    横になるああ極楽の四畳半ひろあき※写真は京町家。横になる

  • 桔梗のお寺

    桔梗のお寺金澤輝季節的に美しい紫陽花の紹介が多いですが、桔梗も良いものです。京都で桔梗というと、東福寺の天得院や紫式部ゆかりの盧山寺が有名ですが、東山七条にある智積院も良いものです。白い参道沿いに沢山見ることができます。お寺の紋も桔梗です。参道の白きに桔梗の影落とす輝桔梗のお寺

  • 木屋町高瀬川

    木屋町高瀬川金澤ひろあき木屋町高瀬川というと、三条から四条間の繁華街のイメージが強いです。しかし、四条を下がり五条近くになると、ずいぶん景色が変わります。飛び石で渡れる所も設けてあり、生活の匂いもします。せせらぎを踏む飛び石を踏む半ズボンひろあき紫陽花の王国繁華街横目木屋町高瀬川

  • 【日記より】 6月12日 童心記念号発行

    【日記より】6月12日童心記念号発行金澤ひろあき6月12日、朝から晴れ。気温は30度を越える。四条河原町へ出る。完成した童心2024年記念号を受け取りに行く。寺町四条を下がった所、石之不動町にある田中プリントさんへ。町名の石不動は、空海が彫った石不動をお祀りするお堂があるため。例年、お詣りしてから受け取っている。今年一年の皆様の無事と健筆を祈願する。一年に一冊出しているが、その年々、いろんなことがあったなと感慨深い。支払いを終え、近くの郵便局より、遠方の会員の皆さんに郵送するのも、恒例。持ち帰って、改めて読み直す。こんな時にこんな句が出たなどと振り返り思い出す。参加の皆様の句より逝きし犬柚子の根元の黄の中に三村須美子蜜蠟の火に誘われて日記買う青島巡紅(佐久間照三)まっすぐな瞳が言った戦争のない国に行きたい...【日記より】6月12日童心記念号発行

  • フリー句(自由連句)「戦場は」の巻

    フリー句(自由連句)「戦場は」の巻戦場はここかしこにあり頻尿佐久間照三予定表には未定の空白金澤輝ハローワーク経由病院で点滴照三長い雨期友回復の知らせ待つ輝友からのお守り握り頑張るぞ照三また共に紅葉を見ること信じて待つ輝生きるから生かされている心臓よ照三息に合わせて光放っている蛍輝合唱のアベマリアが涙腺緩める照三聖堂の扉開けば百合香る輝マリア様世界の子らに祝福を照三ミレー描く落ち穂拾いの農婦の祈り輝ゴッホが黒人農家に見た馬鈴薯照三驚きがあった無数のまなざしの向こう輝呆然と膝崩す間も無く小便糞漏れる照三悩み苦しみ書いてみると小さくなる輝同行二人と唱えて山谷行く老僧照三奥に歩めばブッポウソウが唱和して輝行く先に安らぎあること虹に願う照三日の入り月と一番星と輝月夜に浮かぶ海月浪任せ照三大きな力に流れて行く先皆同じ...フリー句(自由連句)「戦場は」の巻

  • 蝶々の円舞

    蝶々の円舞門を開けようよ金澤ひろあき※つがいで飛んでいる蝶を撮ってみました。難しいですね。蝶々の円舞

  • 京都童心の会5月句会選追加

    5月句会選追加○松村芳子特選36葉桜や神籤の結び増えている佐久間照三神籤も神様からの賜物と思っても凶は嫌です。吉神籤がいただきたいです。並選28夕日落ち薄暗がりに蝶々とび蔭山辰子29黄砂イヤ花粉イヤイヤ風邪でした同33花の舞う遍路の境内握り飯佐久間照三38微風に柳と桜のデュエット同40背伸びする肩凝りほぐす朝日かな同42若者も負ける短パン老夫婦同45月見草夜輝きて道端に野原加代子54曇りなの黄砂なのかな頭なの三村須美子56芽出し良し年越しダリヤ掘り起こす同58筍や甘み歯応えうまし音同60隼人瓜初挑戦の畝作る同61玉ねぎよ伸びよ丸まれ球児たち同62草刈りの草の香りに身を浸す同71寝そべり人生もいいさ口下手な蛙金澤ひろあき72風船も迷子になりそう黄砂の空同73団地と花知人が去ってあいた穴同78青い目も担ぐ神輿...京都童心の会5月句会選追加

  • 2024年6月 京都童心の会 通信句会作品

    2024年6月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1緑の陰マスクはずせばきれいな汗2エプロンのカラーの白さ深まる夏3無口なサイフ並べ緑の手づくり市4エプロンで手を拭く母の小さな癖5母のぬくもり好きな黄色のカーネーション6うす緑草餅送る文添えて7近道は山椒のみどり敵のごと8緑陰や悲しき事は傘の中9緑立つ力抜ければ飛ぶボール10母の日や白カーネーション詫びの色11母の日にさくらんぼ着き子の個性12紫の法衣に休みし黄金虫13カーネーション又一鉢着き笑い合う14母の日や今なら出来る親孝行15ばらの刺みどりの先はとんがり帽16孤独ではない菜の花の天ぷら17夏隣食べたくなる雲ひとつ18漆黒の紅テント羽撃く唐十郎19いつもふ...2024年6月京都童心の会通信句会作品

  • 2024年5月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】後半

    2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】後半〇佐久間照三選特選77卯の花腐し原子炉腐りませんか金澤ひろあきオカラを炊いたもの(卯の花とも言う)は間を置けば当然腐臭を発する。原子炉がそうでないと言えるのか。言えませんね。人為的操作ミス、自然災害がいつそのトリガーになるか判らないのに、ありえませんと押し切れるのだろうか。電力需要とか事情とか言う観点からは必要悪。だからこそもっと建設運転には現実的で万が一の基準が低くてはいけないのです。この句は、理屈でなく感性に訴えているところがミソです。団欒の食卓という場面から一気に飛躍するのに不自然でないところが、いいですね。「卯の花」への着眼点がいいですね。並選5花見スポットゆっくりほどけてゆく私塩見すず子一番綺麗に見える場所に来て感動し、見ている自分が解体されて行...2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】後半

  • 2024年5月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】前半

    2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天61玉ねぎよ伸びよ丸まれ球児たち三村須美子「玉ねぎ」の様子から「球児たち」への連想、とても楽しいです。何かに打ち込む人を見ると、応援したくなりますね。「伸びよ丸まれ」の声による応援も、句の雰囲気を生き生きとさせています。地3桜の帯です同世代の話題です塩見すず子花を見に行って始まった会話。同世代に通じる話題は盛り上がりますね。時代や苦楽を共にしたからでしょうか。人44野球帽とペットボトルの忘れ物佐久間照三休日の翌日なのでしょうか。野球で遊んだ後の忘れ物から、前日の楽しさが余韻のように伝わって来ます。他、心に届く句です。8あと何回61段登り下り朝の出発足たたく遠藤修司マンションの階段なのか、駅の階段なのか。毎日通勤で通っている道。「あと何...2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】前半

  • 2024年5月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年5月京都童心の会通信句会結果日記より4月9日ほどほど金澤ひろあき二条城のお堀の桜もそろそろ散り初め。散る姿も美しいのが、桜なのかな。散る桜を見て、いつも買っている丸太町通りのお弁当屋さんへ。行って驚いた。長い行列。三十人ぐらい。車も路上駐車。いつもはこんなに混んでいないのに。並んでいる人に聞くと、TVで紹介されたのでやってきたという。通りがかりの外国人が「famousrestaurant?」と訊いてきた。年輩のご夫婦がやっている店で、ご主人は以前、体調を崩して店を休みにしたことがある。お客さんが沢山になったのはいいが、こんなに忙しくなると、お体大丈夫だろうかと心配になる。いつもなら少しお話もできるのに、そんなゆとりもなかった。ほどほどがいいかも花も散りそめるひろあき皆さんの選です。選者真・・野谷...2024年5月京都童心の会通信句会結果

  • フリー句(自由連句)「みどり児へ」の巻

    フリー句(自由連句)「みどり児へ」の巻みどり児へ燕がくるり風を切る金澤輝開けた手から逃げた希望追いかける佐久間照三豪雨が過ぎた街はまだ冷えたまま輝冷めた珈琲チンブランデー入れる照三朝焼けに輝いているゆで卵輝お祖父ちゃんの頭と同じだ照三くつろいだ五百羅漢が「よう来たな」輝地球に生かされている僕たちの日々照三東山滴る友の居る窓辺輝元気が一番青い空照三日帰りの温泉集合藤の棚輝風呂後のビール最高乾杯照三初優勝果たす若き小結が輝粘り腰僕にも欲しいそのパワー照三厄落とし今日の朝日によみがえる輝朝起きて心臓に触れるありがとう照三花の宴生きてるだけで儲けもの輝水田に映える山並み燕飛ぶ照三ローカル線旧街道と並走し輝昔から明日も見守る五重塔照三フリー句(自由連句)「みどり児へ」の巻

  • 「さんしょ」186号を読んで

    「さんしょ」186号を読んで金澤ひろあき拝復御句集『離農』拝受。ありがとうございます。前回の『蛙の主張』に続き、人生の節目ごとに句集を出される。句と人生がリンクしています。だから、句を振り返ると人生を振り返るようになっています。あの頃こんな出来事があり、こんな心情で暮らしたなと思い出せるよすがにもなり、句が生活のインデックスにもなりますね。(鑑賞は後日になりますが)また、「さんしょ」186号にも、生活に即した心情があらわれ、口語俳句は「生活詩」ということを実感します。〇筍やそこまで厚着しなくても石神君子〇聖護院大根やっぱりお日さま独り占め鈴木和枝「筍」や「聖護院大根」は食べ物ですが、これらの句では、私が同じ目線で呼び掛けています。食べる者と食べられるものというよりも、同じ世界に生きている仲間という感じです...「さんしょ」186号を読んで

  • 「さんしょ」186号を読んで

    「さんしょ」186号を読んで金澤ひろあき拝復御句集『離農』拝受。ありがとうございます。前回の『蛙の主張』に続き、人生の節目ごとに句集を出される。句と人生がリンクしています。だから、句を振り返ると人生を振り返るようになっています。あの頃こんな出来事があり、こんな心情で暮らしたなと思い出せるよすがにもなり、句が生活のインデックスにもなりますね。(鑑賞は後日になりますが)また、「さんしょ」186号にも、生活に即した心情があらわれ、口語俳句は「生活詩」ということを実感します。〇筍やそこまで厚着しなくても石神君子〇聖護院大根やっぱりお日さま独り占め鈴木和枝「筍」や「聖護院大根」は食べ物ですが、これらの句では、私が同じ目線で呼び掛けています。食べる者と食べられるものというよりも、同じ世界に生きている仲間という感じです...「さんしょ」186号を読んで

  • 巡りあえた本 金子兜太著 『あの夏、兵士だった私』96歳、戦争体験者からの警鐘 清流出版

    巡りあえた本金澤ひろあき金子兜太著『あの夏、兵士だった私』96歳、戦争体験者からの警鐘清流出版生きているうちに私達はいろいろな体験をする。他者の体験を伝えられることもある。辛い体験もある。辛い体験から学んだことは、私達の内面を強く揺さぶる。誤りを正す力にもなる。生きる力になる。瀬戸内寂聴さんと金子兜太さん。お二人とも、「戦争は悪」「戦争に向かう動きも悪」という立場を貫かれた。お二人とも戦争を体験されている。体験から出た言葉は重い。金子兜太さんのこの体験記には、戦場の体験もだが、日本全体が戦争に向かう中で体験したこともしっかり伝えようとされている。よく「戦前」と言われるが、対中国戦争ははじまっており、「戦中」が正確なのかもしれない昭和初期。表現の自由を奪い、1940年から特高による新興俳句弾圧事件が起こって...巡りあえた本金子兜太著『あの夏、兵士だった私』96歳、戦争体験者からの警鐘清流出版

  • フリー句(自由連句)「梅雨寒や」の巻

    フリー句(自由連句)「梅雨寒や」の巻梅雨寒や何処にあるのか我が心佐久間照三ミニスカートの子ロングブーツで金澤輝子供達フェンス登って駆け抜ける照三ヒーロー達の握手会場輝往年のヒーローに親も歓声あげる照三同じ世代の懐メロ主題歌輝満月やススキたなびき仮面ライダー照三音なく台風近づく予感輝人には怖い台風も地球には欠かせない照三琵琶湖干上がり坂本城見え輝考古学者大喜びで駆け回る照三遺跡調査でみのる恋愛輝海底神殿でウエディング照三龍宮へ続く井戸湧く花の陰輝微風に紅の帯萌ゆ姫檜扇照三バックパーカー寄り道醍醐味輝川中島鴨の嘴揃って後ろ照三古戦場を照らす月影輝松風や酵母と麹のハーモニー照三*亀屋陸奥発祥。西本願寺の御用菓子。南蛮渡来の芥子の香りよ輝若い二人の笑顔が揺れる照三いないいないばあする入道雲輝フリー句(自由連句)「梅雨寒や」の巻

  • お米つやつや

    お米つやつや乗っている七福神輝※古い京町屋などにある七福神です。皆様に幸ありますように。お米つやつや

  • フリー句(自由連句)「草陰で」の巻

    フリー句(自由連句)「草陰で」の巻草陰で燕気になる紋白蝶佐久間照三急に夏日で水遊びの声金澤輝植木剪定コート利用者背中丸くする照三空の玉虫サファイア輝く輝小満や手を合わせ言うありがとう照三海釣出会う鰯の大群輝歩く人皆に挨拶走りたい照三緑陰一息アイスコーヒー輝足取り軽くジャンプ若葉にタッチ照三いつ届く虹の根っ子に金の鍵輝夢から覚めてもう一息だったのに照三下書き完成寸前で止め輝デート前交差点で捕まって照三たまには休め双六の駒輝神様はいつお休みになるのだろうか照三日曜休日聖書が起源輝日本の神様は酒盛りの間にお仕事照三オーロラを呼ぶ太陽フレアー輝イヌイットの長は地球の唄声を黙して見守る照三昔の勇者今は語り部輝西陽受け菜の花の間の草抜く人照三晴耕雨読ひねもす麗らか輝フリー句(自由連句)「草陰で」の巻

  • 追悼 峰不二子

    追悼峰不二子バカボンのママ永遠に夏空へ金澤ひろあき追悼峰不二子

  • 松尾芭蕉 『鹿島詣』現代語訳 二 鹿島にて

    松尾芭蕉『鹿島詣』現代語訳金澤ひろあき二鹿島にて翌日昼より雨がしきりに降って、月は見ることができそうにない。根本寺の前の和尚(仏頂和尚)は今は世を逃れて、ここにいらっしゃったというのを聞いて、訪ねて行って泊まった。強く「人に深い反省の心を起こさせる」と杜甫が詠んだように、しばらく清浄の心を得たような気分になる。あかつきの空が少しばかり晴れたのを和尚が起こして下さいましてので、私達は起き出た。月の光、雨の音、ただ趣のある様子ばかりが胸に満ちて、句も作れない。はるばると月を見に来た甲斐もないのが不本意で残念なことだ。あの清少納言でさえ(ほととぎすを聞きに行って)ほととぎすの和歌を詠むことができずに帰るのを気に病んだのも、私のためには良い見方であると言えるだろうよ。おりおりに変はらぬ空の月かげも千々のながめは雲...松尾芭蕉『鹿島詣』現代語訳二鹿島にて

  • 松尾芭蕉 『鹿島詣』現代語訳 一 鹿島まで

    松尾芭蕉『鹿島詣』現代語訳金澤ひろあき一鹿島まで京都の貞室が、須磨の浦の月見に行って、「松蔭や月は三五や中納言」と言った、風雅に徹した男の昔も懐かしく思ううちに、この秋(貞享四年八月)、鹿島の山の月を見ようと思い立つことがある。伴う人は二人、浪人が一人(曽良)、もう一人は雲水の僧(宗波)。僧はカラスのような墨の衣に、僧の三衣(大衣、七条、五条の三種の袈裟)を襟に打ち掛け、釈迦出山の尊像を厨子にあがめて入れて後ろに背負い、行脚の杖を鳴らして、禅宗で説く無門の関も妨げるものなく、天地に独歩して出発する。もう一人は(芭蕉を指す)、僧でもなく俗人でもなく、鳥とねずみの間に名をこうむるこうもりが、鳥のいない島(鹿島)に亙るべく、芭蕉庵門前より舟に乗って、行徳(千葉県市川市)という所に至る。舟を上がると馬にも乗らず、...松尾芭蕉『鹿島詣』現代語訳一鹿島まで

  • 暴れ神輿

    暴れ神輿暴れ終わってかしこまる金澤輝荒魂が和魂に変わるように、世界の争いもおさまってほしいです。暴れ神輿

  • さよならまたね

    さよならまたね金澤ひろあき空白黒く塗り偽名で生きた半世紀本名告白冬の果てだった戦死より餓死多い日本の戦禁色の髮なびかせる藤の房ナルシズムの塊牡丹立ち姿卯の花腐し原子炉腐りませんかさよならまたね振り返っている花吹雪ふらっと来てふらっと去る四月雨の五月一日削減された社員の行方ゴールデンウイーク働く人の数の内さよならまたね

  • 風の蝶

    流されど休む意志なし風の蝶ひろあき※飛んでいる蝶を初めて撮りました。難しいですね。風の蝶

  • 暴れ梅雨

    日記より金澤輝4月28日。大雨警報。JRの一部などが止まった。一日中、ずっと振り続けている感じだった。夕方より小降りになったが、風が強い、翌朝、カラッと晴れた。出勤途中、ある神社の社殿が壊れているのを見て驚く。そんな荒天だったのか。近年、自然災害多くなったと実感。暴れ梅雨諸行無常を深くする輝暴れ梅雨

  • フリー句(自由連句)「バイオリン」の巻

    フリー句(自由連句)「バイオリン」の巻バイオリン若葉が踊り出す輝跡金澤輝若葉影介護の要らぬ終活を佐久間照三ポックリ寺参り友達にぎやかに輝遠足の園児駆け回る五月晴れ照三思い出の甘さを集むソフトクリーム輝雀の枕と子供の頃聞いたと連れの手の小判草照三フォークギター身の上ぽつり語り出す輝ハーモニカとドラムスが加わって照三町興しイベントもう一度青春輝野次馬も舞台の上が眩しいな照三マクベスの妻睦言で唆す輝一夜の夢自壊して復讐される照恨みもて恨みに報いずマンデラ氏輝※マンデラ氏は南アフリカ、アパルトヘイト反対で投獄された。後、大統領になった時、復讐ではなく、和解を説いた。止まぬ雨傘さして行く花山稲荷照三布団のような青葉包んでいる古墳輝地を包む雲を蹴散らし宇宙へと照三オーロラ輝く空の曼陀羅輝田植えに園児挑戦泥だらけ照三一...フリー句(自由連句)「バイオリン」の巻

  • 2024年5月 京都童心の会 通信句会作品

    2024年5月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1さくらさくらスケッチに色を差す2上から見おろす桜異人たち3桜の帯です同世代の話題です4しばらくはじっとして桜と青空と5花見スポットゆっくりほどけてゆく私6少年に道ゆずるハキハキと「ありがとうございます」と良い子やなあー7朝日さす雪やなぎ映す様な道歩く8あと何回61段登り下り朝の出発足たたく9小銭入れ友達仰ぎ迎へチャラリーンどや顔に10エイプリルフール問題おこし頭を下げる笑いでごまかすな!11政界汚染よごれた布で何度ふけどもきれいにならぬ12華やいだワンピース見て春想ふ13淡い緑のブラウス君に届けます「胸おどる春ですよ」14色気づいた時を思えば動悸かな?今年「古...2024年5月京都童心の会通信句会作品

  • 六角堂 五月

    六角堂五月金澤輝青葉包む京のお臍にお賽銭金澤輝臍石の由来六角堂、もとは京のど真ん中に建っていたそうな。桓武天皇が平安京を造られる時、六角堂に移動を願ったところ、六角堂自ら北へ移動したそうな。その徳を讃えて臍石を置いたとか。六角堂五月

  • 2024年4月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】後半

    2024年4月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○野谷真治特選66雨上がり虹を仰いでペダル漕ぐ佐久間照三漫画家永島慎二さんの作品に、自転車を漕いで、少年が空へ舞い上がるシーンがあった。そこには、虹はなかったが、この作者は、雨上がりの虹を見たのだろう。引き付けられた一句です。〇蔭山辰子特選55春の海どこかに地震の巣がひそむ金澤ひろあき日本列島の周囲にはいくつもの活断層が押し合っていると聞きます。どこで地震に見まわれても不思議でない。テレビやスマホに地震予報にハッといたします。海はおだやかでも、心配です。39リュックにはマフラー手袋でも今日は日傘がほしい岡畠真理子冬から春、そして夏へ駆け足の日々。今年の夏も思いやられます。どうぞお元気で!〇佐久間照三選特選55春の海どこかに地震の巣がひそむ金澤ひろあき日本に...2024年4月京都童心の会通信句会結果【選評】後半

  • 2024年4月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】前半

    2024年4月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○遠藤修司特選5糸桜応じる公衆電話野谷真治ケイタイに押され、すわりの悪い存在になりつつある公衆電話。糸桜のエールにしっかり応えて立派な糸電話(公衆電話)になってほしいです。○野原加代子特選49逢い別れ雨の乗換駅ホーム金澤ひろあき父が私の高校卒業後、京都に出てくるのに西舞鶴駅まで大きな風呂敷に包んだ電気こたつを持って改札口まで見送りに来てくれたのが、この句でその時の情景が目に浮かびました。私の父は生涯寡黙な人でしたが、物言わない優しい人だったように思います。親でも筋目には別れが来ますが、この情景は忘れられない人生の一コマです。○中野硯池特選1自転車倒す草の上の春眠野谷真治「春眠暁を覚えず」などと詩句にあるように眠り心地の最もよい季節である。名のある草も雑草も...2024年4月京都童心の会通信句会結果【選評】前半

  • 2024年4月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年4月京都童心の会通信句会結果お水とりの音金澤輝奈良東大寺二月堂のお水とり。お松明で有名ですが、「音」も心ひかれます。芭蕉さんが、水とりや氷の僧の沓(くつ)の音と詠まれたぐらい。今年は三月、少しあたたかい日に、お松明を見たのです。平日なのですが、二月堂の前には人がいっぱい。警備の人も出ています。夜七時に電灯が消され、二月堂は闇の中に浮かび上がります。遠くから鐘の音が。鐘に合わせて二月堂の回廊を松明と練行衆と呼ばれる僧侶が上堂します。僧侶の沓音も響いて来ます。二月堂から松明を突き出すと、観衆の歓声。上堂した僧侶が二月堂に飛び込む激しい音。懺悔行で板に体を打ち付けるそうですが、その音も激しい。松明十一本が全て済むと、やがて静寂へ。参道の暗がりの中へ観衆は吸い込まれて行きました。水とりの氷の僧の沓聴きに...2024年4月京都童心の会通信句会結果

  • フリー句(自由連句)「もつれずに」の巻

    フリー句(自由連句)「もつれずに」の巻もつれずに絡み合えるね紋白蝶佐久間照三なかなか覚めぬ春のうたた寝金澤輝若返った二人の恋物語照三5月真夏日ショートパンツで輝若者も負ける短パン老夫婦照三*白人夫婦青い目も担ぐ神輿の粋な露地輝割り込んだ女神輿も花となる照三鰻屋へ行って打ち上げ冷やし酒輝酔った勢い高瀬川に飛び込む照三唐十郎のアングラ劇にはまった友輝病院内祝日ですので明日どうぞ照三空気を運ぶ送迎のバス輝マスク着用でビルにお入り下さい照三眼下広がる薔薇の公園輝人垣呼ぶ弾き語りの若者照三バイトでタコ焼焼いてますねん輝みんなの笑顔が輝くのが嬉しいねん照三真打ち憧れ座布団運ぶ輝心ここにあらずの男の子照三彼女待つのに長引く会議輝長い髪オープンカーに飛び乗る照三女性首相専用機で行く輝フリー句(自由連句)「もつれずに」の巻

  • そのわりに

    そのわりに金澤ひろあき講師の先生足りない誰かお知り合いいらっしゃいませんか何人かの旧知に電話かけてみた「いやもう別口があって」断られること三件「いやもう年とっちゃってムリだわ」断られること二件京都駅に向かうバス停の貼り紙「運転手不足のため減便しております。ご迷惑をおかけしますが、ご理解下さい。」そのわりに私のまわり正採用になれずに苦労している人あまたそのわりに

  • 日記より 「雨の5月1日」

    日記より「雨の5月1日」金澤ひろあき銀行のキャッシュカードにヒビが入った。長年使っていたからか。四条烏丸の京都支店で再発行手続きをする。今、都市銀行は次々に支店を無人化している。窓口業務を行える支店が激減している。近所から無くなっている。人件費カット・収益を優先している。利用者との、人と人とのつながりを薄くしている。これは長期的に見ると、企業の衰退に向かうのではないか。経済活動は基本的には市場原理で動くが、人の心(動向や予測)も大きいことを忘れてはならない。「物を買うのは人間」という当たり前のことを忘れてはならない。その人間の本音が見えなくなった時、物は売れなくなる。企業の社員も、人と触れ合う機会が減ると、営業力も落ちてゆく。また、行員数を減らすぶん、行員一人当たりの仕事量は増える。ゆとりが無くなるとミス...日記より「雨の5月1日」

  • フリー句(自由連句)「禁色の」の巻

    フリー句(自由連句)「禁色の」の巻禁色の髪靡かせて藤の房金澤輝ゆるし色若者皆んな手を繋ぐ佐久間照三名刹の娘斎王代となり輝※今年は、壬生寺のお嬢さんだそうです葵祭の行列追いかける自転車照三cs牛歩む都大路に舞う燕輝行列も人波もみな一幅の絵照三八つ橋とアーチを描くかきつばた輝空と海一筋に切る海峡橋照三港町瀬戸の潮風帆に満ちる輝南国の筏の家で昼寝する照三メロディは雲の流れのような笛輝まだ出来ない整理整頓寝ぼけ眼照三ゴールデンウィーク中日の出勤は輝青空に鳶群れ無双人の指照三ナルシズムの塊牡丹立ち姿輝朝日浴ぶ飛行機雲が空をチョキチョキ照三新緑の犬も一緒に泊まれる宿輝誘われてイルカと遊ぶ大型犬照三ビール売るバイトアイドル水族館輝彼女(つれ)から目を離したら足踏まれる照三花火大会橋の上には月も出て輝野球帽とペットボトル...フリー句(自由連句)「禁色の」の巻

  • フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻

    フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻花の舞う遍路の境内握り飯佐久間照三地蔵の足元風車増え金澤輝ビル増えて京都の街はどこ目指す照三予測したはず観光公害輝道路整備の遅れに花盛り照三万博会場メタンガス爆発輝※事故があったのですが、大丈夫なのかな。メガ都市の生ゴミ埋め立て地の第一幕照三ローマの繁栄パンとサーカス輝夢の跡今日も発掘土の山照三鏡と古墳卑弥呼の本家争い輝西と東に別れても切磋琢磨の本願寺照三流浪の果てに蓮咲いたよ輝珊瑚の白化を防ぐ台風小さく咳払い照三黒潮に乗る椰子の実届く輝ありがとう鳥居を抜ける朝日浴び照三疫病去って神輿復活輝葉桜や神籤の結び増えている照三ビジネス街を渡る涼風輝バイクにはまた乗りたいと杖をつく照三一歩一歩とリハビリの夢輝台所何年ぶりに床掃除照三窓を開けたら青田広がる輝※写真は伏見稲荷の神輿...フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻

  • フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻

    フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻花の舞う遍路の境内握り飯佐久間照三地蔵の足元風車増え金澤輝ビル増えて京都の街はどこ目指す照三予測したはず観光公害輝道路整備の遅れに花盛り照三万博会場メタンガス爆発輝※事故があったのですが、大丈夫なのかな。メガ都市の生ゴミ埋め立て地の第一幕照三ローマの繁栄パンとサーカス輝夢の跡今日も発掘土の山照三鏡と古墳卑弥呼の本家争い輝西と東に別れても切磋琢磨の本願寺照三流浪の果てに蓮咲いたよ輝珊瑚の白化を防ぐ台風小さく咳払い照三黒潮に乗る椰子の実届く輝ありがとう鳥居を抜ける朝日浴び照三疫病去って神輿復活輝葉桜や神籤の結び増えている照三ビジネス街を渡る涼風輝バイクにはまた乗りたいと杖をつく照三一歩一歩とリハビリの夢輝台所何年ぶりに床掃除照三窓を開けたら青田広がる輝※写真は伏見稲荷の神輿...フリー句(自由連句)「花の舞う」の巻

  • 箒掃く音

    箒掃く音町屋の雨上がりひろあき箒掃く音

  • 箒吐く音

    箒掃く音町屋の雨上がりひろあき箒吐く音

  • 祭近し

    祭近し金澤輝最近よく立ち寄っている三条大宮商店街を少し南に下がった武信稲荷社。一寸法師や坂本龍馬ゆかりの地だそうですが、お祭があるようです。お祭りのカウントダウン地元の子輝祭近し

  • フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻

    フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻さよならまたねふりかえっている花吹雪輝クローン犬にはクローン犬の心が宿る照三おかえりの声が癒してくれました輝犬との朝の散歩がいい運動となるお腹照三花水木紅の道軽やかに輝排気ガスにも強い細腕のお嬢様照三パリ五輪選考会に名の残る輝55年かけてのマラソン完走照三*1912年マラソンに参加した金栗四三。熱中症にかかり民家で保護され目覚めたのは翌日。ゴールは諦めて帰国。1967年記録上競技継続となっていいることが確認され本人に連絡。競技場一周し晴れてゴールとなった。でんでん虫雨の日晴れの日マイペース輝鍼灸院から炭火とワインに看板変わっても表札変わらず照三お月見は江戸の町並残る関輝※関宿は東海道五十三次。伊勢への道でもあった。鳥居から拝む朝日の春霞照三絵葉書のモデルになった同...フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻

  • 「あまのがわ」278を読んで

    「あまのがわ」278を読んで金澤ひろあき空に黄砂海の底には地震の巣ひろあき1月の能登に続き、4月には四国と九州に大きな地震。御地、大事はありませんでしたか。次々と起こるので心配です。大きな地震の起こるたびに、「南海トラフ」という語も出て不安です。地震に限らず、戦争も起こり、私達が生きていくことがしだいに困難になっている気がしてなりません。天地の災いは止められませんが、人が起こした災いは止められると信じています。さて、いつも「あまのがわ」をお送り頂きありがとうございます。NO、278、表紙絵の中にも「あまのがわ」が描かれていて、配色と被写体のバランス、奥行き、本当に芸術の扉という感じがします。星も月も叩くと氷の音がするかな裏文子もしも、この句の情景を絵で表現すれば、どんな絵になるのでしょう。空想して楽しんで...「あまのがわ」278を読んで

  • 雪舟さん

    雪舟さん金澤ひろあき涙でねずみを描いた小僧さんが明に渡って絵を学んだああ、これ教科書に載っていたねなんて声もするモノクロの中に色がうかんで違う時間に入ってしまう長谷川等伯、狩野探幽伊藤若冲、尾形光琳おや、北斎さんあなたまでもがお手本にしたのですか雪舟さん日本に大きなものを残しましたねところで、今の私達子孫に何を残しているやら雪舟さん

  • 私に合わせた

    私に合わせた花道作ってくださるかひろあき私に合わせた

  • 雪舟伝説展覧会

    雪舟伝説展覧会金澤ひろあき涙で描いたねずみが本物に見えたという雪舟さん。京都国立博物館で「雪舟伝説」というテーマで見せてくれています。「天橋立図」「四季山水図」などの風景画、「慧可断臂図」の宗教画など、代表作が並びます。雪舟さんは明に行き、名画を模写して技量を高めているのですが、雪舟さんの絵を模写した日本の画家も多いこと。安土桃山時代の長谷川等伯さんは、「雪舟より五代の直系」と称しています。長谷川等伯のライバルだった狩野派も模写。雪舟の「四季山水図」を、徳川吉宗が狩野古信に模写させたものが国宝になっているというから、ややこしい。江戸時代には「画聖」化して、尾形光琳、伊藤若冲、葛飾北斎、曾我蕭白などが影響を受けたといい、スター勢揃いですね。涙のねずみだけでなく、日本の美が動いたのです。「天橋立図」の中の宮津...雪舟伝説展覧会

  • 松尾芭蕉 『野ざらし紀行』 口語訳 <後半>

    松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<後半>桑名本統寺にて冬牡丹千鳥よ雪のほととぎす旅寝の枕に寝あきて、まだほの暗いうちに浜のほうへ出て、明ぼのやしら魚しろきこと一寸熱田神宮に詣でて社頭は大いに破れ、土塀は倒れて草むらに隠れている。色々な所に縄を張って小さな社の跡を記し、あちこちに石を置いて神の名を記している。よもぎ、しのぶ草が伸び放題に生えているのは、かえってすばらしい状態よりも心がとまるなあ。しのぶさへ枯れて餅かふやどりかな名古屋に入る道中に風吟する。狂句こがらしの身は竹斎に似たるかな草枕犬も時雨るるかよるの声雪見に歩いて、市人よこの笠うらふ雪の傘旅人を見る馬をさへながむる雪の朝かな海辺に日が暮れて、海くれて鴨の声ほのかに白しあちらで草鞋を脱ぎ、こちらで杖を捨てて、旅暮らしのまま年の暮となったの...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<後半>

  • 松尾芭蕉 『野ざらし紀行』 口語訳 <前半 2>

    松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半2>大和の国(奈良)に行脚して、葛下(かつげ)の郡、竹の内という所にこの同行人ちりのふるさとがあるので、数日とどまって足を休める。わた弓や琵琶になぐさむ竹の奥二上山当麻寺に詣でて庭の松を見ると、たぶん千年も経ているのだろう。『荘子』の大木の話と同じく、大きさは牛を隠すとも言っただろう。この松は心がないといっても、仏縁にひかれて伐採の罪を免れたのが、幸いであって貴い。僧朝顔幾死にかへる法の松ひとり吉野にたどり着いた時に、まことに山深く、白雲は峰に重なり、霧雨は谷を埋めて、きこりの家がところどころ小さく、西に木を伐る音が東に響き、寺々の鐘の音は心の底にこたえる。昔よりこの山に入って世を忘れた人が、多くは詩に逃れ、歌に隠れた。いやもう唐土の聖地盧山と同じようだと言...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<前半2>

  • 松尾芭蕉 「野ざらし紀行」口語訳 前半1

    松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半1>千里にわたる旅に出て、太平の世だから旅路のための食糧を持たず、夜半の月の下、『荘子』の説く理想郷に入ると言った昔の人の教えの杖にすがって、貞享元年甲子の年、秋八月、墨田川のほとりのあばら家(芭蕉庵)を出る時、風音がむやみに寒げである。野ざらしを心に風のしむ身かな秋十とせかへって江戸を指す古郷箱根の関をこえる日は雨が降って、山はみな雲に隠れている。霧しぐれ富士をみぬ日ぞ面白きなにがしのちり(千里)という人は、今回の旅路の助けとなって、万事いたわり心を尽くしています。常に心許した友情が深く、親友の誠実さがあるな、この人は。深川や芭蕉を富士に預け行くちり富士川のほとりを行くと、三歳ぐらいの捨て子で、あわれな様子で泣く子がいる。この川の早い流れにたとえられる浮世...松尾芭蕉「野ざらし紀行」口語訳前半1

  • フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻

    フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻蔵之介の大願成就枝垂れ桜佐久間照三定め受け入れ行雲流水金澤輝花冷えやコートの数がまた増える照三ふたば餅前絶えぬ人波輝花吹雪人波何処タクシー乗り場照三待ちぼうけしてぶらんこを漕ぐ輝雨降れば傘さしかける影に笑む照三二人のナイショ小さな指切り輝花筏分け漕ぎ池の真ん中で照三黄砂の空に消える風船輝雨の降る葉桜になり元気増す照三今年の四月現役続行輝雨の日も京都タワーは天を向く照三インスタ映えする撮影ポイント輝宇宙からまた地球の一枚届く照三戦火の廃墟傷塞がらず輝縄文時代にもあった殺戮の跡照三神話の中に語り継がれて輝人はいつ変われるのだろうワンネス照三サナギを脱いで飛翔する蝶輝未来はそれぞれの手の中にある照三日本人初月面着陸輝フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻

  • 若葉に稲荷神輿

    若葉に稲荷神輿金澤輝JR京都駅の西南、東寺の東にお稲荷様のお旅所が。例年、若葉の時期に、伏見稲荷の神輿が巡行していますが、コロナのため、去年までは中止。今年は再開されるようで、お神輿が並んでいます。疫去って若葉に稲荷神輿かな輝若葉にお稲荷様の赤が鮮やかです。若葉に稲荷神輿

  • 大学寮

    大学寮金澤ひろあき二条城の西側を南に下り、中京中学校がある辺り。平安時代に大学寮があった跡だそうです。光源氏の息子夕霧が、父の方針で大学に入れられるのですが、ここに通ったのですね。恋人雲居の鴈とも引き離され、父の教育方針で、六位の低い地位から出発した夕霧は、自分の実力で夢を実現して行く決意をします。花の通りの大学寮に夢ありしひろあき大学寮

  • 2024年3月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】後半

    2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅改めて佐久間照三選特選34冴え返るまだ「思想犯」ある地球金澤ひろあき日本にはなくても世界には確かにまだある。自分の思想信条をいつどこでもはつらつと言える星にしたいものですね。この句の季語のように。並選2客の雨傘梅の花びら一つ二つ塩見すず子ぼかしから一点へのフォーカスが効いています。鮮やかです。13次世代へのバトンタッチが見えてきた墓参老境のポジティブな心境がいいですね。また一つ肩の荷が降りたという安心感も伺えます。17猫寝顔ポケットの春がある野谷真治気持ちよさそうに眠る猫の顔には木漏れ日が当たっていてポケットに手を入れたような温もりが伝わってきた感じがよく出ています。38プーチンの顔から消えたしなやかさ金澤ひろあきいつまで悪役を演じているのでしょ...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半

  • 2024年3月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】前半

    2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天79自然災害国会戦争もう「イヤ」という訳にもいかない蔭山辰子「肉声」が強く伝わります。社会に向けられた作者の肉声。不幸な、そして起こってしまい、もう避けては通れない現実、いつ終わるか分からない苦しみを見つめています。地62鶏を褒めていただく寒卵三村須美子食べる時の「頂きます」。尊い命を頂いているのです。その思いが伝ってきますね。人54奈良町に墓だけ残し梅供う松村芳子古都奈良の一番古い町。今は他に移り住んでいるのですが、親の思い出、親族への思いを残す様が伝わってきます。お寺があるのですね。春のお彼岸に先立って梅をお供えする心情も伝わります。他、印象に残る句です。5歩いた休んだ梅のひらく音聴いた塩見すず子体験をじかに伝える書き方で、強い印...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半

  • 2024年3月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年3月京都童心の会通信句会結果春桃会金澤輝三月三日雛祭。京都東山七条の三十三間堂は春桃会(もものほうえ)で拝観無料。嬉しいですね。晴れてはいますが、寒いです。でも人はいっぱいです。まずはお堂の周りを一周。桃の節句ですが、実際は梅が咲いています。三十三間堂一周日の永く輝お堂の長さを実感します。お堂の中に入るのは、何年ぶりでしょう。千体の千手観音立像が雛壇のように立ち並んでいます。まん中に大きな千手観音座像。縁を結ぶための紐をお持ちです。観音立像の前には、風神、雷神、四天王、修羅、仁王、自在天など、個性的な神が守っています。全て国宝。大迫力です。千の手に千の春乗せ千一体輝※輝(かがやき)は、ひろあきのペンネームです。社寺を訪れた時の文は、輝を使おうと思っています。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・...2024年3月京都童心の会通信句会結果

  • 寝そべり人生

    寝そべり人生もいいさ口下手な桜ひろあき寝そべり人生

  • フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻

    フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻上着のボタンみんな外して春が来る金澤輝四月一日朝風呂の後暖房つけず佐久間照三花の数観光客とどちらが多い輝市民生活ずたずたのツケはどこ行く照三新年度人手不足で回らない輝なるようになる世の不思議照三地上スレスレふたたび凧が舞い上がる輝手にも汗まだまだ続く喧嘩凧照三祭の後乾杯をするノーサイド輝酒好きな日本の神様花の宴照三唄い踊り笑って開く天岩戸輝おはようと肩凝り解す朝日浴ぶ照三手術跡時々チクリまだ厚着輝それぞれの朝来て夕の鐘が鳴る照三アニメ聖地の次は心霊スポットへ輝微風に柳と桜のデュエット照三マフラーもコートも急に色あせる輝冷房や膝のカイロは色あせず照三スーツにネクタイ真夏の営業こたえるよ輝オアシスはもうどこにもない電子戦照三月からの映像かぐや姫は居ず輝心の片隅あって欲し...フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻

  • 一寸法師の奉公地

    一寸法師の奉公地金澤輝四条大宮から大宮通りを北へ。三条商店街の手前の六角通りを左手(西)へしばらく行くと、木がこんもりと茂ったお社へ。武信稲荷とあります。花や楠が美しいので入ると、ここは一寸法師が奉公した邸跡だそうな。一寸法師はお碗の舟に乗り、針の刀を差して、立派な武士になるために京の都へ。そこで西三条殿に気に入られ、奉公します。このお社は、西三条殿の邸跡に建てられのだそうです。西三条殿のお姫様を襲った鬼を退け、鬼が落とした打出の小槌で背丈が伸び、立派な武士になって、めでたしめでたし。そんなお話でしたね。一寸法師背丈の伸びた花社輝一寸法師の奉公地

  • 2024年4月 京都童心の会 通信句会作品

    2024年4月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1自転車倒す草の上の春眠2ひとりごと食べる虫の余寒3亡き女(ひと)おいとま庭先の雪間4ゆららゆれおちる街灯の初蝶5糸桜応じる公衆電話6穴のあいた財布をポイ!おニューにしたら福が残った7コンビニトイレ一目散扉に手をかけ引いたなら「入ってます」とオナラで返事8良い友人とつきあいたいならばなれよ自分が先に良き友人に9果物はクサる前が一番おいしいって自分も頑張れ!クサる手前で10「私人間卒業します」一同大爆笑!11中学卒業金ぱつ頭今2児のお父さんで光ってる12手をさすり土たがやして種まき桜13降る雪にゴルフボールの吸われゆく14道たづね上ガル下ガルに京余寒15話す役聞く...2024年4月京都童心の会通信句会作品

  • 夜もすがら

    夜もすがら雨の音聞く桜かなひろあき夜もすがら

  • フリー句(自由連句)「自転車を」の巻

    フリー句(自由連句)「自転車を」の巻自転車をネットにテニスするカップル佐久間照三二人の間に見えない糸が金澤輝幸せな一時がやがて大輪の花照三遣唐使船持ち帰った種輝伝播した国々の土壌に息づく仏教照三柚子香り精進料理ととのえる輝石の上に三年柚子の実なるのに十年照三四千歳の屋久島の杉輝宇宙の時間一瞬の生の光照三もしかして夢だったかも走馬灯輝花開く一瞬逃すなカメラマン照三スキをうかがい猫パンチ出す輝猫の尾を烏突いて飛んでいく照三高き梢で勝利宣言輝勝利宣言浮かんでこない春の泥土照三桜日和であくび沢山輝心も体もお布団の中で猫になる照三高価なサプリ使わず健康輝起きてすぐウォーキングでおはよう照三長寿の村に移住希望者輝百歳まで生きるぞとラジオ体操照三御所の花見はこれからですね輝※京都御苑の桜です。フリー句(自由連句)「自転車を」の巻

  • 鐘響き

    鐘響きやまず花降りやまず金澤輝※写真は西京区西山別院。鐘響き

  • 徳山とスペースワールドと

    徳山とスペースワールドと金澤ひろあき父の一周忌で福岡へ行く途中、徳山と北九州市八幡を通りました。昭和の頃、日本の産業の中心は重化学工業でした。金属産業や石油化学産業が盛んだったので、徳山も北九州の工場もフル稼働でした。徳山のコンビナートは、煙突から煙が出ていましたし、夜景が話題になっていました。その頃、大学生だったのですが、九州と関西を行き来するフェリーから、徳山の色鮮やかな夜景を楽しんだこともありました。父も元気だった昭和の徳山の夜景ひろあき北九州市八幡は、巨大な製鉄所があり、高炉が象徴のような街でした。私の父もここの社員でした。今は高炉も製鉄所も全てなくなってしまいました。跡地に建ったスペースワールドも無くなったようで、駅も寂しいです。おもかげを残す駅の名雨の音ひろあき※徳山とスペースワールド駅です。徳山とスペースワールドと

  • 徳山とスペースワールド

    徳山とスペースワールドと金澤ひろあき父の一周忌で福岡へ行く途中、徳山と北九州市八幡を通りました。昭和の頃、日本の産業の中心は重化学工業でした。金属産業や石油化学産業が盛んだったので、徳山も北九州の工場もフル稼働でした。徳山のコンビナートは、煙突から煙が出ていましたし、夜景が話題になっていました。その頃、大学生だったのですが、九州と関西を行き来するフェリーから、徳山の色鮮やかな夜景を楽しんだこともありました。父も元気だった昭和の徳山の夜景ひろあき北九州市八幡は、巨大な製鉄所があり、高炉が象徴のような街でした。私の父もここの社員でした。今は高炉も製鉄所も全てなくなってしまいました。跡地に建ったスペースワールドも無くなったようで、駅も寂しいです。おもかげを残す駅の名雨の音ひろあき※秋月城と徳山です。徳山とスペースワールド

  • 雨の中

    雨の中の花がうつむく一周忌ひろあき※福岡県、秋月城への桜並木です。雨の中

  • フリー句(自由連句)「春の午後」の巻

    フリー句(自由連句)「春の午後」の巻春の午後バイクに乗って墓参り青島巡紅鼻歌が出るいい日旅立ち金澤ひろあき高一から通う喫茶店の珈琲とマスター巡紅片や白髪で片や禿げてるひろあき桜の下ビンゴ大会大当たり巡紅ナニワの春は青空カラオケひろあき花吹雪舞う公園は行き場なし巡紅馬券売場に並ぶおっちゃんひろあき穴馬の春一番に紙吹雪巡紅帰りの電車大いびきかくひろあき担当のクラスの子らがくすくす笑う巡紅英語の発音関西なまりでひろあき旅先では外国人の人気者巡紅ロサンゼルスで大谷さんとひろあきヒーローに国籍問わないお国柄巡紅ゴジラがとったアカデミー賞ひろあき80歳なっても宮崎駿世界に吠える巡紅夢を伝えに来る花の精ひろあき雨上がり虹を仰いでペダル漕ぐ巡紅嵯峨野竹林風を追い抜くひろあき雪柳をより白くする名残り雪巡紅春分の日の翌日の朝...フリー句(自由連句)「春の午後」の巻

  • 鴨去って

    鴨去ってお城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。鴨去って

  • 鴨去って

    鴨去ってお城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。お城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。鴨去って

  • 北の花

    北の花南の花へ橋渡るひろあき※京都府南部、井手町玉川の花。北の花

  • 「さんしょ」185号を読んで

    「さんしょ」185号を読んで金澤ひろあき「さんしょ」185号、ありがとうございます。今、若い人逹の間で、1970年代頃がブームになっているそうです。私もユーチューブ上で見てみました。月着陸、最初の大阪万博。女性のミニスカート、ホットパンツ、パンタロン。男性のジーンズと長髪。歩行者天国で初めて登場したカップ麺、学生運動の様子など。スマホもパソコンもなく、今よりも貧しかったはずですが、当時の若者の表情が、今に比べて遥かに明るいのです。自分達の意志で社会が動くという手応えと未来が明るいという予想。そして好景気。それらが当時の若者を明るい表情にさせていたのかもしれません。そしてその明るさを、五十年後の若者が「素敵だ」という。今の自分にない物を見つけ、憧れているような気がします。「さんしょ」を読んでいると、当時の若...「さんしょ」185号を読んで

  • 幻住庵記 口語訳 3

    幻住庵記口語訳3今の暮らしたまたま気分の良い時は、谷の清水を汲んで自分で調理する。西行ゆかりのとくとくの雫を侘びてあこがれ、家の中にはたった一つの炉がある軽々とした暮らしだ。また、昔住んでいた人が特に心高く住みなしていまして、手の込んだ趣味的な造作もない。持仏一間を隔て、夜具を収めることができる所など少し設けている。そのように何もない小さい庵だが、筑紫高良山の僧正は、加茂神社の神官甲斐なにがしの令息で、このたび京都に来ていらっしゃったのを、ある人を通して庵の額を乞うた。僧正はとてもやすやすと筆を染めて、「幻住庵」の三文字を書いて送られた。そのまま草庵の記念とした。まったく山居といい旅寝といい、これといった調度品をたくわえる必要もない。木曽特産の桧笠、越路産の菅でできた蓑ぐらいを机の上の柱に掛けている。昼は...幻住庵記口語訳3

  • 幻住庵記 口語訳 2

    幻住庵記口語訳2眺望四月初めという時期だけに春の名残りも遠くなく、つつじが咲き残り山藤が松にかかって、ほととぎすがしばしば立ち寄るほど、宿を貸すかしどり(かけす)の訪れまでもあるのを、キツツキがつつくのもかまわないとそぞろに興じて、魂は(杜甫の詩に詠われたように)呉と楚の国が洞庭湖を分けているように、琵琶湖の景観が開け、身は(黄山谷の詩に詠われたように)洞庭湖に瀟水と湘水が注いでいるように、琵琶湖に注いでいる瀬田川を見る所に立っている。山は西南にそばだち、人家はよい距離に隔たり、南方から青葉の香りを吹き送る風が吹きおろし、北からの風は湖をひたして涼しい。比叡山、比良山の高い峰より辛崎の松は霞をたちこめて、膳所城があり、瀬田の唐橋があり、釣りをしている舟があり、笠取山に通う木こりの声、ふもとの小田に早苗とる...幻住庵記口語訳2

  • 『猿蓑』巻六 芭蕉「幻住庵記」口語訳 1

    『猿蓑』ノートおまけ巻六芭蕉「幻住庵記」口語訳金澤ひろあき1庵に入るまでのいきさつ石山の奥、岩間山のうしろに山があり、国分山という。その昔の国分寺の名を伝えているのだろう。ふもとに細い流れいる。を渡って、山の中腹に登ること、山道を三曲がり二百歩の所に、八幡宮がお立ちになっている。神体は阿弥陀仏の尊像とか聞いている。唯一神道家は、神仏混交をはなはだ嫌うことだが、両部神道では、仏が光をやわらげ、現世利益の塵を同じくされる(「老子」に説く和光同塵のようにされる)のもまた貴い。長い間、人が詣でなかったので、とても神さびて物静かなそばに、住み捨てた草庵がある。よもぎ根笹が軒をかこみ、屋根は雨漏りし、壁は落ちてキツネ・タヌキが寝床にしていた。幻住庵と言う。主人の僧なにがしは、勇士菅沼曲水様の伯父でありましたのを、今は...『猿蓑』巻六芭蕉「幻住庵記」口語訳1

  • 日記より 4月6日

    日記より4月6日金澤ひろあき京都は花盛りの土曜日。どこも人いっぱい。あまり人の来ない近所のお寺で花を見た。その後、四条に出て寺町通りを北へ。人が多くて進むのに苦労。三条寺町を上がると、どこの神様なのか、神輿の行列に遭う。花を見に人見に神輿練り歩くひろあき神奈川の野谷真治さんと地下鉄京都市役所前で待ち合わせ。ぼむ漫画展2024が市役所西側、アートスペース余花庵で開かれている。団士郎さんや篠原ユキオさんの作品が出ている。篠原さんの作品は一コマ漫画。瞬間を描いて笑わせたり、驚かせたりするから、俳句に通じるものがある。篠原さんには先客があり、篠原さんに漫画を教えてもらった方のようだ。「人生の最後までにやっておきたいことは何ですか」という話をされている。私なぞはジャズ的で即興。今を楽しむのが良い。未来は神仏にお任せ...日記より4月6日

  • パシャリ

    水ぬるむパシャリと鯉のひるがえる金澤輝(ひろあき)※写真は東大寺。パシャリ

  • フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻

    フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻二度目の退職近づいて来る春の雪金澤ひろあきハワイから来た夫婦言う京都寒い青島巡紅その時になれば変身する桜ひろあき卒業して社会人になった若者たち巡紅パイオニアになる夢があった俺達の頃ひろあきいつの時代も若者の特権一度の人生巡紅後から振り返るとあれが分かれ道ひろあき心地よい昼下がり膝枕で一寝入り巡紅一喜一憂諸行無常の沙羅双樹ひろあき雨降る様を子犬と子供が見ている巡紅十日もすれば菜の花月の色となるひろあき妖精の舞も見えるか夜光茸巡紅突風に乗って森越え谷を越えひろあき蒲公英の種は皆んな行こうぜ巡紅今さらね外来種駆除と言われてもひろあき人間同士でもまだやってるご時世巡紅花満開集まり宴やりたいねひろあき群れる鳶弧を描き飛ぶ春の午後巡紅夕焼けに向かい歩く麗らかひろあき立ち飲みでひ...フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻

  • 六角堂は花盛り。

    花盛り京のおへその石ゆるむ金澤輝※六角堂は花盛り。六角堂は花盛り。

  • 2024年2月 京都童心の会 通信句会結果 選評後半

    2024年2月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅選特選42風花や天地返して小石灰三村須美子中句の「天地返して」が生きてます。震災後晴天で雪が風に舞ってちらちらと降っている。何事もなかったかのように。しかし起きた現実は変わらない。それでも畑が使えるようなら、使えるようにするのが本来。本来の作業を淡々と行っている。元には戻らなくても。そんな様を連想しました。5八代亜紀死ぬ掻っ込むカツ丼野谷真治彼女の歌にはガツンとくるものがあった。インパクトがあった。その歌が彼女からは発せられなくなった。カツ丼は胃にガツンと来るものがある。掻き込むことで、その空白を埋め冥福を祈っているのだと思いました。20生きている歩けていると去年今年野原加代子自分の足で「歩けていると」が効いている。高齢になると足腰が弱まりベッド...2024年2月京都童心の会通信句会結果選評後半

  • 2024年2月 京都童心の会 通信句会 選評前半

    2024年2月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天20生きている歩けている去年今年野原加代子病を乗り越えられたのでしょう。生きる喜び、安堵、深い思いがこもっている新年です。「生きている」「歩けている」に真実の肉声が。「肉声を俳句に」。私も大切にしたいです。地16卒業式母校で出来ぬ子供逹青島巡紅能登の震災で集団疎開した子供逹。また元の生活を取り戻せるか不明のまま。せめて卒業式は・・・と思うのですが。人39夜通しあれこれ思う窓に露三村須美子「窓に露」で解決しない悩みの長さのようなものが伝わってきます。心をものに置き換えて伝えることがありますね。他、印象に残る句です。1立ったまま後姿の一月一日野谷真治能登の震災が念頭にあるのでしょうか。元旦の立ったままの後ろ姿。茫然自失の様が伝わります。2...2024年2月京都童心の会通信句会選評前半

  • 2024年2月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年2月京都童心の会通信句会結果三つ物作り金澤ひろあき2月の連句の会で、「三つ物を作りましょう」と言われました。「三つ物」とは「歳旦」とも言い、昔の俳人が新春に出していた三句セットです。「五七五」「七七」「五七五」の三句を連ねます。季節は、「新春」「新春」「雑」だそうな。「巳」をどこかに詠みこむという条件もあります。2月に、もう次の年の歳旦を作るというのですから、実感が少ないです。何とか作ったのが、蓬莱に見立てるおせち寿の朱文字宝船には唱ふ永き世みの上は二升大阪城にして三句目、「み」は「身」と「巳」の掛詞。二升は、一升枡が二つで、「ますます」。「大阪城」は音読みして「だいはんじょう」です。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・・白松いちろう康・・暉峻康瑞修・・遠藤修司辰・・蔭山辰子ひ・・金澤ひろあき...2024年2月京都童心の会通信句会結果

  • 一木が

    一木が先頭を切る花通りひろあき※二条城西側。ようやく咲き出しました。一木が

  • フリー句(自由連句)「春を待つ」の巻

    フリー句(自由連句)「春を待つ」の巻春を待つ子供ら走る朝の道青島巡紅ふわりモクレン曙の空金澤ひろあき太郎さんリハビリがんば頑張って巡紅元同僚が面会に来るひろあき昭和24年の10円玉弾く自動レジ巡紅お札の顔ぶれ様変わりしてひろあき氷河の色も人それぞれの重さ巡紅温暖化永久凍土の土ゆるむひろあき怪獣がいないのが残念なSFファン巡紅なんや知らんが京大阪は安全圏ひろあき※だいたい怪獣は関東を襲いますね。三日月の雫零れて春の酒巡紅埋火に炎える兆しはあるやもなひろあき目をこすりアルコールの火で湯を沸かす巡紅理科室で恋の実験中でしたひろあき初恋のキスは夢路で同窓会巡紅ショーヘイのお相手誰と予測中ひろあきセーラー服河津桜の木の下で巡紅通った町も今は卒業ひろあき地上のものは地上に残す巡紅もう一杯茶を頂いて退散すひろあき鳥辺野...フリー句(自由連句)「春を待つ」の巻

  • 『猿蓑』の編集について その2「しぐれ」

    『猿蓑』の編集についてその2「しぐれ」金澤ひろあき話を「冬」「夏」に戻してみる。芭蕉や去来、凡兆が新しく見出した美とは何だったのだろうか。『猿蓑』の名のもとになった巻頭の芭蕉の発句初しぐれ猿も小蓑をほしげ也連句編の巻頭の去来の発句鳶の羽も刷ぬはつしぐれ冬の到来を思わせる初しぐれ。その中にいる小動物の侘しさを、詠む対象(猿、鳶)の内面に入りこむようにして詠んでいる。「しぐれ」の美を、和歌の世界でとらえていないわけではない。例えば芭蕉が憧れた西行は、『山家集』上冬で多く詠む。夜もすがら惜しげもなく吹く嵐かなわざと時雨の染むる梢を寝覚する人の心を侘びしめて時雨るる音は悲しかりけり宿かこふははその柴の時雨さへ慕ひて染むる初時雨かなここで感じられる美は、しぐれの音の侘しさであったり、時雨によって染められる紅葉、散ら...『猿蓑』の編集についてその2「しぐれ」

  • 『猿蓑』の編集について

    『猿蓑』の編集について金澤ひろあき私自身、いくつかの雑誌や研究会誌の編集を行い、また連句をやり出したので、芭蕉七部集の編集・構成に興味があった。七部集の中でも『猿蓑』は特に重んじられている。編集は去来と凡兆だが、たぶんその時上方にいた芭蕉もかなり携わったのではないかと思われる。そして構成が練られているように感じる。構成は全部で六巻。巻一から巻四までが発句集。巻五が連句四編。巻六が「幻住庵記」(文章)とそれに付随する「几右日記」。発句の四巻を見ると、巻一冬巻二夏巻三秋巻四春。これを巻五の連句の配列と比べてみる。連句四編の発句を見ると、(冬)鳶の羽も刷(かいつくろ)ぬはつしぐれ去来(夏)市中は物のにほひや夏の月凡兆(秋)灰汁桶の雫やみけりきりぎりす凡兆(春)梅若菜まりこの宿のとろろ汁芭蕉「発句編」と「連句編」...『猿蓑』の編集について

  • フリー句(自由連句)「雛の家」

    フリー句(自由連句)「雛の家」の巻名残り雪嫁入り前の雛の家金澤ひろあき手料理を親にふるまう娘の手青島巡紅卒業をした後独立決めていてひろあき突風を受けて流すは白アザミ巡紅次の日曜そろそろ土を起こそうかひろあき空目指し次々伸びる枝の先巡紅冴え反る一歩後退二歩前進ひろあき缶ビール三日月の呼ぶ余寒かな巡紅卒業祝い木屋町沿いに高瀬川ひろあき同窓会飛び込めないね高瀬川巡紅花の熱うかれ歩きを夜半までひろあきホテルから出て花冷えの清水寺巡紅寄り道し幽霊飴をお土産にひろあき子を想う親の気持ちは菩薩様巡紅千の手に千の春乗せ分かちあうひろあき見送ったありがとう皆んな元気でねと巡紅ドラマが終わり冷めたコーヒーひろあき起こすのが忍びなくベッドに運ぶ巡紅温泉のある山小屋で御来迎ひろあき本当に仏の世界あればよい巡紅石庭に白砂水なき水を...フリー句(自由連句)「雛の家」

  • 水仙に笑顔

    水仙に笑顔というものあるらしいひろあき水仙に笑顔

  • フリー句(自由連句)「雨垂れを」の巻

    フリー句(自由連句)「雨垂れを」の巻き雨垂れを数え丸まるアルミシート青島巡紅思い出したよ今日は猫の日金澤ひろあき雨雲の気紛れ映す傘の花巡紅梅のかんばせ寒さこらえるひろあき笑って鏡は先に笑わない巡紅旅人生雲踏み春の坂道へひろあき続く雨止み快晴の結婚式巡紅桃の実はかぐわしき門出の日ひろあき※桃による結婚の讃歌は「詩経国風」による。時間差で息を引き取る夫婦あり巡紅生まれて来てすみませんと玉川へひろあき※太宰治です。6月13日に後に残された身としては口出さぬ巡紅有馬記念レースに有り金賭けているひろあき紙吹雪皆のため息の気流かな巡紅一人だけ笑いを我慢する苦労ひろあき彼のこと隠れて見てる長い髪巡紅くちびるがそっと重なる影法師ひろあき幕降りて胸撫で下ろす観客巡紅新人の主役支えた名脇役ひろあき菜の花と桜の共演息ぴったり巡...フリー句(自由連句)「雨垂れを」の巻

  • 碧梧桐を見に伊丹に

    碧梧桐を見に伊丹に金澤ひろあき河東碧梧桐の書を見に伊丹へ行きました。昔、酒造りで財をなした岡田屋さんが、俳人の資料を集め、柿衞文庫というコレクションとなりました。それが今、市立伊丹ミュージアムの所蔵となっているのです。俳書のコレクションで有名です。今回の碧梧桐展は、碧梧桐の書と句が大好きな書家・石川九楊氏のお持ちの物を中心に公開されています。中国の唐の時代に楷書が成立するのですが、それ以前の六朝風の字などで書かれています。そしてまた、バランスが絶妙。字に感情があり、生きて動いているかのようなのです。情景が鮮やかに浮かび上がるのです。大きな屏風に、雪散る青空の又た此頃の空君を待たしたよ桜散る中をあるく碧の二句がお出迎え。初期の代表作赤い椿白い椿と落ちにけりもあります。これは私自身、中学校の国語の教科書で出会...碧梧桐を見に伊丹に

  • フリー句(自由連句)「いろいろなもの」の巻

    フリー句(自由連句)「いろいろなもの」の巻いろいろなものを解凍しているバレンタイン金澤ひろあき氷河からウイルス襲来温暖化青島巡紅今世紀住めない土地が広がってひろあき国内の空家問題未解決巡紅誰も居ぬ庭で留守番夏みかんひろあき夜いない母の代わりに子犬抱く巡紅月を背にデッサンをした帰り道ひろあき蜃気楼オアシスはまだ起き上がる巡紅おままごと日永ひねもす付き合えばひろあき器物にも魂宿るとお婆さん巡紅髮伸びて行く人形の御開帳ひろあき待たすのは悪いと御前立ちの観音様巡紅行列の人の頭の上に蝶ひろあき花アブと蜜蜂の飛ぶ桜の木巡紅生類みんな恋歌う頃ひろあき送る側送られる側未来見る巡紅たんぽぽのわたバックパッカーひろあき豊作の予祝となれ花の宴巡紅おんぼろの寮を出ないで勝訴する(京大吉田寮)ひろあき影になる花には花の色香あり巡紅...フリー句(自由連句)「いろいろなもの」の巻

  • 猫おどる

    町中を通る春風猫おどる金澤ひろあき※烏丸四条下がる因幡薬師堂にて。町中のお寺ですが、平安以来の歴史があります。香炉の前に「猫おどり」が。猫おどる

  • 雨の梅

    雨の梅夢の扉の半開き金澤ひろあき雨の梅

  • 日記より 「心に袈裟をまとわない者」

    日記より「心に袈裟をまとわない者」金澤ひろあき2024年3月14日5時頃。神泉苑にお詣りした。ご本尊や龍神を拝んでいると、坊主がぴったり付きまとってくる。弁財天を拝んだ後、その坊主が突然甲高い声で、「二度とここに立ち入るな」と叫んだ。それはどういうことだと問い質したところ、「怪しい振る舞いがある」と坊主が言う。何が怪しいのかときくと、「賽銭箱を覗いた」と坊主が言う。「ということは、拝んでいる人を窃盗犯呼ばわりすることだな」と問い詰め確認し、その坊主の名前を聞いた。すると早口で「鳥越ナントカ。副住職」という。信仰している人を犯罪者呼ばわりすることを放置できないので、逃げ腰気味の副住職を止め、私自身身分を明かし、住職に会見を申し入れた。住職立会いの下、副住職に重ねて問い質した。まず、私が窃盗をしたというが、根...日記より「心に袈裟をまとわない者」

  • 2024年2月 京都童心の会 通信句会作品

    2024年2月京都童心の会通信句会作品この中より、十句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1立ったまま後姿の一月一日2眠れない深夜鏡のまなざし3ひもすがらひらめとにらめっこ4老人透きとおる銀河系5八代亜紀死ぬ掻っ込むカツ丼6橋揺らし川面を渡る月明かり7木守柿雪呼ぶ月と何話す8思い出や路肩の雪で球作る9人知れず降る雪に笑む灯の波紋10六の字に見える紐巻く首に雪11黒板に七色チョーク俺一人12潮騒と胸の高鳴り重なる夜13葉と枝の燃える音呼ぶ腹の虫14黒板に七色チョーク俺一人15白薔薇の蕾川面の灯の波紋16卒業式母校で出来ぬ子供達17地震跡保険屋乗せて巡りけり18雪降りし去年思い空見上げ19若菜かな母おもいして煮びたしに20生きている歩けていると去年今年21...2024年2月京都童心の会通信句会作品

  • フリー句(自由連句)「地震跡」の巻

    フリー句(自由連句)「地震跡」の巻地震跡保険屋乗せて巡る旅青島巡紅トトロの岩の欠けた片耳金澤ひろあき※能登の名所。今回の震災で片耳が欠けたという。腕のあるミロのビーナスぎこちない巡紅無意識にムカデの足は悩まないひろあきバスを待つホットコーヒー沁み渡る巡紅時刻表通りには来ず鐘霞むひろあき雪の降る来る人来ずに鳥の鳴く巡紅討ち入りに四十七人揃い行くひろあきイブの日は断食をして礼拝を巡紅南蛮寺華やぐ洛中洛外図ひろあき鎖国後も南蛮屏風縁起物巡紅初午の稲荷しるしの杉もらうひろあき福財布売り切れごめん御金神社巡紅銀杏の絵馬にどっさり積もる願い事ひろあき蕗の薹雪の下にて出番待つ巡紅柳青める川のせせらぎひろあき隕石で宇宙を渡る微生物巡紅「記憶にない」で生き延びて行く大臣よひろあき交通事故では通じない選択です巡紅ガードレール...フリー句(自由連句)「地震跡」の巻

  • 天紫の笑句

    天紫の笑句確定申告キックバックを私にも天紫※今年も正直に確定申告をしました。某派国会議員でない一庶民のささやかな声※馬酔木です。天紫の笑句

  • フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻

    フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻春立つや風狂の鳥水しぶき金澤ひろあき人並みをそよともせずにホームレス青島巡紅雨宿りお地蔵さんの軒借りるひろあき傘貸して風邪をひいても高楊枝巡紅冬ミニスカートで頑張る若者ひろあき焼けた炭裸足で渡る星祭り巡紅クライマックス天狗現るひろあき母子共に健康ですと看護婦さん巡紅初めての歯が生えてくる頃ひろあき出町ふたばの黒豆大福とお赤飯巡紅鴨川は青空デートの場所でしたひろあき川遊び一人濡れたら皆同じ巡紅知らぬ間にできた擦り傷ひろあき玉葱を剥いて涙の味を知る巡紅亡き親のスープの香り思い出しひろあき線香の煙に乗せて般若心経巡紅寂聴ゆかりの奥嵯峨の庵ひろあき北風のワルツと踊る火の粉かな巡紅陶工の器はぐくむ窯の番ひろあき幽霊に背中押されて禍中へと巡紅光源氏の秘めた遍歴ひろあき枯尾花比翼の鳥...フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻

  • 天紫の笑句 口先の「応援」

    天紫の笑句天紫の笑句口先の「応援」要らぬ支援せよ金澤天紫天紫の笑句口先の「応援」

  • 孫悟空弔電を打つ

    孫悟空弔電を打つ寒戻る金澤ひろあき※鳥山明さんを悼む。孫悟空弔電を打つ

  • フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻

    フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻春立つや風狂の鳥水しぶき金澤ひろあき人並みをそよともせずにホームレス青島巡紅雨宿りお地蔵さんの軒借りるひろあき傘貸して風邪をひいても高楊枝巡紅冬ミニスカートで頑張る若者ひろあき焼けた炭裸足で渡る星祭り巡紅クライマックス天狗現るひろあき母子共に健康ですと看護婦さん巡紅初めての歯が生えてくる頃ひろあき出町ふたばの黒豆大福とお赤飯巡紅鴨川は青空デートの場所でしたひろあき川遊び一人濡れたら皆同じ巡紅知らぬ間にできた擦り傷ひろあき玉葱を剥いて涙の味を知る巡紅亡き親のスープの香り思い出しひろあき線香の煙に乗せて般若心経巡紅寂聴ゆかりの奥嵯峨の庵ひろあき北風のワルツと踊る火の粉かな巡紅陶工の器はぐくむ窯の番ひろあき幽霊に背中押されて禍中へと巡紅光源氏の秘めた遍歴ひろあき枯尾花比翼の鳥...フリー句(自由連句)「風狂の鳥」の巻

  • 冴え返る

    冴え返る秘仏の扉また閉ざすひろあき※神泉苑、空海が龍神を呼んで千二百年目という。それを記念して秘仏開帳ですが、寒い!冴え返る

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